問題一覧
1
抗結核薬が無かった1940年代に胸郭形成術や肺切除術などの外科的治療を受けた患者が加齢による気道や肺、呼吸筋機能の低下によって呼吸不全となったもの
肺結核後遺症
2
結核の感染経路
空気感染
3
肺結核後遺症 観察による診断
浮腫 チアノーゼ 貧血の有無 呼吸様式 努力呼吸の有無 など
4
肺結核後遺症の治療方法
禁煙 薬物療法 栄養療法 感染予防 在宅酸素療法 呼吸理学療法 など
5
肺結核後遺症の薬物療法ではどんな薬を使うか
気管支拡張薬(閉塞性障害) 利尿薬、強心薬(うっ血性心不全)
6
肺結核後遺症、増悪期の治療ではどのような薬を投与するか
抗菌薬 利尿薬 ステロイド薬
7
肺結核後遺症、急性増悪の原因
気道感染 心不全
8
肺胞間質に炎症を生じる疾患の総称
間質性肺炎
9
間質性肺炎の原因
薬剤、無機・有機粉塵の吸入 膠原病、サルコイドーシスなどの全身性疾患
10
間質性肺炎の原因が不明な場合の名称
特発性間質性肺炎
11
特発性間質性肺炎の分類
慢性型)特発性肺線維症 非特異性間質性肺炎 特発性器質化肺炎 呼吸細気管支炎を伴う間質性肺疾患 剥離性間質性肺炎 リンパ球性間質性肺炎 急性型)急性間質性肺炎
12
特発性肺線維症や急性間質性肺炎の確定診断後の平均生存率
2.5~5年
13
間質性肺炎の主な症状
労作時呼吸困難 乾性咳嗽
14
間質性肺炎の聴診所見
捻髪音
15
間質性肺炎の胸部X線所見
すりガラス陰影 浸潤陰影
16
間質性肺炎の進行に伴い認められる症状
網状影 蜂窩肺 肺容量減少
17
間質性肺炎の呼吸機能検査で見られる所見
拘束性換気障害 肺拡散能の低下
18
間質性肺炎の血液ガス分析の所見
低酸素血症
19
間質性肺炎の薬物療法で投与される薬
ステロイド 免疫抑制薬 抗線維化薬
20
気道の限定したアレルギー性炎症により気道が過敏に反応して平滑筋が収縮することで気道狭窄ざ生じる閉塞性肺疾患
気管支喘息
21
ピークフローの日内変動が何%を超えると気管支喘息と診断されるか
20%
22
気管支拡張薬を使用した前後の1秒量の改善がどうなると気管支喘息と診断されるか
1秒量の改善が200ml以上かつ12%以上
23
気管支喘息の原因アレルゲン診断
皮膚試験 吸入誘発試験 血中IgE抗体測定
24
気管支や肺がさまざまな原因によって閉塞したり圧迫されることで肺胞の含気が低下し、容量の減少をきたした状態のこと
無気肺
25
外傷後や手術後に発生することが多い無気肺
急性無気肺
26
含気がないほかに、感染症や気管支拡張症、繊維症が生じている病変部が複雑に混在している無気肺
慢性無気肺
27
無気肺の病態
肺胞での換気が著しく悪化するか全く無くなる。 肺胞でのガス交換ができなくなり低酸素血症を生じる。
28
無気肺の進行が遅い場合の病態
軽度呼吸困難
29
重症・広範囲の無気肺の病態
呼吸困難感の増加 浅速呼吸 酸素分圧の低下
30
無気肺の理学所見
動脈血液ガス分析 生化学検査値の結果 経皮的動脈血酸素飽和度 呼気終末二酸化炭素濃度
31
無気肺の理学所見である動脈血ガス分析で見られる所見
酸素分圧の低下 肺胞気動脈血酸素分圧格差の低下
32
無気肺の聴診
無気肺部分で呼吸音減弱を認める場合あり
33
感染症が原因の場合の無気肺の治療
抗菌薬の投与
34
喀痰などの分泌物が原因の場合の無気肺の治療
呼吸理学療法 気管支拡張薬 去痰薬の投与 など