問題一覧
1
鉄欠乏性貧血の治療薬はどれか。
フマル酸第一鉄
2
鉄欠乏性貧血に用いられる鉄製剤について、正しいのはどれか。
有害作用として、下痢がある。
3
鉄欠乏性貧血の治療に注射薬として用いられるのはどれか。
含糖酸化鉄
4
巨赤芽球性貧血の治療薬はどれか。
メコバラミン
5
再生不良性貧血の治療薬はどれか。
メテノロン
6
再生不良性貧血に伴う白血球減少症を改善するのはどれか。
フィルグラスチム
7
溶血性貧血の治療薬はどれか。
デキサメタゾン
8
腎性貧血の治療薬はどれか。
エポエチンアルファ
9
汎血球減少症を呈する代表的な疾患はどれか。
再生不良性貧血
10
貧血の病態に関する記述にうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
巨赤芽球性貧血は、ビタミンB12や葉酸の欠乏により起こる。, 再生不良性貧血では、汎血球減少がみられる。
11
造血系作用薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
エルトロンボパグは、トロンボポエチン受容体を刺激し、慢性特発性血小板減少性紫斑病および再生不良性貧血を改善する。, ロキサデュスタットは、HIF-プロリン水酸化酵素阻害薬で、腎性貧血を改善する。
12
正しいのはどれか。2つ選べ。
メテノロンは、タンパク質同化作用により赤血球産生を促進し、再生不良性貧血に用いられる。, フィルグラスチムは、好中球の産生を促進し、抗悪性腫瘍薬投与による好中球減少症に用いられる。
13
正しいのはどれか。2つ選べ。
ダルベポエチンアルファは、赤芽球前駆細胞に作用して赤血球への分化増殖を促進し、腎性貧血を改善する。, フィルグラスチムは、顆粒球系前駆細胞からの好中球産生を促進し、好中球減少症を改善する。
14
アスピリンについて正しいのはどれか。
抗血栓作用は、高用量を用いると減弱する。
15
ホスホジエステラーゼⅢ阻害作用をもつ抗血小板薬はどれか。
シロスタゾール
16
ADP受容体遮断により抗血小板作用を発現するのはどれか。
チクロピジン
17
血管平滑筋細胞においてサイクリックAMPを増やすことで血管拡張作用を示すのはどれか。
ベラプロスト
18
エンドセリンETA受容体を選択的に遮断する肺動脈性肺高血圧症治療薬はどれか。
アンブリセンタン
19
正しいのはどれか。2つ選べ。
ドロキシドパは、その活性代謝物により交感神経機能を活性化し、血圧を上昇させる。, アンブリセンタンは、肺血管平滑筋のエンドセリンETA受容体を選択的に遮断し、肺血管平滑筋の収縮を抑制する。
20
誤っているのはどれか。
ファスジルは、アドレナリンβ2受容体を活性化し、クモ膜下出血後の脳血管攣縮を抑制する。
21
正しいのはどれか。2つ選べ。
ドロキシドパは、体内でノルアドレナリンに代謝され、血圧上昇作用を示す。, ゾルミトリプタンは、脳血管のセロトニン5-HT1B及び5-HT1D受容体を刺激し、血管収縮作用を示す。
22
正しいのはどれか。2つ選べ。
イソクスプリンは、血管平滑筋のアドレナリンβ2受容体を刺激する。, エポプロステノールは、血管平滑筋のプロスタノイドIP受容体を刺激する。
23
正しいのはどれか。2つ選べ。
ファスジルは、Rhoキナーゼを阻害し、ミオシン軽鎖のリン酸化体数を減少させる。, リオシグアトは、可溶性グアニル酸シクラーゼを活性化し、細胞内サイクリックGMP濃度を増大させる。
24
冠血管拡張作用を示すジルチアゼムの作用機序はどれか。
電位依存性L型Ca+チャネル遮断
25
L型Ca+チャネルを遮断することにより、冠動脈拡張作用を示すのはどれか。
ジルチアゼム
26
冠攣縮性狭心症の発作予防薬として適切なのはどれか。
ニフェジピン
27
ベラパミルの抗狭心症作用の機序はどれか。
電位依存性L型Ca2+チャネル遮断
28
一酸化窒素の遊離を介した血管拡張作用を有する虚血性心疾患治療薬として、適切なのはどれか。
ニトログリセリン
29
一酸化窒素の遊離に伴う血管平滑筋弛緩作用を示す薬物として、適切なのはどれか。
ニコランジル
30
ニトログリセリンの血管拡張作用における機序はどれか。
グアニル酸シクラーゼ活性化
31
正しいのはどれか。2つ選べ。
ウロキナーゼは、プラスミノーゲンをプラスミンに変換し、血栓中のフィブリンを溶解する。, アルガトロバンは、トロンビンを選択的に阻害し、血小板凝集を抑制する。
32
正しいのはどれか。2つ選べ。
イプシロン-アミノカプロン酸は、プラスミンのリジン結合部位に結合し、プラスミンによるフィブリンの分解を阻害する。, ダルテパリンは、アンチトロンビンⅢに結合し、Xa因子の活性を阻害する。
33
正しいのはどれか。2つ選べ。
低分子ヘパリン製剤のダルテパリンナトリウムは、ヘパリンナトリウムより作用持続が長い。, アルテプラーゼは、遺伝子組み換え型組織プラスミノーゲン活性化因子(t-PA)で、発症後6時間以内の急性心筋梗塞に用いられる。