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施設警備業務2級  
  • サスケ

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    問題一覧

  • 1

    警備員の指導及び教育に関する制度についての記述で誤っているものはどれか? ① 警備業法第21条では、警備業者及び警備員に対し、警備業務に関する知識及び能力の向上に努める義務があることを定めている。 ② 警備業者は、その警備員に対し、専門的な教育を行う義務がある。 ③ 警備員教育については、警備業法施行規則第38条に警備業務の区分に応じて行う教育事項や教育時間数等が定められている。 ④ 警備業者は、その警備員に対し、必要な指導及び監督を行う義務までは求められていない。 ⑤ 教育時間数については、教育を受ける者の警備業務の従事経験や警備員検定等の資格保有状況によって減免される。

    ④ 警備業者は、その警備員に対し、必要な指導及び監督を行う義務までは求められていない。

  • 2

    金属探知機についての記述で誤っているものはどれか? ① 金属探知機は、施設内へ金属製不審物の持込み等を防止するために使用する。 ② 金属探知機には、出入口等に常設する固定式と、警備員等が携帯して操作する携帯用がある。 ③ 固定式は、金属製物品の所持の有無を判定するために使用する。 ④ 携帯用は、所持する金属製物品の位置を特定するために使用する。 ⑤ 通常、携帯用が反応した場合に、固定式を使用して詳しく検査を行う。

    ⑤ 通常、携帯用が反応した場合に、固定式を使用して詳しく検査を行う。

  • 3

    銃砲刀剣類所持等取締法によって所持等が禁止されているものを挙げたが、誤りはどれか。 ① 刃渡り15センチメートル以上のやり ② 刃渡り15センチメートル以上のなぎなた ③ あいくち ④ 刃渡り15センチメートル以上の刀 ⑤ 刃渡り5.5センチメートル未満の剣

    ⑤ 刃渡り5.5センチメートル未満の剣

  • 4

    施設における巡回業務に関する記述で誤っているものはどれか。 ①巡回は、定められたとおりに的確に行い、その目的達成に努める。 ② 巡回中に見聞した事項、取り扱った事項、行った対処その他特異事項については数日分を報告書にまとめて、契約先担当者に申し送りをする。 ③ 扉を開けて室内に入るときは、内部の熱や臭気、人の気配等をうかがった後に入るなど、危害予防に注意する。 ④ 巡回効果を高めるためには、警備業務対象施設の実態をよく把握しておくとともに、日常の勤務を通じて知り得た各種情報をもとに、より良い時間帯、経路、方法を選択する。 ⑤ 警備用センサー等の解除・セットは、誤操作に注意する必要がある。

    ② 巡回中に見聞した事項、取り扱った事項、行った対処その他特異事項については数日分を報告書にまとめて、契約先担当者に申し送りをする。

  • 5

    次は、警察に110番通報すべき事案を挙げたが、誤りはどれか。 ① 交通事故が発生したとき ② 暴力や暴言で他人に迷惑をかけている人を目撃したとき ③ 刃物などの凶器を持っている人を目撃したとき ④ 不審な人や車を目撃したとき ⑤ けが人が発生したとき

    ⑤ けが人が発生したとき

  • 6

    次は、検定制度と資格者配置についての記述であるが、誤りはどれか。 ①国家公安委員会は、警備業務の実施の適正を図るため、その種別に応じ、警備員又は警備員になろうとする者について、その知識及び能力に関する検定を行い、合格した者に対し、種別ごとに合格証明書を交付することとされている。 ②警備員等の検定等に関する規則で定める特定の種別の警備業務については、一定の基準で検定合格備員を配置しなければならない。 ③検定制度によって、専門的知識及び技能を有する警備員が当該警備業務を実施することとなり、必然的に、より高度な警備業務の提供が期待できる。 ④ 警備員がこの制度を利用することによって、自分が警備員としていかなるレベルにあるかを知ることができ、合格した場合には、会社の内外における高い評価を得ることができる。 ⑤ 警備員は、資格者配置の有無にかかわらず積極的に検定制度を利用し、自己の研鑽に役立てることが大切である。

    ①国家公安委員会は、警備業務の実施の適正を図るため、その種別に応じ、警備員又は警備員になろうとする者について、その知識及び能力に関する検定を行い、合格した者に対し、種別ごとに合格証明書を交付することとされている。

  • 7

    エックス線透視装置についての記述で誤っているものはどれか? ①手荷物を開抜せずに内部を透視し、不審物の持込み等を防止するために使用する。 ②エックス線は、電磁波である。 ③エックス線は、可視光線などに比べ、極めて波長が長い。 ④エックス線は、物質を透過する特性があるが、当など透過できないものもある。 ⑤故障などの不具合が発生した場合は、速やかに施設管理責任者等に連絡し、点検修理を依頼する。

    ③エックス線は、可視光線などに比べ、極めて波長が長い。

  • 8

    施設警備業務の意義と重要性についての記述で誤っているものはどれか? ①「施設警備業務」とは、他人の需要に応じて、施設における盗難等の事故の発生を成し、防止する業務である。 ②契約先業務の安全かつ円滑な運営等に寄与するため、本来の防犯業務だけでなく各種防災業務も実施している。 ③ 小規模な警備業務対象施設における施設警備業務は、警備計画書に基づき定められた警備業務を簡略的に行うことで警備契約の責任を果たすことができる。 ④ 大型商業施設、大型複合ビルなどの警備業務対象施設においては、一般的な事務所や住宅と比較すると、施設警備業務の内容が複雑であり、多種多様な業務に対応する能力が必要である。 ⑤ 警報設備や防火設備の点検、駐車場における料金徴収等の業務、出入管理以外の受付業務や案内等のインフォメーション業務など、本来の警備業務に加え、各種業務を警備員が行う場合がある。

    ③ 小規模な警備業務対象施設における施設警備業務は、警備計画書に基づき定められた警備業務を簡略的に行うことで警備契約の責任を果たすことができる。

  • 9

    次は、鍵等の保管管理及び錠の基礎知識についての記述であるが、誤りはどれか。 ①「施錠」とは、鍵によって錠がロックされた状態をいう。 ②施錠を確認するということは、ドアノブを手で回して、施錠状態を確認することが警備員としての基本的な心得である。 ③誤った貸出し等を防ぐために、個々の鍵のネームプレートには、その鍵が使用されている直接的な場所の名称を記入しておく。 ④ 警備室内に部外者が出入りできないように、ドア等の施錠を確実に行う。 ⑤ 鍵保管庫の鍵を鍵穴に差し込んだままにしたり、机の上等に不用意に放置したりしない。

    ③誤った貸出し等を防ぐために、個々の鍵のネームプレートには、その鍵が使用されている直接的な場所の名称を記入しておく。

  • 10

    刑事訴訟法に関する記述について、誤っているものはどれか。 ①警備員は、他の業務に比べて犯罪に接する機会も多いので、現行犯逮捕等に関する刑事訴訟法の規定を十分に理解し、不当に他人の権利を侵害することのないよう配慮することが大切である。 ② 現に罪を行い、又は現に罪を行い終わった者を現行犯人とする。 ③ 未遂について処罰規定のない罪については、未遂の段階では罪の実行行為中とは認められない。 ④ 現行犯人を逮捕する権限は、一般私人にも与えられているが、これは逮捕行為が許されているだけであり、取調べ、身体捜検、所持品検査等を行う権限は認められていない。 ⑤ 警備員が現行犯人を逮捕した場合は、警察活動に協力するため、氏名、住所、生年月日、連絡先等を聴取した後に、警察官等に引き渡さなければならない。

    ⑤ 警備員が現行犯人を逮捕した場合は、警察活動に協力するため、氏名、住所、生年月日、連絡先等を聴取した後に、警察官等に引き渡さなければならない。

  • 11

    次は、巡回の主な形態についての記述であるが、正しいものはどれか。 ①「乱線巡回」とは、あらかじめ指定された経路に従って行う巡回である。 ② 巡回目的を主眼としたものに、早朝巡回、外周巡回がある。 ③ 巡回地域を主眼とした区分としては、屋内巡回と外周巡回がある。 ④車両等を使用しての巡回は、事故防止のため実施しない。 ⑤ 巡回時刻を主眼としたものに、刻時巡回、臨時巡回がある。

    ③ 巡回地域を主眼とした区分としては、屋内巡回と外周巡回がある。

  • 12

    次は、現在、検定が行われている種別を挙げたが、誤りはどれか。 ① 海上保安警備業務 ② 施設警備業務 ③ 核燃料物質等危物運搬警備業務 ④ 交通誘導警備業務 ⑤ 貴重品運搬警備業務

    ① 海上保安警備業務

  • 13

    次は、基本的な報告要領についての記述であるが、誤りはどれか。 ①六花の原則(5W1H)を活用する。 ② 現認した事実以外に、関係者から聞き取った内容、その他の情報を伝える場合は、それらを明確に区別して伝える。 ③ 第一報は、拙速より巧遅を旨として行う。 ④ 経過報告は、第一報から結果が出るまでに時間がかかる場合に行う。 ⑤報告痛れ防止のため、相互確認を行う。

    ③ 第一報は、拙速より巧遅を旨として行う。

  • 14

    次は、窃盗罪に問われる行為について列挙したが、誤りはどれか。 ① 外が寒かったので、コンビニエンスストアであんぱんとホットコーヒーを買い物かごに入れ、レジに行く前にホットコーヒーを衣服のポケットに仕舞い込み、あんぱんだけを精算し店を出た。 ② 給料の未払いが続いて収入が乏しいため、スーパーで食料品を自分のカバンに仕舞い込み、レジで精算せずに店を出た。 ③ 急に雨が降ってきたので、仕方がなくドラッグストアーの軒先で販売している安価な傘を、精算せずに持ち出して使用し、翌日こっそり戻しておいた。 ④ 訪問の約束をしていた上司の家を訪ねたが不在だったので、預かっていた合鍵でこっそり部屋に入り、いつも自慢していた高価な腕時計を内緒で持ち出した。 ⑤ 近所の一人暮らしの高齢者が、買い物のために外出することが不便であると嘆いていたので、スーパーで食料品を購入し、その高齢者が喜ぶと思い勝手に手渡した。

    ⑤ 近所の一人暮らしの高齢者が、買い物のために外出することが不便であると嘆いていたので、スーパーで食料品を購入し、その高齢者が喜ぶと思い勝手に手渡した。

  • 15

    救急蘇生法の意義についての記述で誤っているものはどれか。 ①警備業務は、事件や事故から人の生命、身体、財産を守るという性格を有することから、一般の人に比べて事故等による負傷者に遭遇することも少なくない。 ②急変した負傷者を救命し、社会復帰させるために必要な一連の行いを「救命の連鎖」という。 ③ 応急手当は、負傷者に対して、一般の人がその悪化を回避することを目的に行う治療行為をいう。 ④ 一次救命措置は、AEDや感染防護具などの器具を用いて行うが、特別な資格がなくても誰でも行うことができる。 ⑤ 反応がなければ、助けを呼び119番通報とAEDの手配を依頼する。

    ③ 応急手当は、負傷者に対して、一般の人がその悪化を回避することを目的に行う治療行為をいう。

  • 16

    次は、警備業の要件と定についての記述であるが、誤りはどれか。 ① 警備業法第3条では、警備業の要件について定めている。 ②警備業法第4条において、警備業を営もうとする者は、認定を受けなければならないことを定めている。 ③ 認定を受けて警備業を営む者が警備業者である。 ④ 警備業を営もうとする者は、国家公安委員会の認定を受けなければならない。 ⑤認定は、営業を開始する前に受けなければならない。

    ④ 警備業を営もうとする者は、国家公安委員会の認定を受けなければならない。

  • 17

    脅迫電話(爆破予告等)対処要領についての記述で誤っているものはどれか? ① 落ち着いて、丁寧に聞き、話を中断させない。 ② わかっていても聞き取りにくい振りをし、相手に話を続けさせる。 ③相手が話さなくてもどんどん質問する。 ④ 録音装置は、個人情報の収集に当たるので使わない。 ⑤ メモをとる。

    ④ 録音装置は、個人情報の収集に当たるので使わない。

  • 18

    遺失物法における拾得者等の義務についての記述で誤っているものはどれか? ① 一般の場所で物件を拾得した場合は、速やかに遺失者に返還するか、警察署長に提出する。 ②施設内で物件を拾得した場合は、速やかに施設占有者に交付する。 ③ 施設において警備業務に従事する警備員の場合は、その施設の勤務者であるので、当該施設占有者を代行して拾得された物件を預かることもある。 ④不特定多数の者が利用する施設の施設占有者が、物件の交付を受け、又は自ら物件の拾得をしたときは、守秘義務の観点から物件の種類及び特徴を掲示してはならない。 ⑤ 銃砲刀剣類、火薬、爆薬、麻薬、毒物及び劇物等は、法令の規定によって一般的に私人が所持することが禁止されているので、拾得者は遺失者に返還しないで警察署長に提出する。

    ④不特定多数の者が利用する施設の施設占有者が、物件の交付を受け、又は自ら物件の拾得をしたときは、守秘義務の観点から物件の種類及び特徴を掲示してはならない。

  • 19

    次は、施設における出入管理業務についての記述であるが、誤りはどれか。 ①過去の事故発生状況や警備業務対象施設の人、物、車両等の出入り頻度の違いを踏まえ、契約先と十分に検討・調整を行いながら警備計画を立案することで、犯罪の抑止効果の高い適正な警備業務が実施されることになる。 ② 出入管理業務に従事する警備員は、当該施設の対外接点にあるが、厳格な出入管理を遂行することが重要であることから、言葉遣いや態度、礼節などに注意を払う必要はない。 ③ 出入管理業務は、警備業務対象施設における人、物、車両等の出入りをチェックすることによって、施設内における犯罪や事故等の発生を防止する業務である。 ④物の出入管理は、商品等の施設外への不正な持出し防止及び施設内への危険物等の持込み防止を目的としている。 ⑤ 車両の出入管理は、車両によって出入りする人と物の管理を目的としている。

    ② 出入管理業務に従事する警備員は、当該施設の対外接点にあるが、厳格な出入管理を遂行することが重要であることから、言葉遣いや態度、礼節などに注意を払う必要はない。

  • 20

    次は、窃盗罪に関する記述であるが、誤りはどれか。 ① 「財物」とは、基本的には形のある有体物であるが、液体・気体・電気なども財物とみなされる。 ② 「占有」とは、物に対する事実的支配があることを指す。 ③ 上記②は、所有者が直に所持していなくても、占有しているとされる。 ④ 暴行・脅迫などの手段を用いた場合も窃盗罪である。 ⑤ 「不法領得」とは、他人に所有権があることを知りながらも、不法行為によって自分の物にしようとすることである。

    ④ 暴行・脅迫などの手段を用いた場合も窃盗罪である。

  • 21

    不審者対応上の留意事項についての記述で誤っているものはどれか? ① 相手の顔色、目の動き、落ち着き等に注意し、目を離さない。 ② 冷静な態度、穏やかな言葉遣いを保ち、相手の挑発に乗らない。 ③ 常に、まじめな態度で臨み、言葉遣いに気をつけ、相手に納得いくように説明する。 ④ 可能な限り複数で対応するのが望ましい。 ⑤ 緊急を要するものでも、施設内で発生した事案であれば、警察機関等へは通報しない。

    ⑤ 緊急を要するものでも、施設内で発生した事案であれば、警察機関等へは通報しない。

  • 22

    次は、警備業法の目的及び定義についての記述であるが、誤りはどれか。 ① 「警備業務」とは、警備業法第2条第1項第1号から第4号に該当する業務であって、他人の需要に応じて行うものをいう。 ② 施設警備業務は、いわゆる第1号の警備業務である。 ③ 警備業法は、警備業務の適正な実施を図ることを目的としている。 ④ 貸ビル業者が通常必要とされる範囲で自己の所有建物において、建物自体の保全管理を行う業務は、警備業務に該当する。 ⑤ 「警備員」とは、警備業者の使用人その他の従業者で警備業務に従事するものをいう。

    ④ 貸ビル業者が通常必要とされる範囲で自己の所有建物において、建物自体の保全管理を行う業務は、警備業務に該当する。

  • 23

    屋内消火栓についての記述で正しいものはどれか? ① 屋内消火栓は、消防士以外の者は使用できない。 ② すべての防火対象物には、屋内消火栓の設置が義務付けられており、消火器等で消火できなくなった火災の消火を目的として開発された設備である。 ③ 屋内消火栓には1号消火栓と2号消火栓があり、1号消火栓は20メートルホースが2本、2号消火栓には15メートルホースが1本それぞれ収納されている。 ④ 2号消火栓は、ノズル(筒先)の根元に開閉弁があり、その開閉操作で消火ポンプの起動、停止ができるようになっている。 ⑤ 2号消火栓は、1号消火栓に比べて放水量は少ないが、一人操作ができるように開発されたものである。

    ⑤ 2号消火栓は、1号消火栓に比べて放水量は少ないが、一人操作ができるように開発されたものである。

  • 24

    避難誘導時の基本事項についての記述で誤っているものはどれか? ① 避難者が多数の場合は、少人数のグループに分け、避難させる。 ② 避難者に正確な状況を知らせ、パニック防止に努める。 ③ 逃げ遅れた者の有無を確認し、避難者の人員点呼を行う。 ④ 煙や有毒ガスによる被害を防止するため、タオルやハンカチなどで口や鼻を覆わせ、避難することは意味がないため、姿勢を低くさせながら走って避難することが重要である。 ⑤ 避難放送は、冷静な音声で放送し、不安になるような言葉は使用しない。

    ④ 煙や有毒ガスによる被害を防止するため、タオルやハンカチなどで口や鼻を覆わせ、避難することは意味がないため、姿勢を低くさせながら走って避難することが重要である。

  • 25

    次は、火災発生時に消防機関へ通報する際に問われる主な事項を挙げたが、誤りはどれか。 ①火事ですか?救急ですか? ② 場所はどこですか? ③ 何が燃えていますか? ④ 逃げ遅れた人はいますか? ⑤ 火災の原因は何ですか?

    ⑤ 火災の原因は何ですか?

  • 26

    次は、現在、検定が行われている種別を挙げたが、誤りはどれか。 ① 保安警備業務 ② 核燃料物質等危険物運搬警備業務 ③ 雑踏警備業務 ④ 交通誘導警備業務 ⑤ 空港保安警備業務

    ① 保安警備業務

  • 27

    次は、火災の基礎知識についての記述であるが、正しいものはどれか。 ①「窒息消火法」とは、熱源から熱を奪い、燃焼物を発火点以下に下げる方法である。 ② 燃焼が継続するためには、可燃物、酸素、熱源(点火エネルギー)が必要であり、これらの三要素が一つでも欠けると燃焼は継続しない。 ③「燃焼」とは、発熱だけを伴う化学反応で、通常は空気又は酸素中で物質が酸化され、その結果として、熱が発生する現象をいう。 ④ 燃焼は、空気との混合比(ガス化)の影響は受けない。 ⑤ 「除去消火法」とは、既に燃焼している部分をまだ燃焼を始めていない可燃性物質から切り離し、燃焼の拡大を防ぐ方法である。

    ② 燃焼が継続するためには、可燃物、酸素、熱源(点火エネルギー)が必要であり、これらの三要素が一つでも欠けると燃焼は継続しない。

  • 28

    スプリンクラー設備についての記述で誤っているものはどれか? ①スプリンクラー設備は、建物の天井部分に散水ヘッドを設けておき、火災の熱を感知して自動的に散水し、初期のうちに火災を消火する極めて有効な消火設備である。 ② 散水ヘッドの閉鎖型には、常時散水ヘッドまで加圧した水を充てんしておく湿式と、同じく圧縮空気を充てんしておく乾式がある。 ③ 開放型は、熱を感知する部分がないヘッドを使用したもので、防災センターに設けた起動スイッチで散水する手動式のものが設置されており、感知器と連動して散水するものはない。 ④スプリンクラー設備の難点としては、消火した後も人が制側弁を閉じるまで散水を続けるため、大きな水損に結びつくおそれがある。 ⑤ スプリンクラー設備が設置してある施設の警備員は、誤散水や消火後、速やかに制御弁を閉じることができるように制御弁室の位置を熟知しておく必要がある。

    ③ 開放型は、熱を感知する部分がないヘッドを使用したもので、防災センターに設けた起動スイッチで散水する手動式のものが設置されており、感知器と連動して散水するものはない。

  • 29

    次は、警備業の歴史・意義と重要性についての記述であるが、誤りはどれか。 ① 昭和39年に開催された東京オリンピック選手村の警備によって、その存在を広く認識された。 ②高度成長期における企業の合理化と人手不足の時代を背景として、各分野で急速に発達した。 ③ 現在では「生活安全産業」として、国民生活に深く定着している。 ④ 社会構造の複雑化、治安情勢の深刻化等により、国民の自主防犯活動が活発化している。 ⑤ 地域社会における犯罪抑止機能が安定してきたため、今後は警備業の果たす役割の重要性は減っていくと考えられる。

    ⑤ 地域社会における犯罪抑止機能が安定してきたため、今後は警備業の果たす役割の重要性は減っていくと考えられる。

  • 30

    遺失物の取扱いについての記述で誤っているものはどれか。 ① 通行人等から拾得した物件の届出を受ける場合、拾得した場所が一般の場所であれば、拾得者としての権利を保護するためにも警察署や交番の場所を教え、自分で持って行くように教示する。 ②拾得した場所がイベント会場等、特定の施設内である場合は、必ずその場で遺失物を預かり、直ちに遺失者を捜索する。 ③ 拾得物件の届出を盗み見していた者が、後日、遺失者等を装って物件を詳報しようとした事例もあるので、関係者以外には拾得物件の内容を知らせない。 ④ 遺失者等から届出を受けたときは、あらかじめ警備計画書等で定められた手順に従い、速やかに遺失物取扱い場所等へ届け出るよう教示する必要がある。 ⑤ キャッシュカードや運転免許証等のように、再交付申請等、早急に対応する必要があるものについては、銀行や警察署等へ直ちに届け出るように助言することも必要である。

    ②拾得した場所がイベント会場等、特定の施設内である場合は、必ずその場で遺失物を預かり、直ちに遺失者を捜索する。

  • 31

    検定制度と資格者配置に関する記述について、誤っているものはどれか。 ①検定は、検定を受けようとする者が直接、都道府県公安委員会が行う学科試験及び実技試験を受検する方法がある。 ② 都道府県公安委員会の登録を受けて行われる登録講習を受講し、その課程を修了すれば、都道府県公安委員会が行う学科試験及び実技試験が免除される方法がある。 ③ 学科試験及び実技試験に合格しただけでは資格者とはならず、都道府県公安委員会に合格証明書の交付申請を行い、合格証明書が交付されて初めて資格者となる。 ④ 警備業者は、検定合格警備員に実施させる必要がある警備業務を行うときは、合格証明書を当該警備員に携帯させ、警察官や委託者等からの請求があれば、これを提示させなければならない。 ⑤ 合格証明書は公的な証明書であり、紛失等には十分に注意しなければならない。

    ② 都道府県公安委員会の登録を受けて行われる登録講習を受講し、その課程を修了すれば、都道府県公安委員会が行う学科試験及び実技試験が免除される方法がある。

  • 32

    次は、護身用具使用上の留意点についての記述であるが、誤りはどれか。 ① 都道府県公安委員会規則によって、護身用具の携帯が禁止され、又は制限されていない場合で、かつ、必要な場合に限り携帯する。 ② やむを得ず護身用具を使用する場合は、正当防術の適用範囲内にとどめるよう配意する。 ③護身用具を使用する場合は、首から上の部位などの急所を打ち、相手の反撃を受けないようにする。 ④護身用具を使用する際、相手に奪取されたり、逆用されたりすることのないよう注意する。 ⑤護身用具を盗まれたり、紛失や破損したりすることのないよう保管、管理について十分注意する。

    ③護身用具を使用する場合は、首から上の部位などの急所を打ち、相手の反撃を受けないようにする。

  • 33

    次は、遺失物法の用語の定義についての記述であるが、誤りはどれか。 ①遺失物法の対象となる「物件」とは、遺失物及び埋蔵物並びに準遺失物をいう。 ②「遺失物」とは、他人が占有していた物であって、当該他人の意思に基づかず、該他人が占有を失ったもので、奪取された物も含む。 ③ 「準遺失物」とは、誤って占有した他人の物、他人の置き去った物及び逸走した家畜をいう。 ④ 「埋蔵物」とは、他人が占有していた物であって、土地その他の物の中に包蔵され、当該他人が占有を失ったもので、その所有者が何人であるか容易に識別できないものをいう。 ⑤「遺失者」とは、物件の占有をしていた者をいい、当該物件の所有者のほか、物件を預かっていた者及び使用していた者等も含む。

    ②「遺失物」とは、他人が占有していた物であって、当該他人の意思に基づかず、該他人が占有を失ったもので、奪取された物も含む。

  • 34

    次は、消防法についての記述であるが、誤りはどれか。 ① 火災を発見した者は、遅滞なく消防機関等へ通報する義務がある。 ② 火災を通報する者に対して他の者は、通報に使用する通信機器の貸与などの協力義務がある。 ③ 火災を発生させた者は、消火の義務がある。 ④ 火災の発生に直接関係のある者は、消火の義務がある。 ⑤ 正当な理由がなく、消防士等の指示に従わなかった者は、消防法によって処罰されることもある。

    ⑤ 正当な理由がなく、消防士等の指示に従わなかった者は、消防法によって処罰されることもある。

  • 35

    次は、銃砲刀剣類所持等取締法第22条の例外として、携帯が禁止されない例を記述したが、誤りはどれか。 ① 周囲に見せびらかすために、刃体の長さが8センチメートルのバタフライナイフをポケットに入れて外出した。 ②鮮魚店の主人が、マグロ解体ショーのため、刃渡り30センチメートルの出刃包丁を持って売り場に出てきた。 ③ 裁縫教室参加のために、刃体が12センチメートルのハサミをカバンに入れて電車に乗った。 ④ 刃渡り10センチメートルのカッターナイフが、文房具としていつもカバンの中の筆箱に入っている。 ⑤自宅の包丁の刃が欠けたため、金物店で刃渡り15センチメートルの新品の包丁を購入し、帰宅した。

    ① 周囲に見せびらかすために、刃体の長さが8センチメートルのバタフライナイフをポケットに入れて外出した。

  • 36

    次は、検定制度についての記述であるが、誤りはどれか。 ① 20歳未満の者は、合格証明書が交付されない。 ② 合格証明書は公的な証明書であり、紛失等には十分に注意しなければならない。 ③ 合格証明書の返納を命ぜられた日から起算して3年を経過しない者は、合格証明書が交付されない。 ④ 学科試験及び実技試験に合格しただけでは資格者とはならず、都道府県公安委員会に合格証明書の交付申請を行い、合格証明書が交付されて初めて資格者となる。 ⑤ 検定制度によって、専門的知譨及び技能を有する警備員が当該警備業務を実施することとなり、必然的に、より高度な警備業務の提供が期待できる。

    ① 20歳未満の者は、合格証明書が交付されない。

  • 37

    次は、消火活動上の留意事項についての記述であるが、正しいものはどれか。 ① 煙は、横方向に毎秒3~8メートル程度、縦方向に毎秒13~15メートル程度の速度で移動し、縦方向の煙は、階段などを人が駆け登る速度よりも格段に速い。 ② 火災現場では、必ず一酸化炭素と二酸化炭素が発生し、一酸化炭素を吸い込むと喉に痛みを感じるが危険はない。 ③ フラッシュオーバー状態になっていた場合は、直ちに初期消火活動を行い延焼防止に努める。 ④ 「バックドラフト」とは、酸素不足でいったん火災成長が抑制された後に、新鮮な空気が火災室に入り込み、強い気流が外部から燃焼している部屋へ噴き込んでくる現象である。 ⑤ 消火活動を行う場合、常に退避経路の確保と煙の動きに注意を払い、前方の火点に意識が集中するあまり背後に火や煙が回り込んでいることに気づくのが遅れることのないように注意する。

    ⑤ 消火活動を行う場合、常に退避経路の確保と煙の動きに注意を払い、前方の火点に意識が集中するあまり背後に火や煙が回り込んでいることに気づくのが遅れることのないように注意する。

  • 38

    次は、護身術の留意事項についての記述であるが、誤りはどれか。 ①瞬時に相手の人数、態度、凶器の有無等を識別する。 ② 相手より高いところや風上に立つことを心がける。 ③ 夜間においては、相手から見えにくくするために、相手の背を照明に向けるように位置する。 ④ 犯人と向かい合ったときは、安全な間合をとる。 ⑤ 相手が複数の場合は、全員が視野に入るように位置し、死角に入られないようにする。

    ③ 夜間においては、相手から見えにくくするために、相手の背を照明に向けるように位置する。

  • 39

    次は、施設警備業務用機器の故障又は不調の場合の措置を挙げたが、適切でないものはどれか。 ① コンセントの抜けや電池切れがないかなどを確認する。 ② 設定を変更し、確認を行う。 ③ 施設管理者に連絡し、点検修理を依頼する。 ④警備員を増員するなど、人による対応を行う。 ⑤ 不具合のある機器を使用禁止にする。

    ② 設定を変更し、確認を行う。

  • 40

    監視(防犯)カメラについての記述で適切でないものはどれか? ① 犯罪の抑止や発見を主な目的として設置されている。 ② 最近は、録画性能の向上、個人認証技術や行動検知などの機能追加、ネットワーク化による外部ITシステムとの連携などの技術が追加され、様々なところで活用されている。 ③ 撮影される側のプライバシーなどの権利を侵害する側面を有しているため、施設の運用規定等を守り、適正に運用する必要がある。 ④ 画像を閲覧したいと申し出があった場合は、警備責任者の許可をとってから閲覧させる。 ⑤ 画像の保存期間を経過したものは、速やかに消去するか、上書きにより消去されるようにし、必要以上に保存しない。

    ④ 画像を閲覧したいと申し出があった場合は、警備責任者の許可をとってから閲覧させる。

  • 41

    警備業の歴史・意義と重要性についての記述で誤っているものはどれか。 ①「警備業務」とは、人の生命、身体、財産等に対する危害の発生を警戒し、防止する業務であることから、必ずしも他人の要に応じて行う必要はない。 ②昭和39年に開催された東京オリンピックの選手村の警備によって、その存在を広く認識された。 ③高度成長期における企業の合理化と人手不足の時代を背景として、各分野で急速に発達した。 ④ 現在では「生活安全産業」として、国民生活に深く定着している。 ⑤ 社会構造の複雑化、治安情勢の深刻化等により、国民の自主防犯活動が活発化している。

    ①「警備業務」とは、人の生命、身体、財産等に対する危害の発生を警戒し、防止する業務であることから、必ずしも他人の要に応じて行う必要はない。

  • 42

    敬礼についての記述で誤っているものはどれか。 ① 敬礼を行う者は、通常、受礼者の答礼が終わるのを待って元の姿勢に戻るが、号がかかる場合は、号令に従う。 ② 脱帽時の敬礼は、受礼者が明らかに認めることができる距離のところで行う。 ③ 脱帽時の敬礼は、受礼者に向かって姿勢を正し注目し、上半身を約15度前に傾けて行い、の姿勢に戻る。 ④ 着帽時の敬礼は、特に定めがある場合のほか、受礼者を離れること約2歩のところで、挙手注目の敬礼を行う。 ⑤ 着帽時の敬礼は、受礼者に向かって姿勢を正し注目し、右手を挙げ、指を接して伸ばし、人差し指と中指を帽子の前ひさしの右側に当て、手のひらを少し外側に向け、ひじを肩の方向にほぼその高さに上げ、完の姿勢に戻る。

    ④ 着帽時の敬礼は、特に定めがある場合のほか、受礼者を離れること約2歩のところで、挙手注目の敬礼を行う。

  • 43

    次は、施設における出入管理業務についての記述であるが、誤りはどれか。 ① 最近では、身分証明書やバッジなどによる方法、来訪者パスなどを発行する方法、出入管理簿による方法のほか、個人認証や生体認証などの機器による出入管理も併用されている。 ②物の出入管理は、商品等の施設外への不正持出しだけを防止する業務である。 ③ 車両の出入管理において、登録車両は、おおむね業務用車両、配送用車両、従業員の私有車両に区分され、登録車両にステッカーなどを発行する方法などがある。 ④ 車両及び積載物の検査を目視のみで迅速に実施することは物理的に困難であるため、エックス線等を使用した特殊検査機器を使用する。 ⑤ 管理の効率化を図る場合や工場、倉庫等の大型施設で車両や社員等の出入りが頻繁にある場合は、出入管理にゲートシステムを使用するとともに、監視カメラを併用する。

    ②物の出入管理は、商品等の施設外への不正持出しだけを防止する業務である。

  • 44

    次は、火災発生時の対処要領についての記述であるが、誤りはどれか。 ① 1号消火栓の操作手順は、(1)表示灯の点滅によって起動を確認する(2)消火栓の扉を開ける(3) ホース及びノズルを取り出し延長する(4)開閉バルブを全開し放水するの順である。 ② 消防法第24条によって、火災を発見した者は、消防機関等に通報する義務がある。 ③ くぐり戸のない防火シャッターは、煙の流入を防ぐため、途中まで降ろし避難終了後に閉鎖する。 ④ 避難経路上の防火戸の閉鎖は、避難状況を見ながら行う。 ⑤ 初期消火を行う場合は、携行した消火器の他、付近の消火器をできるだけ多く集める。

    ① 1号消火栓の操作手順は、(1)表示灯の点滅によって起動を確認する(2)消火栓の扉を開ける(3) ホース及びノズルを取り出し延長する(4)開閉バルブを全開し放水するの順である。

  • 45

    次は、救急蘇生法についての記述であるが、誤りはどれか。 ① 胸骨圧迫は、負傷者の胸が約5センチメートル沈み込むように強く速く圧迫を繰り返す。 ② 胸骨圧迫のテンポは1分間に60~80回とし、可能な限り中断せずに絶え問なく行う。 ③ 呼吸状態の確認は、胸と腹部が上下に動いているかを10秒以内で目視する。 ④ 反応はないが普段どおりの呼吸がある場合には、気道の確保を行い、救急車の到着を待つ。 ⑤ 反応がなくなった負傷者を仰向けにしておくと、嘔吐した場合に気道が詰まり窒息するおそれがあるので、回復体位の姿勢をとらせる。

    ② 胸骨圧迫のテンポは1分間に60~80回とし、可能な限り中断せずに絶え問なく行う。

  • 46

    次は、鍵等の保管管理及び錠の基礎知識についての記述であるが、誤りはどれか。 ① 警備員は、自分が預かって管理すべき鍵の種類や数量について、事前に確認しておく。 ②契約先から新しい種類の鍵を預かるような場合は、必ず警備責任者に報告する。 ③ マスターキーを預かる場合は、その取扱いを一般の鍵とは区別し、警備責任者など特定の者が管理し、部外者への貸出しを禁止するなどの対応を行う。 ④ 鍵を使用して施錠したときは、必ず視認した後、指差呼称することが警備員の基本的な心得である。 ⑤ 「施錠」とは、鍵によって錠がロックされた状態をいう。

    ④ 鍵を使用して施錠したときは、必ず視認した後、指差呼称することが警備員の基本的な心得である。

  • 47

    次は、救急蘇生法についての記述であるが、誤りはどれか。 ① 反応の確認は、負傷者の氏名を呼んだり話しかけながら、軽く肩を叩く。 ② 胸骨圧迫は、胸骨の下半分に手のひらの下の部分を当て、その手の上にもう一方の手を重ねて行う。 ③ 「直接圧迫法」とは、出血している傷口の上に直接、清潔なハンカチやガーゼなどを当てて圧迫する方法である。 ④ 四肢が傷ついて動脈の出血がひどい場合は、傷ついた方の手や足を心臓よりも低くすると止血に効果的である。 ⑤ 感染防止のため、傷口や血液に直接触れないように注意する。

    ④ 四肢が傷ついて動脈の出血がひどい場合は、傷ついた方の手や足を心臓よりも低くすると止血に効果的である。

  • 48

    施設備業務と管理権についての記述で、不適切なものはどれか? ① 警備員が管理権を行使するに当たっては、契約先が持つ管理権の範囲を多少超えてもやむを得ない。 ②契約先の所有権、賃借権等から生じる当該施設に関する権利(管理権)の行使を、民事契約(警備契約)に基づいて警備業者が代行している。 ③ 施設備業務の具体的な実施形態は、警備業務対象施設によって、それぞれ異なる。 ④ 警備員が管理権を行使するに当たっては、問題が生じないよう十分に注意する。 ⑤ 警備業務における警備員の様々な活動は、すべて契約先の委託に基づく管理権行使の一形態である。

    ① 警備員が管理権を行使するに当たっては、契約先が持つ管理権の範囲を多少超えてもやむを得ない。

  • 49

    無線機の通話要領についての記述で誤っているものはどれか。 ① 自己の通信を他に優先するよう強要しない。 ② 送信は、送信スイッチを押すのと同時に行う。 ③ 通話の内容は、あらかじめ簡明にまとめておく。 ④ 通話を始めようとするときは、他の局が通信中かどうかを確認する。 ⑤ 呼出しに対する応答がないときは、いたずらに呼出しを繰り返すことなく、チャンネル、電源、音量等を確認する。

    ② 送信は、送信スイッチを押すのと同時に行う。

  • 50

    次は、検定制度と資格者配置についての記述であるが、誤りはどれか。 ① 警備員等の検定等に関する規則で定める特定の種別の警備業務については、一定の基準で検定合格警備員を配置しなければならない。 ② 都道府県公安委員会は、警備業務の実施の適正を図るため、その種別に応じ、警備員又は警備員になろうとする者について、その知識及び能力に関する検定を行い、合格した者に対し、種別ごとに合格証明書を交付することとされている。 ③ 1級検定は、当該警備業務の種別の2級の合格証明書の交付を受けた後、当該警備業務に1年以上従事しなければ受けることができない。 ④ 検定には、検定種別ごとに1級と2級の区分がある。 ⑤ 2級検定は、当該警備現場における統括管理者としての役割が期待されている。

    ⑤ 2級検定は、当該警備現場における統括管理者としての役割が期待されている。

  • 51

    避難誘導時の基本事項についての記述で、正しいものはどれか? ① 避難誘導を行う場合、最初に出火した階、次に直下階を避難させ、続いて、上階、直上階、下階の順に避難させる。 ② 原則として、エレベータやエスカレータは積極的に使用する。 ③ 救助袋、緩降機などの避難器具は、避難開始時から使用を開始する。 ④ 煙や有毒ガスによる被害を防止するため、タオルやハンカチなどで口や鼻を覆わせ、できるだけ姿勢を低くさせたうえで地上に避難させる。 ⑤ 避難方向はできるだけ1方向へまとめて避難させる。

    ④ 煙や有毒ガスによる被害を防止するため、タオルやハンカチなどで口や鼻を覆わせ、できるだけ姿勢を低くさせたうえで地上に避難させる。

  • 52

    次は、巡回業務についての記述であるが、誤りはどれか。 ①巡回業務の効果を高めるためには、警備業務対象施設の実態をよく把握しておくとともに、日常の勤務を通じて知り得た各種情報をもとに効果的な時間帯、経路、方法を選択する。 ② 巡回中に見聞した事項、取り扱った事項、行った対処その他特異事項については、警備責任者に報告するとともに、次回の巡回実施者に確実に申し送りをする。 ③ 建物の角を曲がる場合は、曲がる手前で数秒間停止し、耳を働かせて安全確認してから大きく曲がるなどの安全行動をとる。 ④ 巡回業務は、自らの経験で経路を選択することが重要であるから、点検していない場所があったとしても巡回結果が左右されることはない。 ⑤ 巡回結果の記録を集約し、警備業務対象施設に存在する問題点や改善点を研究し、これらを各警備員に周知するとともに、機会を捉えて契約先担当者等にも報告する。

    ④ 巡回業務は、自らの経験で経路を選択することが重要であるから、点検していない場所があったとしても巡回結果が左右されることはない。

  • 53

    競技施設、大規模イベント会場等の巡回についての記述で正しいものはどれか? ①警備員は、スリや不審者の発見に努め、疑わしい者を発見した場合には、直ちに施設管理権の範囲内で職務質問を行う。 ②スリや置引きを現認した場合は、見逃しを防止するため警備本部への連絡は事後とし、追尾を優先する。 ③ 酒に酔って周囲の人々に迷惑をかける者については、発見、直ちに退去を命ずることができ る。 ④ 観客が階段などで転倒する事故、その他の急病人を発見した場合には、緊急連絡や緊急搬送等の速やかな対応が必要となる。 ⑤施設内の混雑状態を監視し、観客に対する広報や規制が必要となる状況を事前に察知し、警備員独自の判断で広報、規制を実施する。

    ④ 観客が階段などで転倒する事故、その他の急病人を発見した場合には、緊急連絡や緊急搬送等の速やかな対応が必要となる。

  • 54

    次は、大地震発生時の対処要領についての記述であるが、誤りはどれか。 ①大地震発生時の避難誘導については、あらかじめ指定されている広域避難場所に先ず誘導し、次いで、第一避難場所に誘導する。 ② ガソリンやその他危険物の容器破損等による危険物の流出・爆発等の危険がある場合は、可能な限り防止策をとる。 ③地震の規模、被害の状況にもよるが、人的、物的被害状況、水漏れ、防犯・防災設備、その他施設の点検を行い、異常の発見に努める。 ④ 地震について、全般の情報及び施設内外の情報を集め在館者に伝達する。 ⑤ 出火防止措置として、ガスの元栓やボイラーのコックを閉じ、燃えやすいものを片付け、電気器具のスイッチを切る。

    ①大地震発生時の避難誘導については、あらかじめ指定されている広域避難場所に先ず誘導し、次いで、第一避難場所に誘導する。

  • 55

    次は、基本的な報告要領についての記述であるが、誤りはどれか。 ①記憶だけに頼ることなく、メモ等を活用し記録することが大切である。 ② 緊急時に簡潔明瞭で適切な報告を行うには、日頃から報告に必要な事項を熟知しておくことが大切である。 ③報告の手段や六花の原則等にこだわり過ぎて、時機を失しないように留意する。 ④ 事件や事故の第一報から結果が出るまでに時間がかかる場合は、その後の調査や観察で確認した事項について、経過報告を行う。 ⑤ 報告漏れを防止するため、関係者から報告の催促を待つ姿勢が重要である。

    ⑤ 報告漏れを防止するため、関係者から報告の催促を待つ姿勢が重要である。

  • 56

    施設警備員が行う出入管理業務についての記述で誤っているものはどれか。 ① 出入管理業務は、警備業務対象施設における人、物、車両等の出入りをチェックすることによって、施設内における犯罪や事故等の発生を防止する業務である。 ② 昨今のテロ情勢の深刻化にかんがみ、施設の形態によっては、テロ防止の観点で出入管理を実施する。 ③ 出入管理の基本は、「資格と必要性」の確認である。 ④ 入場を許可する人の範囲と識別方法については、契約先と協議しないのが通常である。 ⑤ 出入管理業務に従事する警備員は、当該施設の対外接点にあるため、適正な出入管理を遂行するとともに、言葉遣いや態度、礼節などにも注意を払う。

    ④ 入場を許可する人の範囲と識別方法については、契約先と協議しないのが通常である。

  • 57

    軽犯罪法についての記述で誤っているものはどれか。 ①軽犯罪法は、軽微な罪を規定しているものであり、その行為をしている者を直ちに現行犯逮捕することはできない。 ② 軽犯罪法を犯した者の現行犯逮捕は、人の住居若しくは氏名が明らかでない場合又は犯人が逃亡するおそれがある場合に限って許される。 ③ 軽犯罪法を適用するに当たっては、国民の権利を不当に侵害しないように留意する必要がある。 ④ 軽犯罪法を適用するに当たっては、本来の目的を逸脱して他の目的のためにこれを濫用してはならない。 ⑤ 軽犯罪法の対象となる行為をしようとした場合は、軽犯罪未遂として処罰される。

    ⑤ 軽犯罪法の対象となる行為をしようとした場合は、軽犯罪未遂として処罰される。

  • 58

    次は、鍵等の保管管理についての記述であるが、誤りはどれか。 ①警備員は、自分が預かって管理すべき鍵の種類や数量について、事前に確認しておく。 ②契約先から新しい種類の鍵を預かるような場合には、必ず警備責任者に報告する。 ③ マスターキーを預かる場合は、その取扱いを一般の鍵とは区別し、警備責任者など特定の者が管理し、部外者への貸出しを禁止するなどの対忋を行う。 ④ 鍵保管庫の鍵を鍵穴に差し込んだままにしたり、机の上等に不用意に放置したりしない。 ⑤ 第三者であっても警備室に出入りしやすいように、警備室の出入口は解錠しておく。

    ⑤ 第三者であっても警備室に出入りしやすいように、警備室の出入口は解錠しておく。

  • 59

    遺失物法の用語の定義についての記述で誤っているものはどれか。 ① 「物件」とは、遺失物及び埋蔵物並びに準遺失物(誤って占有した他人の物、他人の置き去った物及び逸走した家畜。)をいう。 ② 「遺失者」とは、物件の占有をしていた者で、当該物件の所有者のことであるから、物件を預かっていた者及び使用していた者等は含まない。 ③ 「施設」とは、建築物その他の施設(車両、船舶、航空機その他移動施設を含む。)であって、その管理に当たる者が常駐するものをいう。 ④ 「管理に当たる者」とは、店員、駅員、職員等、該施設における人の出入り等の管理に係る職務に従事する者を広くいい、警備員もこれに該当する。 ⑤ 「施設占有者」とは、所有権、地上権、賃借権、その他の権限に基づき、自己のために施設を支配している者をいう。

    ② 「遺失者」とは、物件の占有をしていた者で、当該物件の所有者のことであるから、物件を預かっていた者及び使用していた者等は含まない。

  • 60

    護身用具を携帯する場合は、都道府県公安委員会に届け出をしなければならない。この記述について、誤っているものはどれか。 ①護身用具を携帯する場合は、都道府県公安委員会に届け出をしなければならない。 ② 上記①の届出は、警備業務の開始の前日までにしなければならない。 ③警備業法第17条においては、都道府県公安委員会が規則を定めてその携帯を禁止又は制限することができる旨を定めている。 ④ 警備員が携帯する護身用具は、届け出さえすれば、どんなものでも携帯することが許される。 ⑤ 「護身用具」とは、身体を守るための用具である。

    ④ 警備員が携帯する護身用具は、届け出さえすれば、どんなものでも携帯することが許される。