問題一覧
1
いと悲しく"思"し召して
おぼ
2
"御前"の梅の花を
おまえ
3
"東風"吹かば
こち
4
また、"亭子"の帝に
ていじ
5
流れゆく我は"水屑"となり
みくず
6
山崎にて"出家"せしめ
すけ
7
また、"播磨国"におはしまし
はりまのくに
8
明石の"駅"といふ
うまや
9
駅といふ所に"御宿"りせしめ
おんやど
10
駅長驚くこと"莫"かれ
な
11
時の"変改"するを
へんがい
12
水屑となり果て"ぬ"
完了
13
かく罪せ"られ"給ふを
受身
14
あはれに心細く思さ"れ"て
自発
15
"御前"の梅の花を御覧じて の意味
お庭先
16
東風吹かばにほひ"おこせ"よ梅の花 の意味
よこす
17
流れゆく我は"水屑"となり の意味
水中のごみくず
18
果てぬ君"しがらみ"となりて の意味
柵
19
"なきこと"により の意味
無実の罪
20
"かく"罪せられ給ふを の意味
このように
21
"かしこく"思し嘆きて の意味
ひどく
22
"やがて"山崎にて の意味
そのまま
23
"あはれ"に心細く の意味
しみじみ
24
駅の長の"いみじく"思へる の意味
ひどく
25
心細く"思"さるる夕べ
おぼ
26
"遠方"にところどころ
おちかた
27
遠方にところどころ"煙"立つを
けぶり
28
"かくて"筑紫に
こうして
29
夕"されば"野にも
なると
30
雲のかへり来る"影"見る時
姿
31
見る時はなほ"頼まれ"ぬ
頼みにする
32
さりともと、
今はそうでも
33
"世"を思し召されける
将来
34
これ、いと"かしこく" "あそばし" たりかし
見事に, お詠みになる
35
煙なげきより"こそ"
強意
36
燃えまさり"けれ"
詠嘆
37
なほ頼ま"れ" "ぬ"
自発, 強意
38
世を思うし召さ"れ" "ける" "なる" "べし"
自発, 過去, 断定, 推量
39
清き心は月ぞ照らさ"む"
推量
40
月日こそは照らし給は "め" とこそはあ "めれ"
推量, 推定
41
おはします所の"御門"かためておはします
みかど
42
"大弐"の居所は
だいに
43
"都府楼"は "纔"かに瓦の
とふろう, わず
44
これは、"文集"の
もんじゅう
45
"遺愛寺"の鐘は
いあいじ
46
枕は"欹"てて聴き
そばだ
47
"香炉峰"の雪は
こうろほう
48
簾を"撥"げて看る
かか
49
おはします所の"御門" "かためて" "おはします" の意味
門, かたく, 閉ざして
50
"楼"の上の瓦などの の意味
高い建物
51
"心にもあらず" "ご覧じやら"れけるに の意味
見るともなく自然と, お目にとまる
52
"まさざま"に作らしめ の意味
一層優れているほど
53
昔の"博士"ども申しけれ の意味
学者
54
御覧じやら"れ"けるに
自発
55
作ら"しめ" 給へ"る"詩ぞかし
尊敬, 完了
56
昔の博士ども申し"けれ"
過去
57
"九月九日"菊の花を
ながつきここのか
58
"御衣"賜はり給へりしを
おんぞ
59
筑紫に"持"て下らしめ
も
60
今夜清涼に"侍"し
じ
61
"秋思"の詩編
しゅうし
62
独り"腸"を断つ
はらわた
63
"恩賜" の "御衣" は "今此"
おんし, ぎょい, ここ
64
毎日"余香"を拝す
よこう
65
いまだに京を"おはし"ましし時 の意味
おいで
66
帝"かしこく" "感じ給ひて" の意味
大層, 感心なさって
67
御衣"賜はり"給へりしを の意味
くださる
68
"いとど" その "折" "思し召し出で"て の意味
いよいよ, 当時, 思い出す
69
人々"感じ申され"き の意味
褒める
70
おはしまし"し"時
過去
71
作ら"せ" 給ひ "ける"詩を
尊敬, 過去
72
賜はり給へ"り"しを
完了
73
下らしめ給へ"り"ければ
存続
74
人々感じ申さ"れ"き
尊敬