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文学国語
  • もも

  • 問題数 37 • 12/1/2023

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    問題一覧

  • 1

    「その時に限って、一瞬変な心持ちがしました」とあるがそれはなぜか?

    お嬢さんに対する告白を聞かされて以来、Kを特別に意識しており、なにか言われるのではないかと不安に思っているから

  • 2

    「実際的の方面」とはどのようなことを表しているか答えよ

    恋の成就のために具体的にお嬢さんに働きかけていくこと

  • 3

    「彼の保管している〜それを眺めることができたも同じでした」とはどのようなことか答えよ

    Kの心の動きを十二分に見透かし、私が優位に立っているということ

  • 4

    「精神的に向上心のないものはばかだ」と言った理由はなぜか答えよ

    道のためにはすべてを犠牲にすべきものだというのがKの第一心情なので、恋が道の妨げとなることに改めて気づかせるため

  • 5

    「道のためには〜第一信条」とあるがこの道とはなにか答えよ

    恋心や欲望をとは両立しない、孤独な精神の末に到達できる宗教的な目標地点を目指す道

  • 6

    「私の利害と衝突するのを恐れた」とあるがこのときの利と害についてそれぞれ答えよ

    利 お嬢さんとの恋を成就させること 害 Kと敵対すること

  • 7

    「私の利害と衝突するのを恐れた」とあるが、なぜ私は恐れたのか答えよ

    私よりも強く、男として優勢なKには敵うはずもなく、恋敵として対峙することが恐ろしい相手だから

  • 8

    「僕はばかだ」と言った時のKの状態を答えよ

    己の恋が自己の目指すべき道に外れた見下げ果てるべきものであるという思いを呼び覚まされ、驚愕し茫然自失の態となっている

  • 9

    「せっかく積み上げてきた過去」とはどのようなものか

    恋心や欲望とは両立しない、孤独な精神の末に到達できる宗教的に尊い目標地点を目指してきた過去

  • 10

    「居直り強盗のごとく感ぜられた」とはどのようなことか

    どうせ恋に落ちたばか者ならば、思い切りばかになって恋に進もうとKが開き直るのではないかということ

  • 11

    二人にとっての「覚悟」とは何か答えよ

    私 Kがお嬢さんへの恋を断念すること K それまで信条としてきた求道の精神に反した自分と、自分で否定し断罪すること

  • 12

    「寒さが背中へかじりついたような気持ち」とはどのような気持ちか

    私が自分の恋の利益を守るためにKをやり込めたことへの後ろめたさ

  • 13

    「双方の点においてよく彼の心を見空いていた」とあるがこの点とはなにか答えよ

    ・投げ出すことのできないほど尊い過去があった点 ・現代人の持たない強情と我慢があった点

  • 14

    「普段よりもかえって落ち着いていた」とあるがこれは何を表しているか答えよ

    己の第一信条を自ら裏切った己への悔恨から、自裁し果てることへ心が傾いていることを表している

  • 15

    「双方の点においてよく彼の心を見抜いていた」とあるがその点とはなにか2つ答えよ

    ・投げ出すことのできないほど尊い過去があった点 ・現代人の持たない強情と我慢があった点

  • 16

    「普段よりかえって落ち着いていた」とあるがそれはなにを表しているか述べよ

    己の第一信用を自ら裏切った己への悔恨から、自裁し果てることへ心が傾いていることの暗示している

  • 17

    「一般」「例外」とは、それぞれどのようなことを表しているのか答えよ

    「一般」平生のKの異断に富んだ性格、求道的な生き方であること 「例外」お嬢さんへの恋については優柔不断な態度であること

  • 18

    「そうした新しい光で覚悟の二文字を眺め返してみた」とはどのようなことか

    Kの異断に富んだ性格が恋愛についても発揮さえるのではという新しい考え方で、Kの使った覚悟の意味を捉え直したこと

  • 19

    私の決断と実行とあるが、このときの心情を答えよ

    Kを出し抜こうと戦略を巡らす一方で、「良心」に恥じる思いを抱いている

  • 20

    お嬢さんとの結婚による希望の未来の対比を答えよ

    Kを策略で出し抜いたという裏切りの負い目に付きまとわれる未来

  • 21

    Kが病気を気遣った事により私はどのような感情になったか答えよ

    思いがけないKの無垢な気遣いが、Kへの裏切りの意識を瞬間的に脳裏に突き上げさせ、私を謝罪の衝動に駆り立てた

  • 22

    「私の自然」とはどのようなことを表しているか

    私の謝罪が第三者に知られることを恐れて、世間体をはばかる気持ちのこと

  • 23

    「何も知らない」ことの内容は、「K」と「奥さん」とではどのように異なるか

    「K」私とお嬢さんが婚約したこと 「奥さん」Kもお嬢さんのことが好きで、私が出し抜く形でことが進んでいること

  • 24

    卑怯な私とはなにか

    Kを裏切りながらKに謝罪もできない私

  • 25

    Kに対する耐えざる不安とはなにか答えよ

    Kに対する良心の負い目と、Kに婚約を知られることへの恐れから来る不安

  • 26

    論理的に弱点を持っているとはなにか答えよ

    Kを出し抜いて、お嬢さんとの婚約を成立させてしまったという、Kに対する良心の負い目

  • 27

    「正直な道を歩くつもりで、つい足を滑らした」とあるが、具体的にはどのようなことか

    自分の恋に忠実に生きようとして、友人を裏切る結果になってしまったこと

  • 28

    Kにとっての最後の打撃とはなにか

    婚約の事実を知ったこと

  • 29

    なぜKは超然とした態度を取ったのか答えよ

    私のお嬢さんへの思いに気づかず私に自分の悩みを告白したことが、私に無用な苦しみをあたえたということをK自身が婚約成立によって自覚したから

  • 30

    「策略で勝っても人間としては負けたのだ」とあるがそれはなぜか

    私は本来「立派な人間」であることを信条とする倫理的な人物であるにも関わらず、お嬢さんへの恋に関しての言動はそれと裏腹な、良心に反するものとしてKに向かって発現されてしまったことへの自覚

  • 31

    「進もうかよそうか」とは具体的にはどのようなことか

    「良心の命令」にしたがってKに自分から謝罪しようと思うものの、Kの前で恥をかかせられる苦痛や奥さんお嬢さんからの信用を失うことになると思うと決断できず、悶々としていること

  • 32

    もう取り返しのつかない黒い光とあるが、この光とはなにか答えよ

    Kに謝罪する機会を永遠に失ってしまい、生涯友への裏切りの罪を負っていかなければならないという絶望と恐怖

  • 33

    「助かった」とあるがそれはなぜか

    奥さんやお嬢さんに対する「真面目な私」の保持をできたから

  • 34

    「みんなの目につくように」置いたのはなぜか

    Kの遺書に私の裏切りを責める言葉がなく、遺書を読むものは誰もKの自殺と私の関係を疑わないことになるはずだから

  • 35

    「私を忘れることができませんでした」とはどのようなことか

    自分の立場を守るために自分の利害に関わる事柄への対応をとっさに判断したこと

  • 36

    夏目漱石の本名はなにか

    夏目金之助

  • 37

    夏目漱石の思想はなにか

    則天去私