問題一覧
1
対象者の体験は○○に聞かなければ分からない
対象者
2
ものの見方には○○が加味される
人間的要素
3
精神症状には○○と○○がある
主観的症状(自覚的) 客観的症状(他覚的)
4
患者自身の陳述を経由
主観的症状
5
他者でも認識できる症状
客観的症状
6
意識とは、精神現象が生ずる舞台 3つの要素
清明度 広がり 質的
7
清明度の障害
意識混濁
8
意識混濁はなんの障害?
清明度
9
意識の広がりの障害
意識狭窄
10
意識狭窄はなんの障害?
意識の広がりの障害
11
特定の刺激に対してしか反応できなくなる。 催眠はその1種
意識狭窄
12
催眠は何が起こっている?
意識狭窄
13
意識の質的な障害
意識変容
14
意識変容はなんの障害?
意識の質的な障害
15
軽度の意識混濁があるなか、種々の精神症状が合併 通常は意識混濁の原因となる精神疾患が軽快・治癒すると改善する 一過性に残存する場合もある
意識変容
16
意識変容が残存すると
通過症候群
17
急に意識狭窄が生じて、目の前のことしか注意が向けられなくなり、周囲の状況が把握できない不安などを契機として突発的な行動や暴力行為に及ぶこと
もうろう状態
18
もうろう状態は幻覚や錯覚を
伴う場合もあれば伴わない場合もある
19
もうろう状態の終了後に○○を残す
健忘
20
電気けいれん療法やてんかん発作の後に生ずることが多いのを
もうろう状態
21
軽度から中等度の、動揺する意識混濁に加えて注意が散漫となり、短時間の周期で精神状態の悪化と改善を繰り返す(夜間の悪化が多い)ものを
せん妄
22
幻視や、本人の生活史とはかけ離れた内容の妄想を訴え興奮状態を呈するのが特徴的
過活動型せん妄
23
せん妄は幻視、幻覚はおこる?
起こる 過活動型せん妄
24
高齢者に多い 中身がより突拍子もなく、訴えが一貫しない傾向にあるのは、せん妄と認知症どっち?
せん妄
25
軽度の意識混濁に注意の散漫さが加わったのみで、幻覚妄想状態や興奮状態を伴わない状態
低活動型せん妄
26
ある程度の意識混濁を背景に、見当識や記憶が障害され、考えがまとまらなくなり、話の中身がぐちゃぐたゃになって混乱している状態。興奮や幻覚が伴うことがある
錯乱
27
軽い意識混濁に考えのまとまらなさ(思考散乱)が加わっているものの、思考散乱への自覚がありまとまらない状態に対して困惑し、同じ質問を繰り返す状態
アメンチア
28
意識混濁が改善した後、もしくは意識混濁へと移行する直前に、幻覚や妄想、感情、意欲障害、健忘などの精神神経症状を認める場合がある
通過症候群
29
回復過程において通過症候群を呈した場合、頭部外傷など基質性障害発生後においてはそのご○○に移行していくこともある
慢性期症状(認知機能低下、パーソナリティの変化)
30
○○、○○、○○などに基づき、新しい課題を解決する能力
判断力、思考力、自発性 知能
31
知能は測定不可能であるが、どれくらいの○○にあるかは推定できる
レベル
32
知能検査3つ
田中-ビネー知能検査 ウェクスラー成人知能検査(★WAIS) ウェクスラー児童用知能検査(★WISC)
33
知能検査では何を測定する
知能指数(IQ)
34
平均的な健常者のIQは
100
35
生まれながらに、もしくは生後早期より知能レベルが低い状態
精神遅滞(知的障害)
36
正常に発達した知能が、器質的な脳の障害によって低下
認知症
37
認知症の可能性を検討するための評価尺度
改訂長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R) MMSE
38
過去の情報を取り入れて保持し、必要に応じて取り出して用いられる能力
記憶
39
情報をインプットする
記銘
40
情報を蓄えておく
保持
41
情報を思い出してアウトプットする
再生
42
記憶は何と何に分けられる
長期記憶と短期記憶
43
長期記憶は何と何に分けられる
陳述的記憶と非陳述的記憶
44
陳述的記憶は何と何に分けられる
エピソード記憶と意味記憶
45
非陳述的記憶は何と何に分けられる
手続き記憶とプライミング記憶
46
記銘された内容を1分間程度持続して覚えているもの
短期記憶(主として即時記憶)
47
即時記憶の内容を再生することを
即時再生
48
数分から数日程度の記憶で、記名したあとで別のことに意識を向け、その後に思い出せるもの。
近時記憶
49
近時記憶の再生
遅延再生
50
月、年単位の記憶で、自らの過去や歴史的事件を思い出せる
遠隔記憶
51
近時記憶と遠隔記憶を
長期記憶
52
長期記憶の内容と短期記憶の内容を組み合わせて物事の理解や課題の遂行を助け、同時にその短期記憶内容を長期記憶に追加させていく
作業記憶
53
思い出や知識など、言葉や図形で表現できる記憶
陳述記憶
54
言葉で表現できない記憶。 体で覚える記憶や無意識的に働くプライミング記憶が含まれる
非陳述記憶
55
思い出など、自分が経験した1連の出来事の記憶。「○○を覚えていますか?」の答え。 時間や場所など文脈の情報が伴う
エピソード記憶
56
エピソード記憶は脳のどこで
大脳辺縁系・海馬・視床
57
エピソード記憶は何記憶?
陳述記憶
58
学習によって獲得された記憶で、いわゆる「知識」 「○○を知っていますか」の答え
意味記憶
59
意味記憶は脳のどこで
大脳皮質連合野
60
意味記憶は何記憶
陳述記憶
61
体を使って繰り返し運動することで身につける記憶 1度覚えると無意識に活用 忘れにくい
手続き記憶
62
手続き記憶は何記憶
非陳述記憶
63
先に取り入れた情報がその後に受け取る刺激に影響を及ぼす
プライミング記憶
64
プライミング記憶は何記憶
非陳述記憶
65
新しいことを覚えられない○○低下
記銘力
66
古いことより新しいこと、複雑なことほど忘れやすい傾向
リボの法則
67
保持された記憶を全般的に思い出しづらくなる
記憶減退
68
ありありと思い出しすぎる
記憶増進
69
一定期間の出来事などを思い出せなくなる
健忘
70
脳血管障害や認知症、頭部外傷、物質使用など、主として脳に障害が怒ることによって生ずる
器質健忘
71
その障害が生じていた期間全体を思い出せなくなった場合
全健忘
72
ところどころに再生可能なところがある健忘
部分健忘
73
障害が生じるよりも前の出来事までさかのぼって思い出せなくなる
逆向性健忘
74
障害が生じた後の出来事を覚えられなくなる
前向性健忘
75
思い出すと不安や不快をもたらす記憶を本人の意思とは無関係に押さえ込んでしまい、その結果として思い出せなくなっていること
心因健忘
76
思い出すと嫌だから思い出せなくするこころの働きを
抑圧
77
ある特定の人物や出来事のことだけ忘れるもの
選択健忘
78
その出来事が虐待や大事故への遭遇など、思い出すこと自体が極めて苦痛なもの
解離性健忘
79
自分の過去すべてを忘れるといったもの
全生活史健忘
80
記憶の内容が加工され、記銘されたときと再生されたときの内容が異なるもの
誤記憶(記憶変容)
81
そもそも体験されていないのに架空の記憶が作り出されてしまい、実際にあったことであるかのように再生されるもの 既視感(デジャブ)
仮性記憶(偽記憶)
82
五感(視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚)をまとめた感覚によって得られた情報をもとに自分や周囲の出来事の状態を知ること
知覚
83
刺激を本来より強いものと感じられる
知覚過敏
84
刺激を本来より弱いものと感じられる
知覚鈍麻
85
身体基盤の明確でない痛み
精神痛
86
切断されてもう存在しない身体部位の痛み
幻肢痛
87
末梢神経損傷の後に耐え難い痛みが生じる
灼熱痛
88
知覚の質的な障害 主に
錯覚と幻覚
89
対象を誤って別のものであると知覚すること
錯覚
90
錯覚は、幽霊のように、○○に感じられる
不鮮明不明瞭
91
鮮明、明瞭な錯覚が生じる場合を
パレイドリア
92
存在しないものが知覚されること。 五感それぞれの領域に応じたものがある
幻覚
93
光や単純な音といった単純なものが知覚される場合
要素幻覚
94
人の姿や言葉など、より複雑なものが知覚される場合
有形幻覚
95
外界の現実であるかのごとくにはっきりと知覚されるもの
真正幻覚
96
あまりはっきりした形をとらなかったり、あるいははっきりしつつも心に浮かぶイメージであるかのように感じられたりして真正幻覚の特徴のいくつかをもたないもの
仮性幻覚
97
存在しないはずのものがみえる
幻視
98
意識障害下のせん妄やびまん性レビー小体型認知症など、身体的要因がある程度判明している精神障害(器質性:/外因性精神障害)において生ずる幻覚
幻視
99
視力低下が生じた高齢者に幻視が認められるもの
シャルル・ボネ症候群
100
他の人には聞こえない音が聞こえる
幻聴