問題一覧
1
データや情報を1か所にまとめてホストコンピュータで 処理を行うシステム形態。処理を行うタイミングにより、 バッチ処理やリアルタイム処理のものがある。
集中処理
2
データを一定期間蓄積したあと、一括して処理を行うシステム。給与計算やデータ集計など、処理のタイミングが決まっている業務に適している。
バッチ処理
3
データ処理を即時 (リアルタイム)に行うシステム。交通機関の座席予約処理や、銀行のATMなど、広い分野で利用されている
リアルタイム処理
4
複数のコンピュータをネットワークで接続し、処理能力 や資源を共有して効率のよい処理を実現するシステム
分散処理
5
水平負荷分散システムの一つで、同じ処理を複数のコンピュータで分担して負荷の分散を行う分散システム。
ロードシェアリングシステム
6
垂直負荷分散システムの一つで、サービス提供を行うサ ーバと、サービスを受けるクライアントで機や役割を 分担して処理を行う分散システム。
クライアントサーバシステム
7
通常時は2つの系列で同じ処理を行い、結果を照合しな がら運用する。障害発生時はもう一つの系列で処理を継続する。高い信頼性が求められるときに適用される。
デュアルシステム
8
主系と従系のシステムを用意し、通常は主系でメインの処理を行い、従系では他の処理を行う。障害発生時は従系のシステムに切り替えてメインの処理を行う。
デュプレックスシステム
9
1台のコンピュータに複数のCPUを接続し、システム 全体の処理能力を高めたシステム。密結合マルチプロセッサや、疎結合マルチプロセッサなどの種類がある。
マルチプロセッサシステム
10
複数のコンピュータを接続し、単一のコンピュータとし て使用する形態。単にクラスタと呼ぶ場合もある。
クラスタコンビューティング
11
障害の発生に備え、現用系とは離れた場所に設置される 待機系システム。待機の状態により、ホットサイトやウォームサイト、コールドサイトなどの種類がある。
バックアップサイト
12
複数のディスク装置を組み合わせることで、高速性や高 信頼性のディスク装置を実現する技術。RAIDOから RAID6までいくつかの種類がある。
RAID
13
同じデータを複数のディスクに同時に記録することで、 信頼性を高める構成。ミラーリングと呼ばれる。
RAID1
14
RAIDOとRAID1を同時に適用し、高速性と信頼 性を両立した構成。RAIDOやRAID1を単独で構 成する場合の2倍のディスクが用いられる。
RAID0+1
15
データを複数のハードディスクに分散して格納し、さら にバリティデータ (誤り訂正補正)もあわせて書き込み を行うことで、高速性と信頼性を高める構成。
RAID5
16
システムに障害が起きたとき、システムを安全に停止させるように制御を行う考え方。
フェールセーフ
17
データをブロック化し、データを複数のディスクに並列 に記録することで、高速にアクセスできるようにする構成。ストライピングと呼ばれる
RAID0
18
システムに障害が起きたとき、障害部分を切り離すこと で、機能を縮小してでもシステム全体を停止させずに運 用を続けるように制御を行う考え方。
フェールソフト
19
システムが意図しない使い方を利用者が行っても、影響 が起きないようにする、あるいは最初から誤った操作が できないようにするシステム設計の考え方
フールブルーフ
20
個々の構成要素の品質を高めたり、十分なテストを行う。 ことで、故障や障害の原因となる要素を極力排除して信頼性を高めるという考え方。
フォールトアボイドダンス
21
システムに対して問い合わせを行ってから、応答が始まるまでに要する時間のこと
レスポンスタイム
22
システムに対して問い合わせを行ってから、結果の出力 が完全に完了するまでに要する時間のこと。
ターンアラウンドタイム
23
与えられた時間の間に、システムが処理できる仕事量の こと。バッチ処理の場合はジョブ数、オンライン処理の場合はトランザクション件数が目安となる。
スループット
24
システムの性能を評価するためのテスト用プログラムの こと。システムの性能を評価するためのテスト用プログラムのこと。
ベンチマークテスト
25
システム構築などを行うとき、求められたシステム要件に応じたシステム構成を計画すること。
キャパシティプランニング
26
システムはその性能だけでなく、経済性も重要な指標と なる。導入にかかる初期コストのほか、運用に必要となる運用コストなどがある。
システムの経済性
27
システムの信頼性を表す指標の単語の頭文字をつなげたもの。
RASIS
28
システムの故障のしにくさを表す。指標として、MTBF (平均故障間隔) を利用することが多い。
信頼性
29
システムが使用できる可能性や確率を表す。指標として、稼働率を利用することが多い。
可用性
30
システムの保守のしやすさを表す。指標として、MTTR (平均修理時間)を使うことが多い。
保守性
31
システムが取り扱う情報に誤りがないことを表す。障害 「や誤動作によるデータの破壊や喪失、不整合などの起こりにくさを表す
完全性
32
システムが取り扱う情報が第三者に漏えいしないことを表す
機密性