次のうち誤っているのはどれか。
a. KX線は、K殻の軌道電子が他の軌道へ遷移するときに発生する。
b. 原子中の電子の軌道は、外側からK殻、L殻、M殻・・・という。
c. 外側の軌道電子の方が内側のものよりも、原子核との結合エネルギーが小さい。
d. 原子中の電子が原子から離れて自由になる現象を電離という。
No.7
次のうち誤っているのはどれか。
No.8
次のうち誤っているのはどれか。
No.9
基底状態の水素原子の電離ポテンシャルの値として正しいものは、次のうちどれか。
No.10
光子のエネルギーEは次の式で表される。この説明として正しいのはどれか。
E=hv、v=c/λ
a. cは光の速度で、その値は2.998×10¹⁰cm/sである。
b. λは光の波長で長くなればエネルギーも大きくなる。
c. vは光の振動数である。
d. hはプランク定数でその値は6.626×10⁻³⁴J・sである。
エネルギー100keVの電子が物質に衝突したときに起こる現象のうち誤っているのはどれか。
a. 制動X線の最大エネルギーは物質によらず一定である。
b. 制動X線の発生効率は物質によらず一定である。
c. 発生する特性X線のエネルギーは物質によらず一定である。
d. 電子の飛跡に沿って電離や励起が起こる。
次のうち正しいのはどれか。
a. 原子核の周りの核外電子の軌道のうちK軌道には2個、L軌道には8個の電子を収容し得る。
b. 物質の質量減弱係数はX線のエネルギーにより変化するが、物質に固有の不連続点がありこれを吸収端という。
c. 特性X線のエネルギーは一般にKαよりKβの方が大きい。
d. 特性X線は原子に固有なエネルギーを持っている。
No.18
1MeV程度の光子による光電効果に関する記述a-dのうち正しい組み合わせはどれか。
a. 光子のエネルギーをE、軌道電子の電離ポテンシャルをIとすると、光電子のエネルギーはE-Iである
b. 光子が軌道電子によって散乱され、そのエネルギーと方向を変える現象で、電子を放出する
c. 原子核に近い軌道電子の方が光電効果を受けやすい
d. 光子と軌道電子との間の弾性散乱である
光子に関するa-dの記述のうち正しい組み合わせはどれか。
a. 線減弱係数は媒質の密度に無関係である。
b. 電子対生成に対する線減弱係数は光子エネルギーに無関係である。
c. 質量エネルギー吸収係数は媒質の密度に無関係である。
d. コンプトン効果に対する質量減弱係数は、光子エネルギーの増加とともに減少する。
No.25
次の組み合わせのうち正しいのはどれか。
a. 電荷-C
b. エネルギー-eV
c. プランク定数-j・s
d. 波長-cm
次の現象が生じたときオージェ電子が放出されるのはどれか。
a. トムソン散乱
b. 軌道電子捕獲
c. 光電効果
d. 内部転換電子の放出
No.31
陽子の質量と電子の質量との比(陽子/電子)として、次の数値のうち正しいものはどれか。
No.32
安定原子核の核子1個当たりの平均結合エネルギーについて誤っているのはどれか。
a. 質量数が40より120の範囲ではほぼ一定でその値は8.6MeV程度である。
b. 質量数が120より大きくなるに従って徐々に小さな値を示す。
c. 比質量欠損をエネルギーに換算したものである。
d. 質量数が10より小さい場合は8MeVより大きい。
No.33
次のうち正しいのはどれか。
a. 同位体の核内の陽子数は同じである。
b. 原子番号の同じ核種を同位体(同位元素)と呼ぶ。
c. 同重体の核内の陽子と中性子の和は同じである。
d. 質量数の同じ核種を同重体と呼ぶ。