問題一覧
1
ねじが1回転し進む距離
リード
2
隣り合うねじ山の相対する点の軸方向の距離
ピッチ
3
ねじが右巻きのもので,右回転すれば前進する.ねじの右肩が上がっている
右ねじ
4
ねじが左巻きのもので,左回転すれば前進する。ねじの左肩が上がっている
左ねじ
5
1本のつる巻線に沿ってねじ山を切ったもので、ピッチとリードが一致するねじ
一条ねじ
6
2本以上の等間隔のつる巻線にそってねじを切ったもの
多条ねじ
7
多条ねじの特徴 3つ ◯ピッチを大きくしないで大きな移動距離を必要のとき,①で②締められる。 ◯円周の③がかみ合うので,④が容易である. ◯⑤が大きいので,⑥
①少ない回転②早く③数箇所④かみ合わせ ⑤リード角⑥ゆるみやすい
8
ねじ山のつる巻線と,その一点を通 るねじの軸に直角な平面とが作る角度
リード角
9
ねじ山のつる巻線とその上の一点を通り、ねじの軸に平行な平面とでなす角度
ねじれ角
10
リード角Φとねじれ角の和は?
直角 90℃
11
ねじの基本寸法で,一般におねじの外径寸法に等しい。
呼び径
12
ねじのみぞの幅と山の幅が等しくなるような仮想的な円筒の直径をいう。
有効径
13
ねじ山の頂と谷底との連絡する面をいう。軸線を含む断面形では,ふつうは直線である事
フランク
14
軸線を含む断面形において,軸線に直角な直線とフランクとのなす角を言う事
フランク角
15
おねじの有効径と谷の径との平均値を直径とする断面積のこと。 おねじの引張り強さは,これと同じ断面積を持つ丸棒の引張り強さにほぼ等しいことが実験的に知られている.
有効断面積
16
おねじの谷の径を直径とする断面積で,ねじの強度計算に使われる。
谷の断面積
17
互いにはまり合うおねじとめねじの一方に回転力(トルク)が加えられ、それによって他方のねじが軸方向に仕事をする場合に,有効に使われた仕事の割合
ねじの効率
18
接触面の摩擦係数を測るときの角度のこと
ねじ面の摩擦角
19
ねじの2つの系統
メートルねじとインチねじ
20
ねじ山の断面が正三角形に近いねじ
三角ねじ
21
三角ねじの種類
メートル並目ねじ、メートル細目ねじ、ユニファイ並目ねじ、ユニファイ細目ねじ、ウィットねじ
22
三角ねじの特徴
一度締付けると,容易にゆるまない。
23
三角ねじの用途
航空機、そのほか特別な場合を除いてメートルねじが最も広く用いられている。機械部品の締付け,調節,測長用
24
並目ねじと細目ねじの呼び径が同じ場合にねじ山の角度は?
同じ
25
並目ねじのピッチ
2.5
26
細目ねじのピッチ
1.5又は1
27
2mm又は0.5mmのピッチは?
特殊ピッチねじ
28
並目ねじの特徴 3つ ・メッキも①で②に対して強い。 ・③材料でもタップ立てしやすい ・ねじの径が④、⑤を要求するときに適する
①容易②腐食③もろくて割れやすい ④大きくて⑤強いねじ山
29
並目ねじの用途
一般的に広く使用
30
細目ねじの特徴 7つ ・①が小さく,山の高さが②・谷が③ ・並目ねじより⑨があり、締付け力が大きい ・④材料、薄板や薄肉の部分に適する ・外径が同じ場合,⑤が並目ねじより大きい ・⑥ねじが欲しいときに適する ・⑦に弱い ・⑧が高い
①ピッチ②低く③浅い⑨強度 ④硬い⑤有効径 ⑥ねじの径が小さくて強い ⑦腐食⑧気密性
31
細目ねじの用途 ・各種のスピンドル、管などにおいて近目ねじよりも①を必要とする部分 ・②を必要とする箇所 ・③部分 ・④な部分、(例:自動車、電気器具、計器類、機械類の精密な部分、旋盤用バイト調節ねじ,マイクロメータ用ねじなど
①強さ②気密③薄肉④精密
32
並目ねじの特徴
メッキ、腐食、もろくて割れやすい、タップ立て、大きくて強いねじ山
33
細目ねじの特徴
小さく、低く、浅い、強度、締め付け力、硬い、薄板、薄肉、有効径、小さくて強い、腐食、気密性
34
細目ねじの用途
スピンドル、管、強さ、気密、薄肉、精密
35
メートルねじの2種類は?
メートル並目ねじ、メートル細目ねじ
36
メートルねじの形状 角度、山頂、谷底
ねじ山の角度は60°で,山頂は平ら,谷底は丸い
37
メートルねじの特徴 4つ ・①が簡単 ・サイズが②で便利 ・ねじがはまり合った場合、③に多少の間隙があり④に都合がよい ・谷底に⑤があるので⑥に割合強い。
①制作②メートル単位③谷底 ④潤滑⑤丸み⑥衝撃
38
メートルねじの表示方法
並目ねじは一般に記号と呼び径 (例:M8)、細身ねじは記号と呼び怪とピッチ(例:M 8 x1)で表わす。
39
メートルねじの用途
一般機械用ねじ、自動車用ねじ
40
ユニファイねじの形状
ねじ山の角度は60°で山頂は平ら。 谷底は丸い(メートルねじと同じ)。 インチで長さを表したねじ
41
ユニファイねじの特徴 サイズ
サイズがインチ単位であることを除けば,ほかはメートルねじと似ている
42
ユニファイねじの用途
航空機などの特殊用途に使用する。
43
ユニファイねじの表示方法
呼び径とインチ当たりの山数と記号(例:並目:⅜-16UNC,細目:No8 -36UNF) で表わす.
44
ウィットねじの形状
呼び径はインチ,ピッチはインチ間 の山数で示され、ねじ山の角度は55°で山頂と谷底とに丸みが付けてある
45
ウィットねじの特徴 2つ ・山頂と谷底の①は大きいので②に強い ・ねじがはまり合った場合の③で,④には適する。
①丸み②衝撃③最小間際は0④気密
46
ウィットねじの用途 ・①以上のものは,一般機械用に広く使われていたが.しだいに②に切換えられている。
①1/4②ユニファイねじ
47
ウィットねじの表示方法
並目ねしは記号と呼び産(例:W3/4)で表わす、細目ねじはは記号。呼び径(mm) およびインチ間の山数で表わす(例:W18山14)
48
メートルねじの特徴
簡単、サイズ、便利、はまり合った、間隙、潤滑、丸み、衝撃、割合
49
メートルねじの等級の組み合わせ
公差グレードと公差位置
50
公差グレードとは? ・公差(上の許容寸法と下の許容寸法との差)の①を指示している。この数字が大きくなるほど公差も②なるが、具体的な公差の数値はグレードの数字とねじのピッチおよび呼び径により規定されている
①大きさ②大きく
51
公差位置とは? 公差の基準になる寸法を①の側に②単位で設定するもので,③や④の容易さが必要な場合に適用する。
①ゆるみ②ミクロン③表面処理 ④ねじ込み
52
ガスねじ,またはパイプねじとも呼ばれ,主として配管工事のガス管を継ぐねじに使用される。三角ねじの一種
管用ねじ (テーパおねじR、テーパめねじRc 平行めねじRp、管用平行ねじG
53
管用ねじの形状
JIS で規定されたものはウイットねじの山形を基本として,ねじ山の角度は55°
54
管用ねじの種類 3つ
平行ねじ(G)と,テーパ⅒のテーパねじ(R,Rc)一円すい形の外周に切られたもの),テーパおねじRに対してのみ用いる平行めねじ(Rp) の3種類がある
55
管用ねじのテーパを付けている理由
気密を保つため
56
管用ねじの特徴 2つ ・管がねじを立てることによって弱くならないように,①を極度に②して,ふつうの③よりも、④を小さくしてある。 ・⑤に役立ち、⑥を保ちやすい
①山の高さ②低く③細目系ねじ ④一層ピッチ⑤もれ止め⑥気密
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管用ねじの用途
配管工事のガス管を継ぐねじに用いられる
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管用ねじの表示法 ・はまり合うめねじであるガス管の①(インチ)で表わす。ふつう,管の③であり、おねじの②とは一致しない
①呼び径③近似内径②外径
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ピッチと有効径の表し方で採用している方法は?
軸直角方式
60
ねじ山三角形の角度の2等分線が中心軸に対して直角になり,ピッチは中心軸に沿って測る
軸直角方式
61
軸直角方式の有効径は?
向かい合う2つのねじ山斜面の中点間の距離で表わす。
62
電線管用でねじ山の角度は80°のねじ
電線管ねじ
63
自転車に用いるねじ
自転車ねじ
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2001年廃止のねじ
ミシン用ねじ
65
ねじ山が正方形に近い断面を持つねじ
角ねじ
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角ねじの形状 ・①を増し、②を避けるために,すみと角に③を付けることがある
①強さ②すみの応力集中③丸み
67
角ねじの特徴 6つ ・三角ねじに比べて回すときの①が少ない ・ねじ面が軸線に②になっているので、力の作用する方向が常に軸線と③し、傾斜したねじ面を持つ三角ねじのように、④を壊するようなカが作用しない。 ・⑤用に適する ・加工が⑥で、⑦の高いものは得られにくい。 ・⑧したら調整が困難 ・ねじ面が②で⑨がない。
①摩擦抵抗②直角③平行④めねじ ⑤大きい力の伝動⑥困難 ⑦ねじ精度⑧摩耗⑨有効径
68
角ねじの用途 ・ねじプレスやスクリュウジャッキ,万力のねじのように,スラスト(推力)を受ける①,②の③ねじに適する。
①圧縮②押上げ力③伝動用
69
ねじ山の断面形状が台形になっているねじで,①がよく,②も容易である
台形ねじ ①精度②工作
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台形ねじの特徴 3つ ・①より加工が容易で,②のねじが工作できる。 ・ねじの③ので強さが大きく,④ができる。 ・⑤に対して⑥が可能である。
①角ねじ②高精度③根本が広い ④正確な伝動⑤摩耗⑥調整
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台形ねじの用途
工作機械の送りねじや万力のねじ,旋盤の親ねじなどカの伝動用ねじに適している。
72
台形ねじの角度とピッチ
ねじ山の角度は30°で,ピッチはmmで表わす
73
角ねじの特徴
摩擦抵抗、破壊、電動用、困難、摩耗
74
片側は軸にほぼ直角(正確には約3°の値きがある)なねじ面で,もう一方が30°の斜面を持つねじ。
のこ歯ねじ
75
のこ歯ねじの特徴 ・ねじ山の①が広く、②だけに大きな力が作用するところに適する。 ・力を受けないねじ山の面は③の角度で傾き、④があるが、力を受ける面は軸にほとんど⑤で⑥の傾きしかない(JESの規定) ・ねじの⑦には十分な強度を与えるために⑧がある。
①根元②一方向③30°④すきま ⑤直角⑥3°⑦谷底⑧丸み
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のこ歯ねじの用途
フリクションプレスの圧力主、ジャッキ
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ねじの山頂と谷底の丸みが非常に大きいねじ
丸ねじ
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丸ねじの用途 ・ 電球の口金のように①から転造して作るものや,ホースの連結部のように②が入りやすく,力の③箇所,ガラスや陶器のような④材料などに用いる。
①薄板円筒②ごみ③かからない ④もろい
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おねじのねじみぞと,めねじのねじみぞとを対向させて,そのときにできるコイル状の空間に,ころがり軸受用の玉を一列に入れたねじのこと
ボールねじ
80
ボールねじの動き
ナットの一端から出た玉は,ナット本体中のみぞ,またはチューブの中を通ってふたたびナットの他端のねじみぞへもどされる。
81
ボールねじの特徴 2つ 摩擦係数、バックラッシュ、効率
一般のすべり接触のねじに比べて,摩擦係数がきわめて小さく 0.005以下である., バックラッシュを0にすることができ,効率は90%以上に達する。
82
ボールねじの用途
N C工作機械の位置決め,自動車用ステアリングギヤ
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ねじの表し方
ねじの呼び-ねじの等級-ねじ山の巻き方向
84
ねじの呼び ・ねじの種類を表わす①、直径または呼び径を表わす数字および②,または25.4mmについての③を用いる
①記号②ピッチ③ねじ山数
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ねじの呼び(ピッチをミリメートル(mm) で表わすねじの場合)
「ねじの種類を表わす記号」『ねじの呼び督を表わす数字』✕「ピッチ』
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ねじの呼び(多条メートルねじの場合)
「ねじの種類を表わす記号」『ねじの呼び径を表わす数字」×L『リード」P「ピッチ』
87
ねじの呼び(多条メートル台形ねじの場合)
『ねじの種類を表わす記号』『ねじの呼び径を表わす数字』 x「リード『「ピッチ』
88
ねじの呼び(ピッチを山数で表わすねじ (ユニファイねじを除く)の場合)
『ねじの種類を表わす記号』『ねじの直径を表わす数字』ー『山数』
89
ねじの呼び(ユニファイねじ)
ねじの直径を表わす数字または番号 一「山数』『ねじの種類を表わす記号』
90
ねじの等級 ・ねじの等級を表わす①と②との組合わせ,または文字によって表わす。ねじの種類に対する等級の区分は、それぞれの関連する規格の規定による。なお,ねじの等級は必要がない場合は省してもよい。
①数字②文字