問題一覧
1
Vaughan Williams分類と薬剤が一致するものはどれか一つ選びなさい
Ⅲ群ーアミオダロン
2
動脈硬化性疾患予防ガイドライン2017年版における脂質異常症の診断基準のうち誤っているものはどれか一つ選びなさい
低HDLコレステロール血症はHDLコレステロールが40㎎以上のことをいう
3
てんかんについて誤っているものはどれか一つ選びなさい
てんかん重積状態は疾患名ではなく病態でありてんかんの発作がコントロール不良となる場合に生じるもので急性症候性発作からは転じえない
4
駆出率の低下した心不全に対するAR NIについて誤っているのはどれか一つ選びなさい
ネプリライシンを阻害することでBNPを減少させ心筋リモデリングが抑制される
5
添付文書の表記方法について正しいものはどれか一つ選 びなさい
新様式では禁忌の項目はどの薬剤でも二番目の項目となっており赤枠で囲まれている
6
てんかん関連の検査について誤っているものはどれか一つ選びなさい
てんかん重積状態では痙攣が治まっていれば脳波検査は不要である
7
片頭痛に関して正しいものはどれか一つ選びなさい
女性に多く片側拍動性の頭痛で日常動作で悪化する
8
発作について誤っているものはどれか一つ選びなさい
痙攣が止まっていれば発作は落ち着いたと言える
9
てんかん重積状態の患者が救急搬送されてきた。てんかんの既往は無い。なんらかが原因の急性症候性発作と考えられ原因検索のための検査が必要である。以下の検査のうち急性期に施行しないものはどれか一つ選びなさい
PET
10
75歳男性165cm 60キロPS2 前立腺癌に対しホルモン療法を施行したが前立腺特異抗体(PSA)上昇、腰部痛がありMRI検査を施行したところ骨転移を認めた。ホルモン抵抗性前立腺がんの治療としてドセタキセル+プラスプレドニゾロン療法導入のため入院となった。外来で処方されたジクロフェナク座薬25mgは全て使用していた。また腰部痛のため座位保持困難な状態であった。(処方)ジクロフェナク錠25㎎一日三錠ランソプラゾールOD錠15mg一日一錠ビカルタミド錠80mg一日一錠ジクロフェナク座薬25mg一回1個、ゾルビデム錠5mg一回一個。この患者の腰部痛のコントロールとしてジクロフェナクジョウを中止しアセトアミノフェン場へ変更オピオイドを併用する各薬剤の説明として誤っているものはどれか一つ選びなさい。
オピオイドの徐放性製剤あ錠剤の内服が困難な場合粉砕して投与できる
11
症例 50歳女性 脊柱管狭窄症による背部痛があり約半年間かかりつけ医に通院し駅薬物療法を受けていた。最近疼痛が増強し日常生活に支障があるとして整形外科の専門病院を紹介され受診した。(整形外科医はセンタリング製剤の慢性疼痛治療に関するトレーニングを受講している)(処方)ロキソプロフェン錠60mg一日三錠、プレガバリン錠75mg一日四錠、コデインリン酸塩超20mg一日六錠、ランソプラゾールOD錠15mg一日一回。ロキソプロフェン錠プレガバリン錠は継続コデインリン酸塩錠を中止、フェンタニル貼付薬を開始した。この患者への対応について誤っているものはどれか一つ選びなさい。
疼痛増強時にはフェンタニル速放性製剤が必要である
12
鎮痛鎮静について正しいものはどれか一つ選びなさい
プロポフォールは小児に対して禁忌である
13
β遮断薬データ遮断薬を使用する上で注意すべき状況でないものはどれか一つ選びなさい
心室細動
14
オピオイド鎮痛薬について誤っているものはどれか一つ選びなさい
すべてのオピオイド鎮痛薬はがん性疼痛のみならず非がん性疼痛に対しても適用となる
15
医薬品添付文書から得られる情報として不適切なもはどれか
相互作用症例の経過の詳細
16
不安定な頻脈に対する二相性カルディオバージョンの適切な設定値(J)はどれか一つ選びなさい
上室性頻拍ー100J
17
オピオイドの鎮痛薬の副作用への対応として誤っているものはどれか一つ選びなさい
いずれの副作用もオピオイドによる鎮痛治療域に達してから見られるため患者のアドヒアランスに影響はない
18
急性冠症候群(ACS)患者の慢性期に使用する薬剤として不適切なものはどれか
硝酸薬(短時間作用型)
19
心不全のうっ血所見、低灌流所見について正しいものはどれか一つ選びなさい
Nohria分類と呼ばれる分類があるすなわちうっ血初見のあり、なし、低灌流所見のあり、なしで四つの分類がされている
20
デクスメデトミジンについて誤っているものはどれか一つ選びなさい
不穏の際に急速投与が推奨される薬である
21
心不全のステージ分類について正しいものはどれか一つ選びなさい
ステージaがもっとも軽症でステージDが最も重症である
22
以下の薬剤を服用中の患者にシロドシン(ユリーフ)が追加となった。服用薬の中で起立性低血圧の副作用のリスクを上昇させる薬剤はどれか
アジルサルタン(アジルバ)
23
冠動脈疾患の一次予防の高リスク病態として誤っているものはどれか
心原性脳梗塞
24
真菌症の分類について誤っているものはどれか一つ選びなさい
肥大型心筋症、拡張型心筋症、拘束型心筋症のいずれの場合も収縮能は保たれる
25
β遮断薬について正しいものはどれか一つ選びなさい
カルベジロール(アーチスト)は喘息患者に禁忌である
26
各不整脈と抗不整脈薬の組み合わせについて誤っているものはどれか一つ選びなさい
心房細動ーリドカイン
27
リウマチ性多発筋痛症について誤っているものはどれか一つ選びなさい
20から30代の若年者に多く発症する
28
脳梗塞の病型と二次予防の組み合わせとして誤っているものはどれか一つ選びなさい
アテローム血栓症ーオザグレル
29
駆出率の低下した心不全の治療について正しいものはどれか一つ選びなさい
ACE阻害薬は運動耐容能改善効果がある
30
トリプタン製剤とエルゴタミン製剤について正しいものはどれか一つ選びなさい
トリプタン製剤はセロトニン5-HT1B/1D受容体を刺激し発作時に過度に拡張した脳血管を収縮させ神経原性炎症を抑える
31
ICUにおける鎮痛鎮静せん妄の治療薬について誤っているものはどれか一つ選びなさい
非定型抗精神病薬はすべて鎮静作用が強い
32
アセトアミノフェンについて正しいものはどれか一つ選びなさい
効果発現時間が最も速い投与経路は静脈内投与である
33
抗てんかん薬と作用部位の組み合わせについて誤っているものはどれか一つ選びなさい
ラコサミド(ビムパット)ーGABAA受容体
34
NSAIDsの一般的な副作用として誤っているものはどれか
脂質異常症
35
鎮静薬について誤っているものはどれか一つ選びなさい
フルマゼニルはベンゾジアゼピン系薬だけでなく同じく鎮静作用のあるバルビツール酸系薬にも拮抗する
36
安定狭心症の発作時の症状に対する第一選択として適切なものはどれか一つ選びなさい
硝酸薬
37
痛みの評価法について誤っているものはどれか一つ選びなさい
視覚的評価スケール(vas)は神経障害性の疼痛要因を調べるために使用され12点以上だと神経障害性疼痛の可能性が高い
38
アセトアミノフェンに関して正しいものはどれか一つ選びなさい
過剰投与により肝内グルタチオンが枯渇し肝障害を起す
39
がん疼痛治療について誤っているものはどれか一つ選びなさい
全てのがん疼痛にオピオイドが著効する
40
神経障害性疼痛について正しいものはどれか一つ選びなさい
焼けるような痛みは帯状疱疹後神経痛をはじめとする神経障害性疼痛全般に見られやすい
41
不安定な症候性徐脈に対する薬物治療の第一選択はどれか一つ選びなさい
アトロピン
42
アミオダロン(アンカロン)の添付文書によるとワルファリンとの併用によりプロトロンビン時間の延長や重大な出血が生じることが報告されている。実施すべき措置として最も不適切なものはどれか
アミオダロンとワルファリンの服用時間を二時間ずらす
43
カルシウム拮抗薬について誤っているものはどれか一つ選びなさい
ニフェジピンCR(アダラート)は経管投与可能である
44
高血圧の薬物治療について誤っているものはどれか一つ選びなさい
ACEIとARBは併用が推奨される
45
2018年PADISガイドライン(米国集中治療医学会)でせん妄に対して推奨される薬剤はどれか一つ選びなさい
非定型抗精神病薬おルーチンで投与することを推奨していない
46
てんかん患者に発作が生じた場合にとるべきマネジメントとして最も適切なものは一つ選びなさい
発作様式を観察して記録しておく
47
シクロスポリン(ネオーラル)は主にcyp 3A4で代謝される薬物であるが併用薬によって予想される影響として正しいものはどれか一つ選びなさい
Cyp 3A4を誘導するリファンピシンの併用によりシクロスポリンの血中濃度が下がる
48
てんかん患者指導と患者との関わりについて誤っているものはどれか一つ選びなさい
発作がなく安定していれば抗てんかん薬の内服は自己調整が可能である
49
次のうち正しいものはどれか
抗菌薬を長期間投与すると耐性菌の出現が懸念される
50
次のうち正しいものはどれか一つ選びなさい
IDSAの院内肺炎ガイドラインでは明確な投与期間は推奨していない
51
急性冠症候群(エーシーエス)の超急性期治療として不適切なものはどれか一つ選びなさい
スタチン
52
以下の降圧薬の中で肝臓の代謝酵素を介した相互作用が最も多い薬剤はどれか
アゼルニジピン(カルブロック)(カルシウム拮抗薬)
53
脳卒中の治療について以下の数値のうち正しいものはどれか一つ選びなさい
ESCガイドライン2016では心房細動による心原性脳梗塞で重症ならば抗凝固療法による二次予防を12日目から始めることを提案している
54
医薬品添付文書から得られる情報として適切なものはどれか一つ選びなさい
交互作用症例の経過の詳細
55
次のうち正しいものはどれか一つ選びなさい
カテーテル関連尿路感染症では症状が改善した場合の投与期間は7日間である
56
心室期外収縮(PVC)の治療として誤っているものはどれか一つ選びなさい
一日1000回以上やいっぱい上の心室性期外収縮は心機能低下のリスクがあり治療が必要である
57
慢性心不全患者のアウトカムとして最も重要度の低いものはどれか一つ選びなさい
BNPの低下
58
鎮静について誤っているものはどれか一つ選びなさい
鎮静は不穏にならないように必ず深い方が良い
59
駆出率の低下した心不全に対するアルドステロン拮抗薬について正しいものはどれか一つ選びなさい
高カリウム血症が生じることがある
60
薬物血中濃度モニタリング(tdm)の推奨がない抗てんかん薬はどれか一つ選びなさい
レベチラセタム(イーケプラ)
61
rTPAの禁忌事項でないものはどれか
直接作用型経口凝固薬を内服しており、PT-inr1.2かつAPTT35秒である
62
次のうち正しいものはどれか一つ選びなさい
市中肺炎の抗菌薬投与期間は最低5日間である
63
脳梗塞脳梗塞に対してアルガトロバンを使用する際のポイントとして誤っているものはどれか一つ選びなさい
心原性脳梗塞で用いられる
64
心房細動(af)に対する抗凝固療法について正しいものはどれか一つ選びなさい
抗凝固薬を投与する際はHAS-BLEDスコアの因子にも注意する必要がある
65
NSAIDsに関して正しいものはどれか一つ選びなさい
COX-2選択的阻害薬は心筋梗塞や脳卒中の発現を増加させる可能性がある
66
せん妄とその治療薬について誤っているものはどれか一つ選びなさい
せん妄を誘発する代表的な薬剤としてハロペリドールが挙げられる
67
成人のてんかん重積発作(発作がコントロールされない状態)に対する治療について誤っているものはどれか一つ選びなさい
ファーストラインセラピーでコントロールできない際にセカンドラインセラフィーで使用するホスフェニトレインやレベチラセタムの投与量や投与方法は慢性疾患の転換で使用するものと同等であることが多い
68
脂質異常症治療薬について誤っているものはどれか
二次予防の中でも家族性高コレステロール血症や急性冠症候群は方リスク病態に位置づけられLDLコレステロール50mgパーデシリットル未満での厳格な管理が推奨される
69
次のうち正しいものはどれか一つ選びなさい
心内膜炎の投与期間は菌によっては抗菌薬を併用することによって投与期間を短縮することができる
70
駆出率の低下した心不全に対するベータ遮断薬について正しいものはどれか一つ選びなさい
カルベジロールは予後改善効果がある
71
薬物相互作用について正しいものはどれか
一般用医薬品(処方箋なしで購入可能な薬)の中で、医療用医薬品との相互作用のある薬もある
72
添付文書上で、ボリコナゾール(ブイフェンドR)と併用禁忌とされている睡眠薬はどれか。
スボレキサント(ベルソムラ)
73
心不全の病態生理における心筋リモデリングについて誤っているものはどれか一つ選びなさい
β遮断薬は心筋リモデリングを抑制しない
74
利尿薬について正しいものはどれか
サイアザイド系利尿薬とループ利尿薬の服用中は電解質をモニタリングする必要がある
75
冠攣縮性狭心症(安静狭心症)の発作予防の第一選択として適切なものはどれか一つ選びなさい
カルシウム拮抗薬
76
スタチンについて誤っているものはどれか
ロスバスタチンは腎機能に関わらず使用できる
77
アミオダロン(アンカロン)の添付文書によるとワルファリンとの併用によりプロトロンビン時間の延長や重大な出血が生じることが報告されている丸実施すべき措置として最も不適切なものはどれか一つ選びなさい
アミオダロンとワルファリンの服用時間を2時間ずらす
78
せん妄を誘発すると考えられいない薬剤はどれか一つ選びなさい
ラメルテオン(ロゼレム)
79
アンジオテンシン変換酵素阻害薬(ACEI)アンジオテンシン受容体拮抗薬(ARB)について正しいものはどれか一つ選びなさい
ACEIとARBはともに腎障害を引き起こすことがある
80
カルディオバージョンが必要となる不安定な頻脈の症状病態として誤っているものはどれか一つ選びなさい
全身浮腫
81
慢性疼痛に対するフェンタニル経皮吸収型製剤の使用について正しいものはどれか
非オピオイド鎮痛薬及び弱オピオイド鎮痛薬で治療困難な慢性疼痛に対し使用する
82
レボフロキサシン(クラビット)の投与を開始する場合、相互作用の点から同時服用を避けるべきサプリメントはどれか一つ選びなさい
マルチミネラル(鉄亜鉛マグネシウム)
83
抗てんかん薬の特徴について誤っているものはどれか一つ選びなさい
カルバマゼピン(テグレトール)は副作用も少なく高齢者でも使いやすい薬剤である
84
抗てんかん薬と抗生物質の薬物相互作用について正しいものはどれか一つ選びなさい
バルプロ酸ナトリウム(デパケン)服用中の患者にメロペネム(メロペン)を投与するとバルプロ酸の血中濃度が低下する
85
抗不整脈薬の副作用について誤っているものはどれか一つ選びなさい
ビソプロロールはカルベジロールに比べて閉塞性換気障害の増悪の可能性が高い為注意する
86
心機能が低下した心房細動のレートおよびリズムコントロールに用いる治療薬として誤っているものはどれか一つ選びなさい
ベラパミル
87
発作予防薬について正のはどれか一つ選びなさい
バルプロ酸は片頭痛発作の予防に対して有効であり保険適用もある
88
プロポフォールについて誤っているものはどれか一つ選びなさい
腎障害患者は鎮静作用が蔓延するため禁忌である
89
RT PA投与後の患者がSCUに 入室してきた場合にその後の管理で正しいものはどれか一つ選びなさい
意識変容や頭痛嘔吐があった場合は出血性梗塞の可能性があるため頭部CTを検討する
90
スタチンについて誤っているものはどれか一つ選びなさい
催奇形性はない
91
駆出率駆出率の低下した心不全治療に対するACE阻害薬について正しいものはどれか一つ選びなさい
腎機能が悪化することがある