問題一覧
1
喘息では、( )による粘膜の肥厚化、異常なほど濃厚でねばっこい粘液栓の気道での濃縮、( )の収縮などのために気道が狭窄して呼吸困難を引き起こす。
浮腫, 気管支平滑筋
2
喘息の気道の炎症では、( )という細胞が重要な役割を果たしている。
好酸球
3
喘息の発作が起こる時間帯としては、( )に多いという特徴がある。
真夜中〜明け方
4
喘息の発作の原因としては、( )、タバコ、呼吸器感染症、( )、心理的ストレス、薬剤などがある。
アレルゲン, 運動
5
喘息の発作の誘導となる薬としては、( )などのNSAIDsや( )などがある。
アスピリン, β遮断薬
6
夜間喘息の原因としては、夜間の生理的な血中( )値と( )値の低下、( )の緊張増加による気道の直径減少、睡眠中の気道の冷却・乾燥、胃食道逆流の存在、寝る前数時間のアレルゲンへの曝露などがある。
アドレナリン, ステロイド, 副交感神経
7
アドレナリンやイソプレナリンの副作用として、頻脈、不整脈、狭心症の悪化などが問題となることがあるのは、( )受容体が心臓と気管支平滑筋の両方に分布しているからである。
β2
8
β刺激薬やステロイドの吸入を行ったあとには、副作用を防止するために( )をするとよい。
うがい
9
抗コリン薬は( )や( )などを悪化させる可能性があるので注意を要する。
緑内障, 前立腺肥大症
10
クロモグリク酸ナトリウムは肥満細胞安定化物質であり、肥満細胞の中に入っている( )などの化学伝達物質の放出を妨げる。
ヒスタミン
11
テオフィリンは、( )を阻害することによって、細胞内c-AMP濃度を高めて気管支平滑筋を弛緩させる。また、テオフィリンには、弱い( )作用もある。
ホスホジエステラーゼ, 利尿
12
気管は、骨格筋からなる薄い膜と軟骨からなっている。
❌
13
線毛は呼吸器感染を防止することに役立っている。
⭕️
14
一般に、剖検時に左右の肺の重さが異なっていても異常ではない。
⭕️
15
喘息の発作では、息が吸いにくい、咳、喘嗚などの症状がみられる。
❌
16
気管支喘息の場合、血液検査では特に変化がみられない。
❌
17
薬剤やストレスによっても気管支喘息の発作が起こることがある。
⭕️
18
気管支喘息患者が風邪をひいたときは、喘息が悪化しないうちに解熱鎮痛剤を服用して、睡眠を十分にとるように勧めるとよい。
❌
19
アドレナリン作動薬は、βアドレナリン受容体を刺激してc-AMPの産生を引き起こすことで気管支平滑筋を弛緩させる。
⭕️
20
吸入β2刺激薬には即効性があるので、発作の時に用いられる。
⭕️
21
気管支喘息の治療としてβ刺激薬やステロイドを吸入した後は、薬剤の効果発現を維持するために、吸入後1時間は飲食やうがいをしてはならない。
❌
22
抗コリン薬はアセチルコリンの分解を阻害する。すなわち、アセチルコリン濃度を上昇させ、気管支平滑筋の収縮を防ぐ。
❌
23
喘息発作の誘因となるのは、β遮断薬ではなくてβ刺激薬である。
❌
24
吸入ステロイドでは、全身的な副作用がみられやすい。
❌
25
クロモグリク酸ナトリウムは、肥満細胞からのヒスタミンの脱顆粒を抑制する。
⭕️
26
ロイコトリエンは気管支平滑筋の収縮、粘膜浮腫、粘液の分泌などに関与している。
⭕️
27
テオフィリンは、ホスホジエステラーゼ阻害薬である。
⭕️
28
気管支喘息の慢性期では、吸入ステロイドを用いて気道の炎症をコントロールすることで発作を予防する。
⭕️
29
呼吸中枢の興奮を起こさない刺激はどれか。
血中グルコース濃度の増加
30
モルヒネによる呼吸抑制の治療に用いられる薬はどれか。
ナロキソン
31
肺の伸展受容器を抑制して作用する鎮咳薬はどれか。
ベンゾナテート
32
アレルギーによる気管支喘息の治療に有効でないものはどれか。
抗コリン薬
33
平滑筋を弛緩させるc-AMPの分解に関与する酵素はどれか。
ホスホジエステラーゼ
34
βアドレナリン受容体に作用する気管支拡張薬として正しいものを1つ選べ。
テルブタリン
35
呼吸中枢はどこにあるか。
延髄
36
ジモルホラミンは、呼吸中枢を刺激して、呼吸抑制、血圧低下を引き起こす。
❌
37
呼吸興奮薬の臨床応用3つ
胎子仮死, 呼吸不全, 麻酔事故
38
気管支拡張作用による末梢性鎮咳薬2つ
アミノフィリン, β2アドレナリン受容体作動薬
39
界面活性作用により気道分泌物を溶解除去する去痰薬は?
チロキサポール
40
気道液分泌促進作用・線毛運動亢進作用をもつ去痰薬は?
ブロムヘキシン