問題一覧
1
肝硬変患者の重症度、手術リスク、予後予測の指標
Child-Pugh分類
2
過度に血中濃度が上昇することで副作用が増強するおそれのある医薬品
アトルバスタチン、ロスバスタチン
3
肝障害時に投与可能なスタチン系薬剤
プラバスタチン
4
肝障害を悪化される恐れのある薬剤3つ
アセトアミノフェン、チクロピジン、イトラコナゾール
5
肝硬変に伴う合併症を悪化させる恐れのある医薬品2つ
アミノ酸含有注射剤、アセタゾラミド
6
肝硬変時に投与可能なアミノ酸含有注射剤
アミノレバン
7
肝障害二伴う処理能力低下によって副作用が増強するおそれのある医薬品
メトホルミン→乳酸アシドーシス
8
肝予備能力の低下によって副作用が増強するおそれのある医薬品3つ
ワルファリン、リバビリン、チカグレロル
9
薬物性肝障害の分類と治療薬
肝細胞障害型(ALT上昇優位)→グリチルリチン酸、ウルソデオキシコール酸 胆汁うっ滞型(ALT、T-Bil上昇優位)→ウルソデオキシコール酸 ステロイド
10
薬物性肝障害の上位原因薬物2つ
カルバマゼピン タゾバクタム・ピペラシリン
11
アセトアミノフェンの治療薬物
N-アセチルシステイン
12
バルプロ酸の治療薬
L-カルニチン
13
肝障害は空腹時血糖が正常あるいは低血糖
グリコーゲンの合成や糖新生が傷害されるため
14
肝障害時、食後の著明な高血糖になりやすい
ブドウ糖が肝臓で代謝を受けず直接末梢に流れ込むため
15
スルホニル尿素薬は、肝障害時には
禁忌
16
老年症候群 高頻度に現れる症状3つ
ふらつき、記憶障害、せん妄
17
せん妄になりやすい薬剤
非ベンゾジアゼピン系 ベンゾジアゼピン系 三環系抗うつ剤 抗躁病薬 抗てんかん薬 パーキンソン病 麻薬 非麻薬性鎮痛薬 抗ヒスタミン H2ブロッカー 抗コリン薬 抗ウイルス薬 ステロイド薬 気管支拡張薬
18
ふらつき注意
睡眠薬 抗精神病薬 抗うつ薬 麻薬 鎮痛薬 抗てんかん薬 ステロイド薬 抗アレルギー薬 抗認知症薬
19
高齢者でS-Crが◯◯mg/dL未満では〇〇を代入して補正すると予測精度が向上する
0.6
20
薬剤性腎障害になりやすい薬剤
非ステロイド性抗炎症薬、抗腫瘍薬、抗菌薬、造影剤
21
中毒性腎症になる薬剤8つ
グリコペプチド系抗菌薬 アミノグリコシド系抗菌薬 ヨード造影剤 NSAIDs カルシニューリン阻害薬 リチウム製剤 アムホテリシンB ST合剤
22
腎障害時、グリベンクラミドなどのSU薬は
投与可
23
ワルファリン服用時のPT-INRの目標値
通常2.0〜3.0 高齢者は1.6〜2.6 透析患者は2.0以下
24
腎機能低下で減量すべき薬物
尿中へ活性体の排出率の高い薬物 代謝物に活性のある薬物:アロプリノール、ジソピラミド 腎で代謝される薬物:インターフェロン、エキセナチド、インスリン 尿毒症性物質の蓄積により機能性蛋白である代謝酵素・トランスポーターの発言量機能低下:デュロキセチン、ロスバスタチン 腎毒性が強い薬物:ヨード造影剤
25
(DOAC)リバーロキサバンなど CCr〇〇mL/分未満で禁忌か
15
26
DOAC(トロンビン直接阻害薬) ダビガトラン CCr〇〇mL/分未満で禁忌
30
27
プラザキサは腎障害(CCr30未満)、
禁忌である。本剤は腎排泄性であり、出血の危険性が増大する。
28
SU薬は腎障害時にらその活性代謝物が腎排泄されることからCCr30であれば低血糖に注意しながら使える
重篤な腎機能障害時にはインスリン治療に切り替えるのが無難
29
ナテグリニドは透析患者に使えるか
禁忌である。ミチグリニド、レパグリニドはCCr30mL/分未満でも使える
30
ピオグリタゾンや代謝物の〇〇が腎排泄で、〇〇が肝で排泄されることからCCr〇〇以上であれば使える
1/4、1/3、30
31
メトホルミンは未変化体が〇で排出されるためCCr〇以上であれば使用可能である。
腎、30 腎機能低下のある患者はメトホルミンの排泄量が低下し、血中濃度が上昇するため乳酸アシドーシスのリスクが上がる
32
SGLT2阻害薬 高度腎機能障害患者または 透析中の末期腎不全患者では
投与しないこと。
33
腎障害時、リラグルチドは投与
できる。他にセマグルチド、デュラグルチドは投与できる。 エキセナチドは投与しない。リキシセナチドは臨床試験をしていない。
34
内因性インスリンは〇%が肝臓、◯が腎臓 外因性インスリンは◯%が肝臓、◯が腎臓
80、20、50、50
35
高カリウム血症の治療方法
カルシウム製剤の投与 グルコースインスリン療法 アシドーシスの改善 陽イオン交換樹脂の投与
36
生後1ヶ月まで
新生児期
37
生後1ヶ月〜1歳
乳児期
38
1歳から小学校入学まで
幼児期
39
小学生の期間
学童期
40
12歳以降
青年期
41
Augsberger 2式
小児薬用量=成人量×(4×年齢+20)/100
42
Young式
小児薬用量=年齢/(12+年齢)×大人料
43
clark式
小児薬用量=体重/150×大人量
44
Crawford式
小児薬用量=大人料×体表面積/1.73
45
オーストラリア保健省・薬品・医薬品行政局の妊婦・授乳婦に関する分類基準
TGA-PC
46
一般的に、妊娠時期の開始日は?
最終月経日の開始日を0週0日
47
受精から2週間位まで〇〇の法則
All or None の法則
48
受精から2周間目までに薬を服用したとしても影響はあるか?
ないと考えられている
49
妊娠2ヶ月の時期を〇〇と呼ぶ
絶対過敏期
50
妊娠3ヶ月から4ヶ月前後は〇〇と呼ぶ。
相対過敏期
51
妊娠5ヶ月から分娩までに形態的異常を起こす薬剤3つ
ワルファリン、ACE阻害薬、プロスタグランジン製剤 胎児毒性がある
52
分娩直前にNSAIDsは禁忌となるが、何が引き起こされるためか?
動脈管収縮
53
分娩直前、抗精神病薬や抗てんかん薬は何を引き起こすか
離脱症候群
54
妊娠高血圧症候群や糖尿病では、胎盤の機能低下が起こり、薬物が通過しやすくなる。
はい
55
妊娠中、薬物の遊離型分率はどうなるか
増加する。血漿量が増加するがアルブミン量は増加しないため、血漿タンパク濃度が低下するため。
56
妊娠によって薬物代謝酵素の活性が低下するのは?
CYP1A2
57
CYP1A2の活性低下により半減期が減少して副作用が出現しやすくなる薬剤4つ
テオフィリン、チザニジン、オランザピン、フルボキサミン
58
妊娠中に使用する便秘症薬で第1選択薬2つ
マグネシウム塩類、パントテン酸
59
妊婦に対して、厚生労働省は二分脊椎などの神経管閉鎖障害の防止に対して、〇〇の多く取れた食事を推奨している
葉酸
60
婦人科薬の抗菌薬で鉄剤の相互作用により併用は避けるべきであるセフェム系薬剤
セフジニル
61
絶対過敏期、相対過敏期に禁忌な薬剤14種類
抗てんかん薬 エトレチナート(乾癬) ビタミンA コルヒチン メトトレキサート アザチオプリン サリドマイド、レナリドミド ダナゾール(子宮内膜症) チアマゾール 黄体ホルモン・卵胞ホルモン 炭酸リチウム アミノグリコシド リバビリン エファビレンツ(HIV)
62
妊婦の潜在過敏期における禁忌の薬剤9種類
ACE阻害、ARB アスピリン、インドメタシン テトラサイクリン サルファ剤 クロラムフェニコール SSRI フェニトイン シクロホスファミド グリベンクラミド
63
妊婦における全ての時期で禁忌な薬剤2つ
ワルファリン ミソプロストール
64
妊婦における風邪症候群で投与可能な薬剤
解熱鎮痛薬:アセトアミノフェン 鎮咳薬:デキストロメトルファン 抗ヒスタミン薬:第2世代、ロラタジン、セチリジン、フェキソフェナジン 抗アレルギー薬:ステロイド薬の点鼻製剤 気管支拡張薬:テオフィリン 止瀉薬:ロペラミド 抗菌薬:ペニシリン系、セフェム系、マクロライド ワクチン:インフルエンザワクチン 漢方薬:麦門冬湯、小青竜湯、葛根湯 など
65
肝障害、腎障害時にも使用できるDPP4薬2つ
リナグリプチン、テネリグリプチン