問題一覧
1
早産児とは( )に産まれたあかちゃんのことを言う
在胎37週未満
2
極低出生体重児とは( )で産まれたあかちゃんのことをいう。
1500g未満
3
Light-for-dates infant(LFD)とは、( )赤ちゃんのことをいう。
在胎週数に比べて体重が軽い
4
生後から20歳になるまでの器官の発いく発達を示した曲線(Scammon〈スカモン〉の発育発達曲線)を図に示す。 胸腺などの免疫系臓器の成長を示すのはどれか
①
5
赤ちゃんの神経発達は一般的に( )進んでいく。
頭部から尾部へ
6
定型的な発達をしている生後6ヶ月の赤ちゃんは、( )
寝返りをする
7
定型的な発達をしている生後1歳6ヶ月の幼児は、( )
上手に歩く
8
Down〈ダウン〉症候群についての記述で正しいのはどれか
21番染色体が1本過剰となる染色体異常によって起こる
9
アプガースコアの評価項目で適切でないものはどれか。2つ選べ
対光反射, 血圧
10
胎児でもっとも酸素を多く含む血液は胎盤から還ってきた血液であり下大静脈を経由して右心房に流れ込む、その血液の多くは構造的な理由で右心房から( )を通って左心房に流入し、左心室、大動脈を経由して頭部(脳)に酸素を送り届ける。
卵円孔
11
頭部を通って二酸化炭素を多く含んだ血液は上大静脈から右心房に流れ込み、ほぼそのまま右心室に流入する。右心室から肺動脈へと送り出された血液は、肺血管が著しく収縮しているため、肺動脈から( )を通って大動脈に流れ込み、臍動脈を通って胎盤で二酸化炭素を酸素と交換し再び下大静脈へと戻る。
動脈管
12
未熱児に多く見られる脳障害は( )で、両麻痺(上半身より下半身の方が痙性麻痺が強い)を起こすことが多い。
脳室周囲白質軟化症
13
周産母子センターでは重症新生児仮死のあった成熟児に対して、脳性麻痺などの神経後遺症を回避する目的で、( )が行われる。
低体温療法
14
食物アレルギーのある児童にアナフィラキシーが起こった場合の対応として、次の4つの中でもっとも優先順位の高い処置はどれか。
アドレナリンの筋肉内注射
15
経口補水療法について正しいのは
少量ずつ頻回に飲ませる
16
川崎病について正しいのはどれか
原因は未だ不明であるが、全身の血管に炎症が起きる病気である
17
熱性けいれんについて正しいのはどれか
主に5歳までの乳幼児に起こる。
18
ワクチンで予防できる病気について誤りはどれか
麻疹(はしか)は日本において排除宣言が出されたので、 今後MR ワクチン接種の必要はない。
19
腸重積症で見られる特徴的な便はどれか
イチゴジャム(ゼリー)様便
20
乳幼児突然死症候群(SIDS)を減らす取り組みとして適切でないものはどれか
泣いてもすぐに抱っこはやめましょう
21
小児の糖尿病性ケトアシドーシスについての記述で正しいものはどれか
発症当初は消化器疾患や神経疾患と見誤られることがある
22
児童虐待の防止等に関する法律で、親の虐待によって負傷した児童を発見した際の通告先として規定されているのはどれか。
市町村役場、都道府県福祉事務所、児童相談所
23
Aくん(0歳11ヶ月, 男児)は、一昨日から嘔吐を繰り返し、昨日小児科外来を受診し感染性胃腸炎と診断された。その後も嘔吐は治まらず、水分も摂れないため、母親に抱かれて本日再受診した。体温 38.6℃、呼吸数 40/分、心拍数 140/分、体重を測定したところ8.2kgであったが、母によると2週間前の保育所の身体計測では体重9.0kg であったという。皮膚の状態は腹部をつまむと皺がしばらく残っていた。右手中指のCapillary refillは約2.5秒、診察の結果、医師から生理食塩水を用いた点滴静脈内注射の指示が出た。Aくんは点滴処置が行われている間、うとうとしており、ときどき覚めてむずかるが、注射に強く抵抗する元気はなかった。 Aくんのアセスメントで正しいのはどれか。
中等度〜重度脱水である
24
Aくん(0歳11ヶ月, 男児)は、一昨日から嘔吐を繰り返し、昨日小児科外来を受診し感染性胃腸炎と診断された。その後も嘔吐は治まらず、水分も摂れないため、母親に抱かれて本日再受診した。体温 38.6℃、呼吸数 40/分、心拍数 140/分、体重を測定したところ8.2kgであったが、母によると2週間前の保育所の身体計測では体重9.0kg であったという。皮膚の状態は腹部をつまむと皺がしばらく残っていた。右手中指のCapillary refillは約2.5秒、診察の結果、医師から生理食塩水を用いた点滴静脈内注射の指示が出た。Aくんは点滴処置が行われている間、うとうとしており、ときどき覚めてむずかるが、注射に強く抵抗する元気はなかった。 点滴開始後、看護師がAちゃんの意識状態と合わせて観察する項目で重要度が高いのはどれか
排尿の有無
25
A君(2歳6ヶ⽉,男児).両親と3⼈暮らし.脳性⿇痺と診断され,⾃⼒で座位の保持と歩⾏はできず専⽤の⾞椅⼦を使⽤している.話しかけると相⼿の⽬を⾒て笑顔を⾒せ,喃語を話す.⾷事はきざみ⾷でスプーンを使うことができるが,こぼすことが多く介助が必要である.排泄,清潔および更⾐は全介助が必要である。 【問1】定期検査のため外来を受診した.バイタルサインは,体温37.5℃,呼吸数32/分,⼼拍数120/分,⾎圧108/48mmHg であった.両上肢と⼿関節は屈曲,両下肢は交差伸展し,背を反らしており,全⾝が緊張している。 ⺟親は看護師に「Aは,便は出ない⽇がありますが⼤体毎⽇出ています。 時々夜遅くまで眠らない⽇がありますが⽇中は機嫌よくしています」と話した。 ⺟親に指導すべき内容で優先度が⾼いのはどれか
筋緊張の緩和
26
A君(2歳6ヶ⽉,男児).両親と3⼈暮らし.脳性⿇痺と診断され,⾃⼒で座位の保持と歩⾏はできず専⽤の⾞椅⼦を使⽤している.話しかけると相⼿の⽬を⾒て笑顔を⾒せ,喃語を話す.⾷事はきざみ⾷でスプーンを使うことができるが,こぼすことが多く介助が必要である.排泄,清潔および更⾐は全介助が必要である 【問2】A君の⾷事について看護師が⺟親に尋ねると「⾷べこぼしが多く,⾷べながらうとうとしてしまい時間がかかるし,⼗分な量も⾷べられていません」と話した. A君の⾷事に関する⺟親への指導で最も適切なのはどれか
「ペースト⾷にしてみましょう」
27
A君(2歳6ヶ⽉,男児).両親と3⼈暮らし.脳性⿇痺と診断され,⾃⼒で座位の保持と歩⾏はできず専⽤の⾞椅⼦を使⽤している.話しかけると相⼿の⽬を⾒て笑顔を⾒せ,喃語を話す.⾷事はきざみ⾷でスプーンを使うことができるが,こぼすことが多く介助が必要である.排泄,清潔および更⾐は全介助が必要である. 【問3】現在,A君の⺟親は妊娠16週で順調に経過している.⺟親は「出産のときにA君を預かってくれるところを探そうと思っています」と看護師に話した.⽗親は会社員で,毎⽇20時ごろ帰宅する.A君の祖⽗⺟は遠⽅に住んでおり⽀援をすることができない. ⺟親に情報提供する社会資源で最も適切なのはどれか
レスパイトを⽬的とする⼊院
28
新生児聴覚スクリーニング検査で正しいのはどれか。
泣いていない時に行う
29
知覚障害 〈精神遅滞〉の原因となる疾患はどれか
フェニルケトン尿症
30
乳児の髄膜炎などを抑制するため、平成25年(2013年)に定期接種に導入されたのはどれか。
Hibワクチン
31
2024年現在、予防接種法において定期予防接種の対象となっていない疾患はどれか
流行性耳下腺炎
32
改訂版デンバー式発達スクリーニング検査について正しいのはどれか。2つ選べ
4領域について判定を⾏う., 適応年齢は0〜6歳である.
33
生後1、2ヶ月のDown〈ダウン〉症候群の乳児にみれる特徴はどれか
哺乳の途中で眠ってしまうことが多い
34
NICUではディベロップメンタルケアを中心として看護を行うこととなった。適切なのはどれか
モニター音を下げる
35
Aちゃん (2歳0ヶ⽉, ⼥児) .昨⽇から下痢と嘔吐とを繰り返し,⾷事が摂れなくなったため,⺟親に抱かれて⼩児科外来を受診した.診察の結果,ウィルス性胃腸炎と診断され⼊院した.⼊院時,体温 38.2℃,呼吸数 36/分,⼼拍数 136/分であった.1週間前の保育所の⾝体計測では⾝⻑ 89cm,体重 12.0kgであった.個室隔離とし,点滴静脈内注射による持続輸液が開始された. 【問1】Aちゃんの体重を測定したところ 11.6kgであった. ⽪膚の状態は前腕をつまむとすぐもどる.尿検査のため採尿パックを貼ると⻩⾊の尿が 10ml採取された.Aちゃんは,診察と処置が⾏われている間,ずっと⺟親に抱かれて泣いており,涙で頬を濡らしていた. Aちゃんのアセスメントでただしいのはどれか
軽度脱水である
36
Aちゃん (2歳0ヶ⽉, ⼥児) .昨⽇から下痢と嘔吐とを繰り返し,⾷事が摂れなくなったため,⺟親に抱かれて⼩児科外来を受診した.診察の結果,ウィルス性胃腸炎と診断され⼊院した.⼊院時,体温 38.2℃,呼吸数 36/分,⼼拍数136/分であった.1週間前の保育所の⾝体計測では⾝⻑89cm,体重 12.0kgであった.個室隔離とし,点滴静脈内注射による持続輸液が開始された. 【問2】⼊院翌⽇.Aちゃんは活気がなく臥床している.下痢症状は改善し嘔吐もみられなくなった,時々顔をしかめており,⺟親は「まだお腹が痛いみたいです」と看護師に話す. Aちゃんの痛みへの対応で適切なのはどれか
Aちゃんが好きな絵本を読み聞かせる
37
Aちゃん (2歳0ヶ⽉, ⼥児) .昨⽇から下痢と嘔吐とを繰り返し,⾷事が摂れなくなったため,⺟親に抱かれて⼩児科外来を受診した.診察の結果,ウィルス性胃腸炎と診断され⼊院した.⼊院時,体温 38.2℃,呼吸数 36/分,⼼拍数 136/分であった.1週間前の保育所の⾝体計測では⾝⻑ 89cm,体重 12.0kgであった.個室隔離とし,点滴静脈内注射による持続輸液が開始された. 【問3】Aちゃんは,排泄が⾃⽴していないため紙オムツを使⽤している.看護師が臀部を観察すると発⾚とびらんがみられた. Aちゃんへの看護で適切なのはどれか.
38~39℃の湯で臀部浴を⾏う
38
Aちゃん(⽣後4ヶ⽉,⼥児) は,4, 5⽇前から⿐汁と咳嗽とが出現し,今朝から 38.0~39.0℃の発熱があり⽔分摂取が困難になったため受診した.⼊院時,⼝唇⾊と顔⾊はやや不良,呼吸数 60/分,⼼拍数 150/分,⾎圧 90/52mmHgで,経⽪的動脈⾎酸素飽和度(SpO2) 88%であった. 血液検査データは,⾚⾎球 480万/μL, Hb 12.8g/dL, Ht 39%, ⽩⾎球数 12,000/μL, CRP 5.5mg/dL.動脈⾎液ガス分析は,動脈⾎炭酸ガス分圧(PaCO2) 45Torr, 動脈⾎酸素分圧(PaO2) 58Torrであった.胸部X線撮影で肺野に異常陰影は認められない 【問1】このときAちゃんに準備すべき物品で優先度が高いのはどれか
酸素吸入器
39
Aちゃん(⽣後4ヶ⽉,⼥児) は,4, 5⽇前から⿐汁と咳嗽とが出現し,今朝から 38.0~39.0℃の発熱があり⽔分摂取が困難になったため受診した.⼊院時,⼝唇⾊と顔⾊はやや不良,呼吸数 60/分,⼼拍数 150/分,⾎圧 90/52mmHgで,経⽪的動脈⾎酸素飽和度(SpO2) 88%であった. 血液検査データは,⾚⾎球 480万/μL, Hb 12.8g/dL, Ht 39%, ⽩⾎球数 12,000/μL, CRP 5.5mg/dL.動脈⾎液ガス分析は,動脈⾎炭酸ガス分圧(PaCO2) 45Torr, 動脈⾎酸素分圧(PaO2) 58Torrであった.胸部X線撮影で肺野に異常陰影は認められない 【問2】Aちゃんは点滴静脈内注射が開始された.処置中,Aちゃんは嗄声で啼泣したが流涙はなく,激しく抵抗することもなかった.処置後に病室に戻ったが,⽪膚の弾性が低下しており活気がない. 看護師がAちゃんの呼吸状態と併せて観察する項⽬で優先度が⾼いのはどれか.
排尿の有無
40
Aちゃん(⽣後4ヶ⽉,⼥児) は,4, 5⽇前から⿐汁と咳嗽とが出現し,今朝から 38.0~39.0℃の発熱があり⽔分摂取が困難になったため受診した.⼊院時,⼝唇⾊と顔⾊はやや不良,呼吸数 60/分,⼼拍数 150/分,⾎圧 90/52mmHgで,経⽪的動脈⾎酸素飽和度(SpO2) 88%であった. 血液検査データは,⾚⾎球 480万/μL, Hb 12.8g/dL, Ht 39%, ⽩⾎球数 12,000/μL, CRP 5.5mg/dL.動脈⾎液ガス分析は,動脈⾎炭酸ガス分圧(PaCO2) 45Torr, 動脈⾎酸素分圧(PaO2) 58Torrであった.胸部X線撮影で肺野に異常陰影は認められない 【問3】去痰薬の吸⼊を1⽇3回と,⼝腔内と⿐腔内の吸引を適宜実施するよう指⽰が出された.去痰薬の吸⼊後,聴診をすると呼吸数 48/分,右上葉の呼吸⾳が減弱していた. Aちゃんの排痰を促す適切な体位はどれか
左側臥位
41
Aちゃん (3歳, 男児) は,5⽇前から発熱し,⾃宅近くの病院を受診し解熱剤を処⽅され服⽤していた.昨⽇から眼球結膜の充⾎,⼝唇の発⾚と⻲裂があり⼊院した.⼊院時に,体幹の発疹と⼿⾜の浮腫が認められ,川崎病と診断された. 【問1】⺟親が「川崎病というのはどういう病気ですか.もう⼀度教えてください」と看護師に質問した.看護師の説明で正しいのはどれか.
「⾎管に炎症が起きる病気です」
42
Aちゃん (3歳, 男児) は,5⽇前から発熱し,⾃宅近くの病院を受診し解熱剤を処⽅され服⽤していた.昨⽇から眼球結膜の充⾎,⼝唇の発⾚と⻲裂があり⼊院した.⼊院時に,体幹の発疹と⼿⾜の浮腫が認められ,川崎病と診断された. 【問2】Aちゃんは左⼿背に点滴静脈内注射によるγ-グロブリン製剤の投与が開始された.左⼿背から前腕までシーネで固定しているが,Aちゃんは機嫌が悪く両⼿をバタバタと上下に動かしながら泣いている. 看護師の対応で最も適切なのはどれか
点滴の刺⼊部を観察する
43
Aちゃん (3歳, 男児) は,5⽇前から発熱し,⾃宅近くの病院を受診し解熱剤を処⽅され服⽤していた.昨⽇から眼球結膜の充⾎,⼝唇の発⾚と⻲裂があり⼊院した.⼊院時に,体幹の発疹と⼿⾜の浮腫が認められ,川崎病と診断された. 【問3】⼊院10⽇,体温36.8℃,眼球結膜の充⾎と⼝唇の⻲裂は軽快した.看護師が訪室すると⺟親が「指先の⽪膚がむけていて気になるようです」と話す. Aちゃんの状態について看護師の説明で適切なのはどれか
「むける範囲が広がってきます」
44
乳児にけいれん発作があった時の対処で間違っているものはどれか
⼝に割り箸を⼊れる
45
熱性けいれんについて正しいものはどれか。2つ選べ
5歳までの乳幼児に起こる, 発熱からけいれんが起こるまでの時間が短い児では、再発する率が高い
46
Aくん (8歳, 男児) は,2⽇前から⾷後1〜2時間後に嘔吐を繰り返した.しんどいと訴えるが腹痛はない.便秘や下痢もなし.体温37.2℃.⼼拍97/分.⾎圧107/69 mmHg.SpO2 98.体重 30kg.(カルテに2ヶ⽉前の受診で⾝⻑128.9cm,体重31.5kgと記載あり)診察上,⼼⾳・呼吸⾳異常なし.腹部腸雑⾳減弱.触診にて圧痛なし.咽頭発⾚なし.⼝腔内粘膜乾燥気味.⽪膚ツルゴールやや低下 児は尿意を覚えトイレに⾏きたいと⾔う.尿検査を追加.その後,⽣理⾷塩⽔+ブドウ糖液の点滴を開始.待合で横になっていた.受け答えは良好. 尿検査結果は,尿⽐重1.005,pH 5.0,蛋⽩(ー)糖(3+)ケトン体(3+)潜⾎(ー)ウロビリノーゲン(±)沈渣:WBC<1,RBC<1であった. 血液検査では,Na 129mEq/L,K 5.0mEq/L,Cl 94mEq/L,UN 20.1mg/dL,Cr 0.44mg/dL,⾎糖 840mg/dL,WBC4900 /mm3,RBC 526万/mm3,Plt 33.5万/mm3,CRP 0.16mg/dL. 【問】さあ,これはなんだ??
1型糖尿病
47
Aちゃん(⽣後10ヶ⽉)は,それまで機嫌よく過ごしていたが,⼣⽅から突然不機嫌になり,15〜20分ごとに激しく泣いては,泣き⽌むことを繰り返した.Aちゃんは⼣⾷の離乳⾷を⾷べず哺乳もしなかったが,嘔吐したため21時に保護者と救急病院を受診した.担当医師は保護者に,腸重積症が疑われるためグリセリン浣腸を⾏って便性を確認する,と説明した.体温は37.1℃であった. 【問1】浣腸後に想定される反応便はどれか
イチゴゼリー様便
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Aちゃん(⽣後10ヶ⽉)は,それまで機嫌よく過ごしていたが,⼣⽅から突然不機嫌になり,15〜20分ごとに激しく泣いては,泣き⽌むことを繰り返した.Aちゃんは⼣⾷の離乳⾷を⾷べず哺乳もしなかったが,嘔吐したため21時に保護者と救急病院を受診した.担当医師は保護者に,腸重積症が疑われるためグリセリン浣腸を⾏って便性を確認する,と説明した.体温は37.1℃であった 【問2】Aちゃんへの腹部超⾳波検査の結果,腸重積症の診断が確定し,静脈内注射による鎮静下で⾼圧浣腸が⾏われることになった.看護師が⼀連の処置の準備をするにあたり,最も重要な物品はどれか.
経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO₂〉モニター
49
Aちゃん(⽣後10ヶ⽉)は,それまで機嫌よく過ごしていたが,⼣⽅から突然不機嫌になり,15〜20分ごとに激しく泣いては,泣き⽌むことを繰り返した.Aちゃんは⼣⾷の離乳⾷を⾷べず哺乳もしなかったが,嘔吐したため21時に保護者と救急病院を受診した.担当医師は保護者に,腸重積症が疑われるためグリセリン浣腸を⾏って便性を確認する,と説明した.体温は37.1℃であった 【問3】Aちゃんは,⾼圧浣腸により重積が整復され,経過観察のため⼊院した.翌朝,経⼝摂取が可能となり,状態も落ち着いているため退院が決定した.保護者から「退院後に何か注意することはありますか」と看護師に質問があった.保護者への説明で適切なのはどれか
「同じような症状が出たら受診してください」
50
児童虐待の防止等に関する法律で、親の虐待によって負傷した児童を発見した際の通告先として規定されているのはどれか。2つ選べ
福祉事務所, 児童相談所