問題一覧
1
廃用症候群について誤りの記述は
廃用性症候群を予防するためには、できるだけ寝た状態を保つようにする。
2
意識についての誤りの記述は
意識は一般に、「起きている状態にあること(覚醒)」 または「今ある状態や、周囲の状況などが認識できていない状態のこと」を指す。
3
細胞の老化についての誤り
細胞の遺伝子には、誘発されれば細胞死に至るような過程がプログラムされており、デトックスと呼ばれるこのプログラム死は、いわば細胞の自殺といえる
4
高齢者の薬物療法についての誤り
高齢者への投薬は、十分量で開始し、急速に減量する
5
糖尿病について正しい記述
日本人は遺伝的ににインスリン分泌が弱い人が多いと言われているが、遺伝的な体質に過食・運動不足・肥満・ストレスなどの生活習慣や加齢といった要因が加わり、2型糖尿病が多発している
6
高齢者の特徴として正しい記述
高齢者も恋愛や性に無縁ではない
7
意識についての誤り
意識・覚醒を保つ中枢神経は脳幹部の毛様体賦活系と黒質核である
8
排尿障害について正しい記述
加齢に伴い尿濃縮力は低下する。さらに糖尿病や慢性腎炎・心不全や薬剤等で夜間の尿量を増加させる
9
冠血管疾患についての誤りの記述はどれか
冠動脈のれん縮(スパズム)によって血流が減少または途絶して胸痛が出現するのは心筋症と言われている。
10
脱水症について誤りの記述は
加齢・中枢神経疾患などにより渇中枢機能が活性化し、口渇感が亢進することや、腎臓のNa保持力が増加することも要因の一つである
11
脳血管疾患についての誤りの記述は
脳梗塞の中では心臓病が原因で起こる「心原性脳梗塞栓症」は3割程度を占め、太い血管に血栓が詰まり、他の脳梗塞と比較して症状が軽く死亡率も低いのが特徴
12
所見と病態の組み合わせで正しいのは
レイノー現象 - 四肢末梢の虚血
13
感染症についての誤りの記述は
不顕性感染とは感染は成立しておらず、従って発症しない
14
喫煙などにより肺細胞が壊され、通常はテニスコートほどの肺胞総面積が、バトミントンコートや卓球台くらいに収縮した状態となる疾患は
肺気腫
15
尿路結石症についての誤りの記述
結石は痛みが主症状であるが腎機能は保たれる
16
圧迫骨折について正しい記述
装具は脊椎下部の骨折に対して最も有効。痛みを緩和し、日常生活への復帰をより早く可能にする
17
高齢者の薬物療法で誤りの記述はどれか
高齢者への投薬は、十分量で開始し、急速に減量する
18
運動療法では、運動の効果と安全性に配慮した適正な運動強度として「中強度」の、運動が推奨され、最大酸素摂取量では50%前後の運動に該当する。しかし、最大酸素摂取量の測定そのものが困難な場合もあり、最大酸素摂取量に代わる運動強度の指標として「心拍数/分」が用いられるが、正しいものはどれか
59歳以下 120拍、60歳以上 100拍
19
便秘について正しい記述は
弛緩性便秘は、加齢に伴う生理的機能低下により、高齢者や寝たきりものに多い
20
Aさん(42歳 男性 事務職 身長165cm 体重82kg)は、仕事中居眠りすることが多いと注意されていた。最近イビキがひどく、毎朝寝不足を感じていた。最も考えられる状態は
睡眠時無呼吸症候群
21
尿路結石症について正しい記述はどれか
石が挟み込まれて尿の流れをせきとめてしまうと、狭窄部やその上流が腫れて、痛みが出る
22
内分泌腺についての誤り
内分泌とは分泌腺から血液やリンパ管に分泌される。外分泌腺から放出される物質だけをホルモンという
23
認知症についての誤り
認知症は、脳の病気や障害など様々な原因により、認知機能が低下し、物忘れが進行するが、日常生活全般には支障が出ることはない
24
よく使われる略語で誤りの組み合わせ
QOL - 生活基盤維持量
25
高齢者疾患の特徴とされるもののうちの誤り
病気が発見されやすい
26
肺炎は日本人の死因の第2位であり、肺炎死亡者の92%は、65歳以上の高齢者で占められている
❌
27
高齢者肺炎の70〜80%は、口腔内の雑菌混じりの唾液を、本人が知らないうちに起こす不顕性誤嚥により発症する下降性肺炎である
❌
28
気管支喘息は、気道の平滑筋の収縮により気道が発作的に狭くなり、呼吸困難になる疾患である。医学的には、好酸球の浸潤を伴う気道の慢性炎症で、発作性の喘鳴と呼吸困難を伴い、気道過敏性を持つと定義される
⭕️
29
肺気腫は、喫煙などにより肺胞が壊れて、通常はテニスコートほどの肺胞総面積が、バトミントンコートや卓球台くらいに小さくなってしまった状態である。医学的には呼吸細気管支より末梢の肺胞の異常拡張と定義され、肺胞が壊れているため、酸素を取り入れ、二酸化炭素を排出することができなくなる
⭕️
30
脱水症の出現率は加齢に伴って増加し、特に前期高齢者にその頻度が増加する。 一人暮らしの高齢者や家族が食事量を把握していない高齢者に重篤な脱水症を引き起こすことは少ない
❌
31
慢性疾患の増悪や急性感染症で、口から食物や水分が十分とれないことが最大の要因である
⭕️
32
高齢者の脱水が増える背景に、膵炎や尿路感染症などの急性炎症疾患、脳血管障害などの中枢神経疾患、悪性新生物など経口的に水・電解質摂取が不可能になる病態の増加がある。
⭕️
33
加齢・中枢神経疾患などにより渇中枢機能が活性化し、脱水時の口渇感が更新することや、腎臓のNa保持力が増加することも要因である
❌
34
糖尿病とはインスリン作用が過剰なためブドウ糖が有効に使われずに、血糖値が高くなり、放置すると全身に様々な影響が現れる
❌
35
2型糖尿病は、インスリンを作る肝臓のγ細胞が何らかの原因で壊されることである、インスリンが作られなくなり、糖尿病になる
❌
36
2型糖尿病は、インスリンの分泌が少なくなったり、働きが悪くなるために起こる。主に中高年以降に見られるが、若年者の発症も増加している。 日本の糖尿病患者の約90%が2型糖尿病となっている
⭕️
37
日本人は遺伝的にインスリン分泌が弱い人が多いと言われているが、遺伝的な体質に過食、運動不足、肥満、ストレスなどの生活習慣や加齢といった原因が加わり、2型糖尿病が多発している
⭕️
38
廃用症候群とは過度に安静にすることや活動性が低下したことによる身体に生じた状態をいう
⭕️
39
絶対安静の状態で筋収縮が行われない状態では、1週間で10%から15%の筋力増強が起こると言われている
❌
40
廃用性症候群を予防するためにはできるだけ寝た状態を保つようにする
❌
41
骨折して、ベッド上での生活が長くなると、骨折した下肢の筋肉が萎縮したり、関節が拘縮してしまうだけでなく、起立性低血圧や、静脈血栓症などを引き起こしたり、尿路感染症や、誤嚥することによる肺炎や褥瘡を起こしやすくなる
⭕️
42
認知症とは「生後いったん正常に発達した種々の精神機能が慢性的に減退・消失することで、日常生活・社会生活に支障ない状態」をいう。
❌
43
認知症の人は、認知機能の低下により、状況の認識・理解・判断が適切にできないことを自分では把握できない。そのため、その場にマッチしない言動・行動が生じ、周囲の人との軋轢が生じ、本人も周囲もストレスが高じていく構造にある
⭕️
44
認知症の人の言動・行動の背景や意味を探り、本人の意を汲んでプライドを損なわないような関わりを試みても意味はない
❌
45
認知症患者さんには不安・焦燥・易怒・興奮が出やすく、被害的で妄想的な解釈が生まれやすい。このように心理的な反応として出る異常な行動や精神症状を認知症の「行動・心理症状」PTSDという
❌
46
脳動脈の内腔が血栓等によって閉塞し、そこから先に血液が流れなくなり酸素や栄養素が不足し、脳細胞が壊死に陥る現象を脳梗塞という
⭕️
47
脳血栓は、動脈硬化で狭くなった脳動脈が徐々に塞がってつまる
⭕️
48
脳塞栓は、脳以外の部位に発生した血栓が脳動脈に流れこんで詰まり、突然発症して、麻痺や意識不明となる
⭕️
49
脳梗塞の中では、心臓病が原因で起こる「心原性脳塞栓症」は3割程度を占め、太い血管に血栓が詰まるため、他の脳梗塞と比較して症状が軽く死亡率も低いのが特徴
❌
50
高齢者では、薬物血中濃度の上昇が起こりやすい
⭕️
51
高齢者では、複数の疾患を抱えて多剤投与となりやすい
⭕️
52
高齢者では積極的に薬物療法を心がける
❌
53
高齢者への投薬は、十分量で開始し、急速に減量する
❌
54
老化しているかどうかは年齢で決まる
❌
55
高齢者のほとんどは健康を害している
❌
56
高齢者の頭脳は若者のように明敏ではない
❌
57
高齢者も恋愛や性に無縁ではない
⭕️
58
運動器は加齢変化が現れやすい臓器の一つであり、特に女性では閉経後の骨粗鬆症が急激に少なくなる
❌
59
加齢と共に、外来性抗原に対する免疫応答は亢進し、感染を起こしやすくなるが、逆に自己抗原に対する免疫応答は低下する
❌
60
心臓の代謝機能が障害され、脳、腎臓、四肢など酸素需要の大きい臓器に十分な酸素が運搬できなくなり運搬先の臓器に有害な症状が起きる病態を心不全という
❌
61
高齢者が向けたり咳払いをしながら食事している場合、それはすでに何らかの気管支狭窄障害を起こしているサインであると考えられる
❌
62
脳機能の一つである記憶力を見ると、20歳代をピークに次第に衰えてゆくくらいまで増強を続けて、その後もほとんど低下することはない。これを普遍性知能といい、想像力・統合力・理解力などにより的確な判断をする能力と考えられる
❌
63
厚生労働省によれば、65歳以上を高齢者と定義し、そのうち74歳以下を、前期高齢者、75歳以上を後期高齢者と呼称する
⭕️
64
嚥下障害のある高齢者への食事の工夫で最も適切なのは
汁物にはとろみをつける
65
高齢者の疾患の特徴として正しいのは
複数の臓器に障害が生じやすい
66
運動習慣が身体機能に与える影響で正しいのは
基礎代謝量の増加
67
虚血により心筋が壊死に陥っているのは
心筋梗塞
68
高齢者肺炎で、雑菌混じりの唾液を不顕性誤嚥することで起こるものは
誤嚥性肺炎
69
骨はコラーゲンからなる基質とカルシウムやリンからなる骨塩からできている。 加齢、エストロゲン減少、vitDの欠乏、摂取Ca量の不足、運動量の低下により骨吸収亢進による低骨量の骨組織の微細構造の異常を特徴とし骨の脆弱性が増大した状態は
骨粗鬆症
70
喫煙などにより肺細胞が壊され、通常はテニスコートほもの肺胞総面積が、バトミントンコートや卓球台くらいに縮小した状態となる疾患は
肺気腫
71
Aさんは(42歳、男性、事務職、身長165cm、体重82kg)は仕事中居眠りすることが多いと注意されたいた。最近イビキがひどく寝不足を感じていた。最も考えられるのは
睡眠時無呼吸症候群
72
日本の人口動態統計における悪性新生物に関する記述で正しいのは
部位別にみた死亡者数は、気管、気管支、及び肺が最も多い
73
所見と病態の組み合わせで正しいのは
レイノー現象 - 四肢末梢の虚血
74
老人性難聴の特徴は
耳鳴を伴う
75
脳血管疾患は再発が多いとされるがその対策で正しくないのは
趣味嗜好の継続
76
膀胱炎の三症状に含まれないのは
微量アルブミン尿
77
下肢の閉塞性動脈硬化症(ASO)の症状は
間欠性跛行
78
貧血で正しいのは
血色素が減っていること
79
睡眠障害について正しくないのは
不眠症では、入眠障害、中途覚醒、熟眠障害、晩期覚醒に4分類されている
80
便秘について正しいのは
弛緩性便秘は、加齢に伴う生理的機能の低下により、高齢者や寝たきり者に多い
81
心不全について正しくないのは
左心不全:左心室の絶対的ポンプ機能の低下や相対的機能低下で、肺静脈から左心房へ戻る血液の虚血が起きた状態
82
脊柱管狭窄症について正しくないもの
特徴である常態性跛行とは、歩行が続けられなくなりいったん休みを取ればまた歩行できるようになるという状態を繰り返すことである
83
糖尿病について正しくないのは
一方で、肥満などのインスリン無抵抗性状態、あるいは低インスリン血症そのものが動脈硬化を促進させているとも言われている
84
コロナウイルスについて正しくないのは
何らかの理由で遺伝子交代が起こると、それまでは他の動物しか感染しなかったようなウイルスが人に感染することがあり、これが新型ウイルスである
85
頸椎の変形性変化について正しくないのは
脊髄の後ろ側にある上下の骨をつなぐ緑色靭帯が暑くなることもある
86
肝硬変について正しくないのは
肝機能障害が進行すると共に、肝臓の予備軍が充実してくると非代償性肝硬変になる
87
パーキンソン病の症状で正しいのはどれか
動作緩慢と安静時震戦がある
88
誤りの記述
養生とは健康を増進させるために身体を鍛えること
89
誤りの記述
青年(15〜29歳)死亡1位は交通事故である
90
誤りの記述
細胞の遺伝子には、誘発されれば細胞死に至るような過程がプログラムされており、デトックスと呼ばれるこのプログラム死は、いわば細胞な自殺と言える
91
誤りの記述
QOLとは高齢者の日常生活上の質的欠点をいう
92
若年者と比較した高齢者の睡眠の特徴
熟眠感がない
93
加齢による身体機能で増加・上昇するのは
収縮期血圧
94
骨粗鬆症で活性化しているのは
骨吸収
95
正しい記述
装具は脊椎下部の骨折に対して最も有効。痛みを緩和し、日常生活への、復帰をより早く可能にする
96
老視の原因
毛様体筋の萎縮
97
頻回の嘔吐でおこりやすいのは
脱水
98
成人へのインフォームドコンセントで重要なことは
患者が理解したかを確認する
99
高齢者に多い弛緩性便秘の原因で正しいのは
便意の我慢
100
運動習慣が身体機能に与える影響でただしいのは
基礎代謝量の増加