問題一覧
1
京より下り(し)ときに、みな人、子どもなかり(き)。[文法的意味、活用形]
過去、連体形、終止形
2
今は昔、竹取の翁といふ者あり(けり)。[文法的意味、活用形]
過去、終止形
3
「盗人の襲ひかかりたるなり(けり)。」[文法的意味、活用形]
詠嘆、終止形
4
秋田、なよ竹のかぐや姫とつけ(つ)。[文法的意味、活用形]
完了、終止形
5
この子を見れば、苦しきこともやみ(ぬ)。[文法的意味、活用形]
完了、終止形
6
国王の仰せ言を背かば、はや殺し給ひ(てよ)かし。[文法的意味、活用形]
確述、命令形
7
とまれかうまれ、とく破り(て)む。[文法的意味、活用形]
確述、未然形
8
はや舟に乗れ。日も暮れ(ぬ)。[文法的意味、活用形]
確述、終止形
9
もの知り(ぬ)べき顔したる神官を呼びて、[文法的意味、活用形]
確述、終止形
10
とく帰り給ひ(ね)。[文法的意味、活用形]
確述、命令形
11
組ん(づ)組まれ(つ)、討ち(つ)討たれ(つ)。[文法的意味、活用形]
並列、終止形、終止形、終止形、終止形
12
泣き(ぬ)笑い(ぬ)ぞし給ひける。[文法的意味、活用形]
並列、終止形、終止形
13
紫だち(たる)雲の細くたなびき(たる)。[文法的意味、活用形]
存続、連体形、連体形
14
かきつばたいとおもしろく咲き(たり)。[文法的意味、活用形]
存続、終止形
15
あしと思へ(る)けしきもなくて、出だしやりければ、[文法的意味、活用形]
存続、連体形
16
五月のつごもりに、雪いと白う降れ(り)。[文法的意味、活用形]
存続、終止形
17
すでにし出だし(たる)さまにて、ひしめき合ひたり。
完了、連体形
18
大和人、「来む。」と言へ(り)。[文法的意味、活用形]
完了、終止形
19
京には見え(ぬ)鳥なれば、みな人見知ら(ず)。[文法的意味、活用形]
打消、連体形、終止形
20
深きゆゑあら(む)。[文法的意味、活用形]
推量、終止形
21
もとの国より、迎へに人々まうで来(むず)。[文法的意味、活用形]
推量、終止形
22
我、人を起こさ(む)。[文法的意味、活用形]
意志、終止形
23
この柑子の喜びをばせ(むずる)ぞ。[文法的意味、活用形]
意志、連体形
24
命長くとこそ思ひ念ぜ(め)。[文法的意味、活用形]
適当、已然形
25
方々に手分けをこそせられ(むずれ)。[文法的意味、活用形]
適当、已然形
26
ただ一度にいらへ(む)も、待ちけるかともぞ思ふとて、[文法的意味、活用形]
仮定、連体形
27
焼き殺されたりと言はれ(むずる)は、念もなきことなり。[文法的意味、活用形]
仮定、連体形
28
心あら(む)友もがな。[文法的意味、活用形]
婉曲、連体形
29
悦びをなして参ら(むずる)源氏どもこそ多う候へ。[文法的意味、活用形]
婉曲、連体形
30
この戒め、万事にわたる(べし)。[文法的意味、活用形]
推量、終止形
31
毎度ただのちの矢なく、この一矢に定む(べし)と思へ。[文法的意味、活用形]
意志、終止形
32
東の方に住む(べき)国求めにとて行きけり。[文法的意味、活用形]
適当、連体形
33
子になり給ふ(べき)人なめり。[文法的意味、活用形]
当然、連体形
34
七つあらむ軟挺を尋ねて取る(べし)。[文法的意味、活用形]
強い勧誘、終止形
35
影だに踏む(べく)もあらぬこそ、くちをしけれ。[文法的意味、活用形]
可能、連用形
36
月ばかりおもしらきものはあら(じ)。[文法的意味、活用形]
打消推量、終止形
37
私の従者をば具し候は(じ)。[文法的意味、活用形]
打消意志、終止形
38
行く春丹波にいまさば、もとよりこの情浮かぶ(まじ)。[文法的意味、活用形]
打消推量、終止形
39
「漏らすことある(まじ)。」と、返す返す契りて去りぬ。[文法的意味、活用形]
打消意志、終止形
40
さらにさらにおぼしよる(まじき)ことなり。[文法的意味、活用形]
禁止、連体形
41
顔むげに知る(まじき)童一人ばかりぞ率ておはしける。[文法的意味、活用形]
打消当然、連体形
42
この女見では、世にある(まじき)心地のしければ、[文法的意味、活用形]
不可能推量,連体形
43
風吹けば沖つ白波たつた山夜半にや君がひとり越ゆ(らむ)[文法的意味、活用形]
現在推量、連体形
44
見るままに山風荒くしぐるめり都も今や夜寒なる(らむ)[文法的意味、活用形]
現在推量、終止形
45
などや苦しきめを見る(らむ)。[文法的意味、活用形]
現在の原因推量、終止形
46
ひさかたの光のどけき春の日に静心なく花の散る(らむ)[文法的意味、活用形]
現在の原因推量、終止形
47
唐土にことごとしき名つきたる鳥の、えりてこれにのみゐる(らむ)、いみじう心ことなり。[文法的意味、活用形]
現在の伝聞、終止形
48
ほどにつけつつ思ふ(らむ)家を別れて、かく惑ひ合へる。[文法的意味、活用形]
現在の婉曲、連体形
49
目を配りて読みゐたるこそ、罪や得(らむ)とおぼゆれ。[文法的意味、活用形]
推量、連体形
50
右大臣の御年、五十七、八にやおはしまし(けむ)。[文法的意味、活用形]
過去推量、終止形
51
恨みを負ふ積もりにやあり(けむ)、いとあつしくなりゆき、[文法的意味、活用形]
過去の原因推量、終止形
52
参りたる人ごとに山へ登りしは、何事かあり(けむ)。[文法的意味、活用形]
過去の原因推量、連体形
53
行平の中納言の、「関吹き越ゆる」と言ひ(けむ)浦波、[文法的意味、活用形]
過去の伝聞、連体形
54
すかし申し給ひ(けむ)が恐ろしさよ。[文法的意味、活用形]
過去の婉曲、連体形
55
春過ぎて夏来たる(らし)白妙の衣乾したり天の香具山[文法的意味、活用形]
推定、連体形
56
簾少し上げて、花奉る(めり)。[文法的意味、活用形]
推定、終止形
57
ことにかたくななる人ぞ、「この枝,かの枝、散りにけり。今は見どころなし。」などは言ふ(める)。[文法的意味、活用形]
婉曲、連体形
58
笛をいとをかしく吹き澄まして、過ぎぬ(なり)。[文法的意味、活用形]
推定、終止形
59
男もす(なる)日記といふものを、女もしてみむとて、するなり。[文法的意味、活用形]
伝聞、連体形
60
やがてかけこもら(ましか)ば、くちをしから(まし)。[文法的意味、活用形]
反実仮想、已然形、終止形
61
思ひにし死するものにあら(ませ)ば千遍そ我は死に帰ら(まし)[文法的意味、活用形]
反実仮想、已然形、終止形
62
世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけから(まし)[文法的意味、活用形]
反実仮想、終止形
63
朽ちもせぬこの川柱残らずは昔の跡をいかで知ら(まし)[文法的意味、活用形]
反実仮想、終止形
64
白玉か何ぞと人の問ひしとき露と答へて消えな(まし)ものを[文法的意味、活用形]
実現不可能な希望、連体形
65
これに何を書か(まし)。[文法的意味、活用形]
迷い、終止形
66
よきかたの風(なり)。あしき方の風(に)はあらず。[文法的意味、活用形]
断定、終止形、連用形
67
諸国の受領(たり)しかども、殿上の仙籍をばいまだ許されず。[文法的意味、活用形]
断定、連用形
68
天の原ふりさけ見れば春日(なる)三笠の山に出でし月かも[文法的意味、活用形]
存在、連体形
69
悲しくて、人知れずうち泣か(れ)ぬ。[文法的意味、活用形]
自発、連用形
70
住みなれしふるさと、限りなく思ひ出で(らる)。[文法的意味、活用形]
自発、終止形
71
湯水飲ま(れ)ず、同じ心に嘆かしがりけり。[文法的意味、活用形]
可能、未然形
72
恐ろしくて寝も寝(られ)ず。[文法的意味、活用形]
可能、未然形
73
にぎはひ豊かなれば、人には頼ま(るる)ぞかし。[文法的意味、活用形]
受身、連体形
74
ありがたきもの、舅にほめ(らるる)婿。[文法的意味、活用形]
受身、連体形
75
今日はまして、母の悲しがら(るる)ことは。[文法的意味、活用形]
尊敬、連体形
76
いかでかくはおぼしめし仰せ(らるる)ぞ。[文法的意味、活用形]
尊敬、連体形
77
妻の嫗に預けて養は(す)。[文法的意味、活用形]
使役、終止形
78
名を、三室戸斎部の秋田を呼びてつけ(さす)。[文法的意味、活用形]
使役、終止形
79
何よりてか目を喜ば(しむる)。[文法的意味、活用形]
使役、連体形
80
君はあの松原へ入ら(せ)給へ。[文法的意味、活用形]
尊敬、連用形
81
御身は疲れ(させ)給ひて候ふ。[文法的意味、活用形]
尊敬、連用形
82
鐘の声を聞こしめして、作ら(しめ)給ふ詩ぞかし。[文法的意味、活用形]
尊敬、連用形
83
紫のゆかりを見て、続きの見(まほしく)おぼゆれど、[文法的意味、活用形]
自己の願望、連用形
84
御主へ返し(たし)。[文法的意味、活用形]
自己の願望、終止形
85
昔の人はもの言は(まほしく)なれば、[文法的意味、活用形]
自己以外の願望、連用形
86
帰り(たけれ)ば、一人つい立ちて行きけり。[文法的意味、活用形]
自己以外の願望、已然形
87
世の人の、飢ゑず、寒からぬやうに、世をば行は(まほしき)なり。[文法的意味、活用形]
他に対する願望、連体形
88
あり(たき)ことは、まことしき文の道、[文法的意味、活用形]
他に対する願望、連体形
89
なりは塩尻の(やうに)なむありける。[文法的意味、活用形]
比況、連用形
90
僧賀聖の言ひけむ(やうに)、[文法的意味、活用形]
例示、連用形
91
青みたる(やうに)て、深き山の杉の梢に見えたる、[文法的意味、活用形]
様子、連用形
92
なにがしの押領使などいふ(やうなる)者ありけるが、[文法的意味、活用形]
婉曲、連体形
93
瓜食めば 子ども思ほゆ 栗食めば まして偲は(ゆ)[文法的意味、活用形]
自発、終止形
94
影に見えつつ忘ら(え)ぬかも[文法的意味、活用形]
可能、連用形
95
汝は我に欺か(え)つ。[文法的意味、活用形]
受身、連用形
96
妹を思ひ寝の寝(らえ)ぬに暁の朝霧隠り雁がねそ鳴く[文法的意味、活用形]
可能、未然形
97
ねもころに嘆か(し)て、「あづまはや。」とのりたまひき。[文法的意味、活用形]
尊敬、連用形
98
糟湯酒 うちすすろ(ひ)て しはぶか(ひ)[文法的意味、活用形]
反復、連用形、連用形
99
三輪山をしかも隠すか雲だにも情あらなも隠さ(ふ)べしや[文法的意味、活用形]
継続、連体形