問題一覧
1
多分割照射と化学療法との同時併用が根治治療として用いられる疾患はどれか。
小細胞肺癌
2
放射線治療において線量分布と生物学的効果の両方が優れているのはどれか。
炭素線
3
全脳・全脊髄照射を行う脳腫瘍の特徴でないのはどれか。
放射線感受性が低い。
4
線量計算に使用される関数でSSDに依存するのはどれか。
深部量百分率
5
国際対がん連合<UICC>TNM分類でMはどれか。
遠隔転移の有無
6
臓器全体が照射される場合、耐容線量が最も低いのはどれか。
肺
7
緊急照射を行わないのはどれか。
腹膜播種
8
多分割照射を行うのはどれか。
小細胞肺癌
9
乳房切除後の胸壁照射として正しいのはどれか。
接線照射
10
電子線治療の適応ではないのはどれか。
子宮体癌
11
画像検査で腫瘤を同定できない低リスク前立腺癌の局所外部照射の治療計画で正しいのはどれか。
直腸をリスク臓器<OAR>とした。
12
熱可塑性樹脂の固定具(シェル)で正しいのはどれか。
体位の再現性を高める。
13
放射線治療の適応となるのはどれか。2つ選べ。
甲状腺眼症, 真性ケロイド
14
放射線治療が適応となるのはどれか。
甲状腺眼症
15
原子炉を利用した放射線治療で用いる放射線はどれか。
中性子線
16
術前照射の適応になるのはどれか。
直腸癌
17
放射線治療の適応判断から治療開始までの医療行為の順序で最も適切なのはどれか。
患者への説明と同意の取得→固定具の作成→治療計画用CT撮影
18
子宮頸癌の密封小線源を用いた腔内照射で正しいのはどれか。
外部照射と併用する場合は中央遮へいを行う。
19
放射線治療の吸収線量評価の正しさを保証するために不要なのはどれか。
電離箱線量計の擾乱補正係数の実測
20
放射線感受性が最も高いのはどれか。
悪性リンパ腫
21
緊急照射の適応となるのはどれか。
転移性脊椎腫瘍による下肢筋力低下
22
根治治療放射線治療で最も高い線量を照射するのはどれか。
前立腺癌
23
全身照射<TBI>で誤っているのはどれか。
総線量は50Gyが選択される。
24
放射線治療後の変化として最も早期に出現するのはどれか。
脱毛
25
乳房温存療法の接線照射で1回2Gy を投与するとき、1門当たりのモニタ単位[MU]に最も近いのはどれか。 ただし、線量処方点のTMRは0.92、ウェッジ係数は0.80、OPFは1.02、モニタ校正値は1.02cGy/MUとする。
131
26
放射線治療計画システムで正しいのはどれか。
計算した線量分布はCT像上に重ねて表示される。
27
高エネルギー電子線治療で正しいのはどれか。
水/空気の質量阻止能比は深部ほど大きくなる。
28
放射線治療において早期有害事象の発生頻度と照射体積の関係が最も強い臓器はどれか。
肺
29
強度変調放射線治療<IMRT>における投与線量の不確かさの要因のうち、放射線治療計画装置と関係ないのはどれか。
底MU時のビーム特性
30
物理的半減期が最も短いのはどれか。
¹⁹⁸Au
31
肺癌の放射線治療について正しいのはどれか。
早期の非小細胞肺癌には体幹部定位放射線治療の適応がある。
32
通常分割照射での放射線治療において、脊髄の耐容線量[Gy]に最も近いのはどれか。
50
33
子宮頸癌の腔内照射で正しいのはどれか。2つ選べ。
A点線量を病巣線量の基準とする。, 根治的治療では外部照射と併用する。
34
口腔癌の患者。原発腫瘍は最大径が2㎝で浸潤の深さが0.8㎝、同側頸部に2㎝のリンパ節転移を1個認め、肺には0.6㎝の転移巣を2個認めた。 国際対がん連合<UICC>病期分類での病期はどれか。
Ⅳ期
35
対向2門照射法で標的に200cGy照射した場合のMU値に最も近いのはどれか。 ただし、ビームウェイトは均等とし、組織最大線量比0.872、出力係数1.017、モニタ校正値1.01cGy・MU⁻¹とする。
112
36
高エネルギーX線照射法で正しいのはどれか。
固定照射法はSTD法を用いる。
37
前立腺癌の予後と最も関係が深いのはどれか。
Gleason<グリソン>スコア
38
根治的放射線治療の対象はどれか。
中咽頭癌Ⅰ期
39
吸収線量の単位はどれか。
Gy
40
ウェッジフィルタを使用した直交2門照射で病巣に2Gyを照射するとき、1門当たりのモニタ単位[MU]はどれか。 ただし、線量の重み付け1:1、TMR0.92、ウェッジ係数0.70、出力係数0.95、モニタ校正値1.02cGy/MUとする。
160
41
小線源治療の対象となるのはどれか。2つ選べ。
子宮頸癌, 前立腺癌
42
乳房温存療法で行う術後照射法はどれか。
接線照射
43
外部放射線治療における校正深の水吸収線量測定で必要ないのはどれか。
軸外線量比
44
RALSで用いられる線源はどれか。2つ選べ。
⁶⁰Co, ¹⁹²Ir
45
病期診断にTNM分類が用いられるのはどれか。2つ選べ。
舌癌, 食道癌
46
乳房温存術後の全乳房照射によって生じる有害事象はどれか。2つ選べ。
肺炎, 肋骨骨折
47
標準計測法12に基づく電子線の水吸収線量の基準条件で正しいのはどれか。 ただし、R₅₀は線量半価深である。
校正深は(0.6R₅₀ー0.1)g・㎝⁻²である。
48
標準計測法12における陽子線の水吸収線量計測で正しいのはどれか。
線質指標は残余飛程Rresである。
49
SAD法一門照射、照射野10 cm×10 cmで、100 MUを照射したときの基準点吸収線量は102 cGyであった。 200 MUを照射した場合のビーム軸上の深さd、照射野Aでの吸収線量[cGy]に最も近いのはどれか。 ただし、TMR(d,A) = 0.80、OPF(A) = 0.98とする。
160
50
放射線治療計画の線量分布図を示す。この照射方法はどれか。
接線照射
51
胸水を伴った肺癌患者。身の回りのことはある程度できるが、しばしば介助を要し、日中の50%以上は就床している。世界保健機構〈WHO〉によるPerformance Status〈PS〉のグレードはどれか。
グレード3
52
患者のPS〈全身状態〉で最も良好なのはどれか。
1
53
臓器全体が通常分割法で照射される場合、耐容線量が最も低いのはどれか。
水晶体
54
放射線障害防止法において、放射線業務従事者が初めて管理区域に立ち入る前に行う健康診断で必要項目はどれか2つ選べ。
赤血球数, 白血球百分率
55
通常分割照射において耐容線量が最も低いのはどれか。
水晶体
56
がんの放射線治療で予後と関連性が最も低いのはどれか。
皮膚反応の程度
57
根治照射と緩和照射について正しいのはどれか。
オリゴ転移は根治照射の適応となる。
58
限局性脳腫瘍の放射線治療で全脊髄照射を必要とするのはどれか。
髄芽腫
59
乳房温存療法における患側全乳房照射後の有害事象はどれか。
肺臓炎
60
対向2門照射で前方(A)と後方(P)から、線量比A : P = 2 : 1で3 Gyを照射する場合、AとPのモニタ単位数〈MU〉で正しい組合せはどれか。ただし、照射法SAD法、線量評価点までの深さ8 cm、照射野サイズ10 cm×10 cm、TMR(8. 10×10)=0.500、モニタ線量計1 cGy/MUに校正する。
400 200
61
乳房温存療法で正しいのはどれか。2つ選べ。
接線照射を行う。, 断端陽性部への電子線追加照射をする。
62
定位放射線照射の適応となるのはどれか。
転移性肺腫瘍
63
電子線の複数のPDDデータを示す。変更した計測条件パラメータはどれか。
照射野
64
放射線感受性が最も高いのはどれか
松果体胚腫
65
永久刺入用密封小線源はどれか。2つ選べ。
¹²⁵I, ¹⁹⁸Au
66
脳転移の全脳照射について正しいのはどれか。
髄膜播種があっても適応になる。
67
放射線治療に伴う晩期障害で直列臓器はどれか。
脊髄
68
晩期反応はどれか。
脊髄症
69
線量体積ヒストグラムで正しいのはどれか。2つ選べ。
表示方法には微分型と積算型がある。, 複数の治療計画の比較に用いられる。
70
リファレンス線量計の校正で正しいのはどれか。
⁶⁰Coγ線を用いる。
71
全治療期間が最も短いのはどれか。
脳転移の定位手術的照射
72
標準計測法12に基づく電子線におけるフィールド電離箱の相互校正で正しいのはどれか。2つ選べ。
Pwallの不確かさが60Coγ線校正より低減できる。, 外部モニタ電離箱は、校正深dcの設置が推奨されている。
73
早期声門癌に用いる照射法はどれか。
左右非対向二門照射
74
過分割照射を通常の分割照射と比較した場合に正しいのはどれか。
1日の照射回数は多い。
75
全身照射〈TBI〉で誤っているのはどれか。
総線量は20 Gy程度とする。
76
抗悪性腫瘍薬との同時併用で放射線治療が行われるのはどれか。2つ選べ。
膠芽腫, 肺癌
77
前立腺癌の放射線治療でないのはどれか。
⁹⁰Yを用いた内用療法
78
放射線感受性が最も高いのはどれか。
Hodgkin<ホジキン>リンパ腫
79
放射線治療において、高エネルギー光子線の吸収線量計測で正しいのはどれか。
Farmer〈ファーマ〉形電離箱による相対線量測定では半径変位法を用いる。
80
根治治療として化学放射線療法が行われるのはどれか。
肺癌
81
膚表面から最大深が20mmある標的の治療を電子線を用いて行う。適切な深部量百分率曲線とボーラスの組合せはどれか。ただし、治療有効深は80%とする。
C ―――― 10mmボーラス
82
高線量率小線源治療に用いられる線源はどれか。2つ選べ。
⁶⁰Co, ¹⁹²Ir
83
根治を目的とした通常分割照射で総線量が最も大きいのはどれか。
前立腺癌
84
X線を用いた全身照射の目的はどれか。
免疫抑制
85
60歳代の男性。がん検診で前立腺特異抗原<PSA>高値を指摘された。前立腺生検による病理組織診断で腺癌と診断された。放射線治療を行う場合の予後因子の組合せで正しいのはどれか。
病理組織分類 低分化線癌 ―――― 高分化線癌
86
ある疾患に対する小線源治療1か月後の腹部単純X線写真を示す。疾患名はどれか。
前立腺癌
87
根治的放射線治療において過分割照射が実施されるのはどれか。
前立腺癌
88
放射線治療において電子線を用いた1門照射を行うのはどれか。
真性ケロイド
89
高エネルギー光子線の標準測定法で誤っているのはどれか。
電離箱にはビルドアップキャップを装着して測定する。
90
放射線治療の晩期障害はどれか。
脊髄炎
91
高エネルギー電子線の水吸収線量計測の基準条件で誤っているのはどれか。
R₅₀<4 g cm⁻²の場合、ファーマ形電離箱を用いる。
92
抗悪性腫瘍薬と放射線療法の同時併用が行われるのはどれか。2つ選べ。
上咽頭癌, 食道癌
93
接線照射が行われるのはどれか。
乳癌
94
放射線治療における対症照射で正しいのはどれか。
腫瘍による脊髄圧迫症状は緊急照射の適応となる。
95
定位放射線治療<SRT>で誤っているのはどれか。
定位的手術枠を用いる。
96
放射線治療で4門以上の照射が望ましいのはどれか。
前立腺癌での根治的照射
97
標準計測法12に基づく光子線の電離箱線量計を用いた基準条件における水吸収線量評価について正しいのはどれか。ただし、温度・気圧は標準条件とする。
温度を高く読み間違えると、過大評価となる。
98
国際対がん連合<UICC>によるTNM分類で正しいのはどれか。
pTNMは術後病理組織学的分類である。
99
強度変調放射線治療〈IMRT〉で誤っているのはどれか。
フォワードプランにより計画を立案する。
100
標準計測法12に基づく光子線の校正点吸収線量測定で正しいのはどれか。2つ選べ。
ファーマ形電離箱が用いられる。, 線質はTPR(20,10)/TPR(10,10)で決定される。