問題一覧
1
DNAリカーぜh、2本鎖の隣接する5‘ーリン酸と3‘ーOHを水素結合で結合する酵素である
×
2
エキソヌクレアーゼとは
核酸の鎖の末端を逐次的に加水分解する酵素
3
エンドヌクレアーゼとは
ポリヌクレオチド鎖内部のホスホジエステル結合を切断する酵素
4
DNAリガーゼとDNAへリガーゼの違いは
DNAリガーゼは、DNA鎖の末端同士をリン酸ジエステル結合でつなぐ酵素 DNAヘリカーゼは、2本鎖のよりを戻して1本鎖にする酵素
5
岡崎フラグメントを結合する酵素は
DNAリガーゼ
6
DNAの修復の種類を上げろ
直接修復、塩基除去修復、ヌクレオチド除去修復、ミスマッチ修復
7
直接修復とは
DNAフォトリアーゼによるピリミジン2量体の開裂
8
DNAグリコシダーゼの役割は
塩基除去修復において、損傷部位の塩基を除去する
9
ヌクレオチド除去修復において、損傷したヌクレオチド領域を切断する酵素は
DNAエンドヌクレアーゼ
10
ミスマッチ修復とは
DNAを複製するときに生じた、塩基のミスマッチ(間違った対合や塩基の誤挿入、欠失など)を修正するDNA修復機構
11
DNAの損傷はどのようにして起こるか
紫外線によって、ヌクレオチド間での2量体形成(ピリミジン2量体)や架橋、化学的な修飾が起こる
12
細胞周期とは
1つの細胞が、2つの娘細胞を生み出す過程で起こる1連の事象
13
細胞周期は6つの期(フェーズ)に分けられる
×
14
細胞周期の期の順番は
G1期、S期、G2期、M期
15
細胞周期において、間期はどの期にかけてか
G1期、S期、G2期である
16
細胞周期において、G0期とは何か
細胞周期から外れた細胞分裂を停止した状態
17
チェックポイントとは
細胞周期の間で品質管理が行われている時期のこと
18
細胞周期における、チェックポイントを4つあげろ
G1/Sチェックポイント(制限点) DNA複製チェックポイント G2/Mチェックポイント 分裂終了チェックポイント
19
G 1/Sチェックポイントで評価するものは
DNAの損傷と細胞サイズのチェック
20
DNA複製チェックポイントで評価するものは
複製複合体の成熟のチェック
21
G2/Mチェックポイントで評価するものは
DNA損傷(複製)と細胞サイズのチェック
22
分裂終了チェックポイントで評価するものは
有糸分裂完了のチェック
23
あるチェックポイント以外、一時的に細胞分裂は停止することができるが、問題が解決すれば細胞周期は動き出す。 どこのチェクポイントか
G1/Sチェックポイント
24
細胞腫期を制御するタンパク質は
サイクリン
25
サイクリンは何に結合することによって活性を制御できるか
CDK(サイクリン依存性キナーゼ)
26
サイクリンーCDK複合体の活性化はいつ起こるか
細胞周期におけるG1期
27
哺乳類細胞の、細胞増殖シグナルは
MAPキナーゼ
28
G2期には、何が行われているか
DNA複製の誤りを正す。細胞のサイズを増大させる
29
M期の別名は
有糸分裂期
30
染色体が形成され、均等に分けられるのはG2期である
×
31
有糸分裂期は、3つのステージに分けられる
×
32
E2Fとは
高等真核生物で転写因子ファミリーをコードする遺伝子ファミリーのこと
33
Rbタンパク質とは、何か
がん抑制因子の1つであり、E2Fに結合し、無秩序な制限点通過を抑制する
34
Rbタンパク質は、何によってリン酸化を受けると、Rbタンパク質に結合した何が遊離し、どこを通過するか
CDKによってリン酸化を受けると、E2Fが遊離し、制限点を通過する
35
p 53遺伝子の役割
細胞内で、DNA修復や細胞増殖停止、アポトーシスの細胞増殖サイクルの抑制を制御する
36
細胞分裂前期・前中期において、染色分体が何で狭窄し、染色体が形成されるか(凝縮)
セントロメア
37
染色体が凝縮によって形成したのちに、核膜はそのままで、染色体は細胞質に放出される
×
38
細胞分裂前期・前中期では中心小体はいつ複製されるか
DNA複製時
39
染色体は前中期で何に付着するか
紡錘体
40
紡錘体の主要構成成分は
星状体微小管 極微小管 動原微小管
41
星状体微小管の役割は
紡錘体の形成を開始させる
42
紡錘体形成に関わる微小管を何という
紡錘糸
43
極微小管とは
両微小管が重なり合った、一連の微小管
44
動原体微小管とは
染色体に付着した動原体に結合する微小管
45
紡錘体と微小管の関係は
微小管が束が多数集まって構成される細胞内構造のこと
46
空白を埋めろ。これは、動原体の構造。
1、繊維状コロナ 2、外板 3、内板
47
微小管h、セントロメアの片側に付着した動原体にそれぞれ結合する
×
48
染色体会合とは
セントロメア両側から伸びている微小管が、染色体が紡錘体赤道面(染色体が2つの極の中央)に到達すること
49
中期板では最もよく染色体を観察できる
○
50
減数分裂は、前期で染色体の組み換えが起こる
中期である
51
紡錘体赤道面への染色体の到達は、後期開始の合図となる
×
52
中期板における染色体の分離は、中期に起こる
×
53
細胞分裂後期では何が行われるか
染色分体が2つに分けられる
54
動原体微小管が紡錘体極に向かって脱重合すると同時に、染色体分体を結合させていたコーヒシン複合体がセパラーゼによって分解され、染色分体を分ける
○
55
細胞分裂後期では、細胞膜直下の何と何が収縮環が形成されて、細胞質分裂の準備を始める
アクチンとミオシン
56
細胞分裂後期で細胞質分裂が起こり、細胞は新しい2つの細胞を形成する
×
57
終期で細胞質が2つに分裂するが、その他の細胞小器官も均等に破損することなく分けられる
×
58
細胞周期は、抗がん剤の標的にはなり得ない
×
59
細胞周期は、抗がん剤の標的になる。何を阻害するか。3つ
DNA合成阻害 複製阻害 細胞分裂阻害
60
細胞分裂を2種上げろ
体細胞分裂、減数分裂
61
体細胞分裂とは
自分のコピーを生み出すこと 生殖細胞以外の細胞分裂
62
減数分裂とは
精子や卵子の形成
63
中心体の役割
細胞分裂の中心的な役割を果たす顆粒状構造体
64
収縮環の役割は
細胞分裂終期において、収縮環の径が小さくなることで分裂溝ができ、細胞がくびれ始め、最終的にくびれ切ることで細胞が分裂する
65
細胞周期の進行には、周期に応じて活性化されるキナーゼが関わっている
○
66
翻訳に必要なものは
リボソーム、t RNA、翻訳因子
67
タンパク質は、t RNAの鋳型を用いてリボソームによって合成される
×
68
タンパク質のターゲッティングとは
タンパク質を適切な場所に移動させるための機構のこと
69
リボソームで合成されたタンパク質は、適切な場所に運ばれる必要がある
×
70
シグナル配列とは
適切な場所に移動させるためのアミノ酸配列である
71
シグナル配列を持たないタンパク質はどうなるか
細胞質にとどまる
72
核に入り、核から出るシグナル配列は
NLS、NES
73
内膜系へのタンパク質輸送は、必ずどこを経由するか
小胞体
74
タンパク質の小胞体への輸送は、同時翻訳的である。
○
75
小胞体において、タンパク質のフォールディングが失敗すると、タンパク質は分解される
×
76
分泌タンパク質及び内膜系に向けて輸送されるタンパク質は、小胞体シグナルを有する
○
77
膜貫通タンパク質は何を有するか
シグナルアンカー配列
78
膜貫通タンパク質は、膜貫通ドメインを持たないこともある
×
79
膜貫通ドメインは、何個の疎水性アミノ酸残基をもつか
約30個
80
膜貫通タンパク質は、何配列を有し、何に認識されるか
シグナルアンカー配列を有し、SRPに認識される
81
SRPの役割は
真核生物は小胞体へ、原核生物は細胞膜へ向かう特定のタンパク質を認識し、その輸送に関与する
82
小胞体シグナル配列と同じように、シグナルアンカー配列もシグナルペプチダーゼによって切断される
×
83
膜タンパク質の種類は
I型及びII型、3型及び4型
84
膜タンパク質において、1回膜貫通するものは
1型及び2型
85
膜タンパク質において、3型及び4型は何回、膜を貫通できるか
複数回
86
何タンパク質が小胞体タンパク質の正しいフォールディングを補助するか
シャペロンタンパク質
87
シャペロンタンパク質とは
タンパク質を正しい過程に従って折り畳まれる誘導タンパク質
88
タンパク質の翻訳ほどこで行われるか
細胞質または粗面小胞体上
89
RNAポリメラーゼの種類を3つ
RNAポリメラーゼI RNAポリメラーゼII RNAポリメラーゼ3
90
RNAポリメラーゼは何RNAを形成するか
ほとんどのr RNA
91
RNAポリメラーゼIIは何RNAを形成するか
m RNA、核内低分子RNA
92
RNAポリメラーゼ3は、何 RNAを形成するか
t RNA、1種類のrRNA
93
生物全て、3種類のRNAポリメラーゼが異なるタイプのRNAの転写に利用される
×
94
転写開始点を何という
プロモーター
95
原核生物では、RNAポリメラーゼはどのように鋳型DNAに結合し、転写が開始されるか
DNA上のプロモーター配列に直接結合し、転写が開始される
96
真核生物では、転写の時、DNA上のプロモーターに結合するが、転写するときに何が必要になるか
RNAポリメラーゼ、基本転写因子
97
プロモーターとは
転写が開始されるDNA配列
98
転写因子とは
転写を制御するタンパク質
99
基本転写因子
転写を開始するにあたり最小の転写因子のグループ
100
転写開始において RNAポリメラーゼIIは、何がコアプロモーター内の何を認識し、基本転写複合体の形成が開始されるか
TFIID、TATAボックス