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生涯発達論(テスト)
  • 小林湖

  • 問題数 29 • 7/16/2023

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    問題一覧

  • 1

    近年の発達心理学では、加齢にともなう進歩的な変化だけでなく、退歩的な変化も発達の一部に含めるようになってきた。個体の一生にわたるあらゆる変化を発達とみなす概念を(?)という

    生涯発達

  • 2

    発達は(①)と(②)の両方の影響を受けながら、質的および数量的に変化していくものである。(①)か(②)かという問題は古くから論じられてきたが、近年は両者の相互作用を重視する考え方が生まれた。

    遺伝, 環境

  • 3

    (?)の発達曲線からも明らかなように発達の速度は均一ではない。神経組織の発達は比較的若い時期から加速するが、生殖器官の発達は14~16歳頃になって急激に進行する。

    スキャモン

  • 4

    エリクソンは心理社会的発達段階説をとなえた。その第一段階に当たる乳児期は、特定の人物との間に(?)を獲得するということが最も大切な課題とされる。しかし、その獲得の過程では、時には不信感を募らせるという危機に直面することもある。ただし、この危機とされる基本的不信も全く経験しない方が良いというのではなく(?)が基本的不信を上回る割合で発達することが望ましいとされている。

    基本的信頼

  • 5

    新生児が生きていくために必要不可欠な行動を(?)と言う。そのうち、口唇探索反射や吸てつ反射は母乳を飲むという動作を自動的に行わせている。また、把握反射やモロー反射は、危険や怖いものから身を守る基礎となっている。

    原始反射

  • 6

    乳児が生後4ヶ月頃から口唇や歯、舌、喉を自分でコントロールして発するようになる「アウ」「バブ」などの声を(?)と言う。これは、遊びから始まる言葉の芽であると考えられている。

    喃語

  • 7

    針金製の代理母と布製の代理母を置いた部屋の中に子ザルを入れ、そこに初めて見る動く恐怖物体を入れる場合、子ザルはすぐに(?)の代理母にしがみつくことが知られている。この実験を実施したハーローは、身体的接触によるぬくもりが親子の結びつきを強くすると考えた。

    布製

  • 8

    母親の顔が見えなくなると泣き、再び戻ってきたら嬉しそうに近寄るというような経験をする中で育つ、子どもと母親、もしくはそれに代わる養育者との情緒的な結びつきのことを、ボウルビィは(?)と呼んだ。それは、子どもの発達が順調に進み、心理的に健康であるためには不可欠なものと考えられる。

    アタッチメント

  • 9

    ポルトマンは人間の誕生の状態を他の哺乳動物と比べて約1年早く生まれると考え(?)と呼び、人間の発達の特殊性を唱えた。

    生理的早産

  • 10

    ピアジェが考える発達理論で、二番目の段階を(?)期と言う。イメージを使った思考ができるようになるが、見た目に惑わされて判断し、論理的に考えることが難しい時期だと言える。

    前操作

  • 11

    ピアジェは子どもがこれまでの経験によってすでに獲得している行動体制や認識の枠組みを(?)と呼んだ。

    シェマ

  • 12

    ピアジェが言った「三つ山問題」実験は子供に3つの山からなる模型を見せて、子どもがいる場所から見える山の様子を表現させる。その後、別の方角からこの模型を見たらどのよう2見えるかを尋ねる。すると(①)期の子どもは、自分が見ている風景と全く同じ風景が、別の方角からも見えると答える。この結果は(①)期の子どもの思考の特徴である(②)性を示していると言える。

    前操作, 自己中心

  • 13

    上下2列に同じ数のおはじきを並べ、数が同じであることを子どもに確認した後、一方の列のおはじきだけを子どもが見ている前で動かし、おはじき同士の間隔を広げる。その後、子どもにどちらの列のおはじきが多いかを尋ねる。この実験によってピアジェは、数の(?)が子どもの中に成立しているかどうかを調べた。

    保存の概念

  • 14

    パーテンが考える遊びの発達段階の1つである(?)遊びは、他の子どもと一緒に1つの遊びをし、おもちゃの貸し借りもみられる。しかし、役割分担などはみられず、組織化されていない。

    連合

  • 15

    エリクソンの発達段階において児童期は勤勉性の獲得と(?)の克服が課題であると考えられる。この時期には知識・技能の獲得や社会的役割の理解に努める必要があり、所属する社会の窓基本的技能の習得に勤勉で有能であると自他ともに認められるようになるか、劣ったものとして(?)を抱くようになるかという葛藤・危機が存在しているので、これに適切に対処することが重要な課題になる。

    劣等感

  • 16

    8~11歳になるとより論理的な思考が可能になるが、具体物が目の前にないと論理操作のみによって思考することはできない。(①)が成立してくるこの時期をピアジェは(②)期と言った。

    保存の概念, 具体的操作

  • 17

    道徳的判断の発達に関する研究を行った(?)は、道徳的価値が罰や報酬などの外的条件に左右される前慣習的段階、良いこと・正しいことをすることに価値を置く慣習的段階、自分の原則に従って価値判断を下す後慣習的段階の3つの段階を経て発達することを明らかにした。

    コールバーグ

  • 18

    小学4年生ごろになると、子どもたちは、同年代で同性の子どもに対する理解が深まり、お互いに受け入れる親密な集団を形成する。この集団は「われわれ意識」による結束が強く、他の集団を排除するほどである。このような特徴を踏まえてこの時期を(?)と言う。

    ギャングエイジ

  • 19

    自閉症やアスペルガー症候群の子どもにとっては、学校での1日の生活を絵や写真で示したり、持ち物に自分用のシールを張ってひと目でわかるようにしたりするなど(?)的な支援が効果的であることが多い。

    視覚

  • 20

    エリクソンが考える青年期の最も重要な課題は、基本的信頼・自律性・自主性・勤勉性などの発達課題が獲得され、「自分とは何か」「何のために生きるのか」という自らへの問いに対して回答を出すことであり、これを(?)の確立と言う。

    アイデンティティ

  • 21

    ピアジェの考える思考の発達段階において、青年期は(?)期と言われ、抽象的な概念であっても仮説を立てて系統的に見ていくことで論理的に物事を考えられるようになる。

    形式的操作

  • 22

    エリクソンは青年期を(①)の拡散を克服して(①)を確立するまでの間、心理的、社会的に猶予を与えられている期間として(②)と呼んでいる。

    アイデンティティ, モラトリアム

  • 23

    青年期には、自分はもう子どもではないという意識が強まり、精神的自立を強く求めるようになる。全面的に親に依存していた状態から抜け出し、独立した生活を目指す過程を(?)とよぶ。

    心理的離乳

  • 24

    (①)が進む中では、強い不安が感じられたり、両親や教師など周りのおとなや社会的権威、制度や慣習について、批判的・反抗的な態度が強くなる(②)があらわれたりする。

    心理的離乳, 第二反抗期

  • 25

    40歳前後の中年期には、自己の無限の可能性をさぐり、自己の能力を最大限に発揮して社会的使命を達成し、よりよく生きようと本来の自分自身の完成を目指す(?)の欲求が高まる。

    自己実現

  • 26

    近年、少子化と平均寿命の伸びにより「子育て解放期」が長期間出現するようになってきた。この時期の問題として、子どもが独立した後、精神的苦痛や抑うつ状態があらわれる(?)が挙げられる。親という役割だけでなく1人の人間としてどう生きるかということも人生の課題になってくる。

    空の巣症候群

  • 27

    エリクソンが考える成人後期の発達段階は(?)である。これは、家庭では親として子どもを育てることである。また職場では部下を育てること、場合によっては新しい会社や仕事をおこして発展させることである。

    世代性

  • 28

    成人期に起こってくる自律神経の失調状態を(?)という。女性の場合、閉経期前後になると卵巣機能が低下し、卵巣から分泌される女性ホルモンの一つであるエストロゲンの量が減少することにより起こるとされるが、環境的要因、心理的要因も大きく影響していることが近年明らかになってきた。

    更年期障害

  • 29

    (?)とはマスラックによれば「長期間にわたり人に援助する過程で心的エネルギーがたえず過度に要求された結果、極度の心身の疲労と感情の枯渇を主とする症候群であり、卑下・自己嫌悪・関心や思いやりの喪失を伴う状態」と定義されている。単なる働きすぎではなく、仕事への理想と現実のギャップの大きさがその原因の一つとされている。自分にあった対処方法を身につけていくことが必要である。

    バーンアウト