問題一覧
1
情報セキュリティの7要素
機密性, 完全性, 可用性, 真正性, 責任追跡性, 信頼性, 否認防止
2
情報セキュリティの7要素 認可されていない個人やプログラムなどに対して、情報資産を使用不可あるいは非公開にできるようにすること
機密性
3
情報セキュリティの7要素 データの正当性、正確性、一貫性などを維持する特性
完全性
4
情報セキュリティの7要素 認可された人やプログラムなどが必要とするときに、いつでも使用可能な状態にしておくこと
可用性
5
情報セキュリティの7要素 ある主体や資源が主張通りであることを確実にする特性 情報の発信元の本人確認、システムや情報が改竄されていないことの保証
真正性
6
情報セキュリティの7要素 あるセキュリティの侵害を検知してから、侵害した主体を追跡可能とすること
責任追跡性
7
情報セキュリティの7要素 ある活動または事象が起きたことを、後になって否認されないように証明する能力
否認防止
8
情報セキュリティの7要素 システムが一定期間意図した機能で動作する能力
信頼性
9
情報セキュリティにおいて守られるべきデータ、ソフトウェア、ハードウェアなど
情報資産
10
情報資産の機密性、完全性、可用性を損なう要因
脅威
11
脅威がつけ込むことができるような情報資産側の弱点
脆弱性
12
特定の相手との間で情報交換を行うときに、伝える情報に変形を加え、第三者が見ても本当の内容がわからないようにするもの
暗号
13
規則を逆に使って暗号文から平文を復元する
復号
14
伝えようとする元の文章
平文
15
ある規則に従って暗号文を作る
暗号化
16
平文を暗号化する手順を、暗号化(1)という
アルゴリズム
17
暗号化に同じ鍵─共通鍵を使う方式。 通信に先立って、相手にこの鍵を知らせておく必要がある。
対称暗号システム, 秘密鍵暗号システム
18
同じアルゴリズムに用いて値により別の暗号文を生成できるような暗号化アルゴリズムのパラメータ
鍵
19
暗号化と復号に別の鍵を使う方式。 特に暗号化鍵から複合化鍵を容易に知ることができないシステム。
非対称暗号システム, 公開鍵暗号システム
20
ハイブリッド暗号方式 秘密鍵の送付に(1)を、実際の平文の暗号化には処理時間の短い(2)を使う。
非対称暗号システム, 対称暗号システム
21
その人しか持っていない秘密鍵で暗号化された暗号文を、公開鍵で平文にすることができたならば、その人が"本人であることの確認"となるシステム
電子署名
22
公開鍵が、ある人物の正当な公開鍵であることを証明する仕組み
公開鍵基盤(PKI)
23
公開鍵基盤 加入者が相手との通信で電子署名を使うには、送信者がハッシュ関数を適用した値を秘密鍵で暗号化して短いデータ─(1)を作成、メッセージに添付して相手に送る。 受信者は、認証局で公開鍵証明書の有効性を確認し、メッセージからハッシュ値を生成する。ハッシュ値と(1)を公開鍵で複合した値と一致するか確認し、一致すれば送信者が本人であると確認できる。
メッセージ認証子(MAC)
24
ID番号とパスワードを用いた方法や生体認証を用いた方法などで、利用者認証を行うのは、(1)の確保のためである。
機密性
25
情報が破壊、改竄、消去されていない状態を保つことは、(1)の確保のためである。
完全性
26
電源の冗長化─普段使わないシステムを作っておく─や、UPS、RAIDなどの使用により停電やシステム障害、災害などに対して対策を行うのは、(1)の確保のためである。
可用性
27
使用するコンピュータがシステム管理者によってあらかじめ認定された機械かどうかを確認すること。 MACアドレスでの認証である。
機器認証
28
組織内部のネットワークとインターネットを切り離し、外部との通信を行う特定のサービスに関するパケットのみを通過させる
ファイアーウォール
29
外部との通信を特定のサーバーが代行するサービス
プロキシサービス
30
離れた場所にある組織をインターネットで繋ぎ、各々のファイアーウォール間で暗号化通信を行う
VPN
31
暗号化通信方式 WWWでは、(1)が使われる。 ブラウザでのデータ閲覧の際にクライアント側のサーバ側で証明書の認証が行われ、URLがhttpからhttpsに変わる。
SSL
32
自己増殖や他のコンピュータへの感染を繰り返す。 潜伏期間がある。
コンピュータウイルス
33
破壊活動は行わないが、このコンピュータの内部の重要なデータを勝手に外部のコンピュータに送信する。
スパイウェア
34
医療記録の電子的保存の条件 必要に応じて肉眼で読め、印刷の可能な状態にしておくこと
見読性
35
ネットワークの中で感染しやすいコンピュータを探しながら自己増殖的に感染する。 OSや特定のプログラムの脆弱性を利用している。
ワーム
36
医療記録の電子的保存の条件 記録作成の責任の所在を明確にし、故意や過失による虚偽入力や書き換え、消去が防止されること
真正性
37
医療記録の電子的保存の条件 少なくとも法令で定められた期間内─カルテは5年、その他資料3年─は、いつでも復元可能な状態で保存しておくこと
保存性
38
電子カルテの利点
情報の伝達の正確性(個人差が減る), 情報共有の促進(複数の端末で閲覧できる), 質の向上や事故防止(入力時のチェック、警告機能), カルテの搬送が不要となり、省力化や効率化が実現, 保存スペースの縮小による、長期保存の可能, データの紛失性の減少, 情報の検索が迅速に行える, 検査結果のグラフ表示、画像の表示など患者説明がしやすくなる, 研究への利用など、情報の二次利用が容易となる
39
"生存する"個人を識別できる情報
個人情報
40
検査情報システム
LIS
41
病院情報システム
HIS
42
放射線部門システム
RIS
43
医用画像を画像ファイルとしてサーバーに保存し、院内LANを介して端末から画像閲覧ができるようにするシステム
PACS
44
世界保健機関が公表している疾病分類
ICD
45
アメリカ臨床病理医協会(CAP)が作成している、100万語の及ぶ医療用語集
SNOMED-CT
46
厚生労働省の高度情報社会医療情報システム構築亢進事業で開発された医薬品の標準コード
HOTコード
47
日本臨床検査医学会が制定した、臨床検査項目分類コード17桁
JLAC10
48
医療情報交換の標準化 文字情報を対象とする
HL-7
49
医療情報交換の標準化 画像撮影装置とシステム間の通信規約を定めた標準規格
DICOM
50
大学病院医療情報ネットワーク
UMIN
51
米国の国立医学図書館が運営する、世界中の主要な医学雑誌の文献データベース
MEDLINE