問題一覧
1
気候序説 「気候」((1))は中国では元来、年間の季節の配分に用いられてきたが、現在はclimateの訳語として使われている。climateは、主として緯度の違いから来る(2)の違いに由来する大気現象の(3)で、これは現在気候と訳されるようになった。 →(4)の傾斜が季節の(5)と結びついている。
傾斜, 太陽仰角, 地域特性, 太陽, 推移
2
用語の定義 ・気候(climate) 約一年の周期をもって繰り返す(1)の大気の(2)のうち、(3)でよく現れやすい状態をいう。 ・気候要素((4)を示す個々のもの) 日射量、日照時間、気温、湿度、降水量、風向・風速などがある。 ・気候因子((5)を決めるもの) 気候要素の地域特性を与えている緯度、経度、高度、地形、水陸分布及び植生などである。
長期間, 状態, 場所に固有, 気候の性質, 気候要素
3
世界の気候 ・支配する要素 世界の気候は、個々の気象要素が相互に関連して、その組み合わせによる指標や気候要素として扱うことがあり、熱系統と水系統を代表するものとして、(1)と(2)が最も多く用いられている。 ・日射量 日射量は(3)と大いに関係があり、一般には1日のうちでは単位時間あたりの日射量は太陽の南中時頃に最大となり、1年のうちでは(4)の頃に最も多い。地理的には(5)から(6)にいくにつれて多くなる。
気温, 降水, 太陽高度, 夏至, 高緯度, 低緯度
4
次の気候区分を答えよ ・Af(1) ・Bs(2) ・Cf(3) ・Cw(4) ・Cs(5) ・Df(6)
熱帯雨林気候, ステップ気候, 温帯多雨気候, 温帯夏雨気候, 温帯冬雨気候, 冷帯多雨気候
5
海風及び陸風 (1)は(2)より温まりやすいので、日中温度の上昇とともに空気が膨張する。膨張した空気は上空で(2)へ流れ、(2)上に空気がたまる。この空気の移動の結果、(1)上に低気圧、(2)上に高気圧ができることとなる。結果、気圧の高い(2)から気圧の低い(1)へ向けて空気の移動が生じる。この風が(3)である。 夜はこれとは逆に(1)に高気圧、(2)に低気圧ができることになる。この結果吹く風が(4)である。
陸, 海, 海風, 陸風
6
世界の気候 ・気温 (1)上で最も高温な地点を結ぶ線を(2)という。 ・降水量 世界の降水量分布をみると、(3)では下降気流が卓越し、さらに(4)や(5)の影響で空気は安定して雨が少なく、世界的な砂漠地帯を大陸西岸を中心に形成している。 その南北極側には寒帯前線の位置する(6)があり、また赤道側にはITCZの位置する(7)(世界で最も降水量が多い)があって、この地域では収束に伴って雨が多い。
子午線, 熱赤道, 亜熱帯高圧帯, 寒流, 湧昇流, 亜寒帯低圧帯, 赤道低圧帯
7
異常気象の定義 「一ヶ月の(1)や一ヶ月の(2)が過去(3)、あるいは、それ以上の期間、観測されなかったほど、(4)と差がある場合」 つまり、「過去(3)の気候に対して(5)を示した天候」のことである。
平均気温, 降水量, 30年間, 平年値, 著しい偏り
8
エルニーニョ現象の気象庁定義 気象庁は、「太平洋東部赤道域の月平均海面水温平年差の5カ月移動平均値が、6ヶ月以上連続して(1)℃以上になった場合」をエルニーニョ現象と定義しているニョ。 エルニーニョ現象のとき(平年との比較) ・赤道貿易風が(2) ・(3)(インドネシア側)の水温は(4)。 ・(5)(南米側)の水温は(6)。
+0.5, 弱い, 西部, 低い, 東部, 高い
9
エルニーニョ現象と世界の天候 エルニーニョ現象が発生すると、それまでフィリピンなどの西太平洋域にあった対流活動の活発なところが、日付変更線付近に移動するために、赤道に沿う(1)も移動するニョ。 その結果、場所によっては大気の(2)域が(3)域に変わるニョ。 →エルニーニョ現象は(1)((4)循環)に大きな影響を及ぼすニョ。
東西循環, 上昇流, 下降流, ウォーカー
10
熱帯域での対流活動の影響が、中・高緯度地方の大気に影響を及ぼすこと つまり、エルニーニョ現象の影響が遠く(1)等に波及し、各地で(2)が起こること →(3)((4)) エルニーニョ現象は日本においては、冬季は(5)が強まり、寒気が日本に南下するのを阻止するので(6)になりやすいニョ。 夏季は(7)が北上しないので梅雨が長引き(8)になりやすいニョ。
北米大陸, 異常気象, 遠隔結合, テレコネクション, 偏西風, 暖冬, 太平洋高気圧, 冷夏
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世界の気候の中の日本 地理上の特徴 1.(1)に位置している 2.ユーラシア大陸の(2)に位置している 3.(3)が豊富なこと 4.(4)(・不要)があること 東岸気候 偏西風の関係から、東岸の風上側が大陸になるので(5)の特性を帯びる。
中緯度, 東, 水蒸気, アジアモンスーン, 大陸性気候
12
ジェット気流の影響 夏 日本の南を走る(1)ジェット気流が、梅雨の現象に特に関係が深いとされている。盛夏に向かうにつれて、チベット高原上空にチベット高気圧ができると同時に、高原の南を走るジェット気流が(2)し、(3)の気流だけが残る。 こうなると(4)は(2)し、日本は(5)に覆われて梅雨明けになる。
亜熱帯, 消滅, 北側, オホーツク海高気圧, 太平洋高気圧
13
ジェット気流の影響 冬 ・暖冬型 高層天気図でみると、ジェット気流が西から東に向かって(1)吹き、北側の(2)が南下するのを押さえる型である。 ・寒冬型 高層天気図でみると、ジェット気流が(3)し、(2)が北極地方から(4)方向に伸びている型である。
強く, 寒気, 蛇行, 3
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日本国内の気候による地域差 日本列島最大の陸地である本州の(1)には海抜3000mに達する(2)があり、大気の流れに少なからず影響を与えている。 気候区分の特徴 日本列島は(3)ため、北は(4)から南は(5)まで様々な気候に属している。 (6)の高気圧と(7)の高気圧の動向によって大きく支配される。
中央部分, 脊梁山脈, 南北に長い, 亜寒帯, 亜熱帯, 大陸, 太平洋
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何型?
移動性高気圧型
16
何型?
南岸低気圧型
17
四季別の気象 春 (1)が周期的に通るので、およそ(2)日ごとに雨が降りやすい。 春の季節用語 ・(3) 5月ごろ、主に(4)から北海道近海で発達する低気圧によって起こる暴風雨(雪)をいう。 ・(5) 一般用語としては、(1)の通過などに際して、(6)にあった湿潤な空気が山を越えて反対側に吹き込んだ時、風が吹き下りる側の山麓で(7)、(8)の風が吹く現象をいう。 ・(9) 立春から春分までの間に、広い範囲で初めて吹く、暖かくやや強い(10)の風
低気圧, 3〜4, メイストーム, 日本海, フェーン現象, 海洋上, 異常乾燥, 異常高温, 春一番, 南寄り
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梅雨 (1)から三陸沖や(2)の海域では(3)が発生する。 梅雨型6月上旬になると、梅雨前線が本州の南岸に停滞して(4)となるが、6月半ば過ぎに一時、前線の活動が弱まって梅雨の(5)になることがある。6月末から7月半ばごろにかけては、梅雨前線が本州を横切ったり日本海岸沿いに走るようになり、梅雨末期に西日本では(6)のシーズンになる。 暖湿な空気がしたのような形で前線に流れ込む((7))と(6)が降りやすくなる。
北海道, 日本海北部, 海霧, 梅雨入り, 中休み, 集中豪雨, 湿舌
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梅雨の季節用語 ・海霧 日本付近では、(1)月ごろ(2)から北海道南東沖をへて(3)に達するのが有名である。 ・やませ 北海道、東北、関東などで(4)から吹いてくる北東の(5) 夏の季節用語 ・最高気温が25℃以上の日→(6)、30℃以上→(7)、35℃以上→(8) ・最低気温が25℃以上になった夜→(9)
6〜7, 千島列島, 三陸沖, オホーツク海高気圧, 冷湿風, 夏日, 真夏日, 猛暑日, 熱帯夜
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冬 日本海側の雪 冬季、シベリアから強い寒気団が南下して日本海上に出て、発達した対流雲が次々に日本海沿岸地方に上陸し、それが脊梁山脈にぶつかると上昇気流によってさらに発達し、(1)に大雪をもたらす。これがいわゆる(2)型の雪で気圧配置でいうと等圧線が(3)に密に走り、(4)が大きい場合である。 (5)の気圧傾度がやや緩み、等圧線が(6)近辺で西にくぼむようなときは(7)が吹く。これがいわゆる(8)であり、平野部に多量の雪を降らせる。
山間部, 山雪, 南北, 風速, 西高東低, 日本海, 弱い西風, 里雪
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冬の季節用語 ・冬日 →1日の(1)気温が0℃未満の日 ・真冬日→1日の(2)気温が0℃未満の日 ・木枯らし→(3)から初冬にかけて吹く(4)よりの強い風のこと ・小春日和→(3)から初冬にかけてのころにみられる(5)緩やかな(6)をいう。 1年の内ある特定の天気が現れやすい日→(7)
最低, 最高, 晩秋, 北, 暖かく, 晴天, 特異日