問題一覧
1
利尿剤は容量負荷を増加させる作用がある
×
2
慢性心不全の治療薬としてβ遮断薬は有効でない。
×
3
亜硝酸剤は血管拡張作用を示すことで前負荷を減少させる
○
4
カテコラミンのβ2作用は心拍数を増加させ、収縮力を高める。
○
5
心不全では神経体液性因子が増加する。
○
6
アンジオテンシン受容体拮抗薬の副作用として咳がある。
×
7
心房細動ではCHADS2スコアが5点以上で血栓予防が推奨される。
×
8
直接レニン阻害薬には降圧作用がある。
○
9
エゼチミブは小腸粘膜上のコレステロール輸送蛋白を特異的に阻害する。
○
10
抗不整脈薬(特にⅠa、Ⅲ群)ではQT延長をきたすことがあり漫然と使用しない。
○
11
胆汁酸は胆汁として分泌された後、約95%が小腸などで再吸収される。
○
12
スタチンの副作用として横紋筋融解症がある。
○
13
気管支喘息について正しい記述を2つ選べ。
持続する気道炎症や繰り返す気道収縮により気道のリモデリングを生じると、気流制限は不可逆となる。, アスピリン喘息に対しては、貼付薬も含めて全てのNSAIDS(非ステロイド性抗炎症薬)の使用を控えるなどの慎重な対応が求められる。
14
二次性高コレステロール血症の原因として甲状腺機能低下症がある。
○
15
PCSK9阻害薬はLDL-コレステロールを直接分解する。
×
16
EPA製剤は中性脂肪を低下させない。
×
17
スタチンはHMG-CoA酸化酵素阻害剤である。
×
18
放射性医薬品には半減期があり、効果はどの放射性医薬品でも2〜4時間である。
×
19
放射性医薬品は物質量が微量であり、医薬品としての副作用の発現は稀である。
○
20
核医学検査は形態情報よりも機能情報、代謝情報に優れる。
○
21
放射性医薬品との距離を2倍にすると外部被ばく線量は半分となる。
×
22
慢性閉塞性肺疾患(COPD)についての記述で正しいものを2つ選べ
肺機能検査で閉塞性換気障害を示す。, 薬物療法の中心は抗コリン薬やB2刺激薬などの気管支拡張薬である。
23
FSH製剤の連日注射による排卵誘発の副作用としては、卵巣過剰刺激症候群と多胎がある。
○
24
排卵誘発剤による卵巣過剰刺激症候群では、腹水の貯留のみではなく、血液濃縮による血栓症にも注意が必要である。
○
25
水溶性ヨード造影剤は物質量が微量であり、医薬品としての副作用の発現は稀である。
×
26
水溶性ヨード造影剤による副作用発現は投与直後から数時間までである。
×
27
水溶性ヨード造影剤を用いることで血管の描出や腫瘍の血流状態を把握できる。
○
28
水溶性ヨード造影剤による副作用として皮膚発赤、悪心・嘔吐、呼吸困難、血圧低下、心停止などがある。
×
29
更年期症状の治療に使用されるエストロゲン製剤により乳がんの発生率が約30倍になる。
×
30
身体は男性、心は女性の性同一性障害当事者へはエストロゲン製剤を使用する。
○
31
通常量のアスピリンでは鎮痛、解熱の作用があるが、低用量アスピリンでは抗凝固が主要な作用となる。
○
32
抗リン脂質抗体症候群により死産をした女性への抗凝固療法として、一般的に低用量アスピリンとヘパリンが使用される。
○
33
経口避妊薬として使用される低用量エストロゲン・プロゲスチン(LEP)製剤は、含有されるエストロゲン濃度が低くなったため血栓症のリスクは無くなった。
○
34
低用量エストロゲン・プロゲスチン(LEP)製剤は経口避妊薬として使用される他にも子宮内膜症の治療としても使用される。
○
35
性器クラミジアに対しては、一般細菌に有効なセフェム系などの抗生剤が効きにくい。
×
36
GnRHアゴニストは、エストロゲン依存性の疾患である子宮筋腫にも有効である。
○
37
排卵誘発剤の注射には、自己注射用のキットが販売されている。
○
38
子宮内膜症の治療薬として使用されるGnRHアゴニストの副作用には更年期様症状がある。
×
39
筋弛緩薬について正しいものを選びなさい。
d-ツボクラリンは、南米で用いられていた矢毒のクラーレから単離された。
40
妊娠中に服用される薬剤の胎児への影響は妊娠20週を超えると大きくなる。
×
41
緊急避妊薬は、性交後72時間以内に内服することが勧められている。
○
42
身体は女性、心は男性の性同一性障害当事者へはアンドロゲン製剤を使用する。
×
43
妊娠が判明した場合は、薬剤の催奇形性の観点から妊娠前から使用している薬はすべて中止する。
×
44
腸疾患作用薬について、正しいものを選びなさい。
刺激性下剤のなかで、小腸性下剤の代表はヒマシ油である。
45
消化性瘍治療薬について、正しいものを選びなさい。
オメプラゾールは、プロトンポンプ阻書薬である。
46
ボツリヌス毒素は非常に危険なので,治療に用いられることは絶対にない。麻酔薬について、正しいものを選びなさい。
ケタミンは筋肉注射でも用いることができる麻酔薬であるが、幻覚を認めることがある。
47
5-フルオロウラシルは()、ピリミジン代謝を阻害し、細胞の増殖を抑制する。 ( )に当てはまるものを1つ選べ。
EGFR
48
シクロフォスファミドはデオキシリボ核酸、( )、蛋白質分子に作用し細胞分裂・増殖を阻止する。 ( )に当てはまるものを1つ選べ。
葉酸
49
抗悪性腫瘍薬として正しいのはどれか。
副作用として骨髄毒性を伴うものが多い。
50
トラスズマブは上皮増殖因子受容体に対する()抗体である。 当てはまるものを1つ選べ。
モノクローナル
51
乳癌に対するホルモン治療として( )が用いられる。 当てはまるものを1つ選べ。
タモキシフェン
52
慢性骨髄性白血病では( )が用いられる。 ( ) に当てはまるものを1つ選べ。
イマチニブ
53
ゲフィニチブは上皮増殖因子受容体に関連する()阻害薬で非小細胞肺癌に有効である。 ( ) に当てはまるものを1つ選べ。
チロシンキナーゼ
54
甘草を含有する漢方薬については、偽アルドステロン症を発症する可能性があるので、過剰投与に注意する。
○
55
特に重複に注意する漢方薬の構成生薬には、麻黄・甘草・附子・大黄がある。
×
56
医療用漢方製剤が、健康保険の薬価基準に収載されたのは1976年で、現在、約148種類の製剤が使用可能である。
×
57
小柴湯の使用中は、間質性肺炎に注意し、発熱・咳嗽・呼吸困難・胸部レントゲン異常等に注意して経過観察する必要がある。
○
58
漢方では患者の体質や病態を『証』で示し、これを基にして薬を決める。
○
59
日本に漢方の医薬書がもたらされたのは、6世紀(大和→飛鳥時代)であり、現在の医学教育に文部科学省が漢方を導入したのは2001年である。
○
60
漢方医学では局所的病変であっても、生体の全ての生理的機能の歪みで発症するという観点から病態を把握する。
○
61
漢方では、身体は『気』・『血』・『水』から構成されており、これがスムーズに巡らない状態を病的なものと考える。
○
62
リスクを小さくするには露量を少なくする。
○
63
栄養機能食品としてのカリウムは、錠剤やカプセルの形状をとってはならない。
○
64
特定保健用食品は、消費者庁長官により審査を受けたものである。
○
65
特定保健用食品は、薬と併用しても問題ない。
○
66
健康補助食品は、保健機能食品に含まれる。
×
67
機能性表示食品とは事業者の責任において科学的根拠に基づいた機能性を表示した食品である。
○
68
漢方の診断方法には『四診』があり、内容は「望診」・「聞診」・「問診」・「切診」がある。
○
69
婦人科の3大処方と言えば『帰芍薬散』・『加味逍遥散』・『桂枝茶丸』である。
○
70
βラクタム環を有する抗菌薬はどれか?2つ選べ
セフェム系, ペニシリン系
71
細菌増殖においてDNAを阻害する抗菌薬はどれか
ノルフロキサシン
72
細胞壁合成阻害作用をもつ抗菌剤はどれか下記の薬剤から2つ選べ
アンピシリン, ホスフォマイシン
73
健康食品は食品であるから、どれだけ摂取しても体に影響はない。
×
74
GMP (Good Manufacturing Practice)とは適正製造規範の略である。
○
75
痛みには体性痛、内臓痛、神経障害性疼痛があり、オピオイド鎮痛薬やNSAIDS (ロキソプロフェンなど)が効きにくいのは内臓痛である。
×
76
一般的に鎮痛薬は、痛みのコントロールがしやすく効果発現の速い注射薬を第一選択とする。
×
77
緩和ケアはいつから始めるのが適切か。次の中から一つ選びなさい。
がんと診断された時
78
抗MRSA薬はどれか?2つ選べ
テイコプラニン, バンコマイシン
79
正しい組み合わせはどれか?
MDRP-多剤耐性緑膿菌
80
代謝とは薬物の化学構造が生体内で変化することと定義することができる。
○
81
薬効を発揮するのは血漿タンパク質と結合した「結合型」薬剤である。
×
82
オピオイド鎮痛薬により痛みの改善が図られた場合でも副作用が出ていることがあるので注意が必要である。
○
83
糸球体ろ過量は代謝の過程において影響を及ぼす因子である。
○
84
NSAIDs (ロキソプロフェンなど)で注意しなければならない副作用の一つに腎機能障害がある。
×
85
がんによる痛みは一時的なものが多いため、頓服で十分に対応できる。
×
86
医薬品における副作用発現には血中濃度の低下が考えられる。 その要因を3つ選択肢から選び記載しなさい
吸収低下, 代謝低下, 腎排泄低下
87
排泄とは尿中や胆汁中だけでなく、汗や呼気を介した排泄も存在する。
○
88
経口投与された薬剤は門脈を介して小腸で吸収される。
×
89
抗悪性腫瘍薬と副作用の組み合わせで誤っているのはどれか。
ダウノルビシン:間質性肺炎
90
抗悪性腫瘍薬として正しいのはどれか。
副作用として骨髄毒性を伴うものが多い。