問題一覧
1
辛温解表薬及び温裏薬であり、身体を温め気血を巡らす。成分として精油、タンニンを含有する。
ケイヒ
2
辛温解表薬であり、関節リウマチなどに用いられる。桂皮との併用で発汗作用が増強される。
マオウ
3
辛涼解表薬であり、胸脇苦満を治す。黄芩が加わることで強い清熱作用を示す。
サイコ
4
清熱薬であり、柴胡剤に配合される。主成分であるフラボノイド配糖体は抗アレルギ一作用や抗炎症作用を有する。
オウゴン
5
辛涼解表薬であり、特に項背強直に有効。黄連、黄芩や麻黄などと配合する。
カッコン
6
温裏薬であり、葉柄や花などの地上部にはアリストロキア酸が含まれているので注意が必要である。
サイシン
7
温裏薬であり、虚した人のひどい冷えなどに用いる。熱証には禁忌である。
ブシ
8
辛温解表薬であり、胃腸の機能を高め、軽い感冒に頻用される。半夏と共に用いると止嘔効果を一層高める。
ショウキョウ
9
温裏薬であり、体内の冷えによる咳嗽に温性、補陽の目的で用いる。
カンキョウ
10
温裏薬であり、主成分は辛味性酸アミドで、大建中湯の構成生薬である。
サンショウ
11
温裏薬であり、冷えに伴う頭痛、嘔吐に有効。
ゴシュユ
12
補気薬であり、安神作用を有する。黄耆と共に用いると補気作用が増強される。
ニンジン
13
補気薬であり、人参と比較して滋陰の効能に優れ、有効成分が溶出しやすい。
コウジン
14
補気薬であり、皮膚の機能を高める作用がある。参者剤に配合される。
オウギ
15
補気薬であり、7割以上の漢方薬に配合されているが、過剰摂取による副作用に注意が必要である。
カンゾウ
16
補気薬であり、胃腸虚弱の改善、呼吸器系疾患および泌尿器系疾患の改善に用いる。
サンヤク
17
補気薬であり、不安や不眠などの症状を改善する。甘草とともに他薬の薬性を緩和する。
タイソウ
18
理気薬であり、気の滞りを改善する。消化器疾患だけでなく、呼吸器疾患、精神疾患にも用いられる。
コウボク
19
理気薬であり、補気作用はないので、人参、黄耆、茯苓などと併用する。
チンピ
20
理気薬であり、気の滞りによる胸の疼痛、つかえ、膨満などを除く。芍薬と併用されることが多い。
キジツ
21
温裏薬であり、冷えを原因とした胃痛、消化機能の促進をする。
ウイキョウ
22
補血薬であり、特に下腹部から足にかけて筋肉の緊張を和らげる。主成分には鎮痛作用がある。
シャクヤク
23
補血薬であり、駆瘀血作用も有している。婦人科系疾患の多くの漢方方剤に処方されている。
トウキ
24
駆瘀血薬であり、当帰と一緒に配合されることが多い。
センキュウ
25
駆瘀血薬であり、抗炎症作用などにより痛み、月経不順、月経困難を改善する。
ボタンピ
26
駆瘀血薬であり、腸を潤し便通を滑らかにする。無月経、瘀血による乾燥性便秘を改善する。
トウニン
27
駆瘀血薬であり、冷え性、生理不順、更年期障害に適応する。瘀血を除き止痛する。妊婦には禁忌である。
コウカ
28
清熱薬であり、熱によって不足した水を生み渇きを止める。
カンジオウ
29
補血薬であり、血を補い月経を調え、腎陰の不足を補う。
ジュクジオウ
30
駆瘀血薬であり、主に下半身の瘀血を除き、化膿性の腫れ物を治す。
ゴシツ
31
駆瘀血薬であり、気血の流れを促進し痛みをとる。主成分にデヒドロコリダリンを含有する。
エンゴサク