問題一覧
1
自閉スペクトラム障害の基本的な特徴の一つ目は、自分の考えや感情を人と共有することが難しく、会話も一方的に話すなど、人とのやりとりや( )がうまくできないことや、適切な関わりが持てず、人と社会的なやりとりをすることが難しいことがあげられる。
コミュニケーション
2
日常生活に困難をきたすほど、一部または複数の感覚が非常に敏感である( )は、日常生活で様々な苦痛を感じさせるため、環境調整しつつ、無理に修正しようとせず、共感的に関わることが望ましい。
感覚過敏
3
消化器系、呼吸器系などに疾患がある内部障害ではら食べ物を口から摂取することが難しい( )障害が生じる場合もあり、誤嚥が多く、経口摂取が難しくなると、経管栄養や胃瘻を造設することがある。
嚥下
4
特定の場面で言葉が出なくなってしまう状態である( )は、情緒障害が原因となる場合と学習の遅れ、特に外国籍の子はたどたどしい日本語をからかわれたことがきっかけとなることもあるため、その原因を多角的にアセスメントしながら関わり方の方針を決めることが望ましい。
場面緘黙
5
気持ちの乱れによって生活に支障が出ている状態を( )という。(前におなじ)は( )や貧困など、不適切な養育環境に置かれたこと、いじめなどの不適切な人間関係に置かれていること、また学習の遅れなど様々な問題の渦中で発現する。
情緒障害, 虐待
6
肢体不自由をともなう主な疾患に、身体各部に指令を出す脳に異常があり、手足や胴体の一部を思い通りに動かせない脳性マヒ、筋力低下が徐々に進んでいく筋ジストロフィーなどがあり、脳性マヒの子どもの合併症として( )があることがある。
てんかん
7
注意欠如・多動性障害の人はその障害の程度が( )や社会生活に支障が出るほどで、またそれが一時的なものではなく長期間続く特徴がある。
日常生活
8
肢体不自由とは、手足、胴体を円滑に動かせない状態である。肢体不自由の状態には、獅子の短縮欠損、( )、不随意運動、失調の4つがある。
マヒ
9
自閉症スペクトラム障害の基本的な特徴の二つ目は、手や指をひらひらさせたり同じ行動を繰り返したりする単純な( )をしたり、決まりにこだわったり、興味があるものに対して没頭したり、感覚の偏りがあったりすることがあげられる。また、目の前にないものを想像することが難しいので、( )的な情報を示すこと、できるだけ一つの物事に集中できる環境を整え、これからやることに対して先の見通しを示し、遠回しな表現を避けて的確で正確な表現を使うようにすることが効果的な支援に繋がる。
常同運動, 視覚
10
病弱児のケアでは、特に慢性疾患の子どもは、入院、継続的な治療、管理が不可欠である。よって( )や保健室とも連携して、病気により制限されている活動の代替活動を提供する工夫を通して、「自立心」や「自己肯定感」を育むことが望まれる。
院内学級
11
重症心身障害児は、脳性マヒや重度知的障害、脳脊髄膜炎後遺症、てんかんなどにより、身体・知的の障害がともに重度で( )しており、高度な医学的管理を必要とする子どもである。ほとんどの子どもたちは首が座っておらず、( )の姿勢がとれない。また、筋緊張が極端に高い子が常時同じ姿勢でいると、固まったまま動けなくなる( )や、本来の身体構造とは違う形になり、もとに戻すことが難しい変形が生じる。
重複, お座り, 拘縮
12
我が国における障害のある子どもの教育・保育は、震災や戦争による孤児、貧困、さらに障害児への療育が起源である。中でも( )が開設した知的障害児の養護学校の幼稚部は、我が国の障害児教育・保育において先駆的な役割を果たしたが、多くの障害児は、教育・保育を受ける機会がほとんど無かった。
三木安正
13
( )は、文字を読んだり書いたり、計算したりといった、学校教育において必要とされる技能の習得が困難になる障害である。
限局性学習障害
14
障害の定義を3つ答えなさい。
心身の機能に何らかの妨げがあり、日常生活に制限があること, 定型発達曲線から外れた成長過程であると診断されること, 診断された障害により生じた生活上の諸困難さによりもたらされたもの
15
特別支援教育では、幼児、児童、生徒の自立と社会参加を目指し、幼児期から学校卒業までの( )を実現されることを制度化した。
途切れのない支援
16
知的障害では、同年代の人よりも、物事を理解し判断する( )や、日常生活をスムーズに送る上で不可欠な( )などの知能に遅れが見られ、18歳までの発達期までにあらわれる。
知的能力, 適応能力
17
聴覚障害のある子どもには、まったく聞こえない子どもや、大きな声で話したり補聴器や人工内耳を使ったりすることで聞こえる難聴の子どもがいる。 ことばは、生後2〜3年のうちに急速に発達するため、聴覚障害の発見が遅れると( )が遅れてしまうために、早期診断と療育、治療が重要になる。名前を呼んでも振り向かなかったり、大きな音にびっくりしなかったりという日常の観察からも聴覚障害を見つけることが大切である。
ことばの獲得
18
1960年代後半に入ると、障害児の教育権の保証の運動が高まり、1974年に、厚生省が「障害児保育事業実施要綱」を策定したことにより、全国の保育所において( )が実施されることとなった。
障害児保育
19
障害者の教育・保育をはじめとした社会参加の権利を保証するために、各活動の場では( )の義務が課されている。( 前におなじ )では、ニーズに応じた可能な限りの合意形成。図り、決定し、提供されることが望ましい。
合理的配慮
20
特別な支援が必要な子どもの教育・保育は、権利の保証を求める世界的な世論から発展した。2007年には学校教育法が改正され( )が実施されるようになった
特別支援教育
21
貧困等苦しい家庭環境に置かれている子どもは食べ物に執着したり、昼寝でなかなか寝付けず、しかし、1度寝たらなかなか起きられないなど、( )の問題が生じやすい。よって(前におなじ)を規則正しくとり、心と身体をくつろがせ、多様な活動に参加し、社会的スキルを習得させる機会を設定することが有用である。
栄養や睡眠