問題一覧
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自己PRをお願いします
私の強みは「周囲に働きかけて課題を解決する力」です。この強みを活かして、ダンスサークルでチームリーダーを務め、大会での入賞に貢献しました。男子メンバーの技術向上を目標に、大会への出場を決めたんですが、練習を重ねてもなかなかダンスに一体感が生まれないという課題がありました。私はこの原因を、各メンバーが他者から意見を貰う場が少ないためだと考えまして、2つの取り組みを行いました。1つ目は「ペア練習の導入」です。練習の度にペアを変えて意見交換をするように呼びかけることに加えて、得られた意見を基に全員で細かな修正を繰り返すことで振付への共通理解を深めました。2つ目は「プロへの指導依頼」です。プロのダンサーにレッスンを依頼して基礎技術や大会で重視される表現方法を指導して頂きました。その結果、ダンスにも一体感が生まれ、50チーム以上が参加する大会で、チームとして第4位に入賞することができました。このように私は、課題に対してチーム内外の人間に率先して働きかけることで、解決に繋げることができます。
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学生時代に研究以外に力を入れた経験について教えて下さい
ダンスサークルでチームリーダーを務めて、大会での入賞に貢献しました。男子メンバーの技術向上を目標に、大会への出場を決めたんですが、練習を重ねてもなかなかダンスに一体感が生まれないという課題がありました。私はこの原因を、各メンバーが他者から意見を貰う場が少ないためだと考えまして、2つの取り組みを行いました。1つ目は「ペア練習の導入」です。練習の度にペアを変えて意見交換をするように呼びかけることに加えて、得られた意見を基に全員で細かな修正を繰り返すことで振付への共通理解を深めました。2つ目は「プロへの指導依頼」です。プロのダンサーにレッスンを依頼して基礎技術や大会で重視される表現方法を指導して頂きました。その結果、ダンスにも一体感が生まれ、50チーム以上が参加する大会で、チームとして第4位に入賞することができました。
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大学でダンスを始めたきっかけは?
高校までサッカーを15年間続けていまして、チームで何かすることが好きだったので、大学でも同じチームで行えるものにしようと思っていまして、その中でも大学に入学してから周囲の影響でK-POPを見るようになりまして、自分もプロのように踊りたいという想いから、ダンスを始めることを決めました。
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チームリーダーは推薦してもらったんですか?立候補したんですか?
メンバーから推薦という形で任せてもらいました。普段からダンスを早く覚えて、メンバーに振付を教えていたので、そういった部分で任せてもらえたのかなと思います。
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なんで振り付けを早く覚えるようにしていたんですか?
私は振付を覚えるのが遅い方だったので、人よりも早く、時間をかけて振付を覚えるように意識していました。
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なんでチームリーダーを引き受けようと思ったんですか?
私のサークルは、男子のダンス経験者が少ない中で、自分は当時サークルと並行してダンススクールにも通っていましたので、少しでもその技術が還元できればという想いで引き受けました。
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普段から人に教えることは好きなんですか?
はい。普段から人に教えることは好きでして、ダンスに限らず、研究活動でもテーマの近い後輩に教えられることがあれば、積極的に指導するようにしています。
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なんで人に教えることが好きなんですか?
人に教えるために言語化することで自分の知識や技術も確かなものにできると思いますし、何より人に何かを教えて相手に喜んでもらえることが嬉しいので、困っている人がいて自分が役に立てる場合には、積極的に教えるように心掛けています。
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人に教えることが好きな性格になったきっかけとかはありましたか?
高校までサッカーを15年間続けて経験が影響していると思っています。サッカーはチームスポーツで、一人で努力を続けていても勝てないので、チームとして試合に勝つ為にメンバーに足りない部分は教えたり、逆に自分に足りない部分は周囲に聞いたりという経験を積んできたので、この経験が今の教えることが多い自分の性格を作っているのかなと思います。
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人に教える時に意識していたことはありましたか?
自分本位な教え方にならないように気を付けています。自分が気にしていないようなことでも、相手からしたらわからないこともあると思うので、教えながらその都度相手の理解が追い付いているかを確認するようにしていました。
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自分本位な教え方をされた経験はありましたか?
サークルの先輩に、ダンスを覚えるスピードが速い一方で、それを周囲にも押し付けてどんどん練習を進めてしまう先輩がいました。
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練習を自分本位にどんどん進めてしまう先輩に対してどのように関わっていましたか?
自分も追いつけるようには努力はしたのですが、それでも教えるスピードが速すぎると感じた時には、「一度今までの部分を振り返りませんか?」という風に提案して、ブレーキの役割を担うようにしていました
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男子メンバー何人くらいで練習していたんですか?
15人で挑戦していました
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当時サークルはどれくらいの規模感だったんですか?
全部でメンバーが70人くらいいまして、その中で男子が20人ちょっとで、女子が50人くらい在籍していました。
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何で男子だけで大会に挑戦したんですか?
男子のダンス経験者が少なくて、自信を持てないメンバーもいたのですが、男子だけで大きい舞台に挑戦して、全員で上手くなりたいという想いは、私を含めてメンバーにあったので話し合って大会出場を決めました。
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ペア練習を取り入れようと思ったきっかけは何かあったんですか?
最初は全員で踊った動画を適宜チェックしながら進めてたんですけれども、15人もいると自分の振付を確認することで精一杯になってしまったり、ある固定のメンバーしか発言しないということがあったので、ペア練習を導入して色々な角度からの意見が欲しいなと思って始めました。
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ペア練習で難しかったことや工夫したことはありましたか?
始めはペア練習をするように呼びかけても仲のいいメンバー同士で組んでしまう時が多かったので、「できるだけ多くの人とペアを組むことで新しい発見があるよ」という風に前向きな理由を伝えることであったり、逆にあまり喋っていないペアがいた場合には、自分も参加して3人で練習をすることで意見がスムーズに交換できるような雰囲気づくりを心掛けていました。
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なんでプロのダンサーを呼ぼうと思ったんですか?
ある程度ダンスが形になってきた際に、第三者の意見を取り入れて更に上のレベルは目指したいと考えまして、プロの方の指導を受けることを決めました。
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プロのダンサーの方にはどうやってコンタクトを取ったんですか?
私自身が、サークルに入った当初からダンススクールにも並行して通っていたので、そこのダンサーの方に相談させて頂いて、レッスンを開いてもらうことが決まりました。
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プロのダンサーの方にレッスンを依頼する時に何か意識したことはありましたか?
お忙しい中で時間を取って対応して頂くことだったので、練習にどのように普段取り組んでいるかといった熱意を伝えることであったり、具体的にどのような部分にメンバーが苦戦していて先生の指導が必要なのかといった、指導をして頂きたい理由を具体的に伝えるようにしていました。
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プロのダンサーの方にはどれくらいの頻度で教わっていたんですか?費用はどれくらいだったんですか?
3か月間で2回ほど指導をしてもらいました。費用としては、1時間半で相場は4000円くらいなのですが、特別に3000円しないくらいの値段で指導をして頂くことができました。
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プロのダンサーのレッスンを受けてどんな風にチームの雰囲気は変わりましたか?
レッスンを通じて、基礎技術に加えて、観客の目線をどのように集めるのかといった表現方法について学ぶことができたので、全員が自分の見せ場に対して責任を持って表現するようになりました。
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苦労したことはありましたか?
人数が15人と多かったので、全員が練習に参加できることが少なくて、練習の進行度に差が生まれてしまうのが課題でした。そこで、練習中に重点的に行った部分をリストアップしてラインのグループで共有したり、希望者には公園などで疑問点を解消するための補講練習を開催することで対応していました。
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メンバーとして苦労した人はいましたか?
実際に希望していないパートになってしまったことで、やる気を落としてしまうメンバーがいました。その際は、まず現状に対する不満や悩みを1 : 1で聞き出しました。その上で本人の役割の重要性を伝えて、本人の得意な動きが活かせるように振付を微調整したり、練習の合間に一緒に振付を確認したりすることで対応していました。
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ダンス経験者が少なくて難しかったことはありますか?
絶対的なダンスの指導者がいなかったので、振付を1つとっても誰のダンスが一番見本に近いのかなどをその都度話し合う必要があって、時間がかかってしまうのが難しかったです。一方で、その分メンバー同士で話し合いながら進められたので、全員の歩幅を合わせて進めていくという面では良かったのかなと考えております。
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メンバーから意見を引き出すために意識していたことはありますか?
メンバーが意見しやすいような取り組みと、雰囲気作りを意識していました。取り組みについては、ペア練習を導入することで全員が意見しやすくなったと思いますし、意見しやすい雰囲気作りといった面からは、練習中にこちらから教えてほしいというスタンスで声をかけることであったり、練習以外にも食事に行ったりして、学年を問わず友好関係を深めるようにしていました。
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意見がぶつかった時にはどのように乗り越えましたか?
お互いの意見を尊重しつつ、折り合いをつけるようにしました。実際に、難易度の高いダンスを導入するかで意見がぶつかったことがありまして、大会では難易度の高い振付が評価されやすい一方で、メンバー全員が安定して踊れるかで意見が分かれました。その際には、双方の考えを挙げてもらった上で、どちらの方が一体感が生まれるかという目的に立ち返ることで方向性を定めました。その結果、最終的には振付を一部改良することで全員が納得できる形にすることができました。
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ダンス経験の少ないメンバーへの指導は自分的には何点だったと思いますか
80点です。基本的には、メンバーが分からない所はその都度聞きながら練習を進めていたんですけれども、自分のダンスを上手く言語化して伝えられずに指導に時間がかかってしまう時があったからです。普段から自分が意識したことを振り返って考えておくことで、もっとわかりやすい指導が出来たのではないかと思っています。
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今振り返って、こうできたらもっと良かったと思うことはありますか?
練習時間を確保するために、深夜練習をたくさん入れてしまっていたのが周囲の負担になっていたなと反省しています。もっと短い時間の中でも質のいい練習をするために、スケジュールの管理だったり、練習の目標を毎回明確に設定しておけば良かったなという風に考えております。
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15人もいると、練習中にだらけてしまうメンバーはいませんでしたか?
実際に、深夜練習などで時間が長くなってくると集中力が切れてだらけてしまうメンバーもいました。そういった場合には、ペア練習以外にもダンスの再生速度を上げて練習をしたり、いろいろな練習方法を織り交ぜることで練習に飽きないようにしたりですとか、適宜休憩をはさんでメリハリをつけて練習をするようにしていました。
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この経験で得られたことはありますか?
ダンス技術や人前に出て話す力はもちろんなんですけれども、チームで動く力を身に付けられたと考えております。特に今回のようにリーダーとして動く場合は、仲間が意見を言いやすい環境を創って、様々な視点から課題を検討することで問題点を解消することができ、結果として大きな成果が出せることを学びました。
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リーダーには何が必要だと思いますか?
私はリーダーには、2つの力が必要だと考えています。1つ目は「チームに指針を示す力」です。リーダーが明確な方向性を示すことで、メンバー1人1人が自分の役割を理解して動くことができると考えています。2つ目は「メンバーから意見を引き出す力」です。メンバーそれぞれの意見を聞いた上で、アイデアを融合させることで1人では生み出せない新しい価値というのが生まれると考えています。そのため、この2つの力が私はリーダーとして必要だと思います。