問題一覧
1
血漿中において Gd-DTPA より高い緩和度を示す。, 肝細胞相で造影剤の取り込む病変として限局性結節性過形成がある。
2
前立腺は辺縁域、移行域、中心域にわかれる。, 神経血管束は rectoprostatic angle を走行する。, 前立腺外科的被膜は内腺領域と辺縁域の境界である。
3
膝関節の MRI 検査は前十字靱帯を評価する際に、膝をやや屈曲させ撮影する。, 前十字靱帯を評価する際は、SE 法もしくは高速 SE 法を用いた PD 強調画像が適している。
4
16-7)正しいのはどれか。2 つ選べ。
骨の表面は骨膜で被われる, 大動脈は内膜,中膜,外膜の 3 層からなる
5
左右の腎臓の下部が繋がったものを馬蹄腎という。, 尿管は総腸骨動脈と交叉する
6
しりとり
7
40)図中に描出されているものを選択して下さい。(正解 3 つ)
視床, 淡蒼球, 尾状核
8
下副腎動脈は腎動脈から分岐する。, 右総頚動脈は腕頭動脈から分岐する。, 左椎骨動脈は左鎖骨下動脈から分岐する。
9
前大脳動脈, 前交通動脈, 後大脳動脈, 後交通動脈
10
急性期ーーデオキシヘモグロビンーーT2強調像で低信号, 亜急性後期ーーメトヘモグロビンーーT2強調像で高信号
11
8-11)次の記述について正しい文章を選択して下さい。(正解 3 つ)
下垂体微小腺腫は早期造影 T1 強調像で、正常下垂体よりも造影効果は低い。, Creutzfeldt-Jakob 病(クロイツフェルト・ヤコブ病)では、拡散強調像で大脳皮質が高信号な場合がある。, 髄膜炎の造影 T1 強調像では脳表髄膜に造影効果が認められる
12
遅延造影は心筋のバイアビリティーの評価ができる。, シネ撮像には SSFP 法を用いると心機能の評価ができる。, 造影剤を用いたパーフュージョン撮像は虚血性心疾患が評価できる。
13
副脾は膵内にも存在する。, 肝門とは左葉内側区(S4)と尾状葉(S1)の間隙である。, 副腎は皮質と髄質に分かれている。
14
シリコンインプラントの評価には STIR に選択的水抑制を併用した T2 強調画像を撮像すると良い
15
10-39)図に示す脳神経の組み合わせで正しいものを選択して下さい。(正解 1 つ)
A動眼神経B顔面神経
16
NSF(腎性全身性線維症)に対して Gd-DTPA 造影剤と同様の取扱いを行う必要がある。, 健常人の場合、造影剤の約 4 割は糞中から排泄される。
17
7-36)超急性期の脳梗塞を検査するうえで、正しい文章を選択してください(正解は 3 つ)
超急性期の脳梗塞を否定するために FLAIR 法を撮影する場合がある。, 虚血による細胞外液浮腫を捉えるために拡散強調画像を撮影する。, 造影剤を用いた灌流画像を撮影して、拡散強調画像の病変範囲を比較することがある。
18
腎臓は T1 強調像では皮質より髄質は低信号となるため皮髄境界が明瞭である。, 頭部 MRI 検査の特異的信号所見として T2 強調像が低信号を示した場合、急性期血腫(デオキシヘモグロビン)、陳旧性血腫(ヘモジデリン)、鉄(ferritin)、石灰化などが考えられる。
19
尿道海綿体 —– c, 内尿道口—– d
20
肝区域 ——– Couinaud の分類, 肝右葉と肝左葉の境界 – Cantlie 線
21
眼動脈は内頸動脈から分岐する。, 左椎骨動脈は左鎖骨下動脈から分岐する。
22
18-31)図は右下肢遠位の MRA 画像である。後脛骨動脈はどれか。
d
23
18-26)細胞外液性ガドリニウム造影剤を用いた検査について正しいのはどれか。2 つ選べ。
DCE を用いた薬物動態解析では Tofts モデルのようなコンパートメントモデルを使用する。, ガドキセト酸ナトリウムを用いたダイナミック撮像では、動脈相で呼吸停止不良が生じる可能性が他のガドリニウム造影剤よりも高い。
24
15-33) Aは中心溝である。正しい記述はどれか。3つ選べ。
A の前方に一次運動野が存在する。, B には一次視覚野が存在する。, C にはブローカーの言語野が存在する。
25
14-40)脳の造影MRIに関する正しい記述はどれか。2つ選べ。
松果体は早期に増強効果を示す。, 小さな転移性脳腫瘍の検出が求められる場合は倍量投与が有用である。
26
高分解能 T2 強調像は小さな前立腺がんや被膜外浸潤の診断に有用である。
27
冠動脈の血流は安静時には 85%狭窄しないと低下しない。, 薬剤負荷を行うと,安静時では判断できない冠動脈狭窄の存在を知ることができる。, 心臓サルコイドーシスでは造影剤を使用すると血流欠損はほとんどなく、遅延造影を示す。
28
前立腺癌の好発部位は辺縁域である。, 前立腺癌は拡散強調画像で高信号に描出されることが多い。
29
18-4)肩のMRI 画像を示す。マジックアングルアーチファクトの影響を受けている部位はどれか。
棘上筋腱
30
Hill-Sacks lesion は上腕骨側に骨髄浮腫を示す。, 膝蓋軟骨軟化症は軟骨内部にプロトン密度強調像で高信号を示す。
31
中央を尿道が貫いている。, 背部より射精管が合流する。, 前立腺がんのマーカーは PSA である。
32
a
33
ガドリニウムは原子番号 64 の重金属で生体に対して強い毒性がある。, 線状型キレート構造のガドリニウム造影剤を繰り返し使用すると小脳歯状核に蓄積する。, 超常磁性酸化鉄製剤(SPIO)はヘモクロマトーシスなど鉄過敏症の患者に禁忌である。
34
15-2) 正しい記述はどれか。2つ選べ。
基底核や視床は灰白質である。, 高濃度酸素を投与していると FLAIR(fluid-attenuated inversion-recovery)で脳溝が高信号になることがある。
35
足関節における外側側副靭帯は前距腓靭帯、踵腓靭帯、後距腓靭帯からなる。, 頚髄神経は8対ある。
36
内膜症性嚢胞はチョコレート嚢胞とも呼ばれる。, 子宮体部は子宮内膜・筋層・漿膜の三層からなる。, 子宮は下方 1/3 の子宮頸部と上方 2/3 の子宮体部に区別される。
37
肝門部では,腹側から背側に向かって肝・肝動脈・門脈の順に並んでいる。, 上腸間膜動脈は膵臓の背側を通り、十二指腸水平部の前面を越えて下行する。
38
円板状半月板は外側半月板に好発する。, TFCC(triangular fibrocartilage complex)損傷は手関節尺側に好発する。
39
11-45)ACR BI-RADS について正しい文章を選択して下さい。(正解 2 つ)
Category 4 以上が悪性疑いである。, ダイナミック MRI において、早期相は乳癌の描出に優れている。
40
心アミロイドーシスは心内膜下にびまん性の遅延造影効果を示す。, 陳旧性心筋梗塞の遅延造影像は内膜下から外膜側へと広がる造影増強効果を示す。
41
正常乳腺は漸増性の造影効果を示す。, 拡散強調画像はルーチンでは撮像しなくてよい。
42
S7
43
12-48)正しい文章を選択して下さい。(正解 2 つ)
もやもや病は頭蓋内の内頚動脈に閉塞や狭窄がみられる。, 脳梗塞の虚血中心は 1H-MRS で lactate の上昇を確認できる。
44
A:内耳神経 B:顔面神経 C:外転神経 D:三叉神経
45
類表皮嚢胞(類上皮腫)は拡散強調画像で高信号を示す。, グロムス腫瘍のダイナミック撮像では豊富な血流が確認できる。
46
5-16) 膵臓の MRI について、正しい文章を解答して下さい。
膵臓の内包する高蛋白により、T1 強調画像において腹部で最も信号の高い臓器である。, T1 強調画像に脂肪抑制を付加することにより、膵臓の輪郭を明瞭に描出できる。, 腫瘤形成性膵炎と膵臓癌の鑑別としては、内部の均一性、造影効果などが挙げられる。
47
MSDE法は、傾斜磁場を用いて血液スピンの位相分散を引き起こし、信号を抑制する手法である。, MSDE 法は、180°パルスを挟んで対称に傾斜磁場を印可する拡散強調画像撮像のシーケンスデザインをプレパレーションパルスとして用いる。
48
Gd-EOB-DTPA の血漿中の r1 値,r2 値は Gd-DTPA より高い値を示す。, 塩化マンガン四水和物は T2 強調画像にて陰性造影効果を示す。
49
膵癌の診断に脂肪抑制を併用した T1 強調像が役に立つ。, Solid and cystic tumor は嚢胞内の出血が T1 強調像で高信号を示す。, 粘液性嚢胞腺腫は T1 強調像で嚢胞液が高信号を示すことがある。
50
エコースペースの短縮は蠕動運動によるアーチファクト抑制に効果がある。, pneumobilia の診断には、横断像の撮像が有用である。, 消化管信号の抑制に経口造影剤を使用した際、T1 強調画像では motion artifact が顕著になる可能性がある。
51
細胞外液分布の造影剤は尿として排泄される。, ガドリニウムイオンは有毒な金属であるため、キレート剤と結合した製剤として用いている。
52
13-17) 脳疾患の拡散強調像の所見に関する正しい記述はどれか。(正解 3 つ)
出血性脳梗塞では、高信号となることがある。, クロイツフェルトヤコブ病では、脳皮質のみに高信号を認める症例がある。, 低悪性度の脳腫瘍では、高信号となることがある。
53
子宮腺筋症は、T2 強調像で低信号を示す筋層内病変で、境界不明瞭である。, 成熟嚢胞性奇形腫は皮脂腺から分泌された皮脂を含むため、T1、T2 強調像で高信号を示す。
54
18-5)一般的な血管走行について正しいのはどれか。
後下小脳動脈は椎骨動脈から分岐する。
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円回内筋-前腕, 棘下筋-肩関節