暗記メーカー

お問い合わせ
ログイン
浄化槽
  • 打越元夫

  • 問題数 40 • 10/5/2024

    問題一覧

  • 1

    富栄養化

    栄養塩類窒素リンが通常時より多くなっている状態。自然のバランスが崩れて水質汚濁の原因になる

  • 2

    閉鎖性水域

    湖や沼などの水の入れ替わりの少ない水域の東京湾や瀬戸内海など

  • 3

    水俣病

    アルキル水銀化合物メチル水銀に汚染された魚介類を摂取したことにより中枢神経質疾患の症状を発症した, 公害病

  • 4

    イタイイタイ病

    カドミウム汚染による公害病, 骨粗しょう症に伴う骨と関節の痛み

  • 5

    消毒

    次亜塩素酸と次亜塩素酸イオンを遊離塩素 酸化作用により消毒効果発揮, 遊離塩素▶︎結合塩素

  • 6

    栄養と代謝

    有機物質を基質として利用する微生物は従属栄養微生物といい有機汚濁物質除去に利用される, 無機物質を基質として利用する微生物がある。これは独立栄養微生物といわれ汚水処理ではアンモニア硝酸に酸化する。 微生物群が代表的である

  • 7

    硝化と脱窒(生物学的窒素除去)

    アンモニアが亜硝酸や硝酸に酸化される反応が硝化、独立栄養細菌 従属栄養細菌に比べると増殖速度は低い, 生物化学の分野では還元性物質のことを水素供与体といい脱窒反応では流入汚水中のBODわメタノールが水素供与体として利用

  • 8

    微生物の環境条件と代謝

    溶存酸素を負荷とする 好気性細菌 通気性細菌 編成絶対嫌気性細菌, 低温菌 至適増殖速度 12〜18°.0°で増殖可能     中温菌 至適増殖速度 30〜38° 高温菌 至適増殖速度 55〜65°一部の菌は95°でも生育可能

  • 9

    DO(溶存酸素)

    水温が溶存酸素濃度は低下する, 水中の飽和溶存酸素濃度(気圧差)

  • 10

    ヘキサン抽出物質

    油脂類の濃度測定では有機溶媒であるヘキサンを用いて試料水から油脂類を抽出し抽出後のヘキサンを蒸発させた, 後に残る物質の重量を測定

  • 11

    窒素N

    アンモニア性窒素、亜硝酸性窒素、硝酸性窒素と表される。これらを総称して 無酸化性窒素という, 有機物質に含まれる窒素は有機性窒素と総称される

  • 12

    浄化槽の基本システム

    浄化槽に必要な機能は汚水生活排水中の汚濁物質を除去するとともに衛生学的に安全性の高い状態にして水環境に戻す , 溶解性有機汚濁物質の除去には好気性微生物による分解作用を利用

  • 13

    生物膜法と活性汚泥法の特徴

    生物膜法では微生物がろ材や担体の表面に生物膜として保持された状態 活性汚泥では反応槽(ばっ気槽)に必要量の活性汚泥を保持することと処理水を得るために活性汚泥と処理水を分離することの2点が重要。このためばっ気槽の後段に沈殿槽を設け上澄水を処理水として排出するとともに沈殿した活性汚泥をばっ気槽に返送している, 生物膜や活性汚泥フロックには細菌や原生動物、微小後性動物など多様な微生物が存在し生物膜や活性汚泥フロックの近くにも微小性動物などが生息している

  • 14

    浄化槽の構造と機能

    店舗関係の処理対象人員, 一般飲食店 レストラン、ラーメン店は一般的に汚水中の油脂類濃度が高いので油脂分離装置を浄化槽の前に設ける

  • 15

    付属機器及び管きょ設備に関する規定

    流入管は管内に汚水の停滞や汚濁が堆積しないよう汚水の流速が0.6〜0.9m/秒になるように適切な勾配を設ける  放流管は放流水の停滞や逆流なうように措置, 流入側の点検升はすべてインバード升雨水が入らないよう密閉できる蓋

  • 16

    学校施設処理対象人員

    保育所、幼稚園、小学校、中学校 , 流入調整が必要、長時間ばっ気方式は経験からみて活性汚泥を維持できない

  • 17

    水資源

    淡水2.5%その約70%が北極の氷河。 地下水、河川、湖沼に存在する淡水の量は地球の水の役0.8%, 殆どが地下水。湖や河川の水は水全体の約0.01%

  • 18

    水利用

    水資源賦存量は降水量から蒸発量を引いたものに, 当該地域の面積を乗じて求めた値

  • 19

    温暖化と気候変動

    温室効果ガスには二酸化炭素CO2以外の濃度は低いが単位質量あたりの温室効果を表す地球温暖化係数はCO2を基準にするとメタンは28倍, 一酸化ニ窒素は265倍、フロン類には1.000倍以上のものがある

  • 20

    告示の区分と性能

    第1の区分は処理対象人員50人以下の規模 BOD除去率90%以上で放流水のBOD20mg/L以下の性能を有する3種類の処理方式 1種類脱窒ろ床接触ばっ気方式, 第2の区分 第3の区分 平成18年1月の改正時に削除

  • 21

    特殊な(汚水の流入及び設置)条件に関する規定

    汚水の温度低下により処理機能に支障が生じない構造とする。 浄化槽では汚水の温度が低下すると浄化槽における沈殿機能、生物処理機能及び消毒機能がそれぞれ低下する 特に生物学硝化脱窒反応を用いて窒素除去を行う浄化槽においては水温が13°を下回ると十分な硝化脱窒性能が得られない場合がある, ①槽本体については槽内の水面の位置が設置場所の凍結深度以下に設置

  • 22

    保守点検及び清掃の作業性に関する規定

    マンホール等の開口面積のかさ上げ, 高さは30cmを限度

  • 23

    小型浄化槽の特徴と種類

    保守点検 20人以下では4か月に1回以上, 保守点検 21人〜50人でもでは3か月に1回以上

  • 24

    有効容量及び室区分

    2室に区分して直列に接続, 1室の有効容量は沈殿分離槽の有効容量の おおむね2/3とする

  • 25

    流入管及び流出管の位置

    流入管、流出管及び放流管の管径 5〜10人槽 100mm以上      11〜50人槽 125mm以上 流入管の管底は水面から5cm以上高い位置, 流入管の開口部の位置は貯留されたスカムや汚泥を乱さないように水面から有効水深 1/4〜1/3の深さ

  • 26

    接触ばっ気槽の構造

    生物膜を付着させる接触材、酸素を供給し汚水を攪拌するためのばっ気装置, 接触材の閉塞防止用の逆洗装置のほか、さらに逆洗によって生じたはく離汚泥を沈殿分槽に移送する移送装置を設けた構造

  • 27

    ホッパー型

    有効容量1.5㎥を超える処理対象人員31人以上から処理対象人員500人程度までの規模の沈殿槽は通常ホッパー型, 平面形状は現行基準では円形または正多角形(正三角形は除く)と定めている

  • 28

    水面積負荷

    水面積負荷 日平均汚水量(㎥/日) 沈殿槽の水面積(㎡), 分離対象の浮遊汚泥の沈降速度よりも 小さくなるような設定

  • 29

    越流負荷

    越流せきの長さが短いと部分的に流通が速くなる, 沈降分離が不安定となるため偏流が生じないようにできるだく長くする

  • 30

    嫌気ろ床槽

    流入汚水中に含まれる固形物の分解と分離した固形物等を一定期間貯留する, 構内の短絡流の形成の防止などの理由から2室以上に区分すること

  • 31

    ろ材の充填率

    ろ材の充填率(ろ材充填部分の容量)/(槽の容量)×100を第1室では特に爽雑物の貯留部を確保するため40%に抑える, 第2室では固形物の貯留よりもろ床としての性能を重視した充填率60%としてる

  • 32

    流入汚水量

    1日の汚水量 =1時間あたりの平均降水量  24時間, ピーク係数 =  時間最大汚水量        1時間あたりの平均汚水量, ピーク係数→流入汚水量の時間変動が大きい

  • 33

    汚泥濃縮貯留槽

    一つの槽で汚泥の濃縮, 濃縮汚泥の貯留, 行う設備

  • 34

    構造の概要

    平面形状は円形、正方形、長方形 底部なホッパー型, 脱離液の移送先は構造基準 生物膜法(回転板接触方式、接触ばっ気方式、散水ろ床方式)から流量調整槽へ, 活性汚泥の場合は流量調整槽またはばっ気槽へ移送

  • 35

    有効容量

    構造基準において流入汚泥量, 濃縮汚泥の搬出計画, 見る容量

  • 36

    その他、構造基準

    汚泥の搬出を容易に行うことができる構造, 構内を攪拌することが装置を設ける, 上部にはスラブ4㎥に1ヶ所の割合でマンホール等の点検口を兼ねた搬出口

  • 37

    逆洗装置

    逆洗用送気管を接触材の下に, 適当な感覚で配置, 一般的で送気により逆洗を行う

  • 38

    消泡装置

    消泡は圧力水を消泡ノズルの先端から水面に噴射して散水することによって行われる, ノズル式と消泡剤を添加する消泡剤式, のものがある

  • 39

    空気供給量と槽内DO

    活性汚泥法は接触剤が充填されていないことから、接触ばっ気方式と比較すると空気供給量は少ない, ばっ気強度としては、槽容量や水深にもよるが1〜2㎥/(㎥・時), 程度とされる

  • 40

    窒素N

    アンモニア性窒素、亜硝酸性窒素、硝酸性窒素と表される。これらを総称して 無酸化性窒素という, 有機物質に含まれる窒素は有機性窒素と総称される