問題一覧
1
エネルギーやたんぱく質の不足で生じる低栄養をProtein-Energy-Malnutrition (PEM) といい、マラスムスとクワシオルコルに分類される。
〇
2
クワシオルコルは、たんぱく質不足が主体の栄養障害である。
〇
3
マラスムスでは、血清アルブミン値の低下、浮腫、脂肪肝、肝腫大を認める。
✕
4
リフィーディングシンドロームでは、高リン血症をはじめとする電解質異常 により痙攣や心不全などを生じ、死に至る可能性が高い。
✕
5
ビタミン、ミネラルの欠乏により生じる疾患の組み合わせである。 組み合わせとして正しいもの選びなさい。
(3)ビタミンB12ーーーハンター舌炎, (4)亜鉛ーーー皮膚炎
6
診療記録には、患者の治療経過が記載されている。
️〇
7
問題志向型診療録 (POMR)の作成は、問題志向型システム (POS)の 第2段階に当たる。
✕
8
問題志向型診療録 (POMR)の問題リストは、基礎データから時間に沿って記載する。
✕
9
問題志向型診療録 (POMR)の初期計画は、問題ごとに記載する。
〇
10
問題志向型診療録 (POMR)のプログレスノートはSOAPに分けて記載する。
〇
11
下記の情報のうち主観的情報(S)はどれか選びなさい。 (1)低栄養状態である (2)肉類が嫌い (3)食事内容を記録してもらう (4)空腹時血糖值 200 mg/dl (5)血圧 135/95mmHg (6)歩いて買い物に出かけるのが大変 (7)3か月で体重が10kg増加 (8)エネルギー摂取量過剰 (9)目標エネルギー摂取量は1400kcal/日 (10)朝食は、バナナ1本
(2)肉が嫌い, (6)歩いて買い物に出かけるのが大変, (10)朝食は、バナナ1本
12
下記の情報のうち客観的情報(O)はどれか選びなさい。 (1)低栄養状態である (2)肉類が嫌い (3)食事内容を記録してもらう (4)空腹時血糖值 200 mg/dl (5)血圧 135/95mmHg (6)歩いて買い物に出かけるのが大変 (7)3か月で体重が10kg増加 (8)エネルギー摂取量過剰 (9)目標エネルギー摂取量は1400kcal/日 (10)朝食は、バナナ1本
(4)空腹時血糖值 200 mg/dl, (5)血圧 135/95mmHg, (7)3か月で体重が10kg増加
13
下記の情報のうち評価(A)はどれか選びなさい。 (1)低栄養状態である (2)肉類が嫌い (3)食事内容を記録してもらう (4)空腹時血糖值 200 mg/dl (5)血圧 135/95mmHg (6)歩いて買い物に出かけるのが大変 (7)3か月で体重が10kg増加 (8)エネルギー摂取量過剰 (9)目標エネルギー摂取量は1400kcal/日 (10)朝食は、バナナ1本
(1)低栄養状態である, (8)エネルギー摂取量過剰
14
下記の情報のうち計画(P)はどれか選びなさい。 (1)低栄養状態である (2)肉類が嫌い (3)食事内容を記録してもらう (4)空腹時血糖值 200 mg/dl (5)血圧 135/95mmHg (6)歩いて買い物に出かけるのが大変 (7)3か月で体重が10kg増加 (8)エネルギー摂取量過剰 (9)目標エネルギー摂取量は1400kcal/日 (10)朝食は、バナナ1本
(3)食事内容を記録してもらう, (9)目標エネルギー摂取量は1400kcal/日
15
アドヒアランスとは、患者が医療従事者の指示を遵守することである。
✕
16
外来栄養食事指導料は、初回の指導時間は概ね20分以上で算定できる。
✕
17
高血圧症(食塩相当量6g未満/日の減塩食)は、栄養食事指導料の算定対象 となる。
️〇
18
BMI 27.0 kg/m²の肥満者は、栄養食事指導料の算定対象となる。
✕
19
低栄養状態にある患者は、栄養食事指導料の算定対象にならない。
✕
20
小児食物アレルギー患者の外来栄養食事指導料は、9歳未満の場合に算定できる。
️〇
21
集団栄養食事指導料の算定は、1回の対象者数の上限が20人である。
✕
22
再評価は、実施した栄養ケアが適切であったか否かを判断する工程である。
〇
23
栄養投与量や栄養補給法の変更は管理栄養士の判断で行って良い。
✕
24
栄養投与量や栄養補給法について医師に提言することは管理栄養士の重要な 業務の1つである。
〇
25
脂肪蓄積が増えるとアディポネクチンの分泌は増加する。
✕
26
メタボリックシンドロームは、内臓脂肪型肥満に加え,高血糖,脂質異常, 血圧高値のうち、1項目以上が当てはまる状態である。
✕
27
肥満の基準はBMI 25kg/m²以上であり、BMI 30kg/m²以上を高度肥満という。
✕
28
肥満症の診断に必須な健康障害として、閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS) がある。
〇
29
①BMI 35kg/m²未満の肥満症患者では、現体重から3~6ヶ月で( )%の体重減少を目標に、摂取エネルギー量は ( ) kcal/kg×目標体重以下とする。
3, 25
30
高度肥満症患者では、現体重から( )~( )%の体重減少を目標に、 摂取エネルギー量は( )~25kcal/kg×目標体重以下とする。
5, 10, 20
31
③高度肥満症患者について、5~10%を目標とする体重減少が得られなかった場合, ( ) kcal/日以下の超低エネルギー食 (VLCD)の選択を考慮する。
600
32
1型糖尿病はインスリンの相対的不足によって起こる。
✕
33
2型糖尿病患者ではインスリン抵抗性が低下している。
✕
34
糖尿病の三大合併症は、糖尿病性腎症,糖尿病性網膜症,糖尿病性ケトアシドーシスである。
✕
35
高齢糖尿病患者では特に重症高血糖に注意が必要である。
✕
36
糖尿病の食事療法における総エネルギー摂取量の求め方は、「総エネルギー摂取量=標準体重×エネルギー係数」である。
✕
37
エネルギー産生栄養素の推奨摂取比率は、炭水化物 ( )~( )%E, たんぱく質は ( ) %E以下を目安とし、残りを脂質とする。
50, 60, 20
38
高血圧合併例では食塩を( )g/日未満に制限する。
6
39
低血糖から回復するのに最も適している食べ物はどれか。一つ選べ。
ブドウ糖
40
脂質異常症とは、血液中の脂質のうちLDL-C, HDL-C, TGのいずれか1つ 以上が異常値を示す疾患である。
〇
41
脂質異常症の治療目的は、肝疾患や脳血管疾患などの動脈硬化性疾患の発症 や進展を予防することにある。
✕
42
TGが400 mg/dL未満や随時採血の場合、LDL-Cの評価にはNon-HDL-Cか LDL-C直接法の値を用いる。
✕
43
脂肪エネルギー比率は20~25%E、飽和脂肪酸エネルギー比率を ( ) %E未 満、コレステロール摂取量を( )mg/日未満に抑える、
7, 200
44
高LDL-C血症や低HDL-C血症では、( )の摂取を減らす。
トランス脂肪酸
45
高カイロミクロン血症では、脂質の摂取量を( ) g/日以下、あるいは摂取工 ネルギー比率を( ) %E以下とする。
20, 15
46
高TG血症では、アルコールの摂取量を ( ) g/日以下とする。
25
47
血清尿酸値が5.0mg/dL以上に増加した状態を高尿酸血症という。
✕
48
高尿酸血症や痛風は女性に多い。
✕
49
高尿酸血症は、尿酸排泄低下型,腎負荷型(尿酸産生過剰型と腎外排泄低下 型)、混合型の3タイプに分類される。
〇
50
アルコールは、尿酸の排泄を促進する。
✕
51
高尿酸血症は、ピリミジン塩基を含む食品の過剰摂取によって起こる。
✕
52
高尿酸血症の合併症に、腎障害や胆のう結石がある。
✕
53
高尿酸血症の治療目標は、血清尿酸値5.0mg/dL以下である。
✕
54
食事療法の基本は( ) 摂取量の適正化とプリン体制限であり、 プリン体の摂取量を1日( ) mg以下にする。
エネルギー, 400
55
水分を十分に補給し、尿量を1日( )mL以上確保する。
2000
56
口内炎、舌炎がある場合は、低刺激で軟らかい形態の食事内容とする。
〇
57
胃食道逆流症の薬物療法では、胃酸分泌を抑制するプロトンポンプ阻害薬を主に用いる。
〇
58
胃食道逆流症の栄養管理では、たんぱく質を制限する。
✕
59
胃食道逆流症における生活習慣改善として、夕食後1時間以内に就寝する。
✕
60
胃食道逆流症の栄養管理では、柑橘類の摂取を勧める。
✕
61
胃・十二指腸潰瘍には、腸管出血性大腸菌が大きく関与している。
✕
62
胃潰瘍で出血を起こすと、ALTが上昇する。
✕
63
胃・十二指腸潰瘍の栄養管理では、脂質と食物繊維を制限する。
〇
64
出血を伴う胃潰瘍では、全粥食とする。
✕
65
たんぱく漏出性胃腸症の栄養管理では、高たんぱく質、低脂質食とする。
〇
66
潰瘍性大腸炎は消化管全域に起こる原因不明の特発性炎症性腸疾患である。
✕
67
クローン病では、腸管粘膜層のみならず壁全層性に炎症を生じる。
〇
68
炎症性腸疾患は再燃 (活動期)と寛解を繰り返す。
〇
69
クローン病活動期の経腸栄養療法では、半消化態栄養剤を用いる。
✕
70
完全静脈栄養(TPN) や成分栄養剤の投与が長期化する場合は、必須脂肪酸 欠乏が起こるため、脂肪乳剤の静脈投与が必要である。
〇
71
成分栄養剤の窒素源はたんぱく質である。
✕
72
潰瘍性大腸炎の栄養食事療法について、エネルギー投与量は30kcal/kg/日 以上とし、十分なエネルギー補給を行う。
〇
73
便秘型過敏性症候群では、低脂肪・低残渣食とする。
〇
74
下痢症で軽度の脱水があり経口摂取可能な場合、経口補水液療法を行う、
〇
75
高齢者に多い弛緩性便秘では、水分や食物繊維の摂取を控える。
✕
76
急性肝炎で肝機能が著しく低下している場合は軟食とする。
✕
77
急性肝炎で黄疸のあるときは脂質を制限する。
〇
78
C型慢性肝炎患者に対する鉄制限食の主な目的は、肝性脳症の予防である。
✕
79
脂肪肝ではr-GTP値が低下する。
✕
80
BMI 35g/m²以上の非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)患者では、エネルギー摂取量は20~30kcal/kg・標準体重/日とする。
✕
81
非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)は、常習の飲酒歴がないにもかかわらずアル コール性肝障害に類似した組織像を呈し、肝硬変・肝細胞がんに進展しうる。
〇
82
非アルコール性脂肪肝炎(NASH)の栄養食事療法では、アルコール摂取の 制限や禁止は不要である。
✕
83
肝硬変非代償期に生じる肝性脳症は、高アンモニア血症やフィッシャー比の上昇が原因となる。
✕
84
非代償期肝硬変で高アンモニア血症を認める場合のたんぱく質必要量は、0.5~ 0.7g/kg・標準体重/日+肝不全用経腸栄養剤とする。
〇
85
肝硬変非代償期の食事療法では、食物繊維の摂取を控える。
✕
86
急性胆囊炎では血清CRP値が低下する。
✕
87
胆石症では糖質制限を行う。
✕
88
急性膵炎の初期治療では、絶飲食とする。
〇
89
慢性膵炎代償期では、脂肪制限を行う。
〇
90
慢性膵炎非代償期には、脂肪摂取量の制限を緩和できる。
〇
91
腎血管性高血圧は本態性高血圧である。
✕
92
二次性高血圧は、本態性高血圧よりも患者数が少ない。
〇
93
仮面高血圧では、家庭血圧は正常である。
✕
94
高血圧の生活習慣の是正では、適正体重はBMI 25kg/m²未満をめざす。
〇
95
高血圧の栄養食事療法では、食塩は6g/日未満とする.
〇
96
高血圧を防ぐ食事療法にLES食がある。
✕
97
カリウム制限が必要な腎障害者では、野菜・果物の積極的摂取は推奨しない。
〇
98
高血圧の生活習慣の修正項目に禁煙がある。
〇
99
高血圧治療に使われる利尿薬は、グレープフルーツジュースの影響を受けやすく作用を増強する場合がある。
✕
100
24時間畜尿を行ったところ、尿量が2L、尿中ナトリウム濃度が85 mEq/Lであった。算出した1日尿中食塩排泄量として、最も適当なのはどれか、一つ選べ。
10g