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疾病治療学Ⅱ
  • 問題数 79 • 1/18/2024

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  • 1

    Aさん(43歳,男性)は胆道狭窄のため内視鏡的逆行性胆管膵管造影〈ERCP〉検査を受けた。検査後に心窩部痛が出現したため血液検査を行い,禁食,抗菌薬および蛋白分解酵素阻害薬による治療を行うことになった。  血液検査の項目でAさんに生じた合併症を判断できるのはどれか。

    アミラーゼ〈AMY〉

  • 2

    重度の肝硬変cirrhosisで基準値よりも低い値を示す血液検査項目はどれか。

    血清アルブミン〈Alb〉

  • 3

    超音波内視鏡検査で正しいのはどれか。

    癌の壁深達度を判定できる。

  • 4

    消化管のチューブ・ドレーン管理で正しいのはどれか。

    胃全摘出術後の腹腔からの排液が赤黒い場合は,膵液瘻(ろう)を疑う。

  • 5

    Aさん(55歳,男性)は,継続する吐きけと激烈な上腹部痛を訴え,急性膵炎と診断され入院となった。腸蠕動音は消失し腹部膨満がみられ,超音波検査では腹水が認められた。腹部の触診では腹膜刺激症状も認められた。仰臥位では上腹部痛が増大するため,Aさんは側臥位で膝を抱えるような姿勢をとっている。  膵炎の重症化を早期発見するための観察項目で正しいのはどれか。

    カレン徴候

  • 6

    肝切除術に関する看護で正しいのはどれか。

    術後は肝不全を予防するため,経皮的動脈血酸素飽和度と血圧のモニタリングを行う。

  • 7

    Aさん(48歳,男性,会社員)は,大量の飲酒の後,急激な上腹部痛と背部痛を訴え,救急外来を受診し,急性膵炎acute pancreatitisと診断された。  Aさんの救急外来受診時の血液検査結果で予測されるのはどれか。

    血清アミラーゼ値の上昇

  • 8

    急性胆管炎acute cholangitisの代表的な3症状を示すCharcot〈シャルコー〉3徴に含まれるのはどれか。2つ選べ。

    黄疸, 発熱

  • 9

    内視鏡的粘膜切除術で正しいのはどれか。

    一括切除できる大きさと部位である腫瘍に行われる。

  • 10

    便の性状と原因の組合せで正しいのはどれか。

    タール便―――――――上部消化管出血

  • 11

    胃切除術後のダンピング症候群dumping syndromeを予防するための食事指導で適切なのはどれか。

    1回の摂取量を少なくする。

  • 12

    食道癌esophageal cancerで正しいのはどれか。2つ選べ。

    飲酒は危険因子である。, 胸部中部食道に好発する。

  • 13

    胃食道逆流症gastroesophageal reflux diseaseで正しいのはどれか。2つ選べ。

    下部食道括約筋の弛緩が関与する。, H2受容体拮抗薬によって自覚症状が緩和する。

  • 14

    食道静脈瘤の患者の看護で正しいのはどれか。

    吐物に血液が混入している場合は,すみやかな対処が必要である。

  • 15

    Aさん(63歳,男性)は,胃癌gastric cancerにて胃亜全摘出術後3か月目に誤嚥性肺炎aspiration pneumoniaで緊急入院した。食物の通過や排便は問題なかったが,食事摂取量が少なく,術前より体重が10kg減少した。総義歯が外れやすく歯科を受診予定であった。  Aさんの肺炎pneumoniaの原因として考えられるのはどれか。2つ選べ。

    消化管内容物の逆流, 義歯の不適合

  • 16

    Aさん(61歳,男性)は,水分が飲み込めないため入院した。高度の狭窄を伴う進行食道癌advanced esophageal cancerと診断され,中心静脈栄養が開始された。入院後1週,Aさんは口渇と全身倦怠感を訴えた。意識は清明であり,バイタルサインは脈拍108/分,血圧98/70mmHgであった。尿量は1,600mL/日で,血液検査データは,アルブミン3.5g/dL,AST〈GOT〉45IU/L,ALT〈GPT〉40IU/L,クレアチニン1.1mg/dL,血糖190mg/dL,Hb11.0g/dLであった。  Aさんの口渇と全身倦怠感の要因として最も考えられるのはどれか。

    高血糖

  • 17

    胃食道逆流症gastro-esophageal reflux diseaseについて正しいのはどれか。2つ選べ。

    プロトンポンプ阻害薬が第一選択の治療法である。, Barrett〈バレット〉上皮は腺癌の発生リスクが高い。

  • 18

    Aさん(55歳,男性)。胃癌gastric cancerのため胃全摘出術を受けた。術中の出血量は300mLで,輸血は行われなかった。既往歴に特記すべきことはない。入院時身長166cm,体重78kg。手術後1日,硬膜外持続鎮痛法が行われているが,Aさんは創部痛が強いため呼吸が浅く,離床はできていない。このときのバイタルサインは,体温37.1℃,呼吸数22/分,脈拍120/分,血圧162/90mmHg,経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉93%(鼻カニューラ2L/分 酸素投与下)。Hb13.8g/dL。尿量60mL/時。意識清明,心音および呼吸音に異常なし。頸静脈怒張なし。下肢に浮腫なし。創部に熱感や発赤を認めない。腹腔ドレーンからは少量の淡血性排液があるが,膿性ではなく,異臭もない。 このときのAさんのアセスメントで適切なのはどれか。

    疼痛のため血圧が高い。

  • 19

    手術後5日からAさんの食事が開始された。Aさんは食事の後に,めまい,顔面紅潮,動悸,下腹部痛を伴う下痢が出現し,冷汗がみられるようになった。  現状で最も考えられるのはどれか。

    ダンピング症候群dumping syndrome

  • 20

    手術後14日,Aさんは食後に出現していた症状が落ち着き,退院が決まった。  Aさんへの退院指導の内容で適切なのはどれか。

    空腹時はコーヒーなどの刺激物の摂取を避ける。

  • 21

    肝動脈塞栓術〈TAE〉の適応となる疾患はどれか。

    肝細胞癌〈HCC〉hepatocellular carcinoma

  • 22

    肝硬変cirrhosisにおけるChild-Pugh〈チャイルド-ピュー〉分類の判定項目はどれか。2つ選べ。

    プロトロンビン時間, 血清アルブミン値

  • 23

    Aさん(57歳,男性,無職)は妻(55歳,会社員)と2人で暮らしている。Aさんは,飲酒が原因で仕事での遅刻や無断欠勤が続いたため1年前に職場を解雇された。その後も朝から自宅で飲酒する生活が続き,体調が悪化したため受診し,アルコール性肝硬変alcoholic cirrhosisとアルコール依存症alcohol dependenceと診断された。医師から断酒を指導されていたが実行できず通院していなかった。  Aさんは最近,倦怠感が強く食欲がなく,1週前から飲酒もできなくなった。妻に付き添われて受診した際,外来のトイレで吐血し倒れ食道静脈瘤破裂rupture of esophageal varicesと診断され入院した。 身体所見:呼びかけに応じるが反応が遅い。腹水や浮腫はない。手指の振戦はない。体温37.0℃,呼吸数22/分,脈拍98/分,整,血圧92/50mmHg,経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉98%(room air)。 入院時,Aさんへの看護師の対応で適切なのはどれか。

    身体を側臥位にする。

  • 24

    入院当日,Aさんは緊急に内視鏡的治療を受けた。入院7日,Aさんは食道静脈瘤esophageal varicesの治療のため,食道静脈瘤硬化療法を受けることになった。治療前のバイタルサインは,体温36.7℃,呼吸数16/分,脈拍72/分,整,血圧126/70mmHgである。検査所見は,血小板15万/μL,プロトロンビン時間〈PT〉10秒85%である。入院後は吐血していない。  Aさんが食道静脈瘤硬化療法を受けた直後に注意すべき症状はどれか。

    胸部痛

  • 25

    Aさんは食道静脈瘤硬化療法を終えて,アルコール依存症alcohol dependenceの治療を受けるために精神科病院に転院した。  転院して2か月,病棟ではAさんの退院に向けた話し合いが進められている。Aさんは「退院した後にお酒をやめられるか自信がない。体力が落ちており,何もしていないとお酒を飲んでしまいそうです」と悩みを打ち明けた。  Aさんへの看護師の声かけで適切なのはどれか。

    「アルコールの問題で悩んでいる人たちとの話し合いに参加してみましょう」

  • 26

    Aさん(48歳,男性,会社員)は,大量の飲酒の後,急激な上腹部痛と背部痛を訴え,救急外来を受診し,急性膵炎acute pancreatitisと診断された。  Aさんの救急外来受診時の血液検査結果で予測されるのはどれか。

    血清アミラーゼ値の上昇

  • 27

    血中濃度の測定にあたり食事の影響を考慮すべきホルモンはどれか。

    グルカゴン

  • 28

    成人患者の甲状腺全摘出術後における合併症とその症状との組合せで正しいのはどれか。

    低カルシウム血症hypocalcemia――――テタニー

  • 29

    脂質異常症dyslipidemiaの成人患者に対する食事指導の内容で正しいのはどれか。

    高トリグリセリド血症hypertriglyceridemiaでは,アルコールを制限する。

  • 30

    Aさん(45歳,男性)は,10年ぶりに会った友人から顔貌の変化を指摘された。顔貌変化を図に示す。  Aさんの顔貌変化を引き起こしたホルモンはどれか。

    成長ホルモン

  • 31

    Aさん(68歳,女性)は,1人暮らし。隣の市に娘がいる。日常生活は自立している。10年前に糖尿病diabetes mellitusと診断され,血糖降下薬を服用している。最近の血液検査でHbA1cが8.5%のため,インスリンの自己注射を導入するかどうかを検討することになった。医師からAさんには自己注射についてまだ説明されていない。 Aさんに自己注射を導入できるかを判断するための情報で最も重要なのはどれか。

    細かい文字が読める。

  • 32

    Aさんは,医師から自己注射について説明された。Aさんは医師に質問はないと答えたが,考え込んでいたため,看護師はAさんに心配なことがあるか質問した。Aさんは「10年間,食事療法をがんばってきたのに,注射になるのですね。今後どうしたら良いかわからなくなりました」と話した。  この時の看護師の言葉かけで適切なのはどれか。

    「これまでの食事で工夫したことを一緒に振り返りましょう」

  • 33

    朝食前の自己注射によって,Aさんの血糖値は安定していた。6年後,Aさんはサービス付き高齢者向け住宅に転居した。転居後の外来受診時,Aさんは外来看護師に「施設の食堂で食事をしている。食堂に行く前は化粧で忙しいが,毎日楽しい。間食はしていない」と話す。転居後2か月のHbA1c値が上昇していたため,外来看護師がAさんに質問すると「引っ越してから,注射を忘れることがあった」と話した。Aさんの自己注射の手技に問題はなく,Mini-Mental State Examination〈MMSE〉は29点だった。Aさんの娘に確認すると,Aさんの自室の冷蔵庫に,未使用のインスリンが余っていることが分かった。  外来の看護師からAさんと娘への助言で最も適切なのはどれか。

    化粧で使う鏡に「朝食前に注射」のメモを貼る。

  • 34

    糖尿病の薬物療法で正しいのはどれか。

    インクレチン関連薬とスルホニル尿素(SU)薬を併用すると重篤な低血糖症状をおこすことがある。

  • 35

    経口ブドウ糖負荷試験を受ける患者への説明として適切なのはどれか。

    「前日の21時以降,絶食をしてから検査をします」

  • 36

    甲状腺機能低下症の症状はどれか。

    粘液水腫

  • 37

    低血糖時の症状はどれか。

    冷汗

  • 38

    Cushing〈クッシング〉症候群cushing syndromeの成人女性患者にみられるのはどれか。

    月経異常

  • 39

    Aさん(54歳,女性)は甲状腺機能亢進症hyperthyroidismと診断され,放射性ヨウ素内用療法を受けることとなった。  看護師の説明で正しいのはどれか。

    「治療前1週間は海藻類を摂取しないでください」

  • 40

    褐色細胞腫pheochromocytomaでみられるのはどれか。

    高血糖

  • 41

    糖尿病神経障害diabetic neuropathyのある患者へのフットケアの説明で適切なのはどれか。

    靴下を履くようにしてください」

  • 42

    Aさん(39歳,男性,会社員)は,最近口渇が強く,飲水量が増えた。毎日5L以上の水のような薄い排尿があり,夜間に何回も排尿に起きるようになったため病院を受診しホルモン分泌異常を指摘された。  原因と考えられるホルモンが分泌される部位はどれか。

    下垂体後葉

  • 43

    糖尿病神経障害diabetic neuropathyで正しいのはどれか。

    自律神経障害は無自覚性低血糖に関与する。

  • 44

    Aさん(59歳,男性)は,糖尿病diabetes mellitusで内服治療中,血糖コントロールの悪化を契機に膵癌pancreatic cancerと診断され手術予定である。HbA1c7.0%のため,手術の7日前に入院し,食事療法,内服薬およびインスリンの皮下注射で血糖をコントロールしている。Aさんは,空腹感とインスリンを使うことの不安とで,怒りやすくなっている。  Aさんに対する説明で適切なのはどれか。

    血糖のコントロールは術後の合併症を予防するために必要です」

  • 45

    1型糖尿病type 1 diabetes mellitusと診断された人への説明で適切なのはどれか。

    低血糖症状には振戦などの自律神経症状がある。

  • 46

    クローン病について正しいのはどれか。

    寛解と増悪を繰り返し,慢性的な経過をたどる。

  • 47

    腸閉塞ileusについて正しいのはどれか。

    イレウス管を小腸に留置する。

  • 48

    Aさん(60歳,男性,会社員)は息子2人が独立して遠方で暮らしており,2年前に妻と死別して以来,1人暮らし。直腸癌rectal cancerと診断され,腹会陰式直腸切断術,人工肛門造設術を行うと外来で説明を受けた。Aさんは看護師に対して「人工肛門を作ると聞いています。便が出てくる場所がどこなのかよくわからなくてイメージできない」と話した。 人体の前面と背面を図に示す。  Aさんの人工肛門が造設される位置はどれか。

  • 49

    Aさんの手術は予定通り終了した。  術後1日,会陰部から挿入されたドレーンからは,淡血性の排液が10mL/時で流出していた。バイタルサインが安定していることを確認した後,Fowler〈ファウラー〉位にして15分が経過したところで,Aさんからナースコールがあった。看護師が訪室すると「おしりが濡れているような気がする」と言う。確認すると,会陰部のガーゼに淡血性の滲出液を認めた。  Aさんへの対応で最も優先度が高いのはどれか。

    ドレーンの屈曲を確認する。

  • 50

    術後10日,Aさんは退院日が決まり,「落ち着いたら仕事に復帰します。1人暮らしなので,自分で人工肛門を管理しないといけないですね」と述べた。  Aさんの退院に際し,人工肛門の管理に関する看護師の指導で正しいのはどれか。

    定期的に人工肛門の大きさを確認してください」

  • 51

    成人の鼠径ヘルニアinguinal herniaで正しいのはどれか。

    内鼠径ヘルニアinternal inguinal herniaと外鼠径ヘルニアexternal inguinal herniaに分けられる。

  • 52

    人工肛門を造設した患者へのストーマケアの指導内容で適切なのはどれか。2つ選べ。

    装具をはがした時は皮膚保護材の溶解の程度を観察する。, 装具を貼る時は腹壁のしわを伸ばす。

  • 53

    便の性状と原因の組合せで正しいのはどれか。

    タール便―――――――上部消化管出血

  • 54

    Aさん(52歳,男性,独身)は,銀行員。切除不能の大腸癌colon cancerと診断され,外来で抗癌薬の点滴静脈内注射を受けることになった。Aさんは「治療を受けながら仕事を続けたいのですが,どうすれば良いか教えてください」と外来看護師に相談した。  外来看護師が行うAさんへの助言で最も適切なのはどれか。

    会社の健康管理部門に相談しましょう」

  • 55

    脂質異常症dyslipidemiaの成人患者に対する食事指導の内容で正しいのはどれか。

    高トリグリセリド血症hypertriglyceridemiaでは,アルコールを制限する。

  • 56

    腹部CTを別に示す。  矢印で示す部位について正しいのはどれか。

    厚い場合は洋梨型の体型の肥満が特徴的である。

  • 57

    Aさん(42歳,男性,会社員)は,1人で暮らしている。毎日,たばこを20本吸い,缶ビールを3本飲んでいた。Aさんは週末にラグビーをした後,帰りに焼肉を食べるのを楽しみにしている。高尿酸血症hyperuricemiaで治療を受けることになり,尿酸排泄促進薬が処方された。缶ビールを1本に減らしたが,尿酸値が高い状態が続いている。身長172cm,体重67kg。その他の血液検査データに異常はない。  Aさんへの生活指導で最も適切なのはどれか。

    過度な運動の回避

  • 58

    糖尿病末梢神経障害による感覚障害のある患者へのフットケア指導で適切なのはどれか。2つ選べ。

    両足部を観察する。, 靴ずれしない靴を選ぶ。

  • 59

    Aさん(35歳,女性)は,昨年結婚し,夫(50歳)と2人暮らし。最近2か月で5kgの体重減少,首の違和感と息苦しさ,心悸亢進,不眠のため内科を受診した。触診で甲状腺の腫脹,超音波検査で甲状腺内に数か所の石灰化が認められたため,甲状腺腫瘍thyroid tumorの疑いで大学病院に紹介された。  嗜好品:飲酒はビール700mL/日を週5日  趣味:ジョギングとヨガ Aさんの甲状腺腫瘍thyroid tumorの確定診断に必要な検査はどれか。

    穿刺吸引細胞診

  • 60

    検査の結果,Aさんは甲状腺乳頭癌papillary adenocarcinoma of the thyroidであり,甲状腺全摘出術を受けることになった。Aさんは,手術前オリエンテーションの際「手術後にどんな症状が起こりやすいのか教えてください」と話した。  この時のAさんへの看護師の説明で適切なのはどれか。

    手がつる感じがあります」

  • 61

    Aさんは,手術後に甲状腺ホルモン製剤,カルシウム製剤,ビタミンD製剤の内服が開始され,手術後1週で退院することになった。Aさんは「退院後の生活で気を付けることを教えてください。私は35歳ですし,夫と年が離れているため,できるだけ早く子どもが欲しいと思っています」と話している。  看護師が行うAさんへの1か月後の受診までの生活指導で適切なのはどれか。

    海藻類の摂取に制限はありません」

  • 62

    アナフィラキシーショックanaphylactic shockで正しいのはどれか。2つ選べ。

    重症例では死に至る。, 気道粘膜の浮腫を生じる。

  • 63

    ラテックス製手袋を着用した直後に口唇・手足のしびれと喉頭の違和感を自覚した。  原因となる病態はどれか。

    Ⅰ型アレルギー

  • 64

    アレルゲン免疫療法を受ける患者の看護について正しいのはどれか。

    治療は短期間では終わらないため,家族にも協力を得る。

  • 65

    アレルギー性鼻炎allergic rhinitisについて正しいのはどれか。

    アレルゲンの除去は症状の抑制に有効である。

  • 66

    Ⅳ型(遅延型)アレルギー反応について正しいのはどれか。2つ選べ。

    Tリンパ球が関与する。, ツベルクリン反応でみられる。

  • 67

    全身性エリテマトーデスsystemic lupus erythematosus〈SLE〉で正しいのはどれか。2つ選べ。

    遺伝素因の関与が大きい。, 中枢神経症状は生命予後に影響する。

  • 68

    全身性エリテマトーデスsystemic lupus erythematosus〈SLE〉でプレドニゾロンを長期間服用している成人女性の患者で,血中濃度が顕著に低下しているのはどれか。

    副腎皮質刺激ホルモン〈ACTH〉

  • 69

    Aさん(32歳,女性)は,営業で外出の多い業務を担当している。1か月前から発熱,倦怠感,関節痛および顔面の紅斑が出現し,近くの医療機関を受診したところ全身性エリテマトーデス〈SLE〉systemic lupus erythematosusと診断され治療目的で入院した。入院時所見は身長160cm,体重55kg。血圧142/80mmHg。血液検査データは,白血球4,400/μL,血小板17.5万/μL,Hb12.5g/dL,クレアチニン2.5mg/dL,抗核抗体は陽性であった。 入院時のアセスメントで正しいのはどれか。

    腎機能低下

  • 70

    Aさんはプレドニゾロン60mg/日のステロイド治療が開始となった。  Aさんへの説明で適切なのはどれか。

    薬の影響で気分が大きく変動するかもしれません」

  • 71

    Sjögren〈シェーグレン〉症候群Sjögren syndromeについて正しいのはどれか。

    主症状は乾燥症状である。

  • 72

    症状と原因疾患の組合せで正しいのはどれか。

    レイノー現象――――――全身性強皮症

  • 73

    ベーチェット病に特徴的な症状はどれか。2つ選べ。

    外陰部潰瘍, 口腔内アフタ性潰瘍

  • 74

    Aさん(28歳,女性,美容師)はゴルフが趣味である。同居しているパートナーと1週前にゴルフに行った後から,顔面の紅斑,微熱,全身倦怠感および手指の関節痛が現れた。病院を受診したところ,全身性エリテマトーデスsystemic lupus erythematosus〈SLE〉と診断され入院した。Aさんは看護師に「これまで病気をしたことがなかったので,驚いています」と話した。 バイタルサイン:体温37.4℃,呼吸数18/分,脈拍64/分,整,血圧110/60mmHg。 血液所見:赤血球260万/μL,Hb9.0g/dL,白血球7,600/μL,血小板18万/μL,尿素窒素16mg/dL,クレアチニン0.8mg/dL,CRP0.7mg/dL,直接Coombs〈クームス〉試験陽性。 尿所見:尿蛋白(-),尿潜血(-)。 神経学的検査:異常所見なし。 12誘導心電図:異常所見なし。 胸部エックス線写真:異常所見なし。 Aさんに生じている可能性が高いのはどれか。

    溶血性貧血hemolytic anemia

  • 75

    Aさんはステロイドパルス療法の後,副腎皮質ステロイド薬の内服治療が開始された。入院3週ころから満月様顔貌がみられたため,外見の変化に気持ちが落ち込むようになった。  Aさんへの対応で適切なのはどれか。

    薬の量が減れば満月様顔貌は軽減すると説明する。

  • 76

    Aさんは外来で副腎皮質ステロイド薬の内服治療を継続することになった。Aさんは「病気を悪化させないために退院後はどのような生活がよいでしょうか」と看護師に質問した。  Aさんへの退院指導で適切なのはどれか。

    身体を冷やさないでください」

  • 77

    1年前にハチに刺された人が再びハチに刺された。  起こる可能性のあるアレルギー反応はどれか。

    Ⅰ型アレルギー

  • 78

    全身性エリテマトーデスsystemic lupus erythematosus〈SLE〉でみられるのはどれか。

    光線過敏症

  • 79

    全身性エリテマトーデスsystemic lupus erythematosus〈SLE〉で生命予後を悪くするのはどれか。

    ループス腎炎lupus nephritis