問題一覧
1
虚血性心疾患に対する運動療法の効果について適切なのはどれか。
再入院頻度の低下
2
虚血性心疾患に対する運動療法が禁忌となるのはどれか。2つ選べ。
活動性の心筋炎, コントロールされていない不整脈
3
急性心筋梗塞後の運動療法の効果として正しいのはどれか。
急性期心臓死の減少
4
心不全のない急性心筋梗塞患者の退院後運動指導として適切なのはどれか。
週3日以上の有酸素運動
5
60歳の女性。体重50kg。急性心筋梗塞発症後、回復期に心肺運動負荷試験を施行した。最高酸素摂取量は毎分890mLであった。この患者の代謝当量はどれか。
約5METS
6
慢性心不全患者に対する運動療法の効果で正しいのはどれか。2つ選べ
QOLの改善, 運動耐容能の向上
7
71歳の男性。うっ血性心不全。2週前から顔面と下肢とに浮腫がみられるようになり、安静にしていても呼吸困難があるため入院となった。入院2日後、離床練習開始となった。 医療面接における質問で重要性が低いのはどれか。
「喉が渇きやすいですか」
8
50歳の男性。閉塞性動脈硬化症。300m程度の歩行ごとに下肢の痛みのために 5~6分の休息をとる。座位や立位時に痛むことはない。 理学療法で適切なのはどれか。
トレッドミル歩行練習
9
健常成人に対して自転車エルゴメーターを用いて10Watts から開始し、1分間に 15Watts 増加させるランプ負荷法で自覚的最大運動強度まで運動負荷を行った。その際の呼吸循環代謝指標の変化を図に示す。縦軸は一回拍出量、横軸は時間経過を示す。 一回拍出量の変化を示すのはどれか。
1
10
68歳の男性。2型糖尿病、脂質異常症。身長160cm、体重85.0kg、体脂肪率 38%。血液検査は、HbA1C 8.2%、空腹時血糖145mg/dL。仕事は管理職、デスクワーク中心で一日の歩数は3,550歩(同年代歩数7.157歩)。筋力低下、感覚障害、関節可動域制限は認めない。 運動療法で誤っているのはどれか
有酸素運動は1回10分、週に合計40分程度行う。
11
60歳の男性。2型糖尿病。身長170cm。体重90kg。心肺運動負荷試験を行ったところ最高酸素摂取量が2,625mL/分であり、この60%相当の運動強度を処方された。 METS で適切なのはどれか
5METS
12
全身持久カトレーニングの効果で減少するのはどれか。
同じ運動強度での換気量
13
70歳の男性。自転車エルゴメーターを用い負荷強度 30Watts から50Watts の5種類の一定負荷を行わせた時の心拍数変化を図に示す。 この例に全身持久カトレーニングで運動強度を嫌気性代謝閾値<AT>に設定する場合、最も適切な負荷強度(Watts )はどれか。
40
14
ランプ負荷法を用いて軽い負荷強度から最大運動強度まで運動強度を増した場合、運動強度に比例して直線的に増加するのはどれか。
酸素摂取量
15
歩行(80m/分)に相当する運動強度に最も近いのはどれか。
3.5METS
16
代謝で誤っているのはどれか。
代謝量<MET>は安静臥位時の代謝量を基準とした運動強度である。
17
軽い運動から激しい運動へと運動強度を徐々に増加させるときの正常な循環応答で正しいのはどれか。
運動強度が増加しても動脈血酸素含量はほぼ一定である。
18
82歳の男性。15年前から動作時の息切れ及び咳や痰の増加がみられ、自宅近くの医療機関にて加療していた。徐々に動作時の呼吸困難感が強くなり、入浴動作で息切れを感じるようになっている。2年前から在宅酸素療法が開始されている。動脈血ガス分析はPa02 65Torr. PaCO2 47Torr, HC03-29.5mEq/L、肺機能検査は、%VC 62%、FEV1%42%であった。吸入薬として長時間作用性B2刺激薬、長時間作用性抗コリン薬が処方されている。 本症例に有酸素運動を行う場合の運動強度として最も適切なのはどれか。
最大酸素摂取量の40%
19
全身持久カトレーニング中の自覚的運動強度の指標で最も適切なのはどれか。
修正Borg指数
20
19歳の男性。基礎疾患はない。自転車エルゴメーターを用いた運動強度を次第に上昇させて運動終点まで運動負荷試験を行ったときの酸素摂取量の測定結果を図に示す19歳の男性。基礎疾患はない。自転車エルゴメーターを用いた運動強度を次第に上昇させて運動終点まで運動負荷試験を行ったときの酸素摂取量の測定結果を図に示す 最大酸素摂取量(mL/ 分)として正しいのはどれか。
3500
21
全身持久力改善のために必要な運動負荷量(ワット)として正しいのはどれか。
200
22
代謝について正しいのはどれか。
エネルギー代謝率<RMR>は基礎代謝量を基準とした運動強度である。
23
2型糖尿病患者における運動療法の効果で誤っているのはどれか。
インスリン抵抗性の増大
24
糖尿病患者において低血糖発作時にみられる症状はどれか。
発汗
25
糖尿病の運動療法で正しいのはどれか
増殖性網膜症がある場合には運動強度を軽くする。
26
52歳の男性。2型糖尿病。足のしびれと血糖値の上昇のため入院となった。検査結果では空腹時血糖305mg/dL、尿検査でケトン体陽性であった。虚血性心疾患と腎機能障害は認めない。 この患者への対応で正しいのはどれか。
病棟内歩行などの軽度な負荷にとどめる。
27
神経因性膀胱のうち低活動性膀胱を呈する疾患はどれか。
糖尿病性自律神経障害
28
2型糖尿病の運動療法について誤っているのはどれか。
尿中ケトン体が陽性の場合においても推奨される。
29
生活習慣病に含まれないのはどれか。
肺炎
30
糖尿病患者における運動療法が禁忌となる合併症はどれか。
増殖性網膜症
31
腎臓の排尿機構で正しいのはどれか。
近位細管ではNa+が再吸収される。
32
尿毒症で正しいのはどれか
代謝性アシドーシスを示す。
33
腎臓で誤っているのはどれか。
Henle 係蹄は小葉間静脈につながる。
34
腎不全における透析療法について正しいのはどれか。2つ選べ。
透析対象者数は年々増加傾向にある。, 透析導入の原因疾患は糖尿病性腎症が最も多い。
35
慢性腎不全患者に対する運動療法として正しいのはどれか。
血液透析日にも運動療法が行われる。
36
血液透析中の慢性腎臓病<CKD>の生活指導で適切なのはどれか。
有酸素運動を行う。
37
我が国におけるメタボリックシンドロームの診断基準に含まれないのはどれか。
LDLコレステロール
38
一次予防はどれか。
メタボリックシンドロームの予防教育