問題一覧
1
IgA腎症にあてはまるものを選べ
慢性腎炎の中で1番多い。, 腎生検で腎予後を推定できる。, 肉眼的血尿を呈することがある。, 健診で発見されることが多い。
2
腎臓の働き
尿の生成, 水分・電解質の調節, 酸塩基平衡の調節, 老廃物の排泄, ホルモンの産出、調節, レニン産出, エリスロポエチ産出, ビタミンD活性化
3
検尿でわかること 試験紙法
蛋白質, 血尿, 白血球
4
検尿でわかること 尿沈渣
白血球, 赤血球, 細菌
5
腎機能が悪くなると[ 1 ]の排泄が悪くなり、血液ガス分析上pHは[ 2 ]、重炭酸イオンが[ 3 ]となり、[ 4 ]を呈する。動脈血の正常pHは約[ 5 ]である。
酸, 下がり, 低値, アシドーシス, 7.1前後
6
発熱をきたす泌尿器科感染症
悪性腎盂腎炎, 急性前立腺炎, 急性精巣上炎, ムンプス精巣炎
7
高カリウム血症の治療
ブドウ糖、インスリン療法, 血液透析, 陽イオン交換樹脂, 炭酸水素ナトリウムなどのアルカリ化剤
8
浮腫の起こる機序として静水圧が[ 1 ]すること、膠質浸透圧が[ 2 ]すること、毛細血管の透過圧が[ 3 ]することなどがあげられる。
上昇, 低下, 亢進
9
血尿には[ 1 ]的血尿と[ 2 ]的血尿、あるいは[ 3 ]性血尿と[ 4 ]性血尿という分け方がある。
肉眼, 顕微鏡, 糸球体, 非糸球体
10
無尿には1日尿量[ 1 ]ml未満のことを、乏尿は一日尿量[ 2 ]未満のことをいう。
100, 400
11
ネフローゼ症候群は尿中に大量の[ 1 ]が出るため[ 2 ]血症となり種々の症状を引き起こす。[ 3 ]や高脂血症を伴うことが多いが必須条件ではない。 腎臓そのものに原因のある一次性ネフローゼ症候群として[ 4 ]と[ 5 ]などがあり、全身疾患が腎臓に影響して起こる二次性ネフローゼ症候群として[ 6 ]や[ 7 ]がある。
蛋白, 低蛋白, 浮腫, 微小変化型ネフローゼ, 膜性腎症, 自己免疫性疾患, 代謝性疾患
12
溶連菌感染後急性腎炎は[ 1 ]に多く、血清補体価が[ 2 ]し、腎予後[ 3 ]である。[ 4 ]が先行することが多い。
小児, 低下, 良好, 上気道炎
13
血液透析について、腎臓の働きや腹膜透析との違いを含めて説明せよ。
血液透析とは血液を体外に導いて循環させ、半透膜である人工透析膜を介して血液中の水と溶室を除去する方法である。透析効率、とくに低分子物質の除去は腹膜透析より優れる。濃度勾配によって物質を移動させる腎臓の働きを利用している。
14
正しいものを選べ。(6つ)
IgA腎症は慢性糸球体腎炎の中で1番多い。, IgA腎症検診で発見されることが多い。, 溶連菌感染後急性腎炎は小児に多い。, 急性腎後性腎炎ではエコーが有用である。, 急性腎不全の回復期には尿量増加に注意が必要である。, 急性腎不全で多臓器不全を伴うことがある。
15
慢性腎不全について正しものを選べ
高リン症になることが多い。, 血液透析でアシドーシスは是正される。, 蛋白制限や塩分制限が推奨される。, 腎不全は心疾患のリスク因子となる。
16
透析療法導入の、原因疾患で、多いものなら順に3つ挙げよ
糖尿病性腎症, 慢性糸球体腎炎, 腎硬化症
17
急性腎不全について正しいものを選べ
腎後性ではエコーが有効である。, 多くは慢性腎不全に移行する。, 慢性腎不全と異なり腎臓は萎縮していない。, 回復期には尿量増加に注意が必要, 尿路結石で急性腎不全になることが多い。, 多臓器不全を伴うことがある。
18
男子尿道炎の起因微生物は淋菌性と非淋菌性とがある。淋菌はグラム染色をすると[ 1 ]として観察される。非淋菌性尿道炎を起こす代表微生物は[ 2 ]である。 [ 3 ]の方が潜伏期間は長い。 尿道炎から前立腺炎や[ 4 ]を起こし、[ 5 ]の原因となりうる。
陰性球菌, クラミジア, 非淋菌性, 精巣上体炎, 不妊
19
小児VUR(膀胱尿管逆流現象)について
小児尿路感染症の基礎疾患として重要, 腎機能障害を起こすことがある。, 自然治癒することがある, 感染のコントロールが重要
20
尿路結石について 分類[ 1 ] 診断[ 2 ] 予防[ 3 ]
結石の存在する部位によって上部尿路結石と下部尿路結石に分類。, 検尿、エコー、レントゲン、CT, 水分摂取、夕飯から就寝まで時間を空ける、肥満があれば是正する、バランスの良い食事を心掛ける。
21
膀胱炎について、次の語を使って説明せよ。 【単純性、複雑性、基礎疾患、起炎菌、治療、予防】
明らかな基礎疾患を伴わない単純性と、基礎疾患を有する複雑性に分類される。起因菌は大腸菌に代表されるグラム陰性桿菌を多くを占める。主な治療法は、推定される原因菌に有効な抗菌薬の投与が基本。予防としては、適度に水分を摂取する、陰部を清潔に保つなど。
22
膀胱炎について正しいものを選べ
単純性膀胱炎は女性に多い。, 起因炎は単純性、複雑性とも大腸菌が最多, 複雑性膀胱炎とは複数菌が関連する膀胱炎である。, 複雑性はしばしば慢性化する。, 適切な抗菌剤使用がすすめられる。
23
尿路結石について正しいものを選べ。
腎不全を起こすことがある。, レントゲンに映らない結石もある。, 診断にCTが有効である。, 再発することが多く、予防が大切である。
24
尿路結石の予防 [ ]-[ ] L[ ] L[ ]
生活指導, 水分摂取, 肥満の防止, 食生活の改善
25
正しいものを選べ
小児VURの診断にCTが有用である。, 小児VURで腎機能障害を起こすことがある。, 停留精巣は不妊の原因になることがある。, 精巣捻転は緊急手術を要する。, 尿路結石は男性に多い。
26
前立腺肥大症について正しいものを選べ。
排尿障害だけでなく蓄尿障害も起こす。, α1ブロッカーが有効, 尿閉を起こすことがある, 水腎症を起こすことがある。, 手術症例が増えている。
27
12Fr(フレンチサイズ)のカテーテルの直径は[ 1 ]mm 乏尿とは一日尿量が[ 2 ]ml以下で、無尿は[ 3 ]ml以下である。 腫瘍マーカーの意義は、診断のための[ 4 ]と病勢の[ 5 ]である。
4, 400, 100, スクリーニング, モニタリング
28
ホルモンの酸性副腎腫瘍を3つ挙げ、それぞれが分泌するホルモン名をかけ。
クッシング症候群ーコルチゾール, 原発性アルドステロンーアルドステロン, 褐色細胞腫ーカテコラミン
29
副腎皮質ホルモンの副作用(5つ)
認知力低下, 造血糖低下, 骨密度低下, 筋肉量低下, 性機能障害
30
放射線療法には[ 1 ]と[ 2 ]がある。 診断には[ 3 ]が必要で、その悪制度は[ 4 ]スコアを用いて評価する。 転移を有する症例には[ 5 ]が選択される。
外照射, 小腺源埋め込み, PSA, グリソン, ホルモン療法
31
泌尿器科救急疾患について正しいものを選べ
腎外傷では造影CTが有用である。, 腎外傷でCT上造影剤が溢流していれば血管造影を行う方がよい。, 精索捻転は若者に多く左側に多い。, 精索捻転は緊急手術の対象である。, 結石性腎盂腎炎ではしばしば敗血症を伴う。
32
夜間頻尿の原因で、特に高齢者では夜間頻尿が多い。 夜間多尿をきたす疾患(3つ)
高血圧, 糖尿病, 腎機能障害
33
不妊症について正しいものを選べ
不妊症の原因の約半分は男性側にある。, クラインフェルター症候群は造精機能障害を起こす。, 精巣から直接精子を採取して人工授精をすることがある。, 停留精巣は固定術を行っても造精機能障害が起こりうる。
34
ホルモン産生副腎腫瘍(3つ)
クッシング症候群, 褐色細胞腫, 原発性アルドステロン症
35
尿失禁の種類を3つ挙げよ
機能性尿失禁, 切迫性尿失禁, 腹圧性尿失禁
36
正しいものを選べ
停留精巣は不妊の原因になることがある。, 精索静脈瘤は不妊の原因になることがある。, 腎外傷では造影CTが有用である。, 結石性腎盂腎炎は緊急処置が必要となる, 膀胱の腹腔内破裂は緊急手術の対象となる。, 過活動膀胱ではに尿意切迫を伴う。, 原発性アルドステロンしょうあでは高血圧を伴うことが多い。