問題一覧
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42歳の男性。オートバイ運転中にダンプカーと衝突し転倒した。目撃した通行人が119番通報した。救急隊到着時観察所見:傷病者はオートバイよりも約20m先に倒れている。意識」CS1。呼吸数32/分。脈拍110/分、軽。血圧110/80mmlg。皮膚蒼白。 四肢冷感と冷汗とを認める。右大腿に変形を認め、周囲に血だまりがある。口渇を訴えている。推定体重60kg。仮に、この傷病者の出血量を乳酸リンゲル液だけで補うとすれば、必要な輸液量はどれか。1つ選べ。 1.0.5L以下 2. 1. 0~2. 0L 3. 3. 0~5. 0L 4. 6. 0~8. 0L 5.10.0L以上
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60歳の男性。突然の下腹部痛を訴えた後、意識がもうろうとなったため、家族が救急要請した。救急隊到着時観察所見:意識JCS10。呼吸数30/分。脈拍120/分、整。 血圧60mmHg(触診)。四肢は着自で冷たく、頸静脈怒張はない。考えられるショックはどれか。1つ選べ。 1. 心原性 2. 神経原性 3.敗血症性 4. 循環血液量減少性 5. アナフィラキシー
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ショックの病態について正しいのはどれか。2つ選べ。 1. 嫌気性解糖が充進する。 2.体液のpHはアルカリ性に傾く。 3. バソプレシンの分泌は減少する。 4. 低流による組織低酸素症である。 5. 血流は腎臓に優先的に配分される。
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アナフィラキシーショックの症候はどれか。1つ選べ。 1. 胸痛 2. 奇脈 3. 皮膚紅潮 4. 四肢麻痺 5. 頸静脈怒張
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62歳の女性。昨日、右示指に熱感と疼痛とを自覚していた。今朝から疼痛が増強し、腫脹は右肩および前胸部まで波及してきた。顔不良となり、意識もはっきりしなくなったため家族が救急要請した。救急隊到着時観察所見:意識」CS3。呼吸数32/分、浅表性。脈拍128/分、軽。血圧90/45mmlg。体温39.0°C。Sp0:値85%。右上肢全体から前胸部にかけて発赤と腫脹とを認める。この傷病者に生じている病態はどれか。1つ選べ。 1.心拍出量の低下 2.血管透過性の進 3.末梢血管抵抗の上昇 4. 代謝性アルカローシス 5. 循環血液量の相対的過剰
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8歳の女性。右上腹部痛と悪寒戦慄とを伴う39°Cの発熱を訴え家族が救急要請した。救急隊到着時観察所見:意識JCS10。呼吸数26/分。脈拍80/分、整。血圧80/60mmHg。眼球結膜の黄染を認める。四肢は温かい。この傷病者の病態はどれか。1つ選べ。 1. 心原性ショック 2.出血性ショック 3. 神経原性ショック 4. 敗血症性ショック 5. アナフィラキシーショック
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心臓の拡張が障害されるのはどれか。1つ選べ。 1. 脊髓損傷 2. 心筋梗塞 3. 徐脈性不整脈 4. 肺血栓塞栓症 5. 心タンポナーデ
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頸静脈怒張が認められるのはどれか。1つ選べ。 1.敗血症性ショック 2.神経原性ショック 3.心外閉塞・拘束性ショック 4. アナフィラキシーショック 5. 循環血液量減少性ショック
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