問題一覧
1
個々の特殊な事柄から、一般的な原理や法則を導き出すこと。
帰納
2
一般的な原理から、個々の事実や判断を導き出すこと。
演繹
3
原因と結果の関係。
因果関係
4
一方が変化すると他方もそれにつれ変化する関係。
相関関係
5
必然的なつながり。
脈絡
6
学問・認識の根拠を個人の主観における確信におき、真善美の価値や精神や文化の本質を実証しようとする哲学的方法。
現象学
7
歴史をとらえるための考え方。
史観
8
天地の創造を擬人的に説明し、霊の存在や民族の始まりを述べる物語。
神話
9
特定の信仰や思想などで、皆がそれに巻き込まれており、それに身を委ねれば幸福が得られると思える筋書き。
大きな物語
10
情報メディアから主体的に必要な情報を引き出し、真偽を見抜いて活用する能力。
メディアリテラシー
11
切り離すことのできない密接な関係があること。
連関
12
物事への反応や結果をみて、改良・調整を加えること。結果を原因側に戻すことで原因側を調節すること。
フィードバック
13
つながりを密にする上で大切なもの。
紐帯
14
全体の組み立てについての計画。
結構
15
物事の本質を見通す、深く優れた知性。
英知
16
多くの人の知恵。
衆知
17
統計や考え方のかたより。
バイアス
18
一方にかたよった傾向。
偏向
19
公正を欠く見解。
偏見
20
ひとりよがり。
独善
21
かたよらず公正な立場にあること。
不偏
22
正しい判断を妨げる当初からの思い込み。
先入観
23
先入観などにとらわれず、あるがまま素直に受け入れようとする態度。
虚心
24
形を成していなかったものを、構成して形づくること。
構造化
25
物事が1か所に集中して混み合うこと。
輻輳
26
複雑に入り交じること。
錯綜
27
血筋のつながった一族。
眷族
28
物事の始まり、初め。
嚆矢
29
他に先んじて着手すること。
先鞭をつける
30
入力と出力、原因と結果の関係が一直線であること。
線形
31
宇宙に存在するすべてのもの。
森羅万象
32
そのもの自身が持つ欲求に基づかず、他からの影響を受けてそうなるさま。
外発的
33
内部から自然にそうなるさま。
内発的
34
外国の思想や事物などを嫌って排斥すること。
排外
35
日本の文化は、中国や欧米などの影響が混入した「雑種」だとする考え方。
雑種文化
36
役職や階級など上下の序列が重視される社会。
タテ社会
37
世間に対して恥をかかないことを第一に、人々の言動が決められる文化。
恥の文化
38
個人の罪を犯さないことを第一に、人々の言動が決められる文化。
罪の文化
39
人と人とのあいだ。つながりや関係性。
間
40
ヨーロッパで見られた日本趣味。
ジャポニスム
41
社会の少数派に支持されている娯楽や趣味文化。
サブカルチャー
42
日本固有の精神を残しつつ、西洋の学問・知識を摂取、活用すべきだということ。
和魂洋才
43
アジアを離れ、ヨーロッパ諸国の仲間入りを目指すこと。
脱亜入欧
44
孔子を祖とする、中国の伝統的な政治・道徳の教え。
儒教
45
江戸中期におこった、『古事記』『日本書紀』『万葉集』などの古典研究の学問。
国学
46
風流の対象として眺められる自然の景観。
花鳥風月
47
目に触れ、耳に聞くものごとに触発されて生ずる、しみじみとした情趣や哀愁。
もののあはれ
48
質素で落ち着いた趣。
わび
49
言葉に表されない深い趣。余情。
幽玄
50
生あるものは必ず滅び、不変・常住のものはないということ。
無常
51
あるがままであること。偶然。たまたま。
自然
52
民間伝承を調べ、生活文化の発生と変遷を明らかにしようとする学問。
民俗学
53
儀礼や祭、年中行事などの非日常。
ハレ
54
ふだんの生活である日常。
ケ
55
二つの概念が矛盾・対立の関係にあること。概念をそのように二分すること。
二項対立
56
個人よりも集団に価値を置く思想。個人よりも集団で行動することが多いさま。
集団主義
57
独自の方向で発展した製品やサービス、海外進出に消極的な企業、その独特の習慣など、国際標準からかけ離れている日本の産業の現状を批判的に表した新語。
ガラパゴス化
58
外国人がクール(かっこいい)と捉える日本の魅力。
クールジャパン
59
事件や問題などを引き起こすこと。
惹起
60
縮むこと。ばらばらだったものが一つにまとまること。
収斂
61
広がって存在していたものが密集して小さくまとまること。
凝縮
62
一つ一つの文字が意味を表している文字体系。
表意文字
63
一つの文字で音素または音節を表す文字体系。
表音文字
64
意味とは無関係に漢字の音や訓を借りて、国語の音を表記した漢字。
万葉仮名
65
日本固有の日本語。
和語
66
和語を用いる和文体と、漢文訓読体が混じって一体となった文体。
和漢混淆文
67
文章を書くとき、話し言葉に近い形で書くこと。
言文一致
68
単語の始めや終わりにある要素を付着させることで、その単語の働きを示す特徴を持つ言語。
膠着語
69
人物との相対的な関係で変わる表現法。
待遇表現
70
広まり伝わること。
伝播
71
もっともだと認めて賛成すること。
首肯
72
惜しむべき欠点や短所。玉に瑕。
瑕瑾
73
劣っていること。
遜色
74
すぐれた意見。
卓見
75
ある分野について、人並み以上に深くすぐれた知識や理解。
造詣
76
災害。思いがけない災難。
災禍
77
目的を達成するまでに経験する、言葉に言い尽くせない苦労。
艱難
78
心理的な強制により、自由を束縛すること。
呪縛
79
幾つにも重なるように存在すること。
重畳
80
磁力の働く領域。
磁場
81
物事の進行を邪魔すること。
阻害
82
物事が相互に矛盾すること。法律や規則に反すること。
抵触
83
結びつきが全くなくなること。
乖離
84
対立矛盾するものが、たがいに勝とうと争うこと。
相克
85
肩を並べること。
比肩
86
雲と泥ほども違う大幅な隔たり。
雲泥の差
87
一方では非常に役に立つが、他方では大きな害を与える危険もあるもののたとえ。
両刃の剣
88
細かい所まで省かずに、詳しく扱うさま。
つまびらか
89
物事の詳しい事情。
子細
90
知識や思想が雑然とし統一がないこと。
雑駁