問題一覧
1
次は、水質汚濁防止法に規定する水質汚濁防止法の目的について述べたものです。( )内にあてはまる語句の組み合わせとして最も適切なものはどれですか。 この法律は、工場及び (A)から公共用水域に排出される水の排出及び地下に浸透する水の浸透を規制するとともに、 (B) の実施を推進すること等によって、公共用水域及び (C)の水質の汚濁の防止を図り、もって国民の健康を保 護するとともに生活環境を保全し、並びに工場及び (A) から排出される汚水及び廃液に関して人の健康に係る被害が 生じた場合における (D)の損害賠償の責任について定めることにより、被害者の保護を図ることを目的とする。
(A) 事業場 (B) 生活排水対策 (C) 地下水 (D) 事業者
2
次は、環境基本法に規定する事項について述べたものです。最も不適切なものはどれですか
都道府県知事は、環境の保全に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るため、環境の保全に関する基本的な計画を定めなければならない。
3
次のうち、下水道法に規定する計画放流水質の項目及びその項目を定める場合の上限値として、最も不適切なものはどれですか。
浮遊物質量: 1ℓにつき70mg以下
4
本問は、環境基本法に規定する用語の定義についての設問である。( )内にあてはまる語句の組合せとして最も適切なものはどれですか。 この法律において「地球環境保全」とは、人の活動による地球全体の温暖化又は( A )の破壊の進行、( B )、野生生物の種の減少その他の地球の全体又はその広範な部分の環境に影響を及ぼす事態に係る環境の保全であって、人類の( C )に貢献するとともに国民の健康で( D )な生活の確保に寄与するものをいう。
(A)オゾン層(B)海洋の汚染(C)福祉(D)文化的
5
次は、騒音規制法に規定する指定地域内において特定施設を設置しようとする者の届出について述べたものです。最も不適切なものはどれですか。
特定施設の設置の工事の開始日の7日前までに届け出なければならない。
6
次は、処理水再利用設備の処理方法と処理対象となる水質項目の組合せを示したものです。最も適切なものはどれですか。
再利用設備の処理方法:活性炭吸着法、水質項目:色度
7
次は、沈殿池の汚泥かき寄せ機の保守点検について述べたものです。最も不適切なものはどれですか。
減速機の潤滑油は、年1回程度交換し、適宜、不足分を補充する。
8
次は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律に規定する事項について述べたものです。最も不適切なものはどれですか。
市町村は、一般廃棄物処理計画を定め、又はこれを変更したときは、遅滞なく、環境大臣の認可を受けなければならない。
9
次は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律に規定する一般廃棄物処理計画について述べたものです。最も不適切なものはどれですか。
市町村は、一般廃棄物処理計画を定め、又はこれを変更したときは、遅滞なく、環境大臣の認可を受けなければならない。
10
次は、水質試験のための試料採取について述べたものです。最も適切なものはどれですか。
試料の採取位置は、各施設の流入口や流出口、施設内、放流水域の代表試料を採取できるところを選ぶ。
11
最終沈殿池は全池を使用し、池の一部を休止させて沈殿時間や水面積負荷を調節するか。
調整しない
12
活性汚泥沈性(SVI)とは、エアレーションタンク混合液を1ℓのメスシリンダーに取り静置し、30分後の沈殿汚泥量をサンプル全体に対する(A)百分率で表したものである。
✕
13
塩素消毒とは、処理水に次亜塩素酸ナトリウム等を加え、15分以上接触させて消毒する。遊離塩素と 結合塩素があり、滅菌の効果が大きいのは(A)結合塩素である。
✕
14
公共下水道からの放流水の計画放流水質の水質項目は、(A)浮遊物質量(SS)、(B)窒素、(C)りんであるか、違うものを全て選べ。
浮遊物質(SS)
15
公共下水道管理者は、公共下水道を適正に管理するために必要な限度において、(A)特定施設の設置者から、その下水を排除する事業場等の状況に関し、必要な報告を徴することができる。
〇
16
廃棄物の処理に関する法律の目的は(A)都市の健全な発達、廃棄物の(B) 再生の抑制、(C)排出の促進、(D)適切な処理である。異なっている文言を全て選べ。
都市の健全な発達, 再生の抑制, 排出の促進
17
国民は、廃棄物の排出を抑制し、(A)再生品 の使用等により廃棄物の再生利用を図り、廃棄物を分別して排出し、その生じた廃棄物をなるべく(B)事業者に委託 すること等により、廃棄物の減量その他その適正な処理に関し(C)市町村 の施策に協力しなければならない。間違っている文言を全て選べ
事業者に委託, 市町村
18
産業廃棄物について処理責任以外は(A)環境大臣の管轄であり、一般廃棄物について処理施設設置の許可以外は(B)都道府県知事の管轄である。誤りを全て選べ。
環境大臣, 都道府県知事
19
悪臭防止法において、規制地域の指定し、規制基準を定め公示するのは(A)環境大臣、規制地域における臭気の測定や事業場への改善勧告などの実働は(B)市町村長が行う。異なる文言を全て選べ。
環境大臣
20
水質汚濁防止法に規定する有害物質は、(A)ホルムアルデヒド、(B)塩化ビニルモノマー、(C)一・四-ジオキサンである。異なる文言を全て選べ。
ホルムアルデヒド
21
自家用電気工作物を設置する者は、(A)主務大臣の許可を受けて、(B)主任技術者免状の交付を受けていない者を主任技術者として選任することができる。異なる文言を全て選べ。
22
接地の主な目的は、人畜に対する感電防止と電気施設又は建造物の障害、災害を防止することである。A~C種は(A)低圧側の機器を混触からを守ることを目的とし、B種は(B)人体の保護を目的としている。異なる文言を全て選べ。
低圧側の機器, 人体の保護
23
停電作業を行うときは、配電盤の(A)断路器の(B)閉路が行われていることを確認した後、(C)遮断器を(B)閉路し、盤に施錠するなど保安措置を行う。異なる文言を全て選べ。
(A)(B)(C)
24
次は、騒音及び振動について述べたものです。最も不適切なものはどれですか。
騒音及び振動を測定するときは、測定値が周期的に変動又は間欠的に変動する時の測定値は採用できない。
25
重力濃縮において投入汚泥の 固形物濃度は汚泥の沈降速度に影響し、(A)低いほど汚泥の沈降分離、濃縮性が悪化する 傾向にある。
✕
26
遠心効果を上げると固形物濃度は(A)上がり、固形物回収率は(B)下がる。
(A)〇 (B)✕
27
遠心濃縮機の差速を(A)小さくすると、SS濃度が上がる。
〇
28
(A)バグフィルタはろ布を利用してばいじんを分離する方式で、高温に(B) 強い。
(A)〇 (B)✕
29
サイクロンは(A)フィルタによるろ過を利用してばいじんを分離する方式で、湿度に(B)強い。
(A)✕ (B)✕
30
酸素欠乏危険作業等に対する特別教育は業務につく前に行い、教育記録を(A)3年間保存しなければならない。
〇
31
硫化水素は、空気より(A)重く、(B)黄色で 腐敗卵臭のある有毒ガスである。
(A)〇 (B)✕
32
薬品類は、(A)経済性を考慮してまとめて多量に購入し、整理整とんして所定の保管庫に入れ施錠する。
✕
33
直接燃焼法は、悪臭物質を焼却炉等において(A)ダイオキシンが発生を抑制できる650℃程度で燃焼し、分解する方法であり、汚泥焼却炉等の燃焼用空気として炉内で燃焼脱臭を行う場合は建設費、燃料費とも安価となる
✕
34
沈殿池の水面積負荷は(A)大きいとSS除去性能が上がる。
✕
35
正しい場合は〇を 、誤っている場合は×を選択してください。
(A)〇 (B)〇
36
次は、悪臭防止法に規定する事項について述べたものです。最も不適切なものはどれですか。
都道府県知事は、住民の生活環境を保全するため、規制地域における大気中の特定悪臭物質の濃度又は大気の臭気指数について必要な測定を行わなければならない。
37
硝化菌は(A)従属栄養細菌のため、エネルギー効率が悪く、増殖速度が遅いため、(D)ASRTを必要とする。
(A)✕ (B)〇
38
活性汚泥が解体状態になると微細フロックが流出してしまいますが、原因としては(A)BOD-SS負荷の過大と(B)エアレーションの過少があります。
(A)✕ (B)✕
39
BOD-SS負荷は、反応タンクの(A)単位容積が1日当たり処理する(B)BOD量を示す。
(A)✕ (B)〇
40
透視度は同一種類の流入下水あるいは処理水では、(A) SS濃度や(B) BODと相関を示す場合が多い。
(1)〇 (2)〇
41
CODの測定は、試料を硫酸酸性とし、酸化剤として過マンガン酸カリウムを加え、沸騰水浴中で30 分間反応させ、そのとき消費する(A)過マンガン酸量を求め、相当する(B)マンガンの量をmgO/L で表す。
(A)〇 (B)✕
42
一般にBOD / COD比が(A)低いときは活性汚泥による処理がしやすく、逆の場合は活性汚泥による処理が困難になる。
✕
43
圧入式スクリュープレス脱水機は、スクリュー回転数の減少に伴い脱水汚泥の (A) 含水率と固形物回収率が上昇する。
✕
44
消化ガスは、ある一定量の空気が混入すると爆発する危険性があるので、消化ガスタンクのガス圧は(A)負圧にならないよう注意する。
✕
45
脱水助剤の選定基準は 注入率が低い、適正注入率範囲が広い、含水率が(C)低い、脱水ろ液SSが(D) 多い、フロック強度が強いなどを複合的に判断する。
(A)〇 (B)✕
46
下水汚泥は(A)脱水汚泥、(B) 乾燥汚泥、(C)焼却灰の形で肥料として扱われる。
(A)✕ (B)〇 (C)〇
47
紫外線消毒では、他の消毒方法にはない独特の(A)熱回復現象がみられ、一旦不活化された微生物に太陽光や白熱光に含まれる(B)不可視光が当たると、酵素の働きにより一部の微生物が再び活性を取り戻すことがある。
(A)✕ (B)✕
48
溶存酸素量(DO)の急激な低下の原因にはヨウ素消費量の高い汚水や(A)BODの高い高汚濁下水の流入、水温上昇等に伴う(B)活性汚泥の死滅による酸素消費量の急激な増加がある。
(A)〇 (B)✕
49
生物学的りん除去法では、(A)嫌気状態の保持が重要であり、(A) 嫌気状態の程度は(B)溶存酸素濃度(DO)計により判断できる。
(A)〇 (B)✕
50
ふっ素の処理方法は水酸化カルシウムを添加してふっ化カルシウムを生成したあと沈殿させる(A)二段沈殿法がありますが、完全には除去ができないので、さらに水酸化アルミニウムを添加して完全に除去する(B)凝集沈殿法が主に使われます。
(A)✕ (B)✕
51
ふっ化カルシウムはコロイド状なので(A)沈降しやすい。
✕
52
次は、排水中の有害物質に指定されているトリクロロエチレン等の有機塩素系化学物質について述べたものです。最も適切なものはどれですか。
排出源としてドライクリーニング業がある。
53
消化ガスの組成は、メタンが約60%を占め、(A) (B)も含まれる。
二酸化炭素, 硫化水素
54
各種活性汚泥法の標準的な水理学的滞留時間(HRT)の関係は(A)「 」<(B)「 」<(C)「 」<(D)「 」である。
酸素法, 標準法, 循環法, OD法
55
酸化法により処理する物質としては、(A)シアン、フェノール類、よう素消費量として測定される(B)酸化物質で、酸化処理することで酸素が(C)消費されることを防ぎます。
(A)〇 (B)✕ (C)〇
56
6価クロムを還元すると3価クロムになり毒性が(A)なくなります。
〇
57
活性炭吸着法は、主に排水中の(A)不溶性並びに(B)難分解性の(C)無機物を活性炭により吸着除去する方法である。
(A)✕ (B)〇 (C)✕
58
汚泥を嫌気性消化したときの消化ガス発生量は、投入汚泥量の(A)7~10倍程度、投入有機物量1kgあたりで(B)0.5~0.6㎥程度です。
(A)7~10 (B)0.5~0.6㎥
59
環境基本法に規定する地球環境保全の用語の定義に明記されている環境影響は(A)地球温暖化、(B)オゾン層の破壊、(C) 水質汚染、(D)大気汚染である。
(A)地球温暖化, (B)オゾン層の破壊
60
オキシデーションディッチ法では、標準活性汚泥法と比較してMLSS濃度を(A)低くして運転を行う。
✕
61
廃棄物処理法では、廃棄物処理計画には、廃棄物の(A)処理量の見込みを定めなければならない。
〇
62
(A)都道府県知事は、規制地域における大気中の特定悪臭物質の濃度又は大気の臭気指数について必要な測定を行わなければなりません。
✕
63
トリクロロエチレン等の有機塩素系化学物質の排出源として(A)ドライクリーニング業や(B)IC産業がある。
(A)〇 (B)〇
64
鉄粉法は酸性条件下で鉄粉を加え、(A)酸性条件下で凝集沈殿を行う方法であり、鉄よりもイオン化傾向が(B)低い重金属を一括処理することが(C)できる。
(A)✕ (B)〇 (C)〇
65
温度計や圧力計は、(A)試験用測定器と付け替えて測定を行い比較します。
〇
66
発電機の種類にはガスタービンとディーゼル機関があり、(A) ガスタービンは軽負荷運転時にすす(カーボン)が発生しやすいため、無負荷運転を行う場合は、5分程度の短い時間だけ行う。一方、(B) ディーゼル機関は無負荷運転でもすす(カーボン)が発生しにくい。
(A)✕ (B)✕
67
自家発電機の実負荷運転時には、停電したときを想定して使用するものを選び、(A)15分以上運転します。
✕
68
微生物が生きる雰囲気には純粋な酸素(O2)がある (A)好気、純粋な酸素はないが結合酸素(NOxなど)がある (B)嫌気、どんな形の酸素もない (C)無酸素がある。
(A)〇 (B)✕ (C)✕
69
下水道法に規定する公共下水道からの放流水の水質の技術上の基準として定められている項目には、温度が(A)含まれる。
✕
70
(A)臭気指数は、悪臭防止法施行規則に基づき、臭気を感じなくなるまで試料を無臭空気で希釈したときの希釈倍数(臭気濃度)を求め、この値を10乗した値で表す。
✕
71
焼却中の焼却炉出口排ガスの(A)二酸化炭素濃度が異常に高い時には、極端な場合、電気集じん機での爆発等の問題があるので、十分に監視を行う必要がある。
✕
72
作業場所では、酸素濃度を(A)10%以上、かつ、硫化水素ガス濃度を(B)10ppm以下に保つように換気しなければならない。
(A)✕ (B)〇
73
都市下水路とは、主として市街地における下水を排除するために地方公共団体が管理している下水道(公共下水道及び流域下水道を除く。)で、公共下水道のように(A)し尿を含めた下水の排除を目的としている。
✕
74
窒素除去は(A)「 」での硝化と(B)「 」での脱窒で成り立っている。(①嫌気部、②無酸素部、③好気部)
好気部, 無酸素部
75
(A)〇 (B)✕ (C)✕
76
りん蓄積性細菌は名前の通り、りんを(A)蓄積することしかできないため、りんの除去(系外排出)を完了するためには余剰汚泥として捨ててあげる必要がある。そのため、ASRTは(B)長くなる。
(A)〇 (B)✕
77
汚泥脱水設備は、(A)濃縮、(B)汚泥消化、(C)焼却等の次の工程のために、最初沈殿池汚泥や余剰汚泥から水分を取り除くことで、 含水率を低下させるために設置する。異なる文言を全て選べ
焼却
78
✕, 2 ✕, 〇, 2〇
79
脱水機の処理速度を上げると含水率は(A)低下し、固形物回収率は(B)上昇する。
(A)✕ (B)✕
80
下水道における主な温室効果ガスは、(A)硫化水素、(B)メタン、(C)アンモニアである。該当解を全て選べ。
メタン
81
次は、鉄粉法について述べたものです。最も適切なものはどれですか。
処理水量に比較して、汚泥発生量が多い。