問題一覧
1
妊娠糖尿病で用いられる治療薬を1つ選べ。
インスリン製剤
2
食後の追加分泌 (ボーラス) に対応するインスリン製剤として誤っているものを1 つ選べ。
持効型インスリン
3
インスリン療法の絶対的適応で誤っているものを1つ選べ。
ステロイド治療時の高血糖
4
インスリン製剤の保存方法で誤っているものを1つ選べ。
インスリン製剤は、いったん凍ってしまっても、解凍すれば使用できる
5
糖尿病患者で認知症を発症した場合、その血糖管理で誤っているものを1つ選べ
中等度以上の認知症患者では、厳密に血糖値をコントロールし、HBA1Cを低値に保つこ とが望ましい
6
脂質代謝異常症の治療薬について誤りを1つ選べ。
多価不飽和脂肪酸は、スタチン同様、筋肉痛などのミオパチーや横紋筋融解症を起こしや すい
7
スタチンについての記述で正しいものを1つ選べ
HMG-CoA還元酵素を阻害して、コレステロールの産生を阻害する
8
スタチンの説明について誤りを1つ選べ。
妊娠・授乳中にも安全に使用できる
9
リスク区分別脂質管理目標値として誤りを1つ選べ。
冠動脈疾患の既往 LDL-C: 110mg/dL未満
10
脂質異常症のスクリーニングの診断基準として誤りを1つ選べ
高コレステロール血症: 240mg/dL以上
11
次のうち、関節リウマチ治療について誤って述べているものを1つ選べ
生物学的製剤は免疫抑制薬に比べて薬価が安いのが特徴である
12
次のうちNSAIDsについて誤って述べたものを1つ選べ。
COX-1を選択的に阻害するコキシブ系のNSAIDsには副作用軽減が期待される
13
次のうちステロイドについて誤って述べているものを1つ選べ
関節リウマチ治療の第一選択薬である
14
次のうち関節リウマチについて誤っているものを1つ選べ。
種々の薬剤により根治が可能になった
15
次のうち抗リウマチ薬について誤って述べているものを2つ選べ。
治療の第一選択は生物学的製剤である, メトトレキサートは妊婦にも安全に使用できる
16
次の骨について述べたもののうち、誤っているものを1つ選べ。
骨の90%程度はミネラルから成る
17
次のうちビスホスホネートついて誤って述べているものを1つ選べ。
経口製剤は約99%が尿中に排泄される
18
. 次のうち骨粗鬆症治療薬について誤って述べているものを1つ選べ。
選択的エストロゲン受容体モジュレーターは骨に対して抗エストロゲン様作用を呈する
19
次のうち骨形成促進を主たる作用とする治療薬を1つ選べ。
副甲状腺ホルモン
20
次のうち、骨粗鬆症治療薬について誤って述べているものを1つ選べ。
活性化ビタミンDは大規模臨床試験で骨折抑止の高い効果が証明されている
21
副交感神経の説明で誤っているものを1つ選べ。
神経節以降の神経が長い分枝が多く、ホルモンとして作用する
22
次の中から蓄尿障害の症状を1つ選べ。
夜間睡眠中に2回以上排尿のために起床する
23
過活動膀胱の治療に用いられる抗コリン薬の一般名ではないものを1つ選べ。
ビベグロン
24
前立腺肥大症の治療に用いられるa1受容体遮断薬の一般名でないものを1つ選べ
タダラフィル
25
排出障害の改善薬について正しい説明を1つ選べ。
ホスホジエステラーゼ5 (PDE5) 阻害薬は、膀胱、前立腺、尿道の緊張緩和、血流改善を もたらします
26
脂質異常症治療薬の腎障害時の使用における注意点について誤りを1つ選べ。
スタチンは、主に腎臓排泄性のため腎障害では使用できない
27
CKDステージG4以降における糖尿病治療薬で禁忌となるものを1つ選べ。
SU薬
28
CKDと非ステロイド抗炎症薬(NSAIDs)、アセトアミノフェンについて誤りを1 つ選べ。
CKD患者ではアセトアミノフェンはできるだけ内服しないことが推奨される
29
CKDに伴う骨・ミネラル代謝異常について誤りを1つ選べ。
PTHが高値で、PもしくはCaが正常もしくは低値である場合にはシナカルセトを投与する
30
腎不全合併症と対症療法の組み合わせで誤りを1つ選べ
高血圧:B遮断薬
31
ピンカアルカロイド系抗がん薬のうち末梢神経障害が用量制限毒性になっている抗が ん薬を1つ選べ
ビンクリスチン
32
細胞周期の中でG2/S期に最も効果が高い抗がん薬を1つ選べ。
パクリタキセル
33
前立腺癌および乳癌の両者に効果が期待できるホルモン療法薬を1つ選べ。
リュープロレリン (LH-RHアゴニスト
34
抗がん薬の感受性が高いがん種を1つ選べ。
胚細胞腫瘍
35
メトトレキサートと相互作用を起こす可能性のある薬剤を1つ選べ。
エソメプラゾール
36
抗体医薬品のうちキメラ抗体に分類される抗がん薬を1つ選べ。
リツキシマブ (Rituximab
37
リツキシマブ投与によるinfusion reactionに関する記述について正しいものを1 つ選べ。
予防のために抗ヒスタミン薬や解熱鎮痛薬等を投与する。
38
トラスツズマブ エムタンシンに関する記述について正しいものを1つ選べ。
腫瘍細胞選択的にエムタンシンを送達するDDS製剤である。
39
免疫関連有害事象 (irAE) のうちステロイドを使用しないものを1つ選べ。
1型糖尿病
40
BCR-ABL チロシンキナーゼ阻害によって抗腫瘍効果を示す抗がん薬を1つ選べ。
イマチニブ
41
エンピリック治療 (経験的治療) に適した抗菌薬を1つ選べ
カルバペネム系薬
42
次のうち薬剤耐性菌では無い物を1つ選べ
MSSA: Methicilin-sensitive Staphylococcus aureus
43
最小発育阻止濃度 MIC: Minimum Inhibitory Concentration について正 しい記載を1つ選べ
MIC以下の濃度では菌は死滅しない
44
グラム染色法で染色されるのは菌の構造のどの部分か適切なものを1つ選べ
細胞壁
45
抗菌薬の作用機序について、細胞壁合成阻害作用を持つものを1つ選べ
.β-ラクタム系薬
46
次のうちIBD治療薬について誤って述べたものを1つ選べ。
ゴリムマブはクローン病のみに適応がある
47
次のうち5-ASAについて誤って述べているものを1つ選べ
腸内でスルファピリジンとアミノサリチル酸に分解される
48
次のうち、IBD治療についてって述べているものを1つ選べ。
潰瘍性大腸炎では軽症から積極的にモノクローナル抗体の治療を試みる
49
次のうち炎症性腸疾患(IBD) について誤って述べたものを1つ選べ。
潰瘍性大腸炎は口側から直腸に広がる
50
次のうち、抗TNF-a製剤を3つ選べ。
ゴリムマブ, インフリキシマブ, アダリムマブ
51
Therapeutic Drug Monitoring (TDM) の有用性が示され、実施が推奨される 抗菌薬を1つ選択してください
テイコプラニン
52
副作用としてレッドマン (レッドネック) 症候群が問題となる抗菌薬を1つ選択して ください
バンコマイシン
53
ヘリコバクター・ピロリの除菌にクラリスロマイシン、PPIと共に用いられる抗菌薬 を1つ選択してください
アモキシシリン
54
緑膿菌(耐性化していない感受性菌) に抗菌活性を示さない抗菌薬を1つ選択してく ださい
バンコマイシン
55
抗てんかん薬バルプロ酸との併用禁忌の抗菌薬を1つ選択してください
イミペネム/シラスタチン
56
薬剤の誤投与防止の6Rでないのはどれか1つ選べ
正しいコミュニケーション
57
インスリンのバイアル製剤の1単位は、何mLか。適切なものを1つ選べ
0.01 mL
58
アナフィラキシーショック時に使用するアドレナリンの投与経路で適切なものを1つ 選べ
筋肉内注射
59
休薬が必要な薬剤はどれか1つ選べ
メトトレキサート
60
ミダゾラム注射液で禁忌になっているのはどれか1つ選べ
重症筋無力症
61
ドキソルビシンの生涯投与量は、どれか1つ選べ
500 mg/m2
62
薬剤名で徐放性を示していないのはどれか1つ選べ
0D
63
インスリン製剤における適切な濃度は、どれか1つ選べ
100単位/mL
64
経口避妊役は、術前何週以内が禁忌とされているか1つ選べ
4週
65
カリウム製剤で禁止されている投与経路はどれか1つ選べ
急速静注
66
妊婦に薬物を投与した際に、最も催奇形性の危険性が高くなる妊娠時期を1つ選べ。
妊娠4-7週
67
胎盤通過性の高い薬物の特徴として誤っているものを1つ選べ。
イオン型の薬物
68
薬物を同じ用量で妊婦に投与した場合、胎盤通過性が最も高くなる投与方法はどれか 1つ選べ。
静脈内投与
69
授乳中に注意が必要な薬物に関して、誤っているものを1つ選べ。
カフェインの半減期は、大人も子供も差がないため、母親の摂取に関しては、特に問題は ない
70
妊娠中に禁忌となる治療薬の説明に関して、誤っているものを1つ選べ。
妊娠糖尿病に対しては、インスリンの使用は禁忌である
71
新生児・小児に対して禁忌の薬物に関して、誤っているものを1つ選べ
ウイルス疾患時にアセトアミノフェンを投与するとライ症候群を引き起こす危険性がある ため、原則禁忌である
72
高齢者への薬物治療が高リスクとなる特徴として誤っているものを1つ選べ
中枢神経薬に感受性が低い
73
加齢と薬物動態の変化に関して、誤っているものを1つ選べ
血漿タンパクが低下するため結合型の薬物が増加する
74
小児の薬物動態に関して、誤っているものを1つ選べ
血漿タンパク質濃度が高い
75
代謝・排泄臓器機能に障害のある患者への薬物治療に関して、誤っているものを1つ 選べ
ネフローゼ症候群では、血中アルブミン量が増加するため、薬効が低くなりやすい