問題一覧
1
6歳の男児。1か月前から左足部痛を訴えた。エックス線写真を下に示す。 最も考えられるのはどれか。
第 1Kohler 病
2
嚥下障害がある患者の胸部エックス線写真を下に示す。予想される理学所見はどれか。
右胸部聴診で水疱音
3
図は鼻腔の冠状断CTのトレースである。嗅上皮のある部位はどれか。
嗅裂
4
83歳の女性。不整脈(心房細動)で通院中であった。突然の左上肢脱力を訴え、救急搬送された。救急搬送時から16時間後の頭部単純CT(別冊図1)に別に示す。図の矢印の病変の診断はどれか
心原性脳塞栓症
5
75歳の女性を右利き、脳梗塞を発症し救急車で搬入された。発症翌日に症状の悪化を認めた。発症3日目の頭部MRIの拡散強調像を下に示す。最も出現しやすい症状はどれか
片麻痺
6
70歳の男性。頭部CTを下に示す。 この患者の慢性期の症状で最も重度なのはどれか。
感覚障害
7
70歳の男性、仕事における意欲と作業能率の低下を主訴に来院した。最近、物をよく置き忘れる、金庫の暗証番号を思い出せない。得意先にたどり着けないといったことが多くなってきた。頭部MRIを下に示す。 この画像で顕著にみられる所見はどれか。
側頭葉内側部萎縮
8
右利きの患者の頭部CTを下に示す。 最も考えられる症状はどれか.
左右失認
9
突然の右不全片麻を呈して搬送された患者の発症後6時間の頭部CTを下に示す。 最も考えられるのはどれか。
被殻出血
10
70歳の女性。ADLは一部介助でサークル型歩行器を用いて50mの移動ができる。頭部MRIを下に示す。 歩容としてみられるのはどれか.
失調性歩行
11
75歳の女性、交通事故により受傷、救急搬送時のエックス線写真を下に示す。 遠位骨片を短縮転位させる主な筋はどれか.
大腿直筋
12
手関節背屈位で手をついて転倒した患者のエックス線単純写真を下に示す。 この病態として正しいのはどれか。
Colles 骨折
13
60歳の男性。仕事中に意識障害を発症したため、救急車で搬入された。緊急手術を行い順調に経過していたが、術後7日目に突然右片麻が出現した。入院時の頭部CTを下に示す。 麻痺の原因として最も考えられるのはどれか。
血管攣縮
14
胸部CTを下に示す。矢印の所見はどれか。
胸水
15
66歳の女性、右利き、階段から転落。転落直後は意識消失していたが、数分後に意識回復。しばらくの間、意識は清明であったが、1時間後に手足の麻達が出現し、再び意識が低下して香になった。数急搬送時の頭部CTを下に示す 最も考えられるのはどれか.
急性硬膜下血腫
16
80歳の男性、胸部CTを下に示す. この患者で予想されるのはどれか.
一秒率の低下
17
28歳の男性、野球のスライティングの際に右膝関節屈曲位で膝前面を強打し、疼痛が強く歩行不能になったため救急外来を受診した、治療開始から2週後のMRI(A、B)を下に示す。 この患者で陽性となるのはどれか。
後方引き出し徴候
18
82歳の男性、右利き、突然の意識消失のため救急搬入された、入院後意識は回復した。発症後2時間の MRI 拡散強調像を下に示す. 今後この患者に生じる可能性の高い症状はどれか。
左半側空間無視
19
70歳の女性。右利き、高血圧性脳出血.急性期の頭部CTを下に示す。 この患者で最も出現しにくいのはどれか。
運動維持困難
20
78歳の女性、布団を持ち上げようとした際、背部から腹部への強い帯状痛を生じ、裏返りも困難となったため入院となった、入院時のエックス線写真(A)とMRI(B)とを下に示す。 この患者の病態で適切なのはどれか。2つ選べ。
骨粗鬆症, 脊椎椎体圧迫骨折
21
78の歳女性。自覚症状は認めなかったが、人間ドックで実施された頭部MRAで異常を指摘された。頭部MRA(別冊 図4)を別に示す。認められる所見はどれか。
内頸動脈-後交通動脈分岐部の脳動脈瘤
22
35歳の男性、生来健康であった、転倒し右肘頭•折を受傷した、新後のエックス線写真(A.B)を下に示す。 この患者の作業療法で最も注意すべき合併症はどれか。
異所性骨化
23
44歳の女性。関節リウマチ。エックス線写真を下に示す。身の回りのことはできるが、仕事は行えない。 この患者の Steinbrocker の分類はどれか。
ステージⅣ、クラスⅢ
24
70歳の男性。1年前から誘因なく四肢末梢の感覚障害と筋力低下が出現している。次第に脱力は進行し、手指の巧緻性低下と歩行障害をきたしている。頸部MRIのT2強調像を下に示す。 頸髄の変化が最も大きい部位はどれか.
第4頸椎・第5頸椎間
25
腹部単純CTを下に示す。矢印の臓器はどれか。
肝臓
26
64歳の女性、10年前から歩行時に右関節痛を生じ、徐々に増悪して歩行が困難となったため後外側アプローチによる人工股関節置換手術を受けた。術前の股関節部エックス線写真(A)、骨盤部CT(B)および術後の股関節部エックス線写真(C)を下に示す。 術前に認められないのはどれか。
特発性骨壊死
27
85歳の男性、脳梗塞の既往がある。2、3ヵ月前から食事中にむせることが多くなっていた。3日前から元気がなく、昨晩から発熱と意識障害とがみられたため救急搬送され気管管の上、入院となった、体温 38.0°C、呼吸数25/分、左胸部に肺胞呼吸音、右胸部に水泡音が臆取された、エックス線写真を下に示す。 この患者の症状が生じている原因として最も考えられるのはどれか。
誤嚥性肺炎
28
65歳の女性。頭痛を訴え、意識障害を認め救急搬送され来院した。頭部単純CT(別冊図3)に別に示す。 認められる所見はどれか。
矢印(↑)は視床出血で、矢頭(△)は出血の脳室内穿破である。
29
50歳の男性、1か月前から腰痛と右殿部痛が生じ、徐々に右下肢の疼痛が増悪してきた。腰部MRIを下に示す。 この病態で陽性になるのはどれか。
Lasègue test
30
写真の1~5の名称で誤っているのはどれか
4.第7頸椎
31
70歳の女性、右利き、脳梗塞を発症し搬送された、発症後2か月の頭部MR】を下に示す。 現時点で最も出現しやすい症状はどれか。
運動麻痺
32
65歳の男性、右利き、突然の意識失のため救急搬入された。診察時のJCSI-200,血圧210/120mmHg.脈拍90/分であった。搬送時の頭部CTを下に示す. 意識を回復した際に認められるのはどれか。2つ選べ.
右上肢麻痺, 失語症
33
18歳の男性、サッカーの試合中に方向転換をしようとして膝関節をひねり、接着のため歩行不能となった、翌日に撮像したMRIを下に示す。 この患者で認められないのはどれか。
後方引き出し徴候
34
44歳の女性。1か月前から腰痛および左下肢痛を訴える。腰椎MRIの矢状断像(A)と水平断像(B)とを下に示す. なお、水平断像は矢状断像で最も所見がある椎体間の高位のものである。 この患者にみられる所見はどれか。
左足部の感覚障害
35
嚥下造影像を下に示す。正しいのはどれか
③舌骨
36
55歳の男性。トラックの荷台(2m)から転落して受傷した。来院時の足関節エックス線単純写真及び冠状断CTとCTの模式図を下に示す。 保存的に加療したとき、今後最も起こりやすい合併症はどれか
変形性関節症
37
68歳の男性。作業中に脚立の上から転落したため搬入された。強い腰痛を訴え、下肢の運動が認められる。脊椎MRIを下に示す。 画像所見上,損傷部位として考えられるのはどれか。
第1腰椎
38
51歳の男性。3年前に歩行時のふらつきが出現した。頭部MRI(A,B)を下に示す。 この患者の立位姿勢はどれか。
3
39
63歳の男性。健康診断で不整脈を指摘されたが放置していた。職場で突然倒れ病院に搬送された。重度構音障害と重度左片麻連とが認められた。発症2日目のMRIを下に示す。意識状態は徐々に改善し、左上下肢の動きも出現した。2週後にワルファリンカリウムの投与が開始された。この患者に左長下肢装具を装着し、歩行訓練を開始した。 特に念頭におくことはどれか。2つ選べ。
頻脈, 易出血性, 深部静脈血栓症
40
頭部CTを下に示す。所見として考えられるのはどれか。
硬膜外血腫
41
脳出血後の頭部CTを下に示す。最も生じやすい症状はどれか。
左手の感覚が脱失する。
42
50歳の男性、右利き、脳梗塞発症後2週経過。頭部CTを下に示す。 この患者にみられる状態として考えにくいのはどれか。
Gerstmann 症候群
43
歩行障害がある患者の頭部 MRIのT1 強調冠状断像を下に示す。腰椎刺を行い液を排出させたところ。 歩行障害が改善した。最も考えられるのはどれか。
正常圧水頭症
44
60歳の男性無水原時のMRAを下に示す。 このMRAで病的所見を呈するのはどれか。
中大脳動脈
45
生後4か月の乳児、健診で股関節の異常を指摘された、来院時に右股関節の開排制限を認めたため、股関前のエックス線単純検査を行った。股関節の図を示す。 白蓋角はどれか.
e
46
72歳の男性、右下葉肺橋の手術後、電声が出現に121日目に見から食事が開発され、素内の歩行が行可された、術後10日目に発熱し、茶食となったに後12日目に解熱し、作業法が開始された新直後(A)と術後10日目の胸部エックス線写真(B)を下に示す。 この患者への対応で優先すべきなのはどれか。
口腔ケアの指導
47
65歳の男性、右利き。梗塞による片麻、Brunnstrom 法ステージは上肢、手指、下肢ともに皿。回復期リハビリテーション病棟では車椅子で移動している。発症後3か月の頭部MRIを下に示す。 出現しやすい症状はどれか.
左半側空間無視
48
多発性硬化症患者の頭部MRI (①~⑤)を下に示す。 矢印で示す病変部位と症状との組合せで正しいのはどれか。
①左運動失調
49
68歳の女性、2年前から左難聴を自覚していた。3か月前から歩行時のふらつきがあり、歩行困難となった。 原神経腫と診断され仕業療法を依頼された、頭部MRIを下に示す。 初回評価する症状で適切なのはどれか。2つ選べ
失調, 知能障害
50
36歳の男性、手にバスケットボールが当たって受傷した、来院時の手指の写真とエックス線単純写真とを下に示す。 この病態として正しいのはどれか.
槌指
51
10歳の女児、1か月ほど前から運動後に膝の痛みを訴え、膝骨結節部に圧痛があった。単純エックス線写真を下に示す。 運動後以外には膝の痛みの訴えはなかった。正しい対応はどれか。
運動の制限
52
56歳の男性、階段で足を滑らせ階下まで転落し病院に搬送された。入院時の頸椎エックス線写真(A)CT(B)およびMRI(C)を下に示す。頸椎・頸髄の病変について誤っているのはどれか。
頸椎の脱臼骨折
53
27歳の男性。企業のラグビー選手として試合中に転倒し、左肩痛を訴えて受診した。来院時のエックス線単純写真を下に示す。 この写真から判断できる所見はどれか。
肩鎖関節脱臼
54
元素記号を金、水銀、銀、フッ素、ラドンの順に並べ替えよ。
Au、Hg、Ag、F、Rn
55
35歳の女性。2か月前から腰痛と右殿部痛とが生じ、徐々に右下肢の疼痛が増悪してきた。腰部MRIを下に示す。 この患者に認められるのはどれか。
椎間板ヘルニア
56
60歳の男性、右利き、脳梗塞を発症し、回復期リハビリテーション病棟に入院中である。食事時に右手でスプーンの柄を握りこんでしまい。うまくスプーン操作ができず、介助が必要になることが多いが、少しずつ食事動作が円滑にできる場面が増えてきている。頭部MRIを下に示す。 この食事動作の病態として考えられるのはどれか。
観念失行
57
75歳の男性、高血圧と糖尿病の治療を長期にわたり行っている。徐々に歩行障害がみられるようになり、転倒することが多くなった。頭部MRIを下に示す。 画像所見で考えられるのはどれか。
多発性脳梗塞
58
69歳の男性、肺癌、これまで化学療法を行ったが病状は進行し、経過中に転移がみられた。胸部エックス線写真と頭部造影MRIとを下に示す。現在、呼吸に関する自覚症状はないが、全身意感、食不振および悪心があり、外出する気分になれず自宅に閉じこもる傾向にある、この時期に適切な理学療法はどれか。
屋外での歩行運動
59
つまづきやすさを主訴に来院した 70歳の患者の頭部 MRIのT1強調矢状断像を下に示す。 この患者で主訴に関連のある症状はどれか.
運動失調
60
肩のMRIを下に示す。正しいのはどれか
④棘上筋腱
61
78歳の女性、布団を持ち上げようとした際、背部から腹部への強い帯状痛を生じ、寝返りも困難となったため入院となった。入院時のエックス線写真とMRIとを下に示す。この患者の病態はどれか。2つ選べ。
骨粗鬆症, 脊椎椎体圧迫骨折
62
28歳の男性。交通事故による頭部外傷のため入院した。作業療法が開始され、4か月が経過した。四肢に運動麻や感覚障害を認めず、歩行は自立している。日中はボーッとして過ごすことが多いが、促されると日課を行う。今日の日付を聞くと、カレンダーを見てようやく答えることができる。病棟と作業療法室の行き来では、今いる場所や行き先が分からなくなるので見守りが必要である。現時点の頭部CTを下に示す。 この患者の状態を評価するのに適切でないのはどれか。
線分2等分検査
63
37歳の男性。サッカー中に右踵の上を蹴られたような感じとともに疼痛が出現し、片脚起立が不能となった。 下腿後面の遠位部に疼痛と腫脹とを認める。右下部のMRIを下に示す。 この病態で陽性になる徴候はどれか.
Thompson テスト
64
60歳の男性、右利き、意識障害のため入された、脳梗塞と診断され、保存的治療が開始された、片麻痺を呈している。入院後2週の頭部CTを下に示す。 この患者に認められる可能性が高いのはどれか。
注意障害
65
訓練開始時に熱感があり、体温は38.5°Cであった。胸部を聴診したところ右下野に水泡音が聞かれた。 この患者の胸部エックス線写真を下に示す。最も考えられるのはどれか。
大葉性肺炎
66
74歳の女性、慢性閉塞性肺疾患、スパイログラムで1秒率は60%であった、胸部エックス線写真を下に示す。 正しいのはどれか。
肺の過膨張
67
70歳の女性、右利き、脳梗塞を発症し搬送された、発症後2か月の頭部MRIを下に示す。 この画像で認められる脳梗塞の部位はどれか。
放線冠
68
30歳の男性、スキーで転倒して受傷した。エックス線写真を下に示す。肩脱臼整復後に肩関節内転・内旋位で固定されたが、上腕の外側上部に感覚鈍麻を訴えた。合併症の神経麻はどれか。
腋窩神経
69
58歳の男性。脳腫瘍と診断された。頭部MRIを下に示す。 最も考えられる症状はどれか.
注意障害
70
32歳の男性、右環指中手育育折に対する固定術後8週経過、エックス線写真(A)と手指の写真(B)とを下に示す。 この患者の作業療法で正しいのはどれか。2つ選べ。
MP 関節の屈曲訓練, 母指と環指との対立訓練
71
正常な胸部エックス線写真を下に示す。 番号と解剖学的名称の組合せで正しいのはどれか。
④気管支
72
83歳の女性。心房細動で通院中であった。突然の左上肢脱力を訴え、救急搬送された。救急搬送時から1時間30分後の頭部MRA(別冊 図2)を別に示す。図の矢印の領域で血管の描出不良を認める。認められる所見はどれか。
右中大脳動脈の閉塞
73
側彎のエックス線写真を下に示す。誤っているのはどれか。
Cobb 角は115°である。
74
突然の左不全片麻連を混して搬送された患者の発症後3時間の頭部MRIの拡散強調像を下に示す。 最も考えられるのはどれか.
脳梗塞
75
この患児の股関節のエックス線単純写真を下に示す。 行うべき対応として適切なのはどれか。
リーメンビューゲル装具
76
85歳の女性。右利き、突然の意識消失のため救急搬入された。入院後、意識は回復した。発症後2時間後のMRI 拡散強調像を下に示す。 今後この患者に生じる可能性の高い症状はどれか。
左半側空間無視
77
頭部MRIのT1 強調冠状断像を下に示す。 矢印の部位はどれか。
海馬
78
44歳の女性。明らかな外傷はなく、左肩関節の灼熱痛と運動制限とを認め、肩関節周囲炎と診断された。 左肩関節のエックス線写真を下に示す。 正しいのはどれか。
可動域訓練前には肩甲帯筋群の十分な弛緩を得る。
79
65歳の男性、右利き、左上下肢の脱力のため搬送された。頭部MRAを下に示す。 閉塞している血管はどれか。
右内頸動脈
80
82歳の女性、右利き、梗塞を発症して1か月が経過した、頭部CTを下に示す。 この患者にみられる症状で正しいのはどれか。
半側空間無視