地盤の支持力を改善するために、捨てコンクリート地業を行った。

基礎の墨出し、配筋、型枠の建込みをするために、表面を平らに仕上げる捨てコンクリート地業を行った。

捨てコンクリートの厚さは、特記がなかったので、20mmとした。

砂利地業に用いる砂利には、再生クラッシャランを用いてはならない。

コンクリートを割った塊（コンクリートガラ）を十分に破砕し、砂利地業に用いた。

砂利及び砂地業の厚さは、特記がなかったので、50mmとした。

木造2階建住宅における地業工事において、割栗石は、二層小端立とし、隙間のないように敷き詰めた。

杭打工事は、近隣への騒音・振動を抑えるために、打撃工法を採用した。

杭打工事による騒音及び振動の測定は、作業場所の敷地境界線において行った。

一群の既製コンクリート杭の打込みは、群の外側の杭から行う。

既製コンクリートの継手は、特記がなかったので、アーク溶接とした。

場所打ちコンクリート杭の間隔は、杭径の1.5倍とした。

場所打ちコンクリート杭のコンクリート打設には、トレミー管を使用した。

場所打ちコンクリート杭の打設中は、トレミー管の先端がコンクリートに2m以上埋まった状態を保持した。

オールケーシング工法によるコンクリート打込みにおいては、ケーシングチューブの先端がコンクリート中に 1m以上入っている状態を保持した。

オールケーシング工法において、近接している杭を連続して施工しないようにした

場所打ちコンクリート杭の杭頭処理は、コンクリートの打込みから14時間経過した後に、本体を痛めないように平らにはつり取り、所定の高さにそろえた。

リバース工法では、地下水位を確認し、水頭差を2m以上保つように掘進した。

打撃工法による既成コンクリート杭の支持地盤への到達の確認を、「打込み深さ」及び「排出される土」で行った。

アースドリル工法による杭の施工において、「掘削深さ」及び「回転バケットの回転数」から支持地盤を確認した。

アースドリル工法による掘削において、支持地盤への到達の確認を、「掘削深度」及び「排出される土」により判断した。

アースドリル工法において、掘削深さが所定の深度となり、排出された土によって予定の支持地盤に達したことを確認したので、スライム処理を行った。

アースドリル工法において、ケーシングチューブを回転圧入しながら、ハンマーグラブにより掘進した。

アースドリル工法において、表層ケーシングを建て込み、安定液を注入しながらドリリングバケットにより掘進した。

セメントミルク工法においては、地盤を乱さぬよう、アースオーガーを逆回転させながら抜いた。

セメントミルク工法において、堀削深さが所定の深度となったので、杭周固定液を所定量注入した後、根固め液を注入しながら、アースオーガーを引き上げた。

セメントミルク工法においては、杭の間隔を杭径の2倍とした。

セメントミルク工法において、杭は建込み後、杭心に合せて保持し、養生期間を48時間とした

セメントミルク工法による本抗の施工において、「掘削深さ」及び「アースオーガーの駆動用電動機の電流値」から支持地盤を確認した。

木杭は、腐食防止のため、地下常水面より上部に施工した。

布基礎の底盤部分の主筋にD10を用い、その間隔を 400mmとした。

布基礎の立上りの厚さは15cmとした。

凍結のおそれのない地域であったので、布基礎の根入れ深さを、20cmとした。

布基礎の底盤については、厚さを120mm、幅を 450mmとした。

べた基礎において、地面から基礎の立上り部分の上端までの高さを、400mmとした。

べた基礎底盤に設ける水抜きは、工事完了後も塞がずにそのまま使用した。

布基礎の底盤部分の主筋にD10を用い、その間隔を300mm以下とした。

アンカーボルトのコンクリート基礎への埋込み長さを 250mmとした。

ホールダウン専用アンカーポルトのコンクリート基礎への埋込み長さを 250mmとした。

枠組壁工法におけるアンカーボルトの埋込み位置は、隅角部及び土台の継手位置付近とし、その他の部分は間隔2.0m以内とした。

ねこ土台を採用することにより、基礎コンクリート部分に床下換気口を設けずに、必要な床下の換気を確保した。

下換気措置において、ねこ土台を使用するので、外部の土台の全周にわたって、1m 当たり有効面積60㎠以上の換気孔を設けた。

布基礎の床下防湿措置として、床下地面を盛土し十分に突き固めた後、床下地面全面に厚さ 50mmのコンクリートを打ち込んだ。

床下の防湿措置において、床下地面全面に厚さ0.15mmのポリエチレンフィルムを、重ね盛100mmとして全面に敷き詰めた。