問題一覧
1
過大な浸透を抑制し、用水量を節減できるものを2つ
客土, 床締め
2
地力が多少低下しても、減水抑制効果は大きく増収となるもの
客土
3
広域な水田地帯の用水供給量の節減に有効な手段
反復かんがい利用
4
用排分離すると反復利用率はどうなるか
著しくは減少しない
5
還元かんがいは揚水するためどうなるか
施設費と維持費が高くなる
6
土壌水分を圃場容水量程度に維持するよう間断的にかんがいするもので、普通の湛水に比べてかなり用水量を節減できるが、水稲品種の改良や適切な水管理等について検討する必要がある
水稲の無湛水栽培
7
限られた水量を効果的に活用できるだけでなく、収量の向上、農家経営の多角化にも役立つが、還元田においては普通田に比べて一般に用水量が増大する傾向がある
田畑輪換
8
同一作物において、生育初期を乾燥状態で栽培したものと、十分に水を与えて栽培したもののどちらが耐干性が低いか
水を与えて栽培
9
耐干性の強い作物の特徴を2つ
葉面積/体積値が小さいもの, T-R率が低いもの
10
地上部
T
11
地下部
R
12
耐干性が強い作物4つ
ライ麦, アルファルファ, ブドウ, コムギ
13
耐干性が弱い作物を2つ
エンバク, ナシ
14
土壌水分が欠乏状態においても、耐干性の強い作物はなぜ生育が維持されるのか
気孔が閉じて蒸散作用が低下するため
15
原形質の粘土や細胞の浸透圧が高く、原形質の水分を保持する力が強いもの
耐干性の強い作物
16
A.B.C.D
生長阻害水分点, SMEP, 容易有効水分量, TRAM
17
24時間容水量~生物阻害水分点までの量
かんがい量の基本
18
土壌水分量や気象条件等によって変化するもの
蒸発散量
19
理論上の最大かんがい水量を示しこれをピーク日消費水量で割って小数点以下を捨てて求めたもの
TRAM
20
制限土層はAM、SMEPの分布が変化しても水分消費量が最大といえるか
いえない場合もある
21
同量の水をかんがいする場合、植土は砂土に比べて、かんすいに必要な時間はどうなるか
長くなる
22
畑地かんがい計画での用水量算定での正しい有効水分の測定方法
(Wf-Wd)×γd×D
23
土層の厚さ(cm)
D
24
仮比重
γd
25
24時間容水量(質量%)
Wf
26
生長阻害水分点(質量%)
Wd
27
制限土層の求め方
各層の(有効水分÷SMEP)を求め、1番値が小さいもの
28
間断日数
制限土層の水量÷1日当たりの蒸発散量
29
1回の純かん量
間断日数×1日あたりの蒸発散量
30
畑地かんがいでいう均等係数の求め方
Cu=100(1-∑x/mn)
31
均等係数(%)
Cu
32
mと各点の散水深との差
x
33
散水深の平均値
m
34
観測数
n
35
畑地かんがいおいて、間断日数と実施日の制約
間断日数は一定とし実施日は変更しない
36
全容易有効水分
TRAM
37
全容易有効水分(TRAM)をピーク日消費水量で割り、小数点以下を切り捨てたもの
畑地かんがい計画上の間断日数
38
畑地かんがい計画上の作物に有効な土壌の上限水分量
24時間容水量
39
24時間容水量のPF値
1.5~2.0
40
畑地かんがい計画上の作物に有効な土壌水分量の下限
生長阻害水分点
41
生長阻害水分点のPF値
2.7~3.0
42
かんがい効率がいいもの
散水かんがい
43
地形条件が複雑でインテークレートの大きい土層に適したかんがい方式
散水かんがい
44
制限土層内の平均土壌水分が、24時間容水量か生長阻害水分点まで低下した低下した時点で有効土層内で消費された全水分量
TRAM
45
日本において、間断かんがいにおける間断日数は、TRAMを計画最大日消費水量で割るが、その際の小数点以下はどうするか
切り捨てる
46
制限土層が明確でない時の処理
有効土層をいくつかの土層に分割して各層のTRAMを求めてその最小値をTRAMとする
47
永久しおれ点のPF値
4.2
48
作物の消費水量を気象資料を用いて間接的に求める方法を3つ
ブラネイクリドル法, テンシオメーター法, ペンマン法
49
日本の気象条件を求めるのに適してい作物消費水量の求め方
ペンマン法
50
解法を説明せよ
有効雨量を求めそこから日消費水量を差し引いて有効水分量を導く。有効雨量は繰り越し利用できる