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哲学概説 短期集中
  • 問題数 83 • 2/2/2024

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  • 1

    ()よれば時間は世界とともに神によって創造されたものであり、創造以前に時間は存在しない。

    アウグスティヌス

  • 2

    どんな物事にも、それが他ではなくまさにそのようになる十分な理由がある、という原理は()と呼ばれる。

    充足理由律

  • 3

    ()のいう理性批判とは、理性の自己吟味である。

    カント

  • 4

    ()は、「自然学の後に置かれたもの」を意味するギリシア語に来し、「自然学を超える学」という含意をもつようになった学問分野であり、第一哲学とも称される。

    形而上学

  • 5

    二つの集合の大きさの比較には、一対一対応を基準にした比較と、()との関係を基準にした比較とが分けられる

    集合と部分集合

  • 6

    対応基準によって比較される集合の大きさは()と呼ばれ、集合論で集合の大きさと言えばこれを指す。

    濃度

  • 7

    ()は(自然数の中で)平方数の個数とその根の個数とを比較考察したところから、量の大小の比較は有限なものどうしのあいだでしか成り立たないと考えた。

    ガリレイ

  • 8

    あらゆる無数の集合は、あらゆる有理数の集合と比べたとき、対応基準では等しく、包合基準では()。

    小さい

  • 9

    ()は対角線論法によって、あらゆる実数の集合が、あらゆる自然数の集合よりも(対応基準で)大きいことを証明した

    カントール

  • 10

    任意の集合Sについて、その()をS'とすると、S'はSよりも(濃度が) 大きい。

    べき集合

  • 11

    ()と対比されるヘレニズムとは、ギリシアの文化・思想全般やその特徴を指す。

    ヘブライズム

  • 12

    ギリシア語の()は一般に秩序や調和、装飾を意味する言葉だったが、そこから派生して、秩序を含むものとしての世界をも意味するようになった。

    コスモス

  • 13

    ()は一般に「万物は流転する」という教えで知られているが、この教えはむしろ後の()派のものであり、()自身の強調点は変化を通じた一性にあった。

    ヘラクレイトス

  • 14

    エレア派の()は「有るもの」はただ一つだと説き、その弟子ゼノンは、多くのものが有るという仮定からは矛盾が生じるという背理法を用いて、「有るもの」はやはりただ一つだと論じて、()の一元論を支持した。

    パルメニデス

  • 15

    ()は、哲学は苦しみから始まると述べている。

    アリストテレス

  • 16

    ()のイデア論には、(1)徳の原型もしくは徳の本質、(2)認識の成立根拠、(3)存在者の存在構造という三つの要素がある。

    プラトン

  • 17

    それまでの哲学者が主に宇宙や自然に注目してきたのに対して、()は哲学の核心を人間の生き方や魂の問題に置いたというのは、大きなターニング・ポイントとしてしばしば強調される点である。

    ソクラテス

  • 18

    ()に対して、神は自らが「アブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神」だと告げ、()の祖先たちが言じていた神こそが自身であると明かした。

    モーセ

  • 19

    四つの福音書を含む新約聖書は()語で書かれている。

    ギリシア

  • 20

    ユダヤ教、特にファリサイ派では()の厳守が強調されたのに対して、イエスは、()の根本は神に対する愛と隣人に対する愛であると説き、()至上主義を斥けた。

    律法

  • 21

    ()は個物こそがを実体(ウーシア)であり、種は第二実体であるとした。

    アリストテレス

  • 22

    神が()に告げた約束の地の名はカナン(パレスチナ)である。

    アブラハム

  • 23

    古代ユダヤ人(イスラエル人)たちは、モーセに導かれてシナイ山で神と契約を交わし、()を受け取ったという。

    十戒

  • 24

    キリスト教の理解に従えば、旧約聖書の預言にいう「第二のダビデ」とは、()のことである。

    イエス

  • 25

    ローマ・カトリックの初代教皇は()とされている。

    ペトロ

  • 26

    イエスによれば、愛は律法を()するものである。

    完成

  • 27

    古代ギリシアの思想では、世界はつくられたものであっても、あらかじめ存在する何らかの質料・材料からつくられたものであった。対してキリスト教における世界の創造は、()からの創造として特徴づけられる。

  • 28

    懐疑論、懐疑主義を意味するscepticismという英語はギリシア語の動詞スケプテスタイに由来し、このギリシア語のもともとの意味は()であった。

    検討する

  • 29

    ()は懐疑を疑問形で表現することによって、「私は疑う」という懐疑から「私が疑うことは確かである」という判断が帰結してしまうのを避けることができると考えた。

    モンテーニュ

  • 30

    ()は確実な真理を見つけるために、少しでも疑わしいものはすべて疑ってみるという、方法的懐疑を遂行した。

    デカルト

  • 31

    デカルトは確実な真理を求める懐疑の中で、感覚経験は間違っているかもしれないと疑い、さらに堅固な感覚経験であっても、夢の中でそうだと思い込んでいるだけかもしれないと疑い、ついにはもっと確実と思われる()すらもあえて疑っている。

    数学的知識

  • 32

    デカルトは物質的世界の存在を証明するために、コギトから神の存在証明へと進み、さらに神の()も確かだと論じることで、神が私たちを敷いているという可能性を取り除いている。

    誠実性

  • 33

    カンタベリーのアンセルムスは、信仰と理性的探究との関係について「()しようとする信仰」、「信じるために()しようとするのではなく、()するために信じる」という言葉を残している。

    理解

  • 34

    ()は、神の存在証明を存在論的、宇宙論的、自然神学的の三つに整理している。

    カント

  • 35

    神の存在証明の中でも、何か偶然的なものが存在しており、その原因の系列を無限に遡ることはできないから第一原因が存在する、と論じるタイプの証明は一般に()証明と呼ばれている。

    宇宙論的

  • 36

    アンセルムスは神の存在証明において、神を()として理解する事から出発している。

    それより大きなものを考えることができないもの

  • 37

    ()は「幼くして洗礼を受け、キリスト教に親しんでいたが、若かりし頃ローマで広まっていたマニ教に魅せられる」と書かれているが、幼くして洗礼を受けというのは間違いであり、訂正を要する。

    アウグスティヌス

  • 38

    アウグスティヌスは()に対する失望の中で、(プラトンのアカデメイアを引き継ぐ)アカデミア派(アカデメイア派)の懐疑論に触れ、その考えに引きつけられたが、後のデカルトと同じように、どんな懐疑の中にあっても、自分がそのように疑い、考えているということだけは確実だということに気づくことで、懐疑論を免れることができた。

    マニ教

  • 39

    デカルトは物体を「延長するもの」として理解したが、この「延長」とは()のことである。

    空間的な広がり

  • 40

    ()は心脳同一説を一つの科学的仮説として提示している。

    プレイス

  • 41

    神経細胞(ニューロン)の図で言うと、細胞体は()から信号の入力を受けて信号を出力する。

    左側の樹状細胞

  • 42

    機能主義によれば同じ心理状態(機能状態)を実現する物理状態は複数あり得るのであり、そうした可能性は()と呼ばれる。

    多重実現可能性

  • 43

    ()の哲学的ゾンビも、機能主義に従えば心をもっていることになる。

    チャーマーズ

  • 44

    心脳同一説では、痛みはC線維の発火と同一である。対して機能主義では、C繊維の発火と同一な痛み(例えば人間が感じる痛み)だけでなく、C繊維の発火と同一でない痛み(例えば火星人が感じる痛み) もあってよく、ある特定の痛みがC線維の発火と同一であるなら、その同一性は()の同一性である。

    トークン

  • 45

    チャーマーズの哲学的ゾンビは、例えば身体の損傷に際して、人間が痛みを感じる場合と行動レベルでも脳レベルでも同じような反応を示すが、()を欠いており、実は何も感じていない。

    クオリア

  • 46

    ロックはみずからの経験論の立場を、知性を()に喩えることで表現している。

    白紙

  • 47

    ロックは(経験的な)知識の源泉を感覚と()の二つに求めている。

    反省

  • 48

    ロックは、()であるとは主張していない。

    数学は数学的知識

  • 49

    ()の思想として、「存在するとは知覚されることである」ということが言われる場合、その存在は物質の存在に限定されている。

    バークリ

  • 50

    ヒュームは空間的な接近と時間的な継起に加えて、必然的結合を因果関係の重要な条件とみなしたが、私たちの経験のうちに見出されるのは、一方の事物が現れるときいつも他方の事物が現れるという()にすぎないと論じている。

    恒常的連接

  • 51

    ()が主張しているのは、因果関係というものが存在しないということではなく、因果関係が存在するという私たちの念が、知的に正当化できるものではなく、心の習慣に基づくものでしかないということである。

    ヒューム

  • 52

    ヒュームに言わせれば、心は様々な知覚の()にすぎず、特定の印象や観念によって実体として知られるものではない。

  • 53

    20世紀の哲学の「言語論的転回」の起源は、フレーゲが()を体系化することで成し遂げた論理学の革命に求められる。

    述語論理

  • 54

    ()は、数学を論理学に還する構想を実現しようとしていたが、この論理主義の構想は、ラッセルのパラドクスの発見によって破綻するにいたった。

    フレーゲ

  • 55

    ウィトゲンシュタインの前期の哲学は()によって代表される。

    論理哲学論考

  • 56

    ()は命題の分析において、それ以上は分解できない命題を要素命題と呼んだ。

    ウィトゲンシュタイン

  • 57

    ウィトゲンシュタインによれば、言語の()は、言語によって語られる領域に属していない。

    主体

  • 58

    後期ウィトゲンシュタインは()の考察に転じる。

    日常言語

  • 59

    ウィトゲンシュタインは言語ゲームの多様性を強調し、さまざまな言語ゲームのあいだに()しか認めようとしない。

    家族的類似性

  • 60

    ウィーン学団のメンバーの一人であり、論理実証主義の検証主義の難点を克服すべく、「確証の度合」という概念を導入したのは()である。

    シュリック

  • 61

    ()は論理実証主義の立場を検証主義として特徴づけ、それに代わる反証主義を提唱した。

    ポパー

  • 62

    仮説の反証可能性の高低に関するポパーの考えを考慮に入れるとき、太郎は学生である、()太郎は福島に住んでいる」となる。

    かつ

  • 63

    ()は通常化学をパズル解きにたとえた。

    クーン

  • 64

    クーンは、パラダイムを異にする二つの科学理論は共通の尺度によって比較できないと説き、この事態を()という概念で表現した。

    共約不可能性

  • 65

    クーンは、古いパラダイムに代わる新しいパラダイムの採用を()にたとえた。

    改宗

  • 66

    カントは()で、啓蒙を「人間が自分で招いた未成年状態からぬけだすこと」として定義した。

    啓蒙とは何か

  • 67

    ホルクハイマーとアドルノが共著『啓蒙の弁証法』で論じた「啓蒙」とは、M・ウェーバーが「脱()化」として捉えた「()からの解放」の歴史的過程である。

    呪術

  • 68

    ()は科学にとって本質的な没価値性を、方法論的な態度としての没価値性と存在論的なテーゼとしての没価値性とに分けて考察している。

    ヨナス

  • 69

    ヨナスの()には、早い段階における世代間倫理の原理的考察が含まれている。

    未来倫理

  • 70

    ()は近代的技術の本質をゲシュテルに見る。

    ハイデガー

  • 71

    ハイデガーによれば、人間が近代技術によって資材を出せと自然を取り立てるのは、まずもって()が取り立てられ、資材になってしまっているからである。

    人間

  • 72

    ()は定立(はじまりや限界がある)と反定立(はじまりや限界がない)という二つの対立する主張からなる。

    アンチノミー

  • 73

    真理の集合は無限であると説いたのは()である。

    ボルツァーノ

  • 74

    思考の集合は無限であると説いたのは()である。

    デーデキント

  • 75

    ギリシア思想の最大の特徴は()主義である。

    理性

  • 76

    万物の根源(アルケー)は水であると説いた哲学の祖は()である。

    タレス

  • 77

    ()はプラトンのイデア論を批判し形相と質料、実体を説いた。

    アリストテレス

  • 78

    ユダヤ教、キリスト教、イスラム教はすべて()の宗教であり、同一の神をじている

    アブラハム

  • 79

    ()において時間は始まりと終わりをもつ直線としてイメージされる。

    終末論

  • 80

    キリスト教において、あらゆる死者が蘇り、神による裁きを受けることを()という。

    最後の審判

  • 81

    ()はアレクサンドロス大王の遠征に同行し、帰ってから懐疑派の祖となり、判断保留の徹底を行った。

    ピュロン

  • 82

    ()が断行するのが方法的懐疑である。確実な真理を見つけるために、少しでも疑う余地のあるものはすべて疑ってみるという方法。

    デカルト

  • 83

    ()はフランクフルト大学付属の社会研究所の所長で、フランクフルト学派のリーダーである。

    ホルクハイマー