問題一覧
1
1.リハビリテーション医学のキーワードを3つ答えなさい。
①機能の回復 , ②障害の克服 , ③活動を育む
2
2.「障害の有無に関わらず、同等な生活を送り、ともに活躍できる社会の構築を目指す」という理念を持 つ運動を答えなさい
ノーマライゼーション
3
3.「患者の自己決定権を尊重し、患者の脱施設、経済的・社会的自立を促す」という運動を答えなさい。
IL運動
4
4.身体障害者の種類で、もっとも多い障害を答えなさい。
肢体不自由
5
5.身体障害者の種類で、2番目に多い障害を答えなさい。
内部障害
6
6.国際障害分類(ICIDH)における障害の3つの階層を順に答えなさい。
①機能障害 , ②能力低下 , ③社会的不利
7
7.国際障害分類を改訂し 2001 年の WHO 総会で承認された障害モデルを答えなさい。
国際生活機能分類(ICF)
8
8.疾患・外傷後すぐ、主に集中治療室などで実施されるリハビリテーションを答えなさい。
急性期リハビリテーション医療
9
9.ADLの自立が目標となる、主に一般病棟などで実施されるリハビリテーションを答えなさい。
回復期リハビリテーション
10
10.退院後に自宅や療養病棟などで実施されるリハビリテーションを答えなさい
維持期リハビリテーション
11
11.リハビリテーション医療チームの中で運動療法や物理療法の専門職を答えなさい。
理学療法士(PT)
12
12.リハビリテーション医療チームの中で施設や在宅ケアのプランを担う専門職を答えなさい。
ソーシャルワーカー(社会福祉士)
13
13.介護保険制度において第1号被保険者となる年齢を答えなさい。
65 歳以上
14
14.介護保険制度において第2号被保険者となる年齢を答えなさい。
40~64 歳まで
15
15.地域の中で患者自身が自分のことを自分で行うことを何というか答えなさい。
自助
16
16.地域の中で家族、友人、仲間などでお互いに助け合うことを何というか答えなさい。
互助
17
17.医療保険などの制度化された相互扶助を何というか答えなさい。
共助
18
18.生活保障を行う社会福祉制度のことを何というか答えなさい。
公助
19
1.患者の意志決定で、医療従事者が方針を決定し患者が従うことを何というか答えなさい。
パターナリズム
20
2.患者の意志決定で、患者が医療従事者から説明を受け患者が同意して方針を決定することを何という か答えなさい。
インフォームド・コンセント
21
3.患者の意志決定で、リハビリテーション分野で最も使われる方法で患者と医療従事者がともに方針を 決定することを何というか答えなさい。
共同意思決定
22
5.棘果長はどこから内果までを測定するか答えなさい
上前腸骨棘
23
4.上肢長はどこから橈骨茎状突起までを測定するか答えなさい。
肩峰
24
6.転子果長は大転子からどこまでを測定するか答えなさい。
外果
25
7.大腿周径を測定する部位で慣例的に最もよく使われる部位を答えなさい。
膝関節裂隙から 10㎝近位
26
8.下腿周径を測定する部位を答えなさい。
最大部
27
9.関節可動域の測定において、0°となる肢位はどのような肢位か答えなさい。
基本肢位
28
10.徒手筋力テスト(MMT) において、 重力に抗して完全に運動できるのはどの段階以上か答えなさい。
MMT3以上(「良(Fair)」以上)
29
11.ADLを評価する評価表を1つ答えなさい。
バーセル指数、FIMなど
30
12.運動発達検査で、正常な新生児との比較によるものは何か答えなさい。
運動年齢検査
31
13.認知症のスクリーニング検査を1つ答えなさい。
長谷川式認知症スケール、MMSEなど
32
14.脳卒中における片麻痺の運動機能検査で、日本で最も広く用いられているものは何か答えなさい。
ブルンストロームリカバリーステージ(ブルンストロームステージ)
33
1.どの程度の期間不動でいると関節可動域の制限が著明に出現するかを答えなさい。
3週間
34
2.関節可動域に不可逆的な変化を起こすとされる関節固定期間を答えなさい。
8週間
35
3.骨や軟骨が原因で生じる関節可動域制限を答えなさい。
強直
36
4.軟部組織が原因で生じる関節可動域制限を答えなさい。
拘縮
37
5.筋力増強の原則を3つ答えなさい。
①過負荷の原則 , ②特異性の原則 , ③可逆性の原則
38
6.MMT1~2の患者に適する運動方法を答えなさい。
自動介助運動
39
.MMT4以上の患者に適する運動方法を答えなさい。
抵抗運動
40
8.関節運動を伴う筋収縮を答えなさい。
等張性収縮
41
9.関節運動を伴わない筋収縮を答えなさい。
等尺性収縮
42
10.目的とする特定の筋を対象とする訓練を答えなさい。
開放性運動連鎖(OKC)
43
11.目的をする筋と共同して働く筋の協調を引き出す訓練を答えなさい。
閉鎖性運動連鎖(CKC)
44
12.腰痛に用いる治療体操を1つ答えなさい。
ウィリアムズ体操、マッケンジー体操
45
協調性障害に用いる治療体操を答えなさい。
フレンケル体操
46
14.肩関節周囲炎(五十肩)に用いる治療体操を答えなさい
コッドマン体操
47
15.体幹ギプス固定中の体幹筋の委縮予防に用いる治療体操を答えなさい
ベーラー体操
48
16.両側の松葉杖歩行で、常時3点以上で保持される安定性の高い歩行を答えなさい。
4点歩行
49
17.片側の杖歩行で、歩行速度は速いが安定性に欠ける歩行を答えなさい。
2点1点交互支持歩行(2動作歩行)
50
18.温熱療法で心臓ペースメーカーや体内金属が禁忌となる治療法を1つ答えなさい。
極超短波、超短波
51
19.電気刺激療法の禁忌を1つ答えなさい。
心臓ペースメーカー部位、悪性腫瘍、てんかん患者の頭部、創傷部位
52
20.作業療法が維持・改善を目的としている3つの能力を答えなさい。
①基本的動作能力 , ②応用的動作能力, ③社会的適応能力
53
21.言語聴覚療法が対象としている疾患を1つ答えなさい。
構音障害、失語症、聴覚障害、摂食嚥下障害
54
22.義肢の中で見た目を重視している義肢を答えなさい。
装飾用義肢
55
23.膝蓋腱部で体重を支える下腿義足を答えなさい。
PTB下腿義足
56
24.坐骨結節部で体重を支える大腿義足のソケット形状を答えなさい。
四辺形ソケット
57
25.尺骨神経麻痺の患者に用いるMCP屈曲補助装具を答えなさい。
ナックルベンダー
58
26.正中神経麻痺の患者に用いる装具を1つ答えなさい
短対立副子、長対立副子など
59
7.橈骨神経麻痺の患者に用いる手背屈装具を1つ答えなさい。
コックアップスプリントなど
60
28.発育性股関節形成不全(先天性股関節脱臼)に用いる装具を答えなさい。
リーメンビューゲル型装具
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29.脊椎側弯症に用いる頸胸腰仙椎装具を答えなさい。
ミルウォーキー型装具
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30.T字杖や松葉杖を突く位置を答えなさい。
足部前・外側 15㎝
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31.T字杖や松葉杖の握りの高さを答えなさい。
大転子(肘関節 30°屈曲位の高さ)
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32.松葉杖の長さ(高さ)の目安を答えなさい。
腋窩前縁の高さ または 身長から 41㎝を引いた高さ