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理学療法評価学Ⅱ
  • 手塚茉唯

  • 問題数 26 • 6/23/2024

    問題一覧

  • 1

    協調運動を説明でき、その障害で観察される徴候を挙げられる。

    協調運動とは、動作に際して運動に関与する筋や筋群が協同的に正しい順序で収縮し、効果的に起こる運動である。 固有感覚系, 小脳系,錐体路系,錐体外路系が関与 し、その一部が障害された場合,円滑な調和のとれた運動が行えなくなる.特に、運動系に影響を与えるフィードバック系の障害を運動失調と呼ぶ。 運動失調,測定障害(ジスメトリア)、変換(反復)運動障害,共同運動不能(障害),筋トーヌス 低下、振戦などの徴候を示す。

  • 2

    運動失調症における動作の特徴を説明できる。運動失調症における動作の特徴を説明できる。

    立位・・・ワイドベース、不規則な動揺 歩行・・・ワイドベース、よろめき歩行・酔っぱらい歩 行、つぎ足歩行でバランスを崩す 更衣・・・衣服の着脱に時間がかかる、ボタンはうまく とめられない 発語・・・爆発的・不明瞭・緩慢 眼球運動・・・眼振が見られる場合がある

  • 3

    運動失調の種類を挙げ、それぞれを例を挙げつつ説明できる。

    測定障害(ジスメトリア)鼻指鼻試験 膝腫試験 随意運動を行わせたとき、目標となる地点に止めることができない現象のこと。目的のところまで達しないのが測定過小、行き過ぎてしまうのが測定過大. 運動分解 鼻指鼻試験 膝腫試験 物を把持するときのリーチ動作など直線的に目標物に手を伸ばすことができず、運動方向に誤りがあり、途中で修正して目標物に達すること。 振戦(企図振戦)鼻指鼻試験 机の上のコップを把持しようとリーチ動作すると、目標物であるコップに近づくにつれて、より上肢の震えが著明になる.これを企図振戦と呼ぶ. 共同運動不能 背位からの起き上がり 共同運動とはある一つの動作を構成するいろいろな動きを同時に行う能力である.背位からの起き上がりなどの動作で各肢節が共同して働かず、動作困難な状況のこと。 変換運動障害 手回内・回外試験 前腕の回内・回外のように主動作筋と拮抗筋を交互に収縮させる運動がスムーズに行なえない状態のこと。 時間測定障害 動作の開始や終了が遅れ、動作全体が緩慢になる状態。

  • 4

    運動失調の検査のポイントを挙げられる。

    ▶その検査が何を調べているのか(測定障害,企図振戦,運動分解,共同運動不能,変換運動障害,時間測定障害)を考えながら検査する。 ▶必ず速度(ゆっくりから速くまで)を変えながら調べる。 ▶ 四肢の検査の場合、必ず左右差も調べる。

  • 5

    運動失調を分類でき、それぞれを説明できる。

    脊髓性失調 脊髄の病変で起こる。深部感覚(位置・運動覚)の障害で起こる.ロンベルグ徴候を示し、足元を見て歩行する(深部感覚が障害されているので、下肢の位置を正確に把握できず、視覚によって代償する).失調は下肢で著明。 迷路性失調 小腦性失調 大脳性失調 末梢神経性失調

  • 6

    共同運動を説明できる.加えて,屈筋共同運動パターンと伸筋共同運動パターンを上肢,下肢で説明できる.

    👍🏻

  • 7

    連合反応を説明できる.加えて,上肢と下肢での連合反応も説明できる

    👍🏻

  • 8

    Brunnstrom testにおける6段階のStageをそれぞれ詳細に説明できる

    Stage I 弛緩性の完全、痙性なし.運動の発現なし。 随意収縮だけでなく、連合反応も出現しない。 StageⅡ Stage III

  • 9

    上肢と下肢におけるBrunnstrom stageの判定方法(stage 1からstage VIまで)を説明できる

    Stage IV 共同運動バターンから脱却し、分離運動が一部、H 現する。連合反応や痙性は弱まる。連合反応弱まる。 StageⅤ Stage VI

  • 10

    12個の脳神経がどこから出ているかを説明できる.

    👍🏻

  • 11

    12個の脳神経のうちどの神経が運動神経系のみを司るのか,感覚神経系のみを司るのか,副交感神経を司るのか,答えられる.

    運動神経のみ・・・滑車神経、副神経、舌下神経 感覚神経のみ・・・嗅神経、視神経、内耳神経 副交感神経のみ・・・

  • 12

    動眼神経、滑車神経、外転神経がどの外眼筋を支配しているか答えられる。

    動眼神経・・・

  • 13

    三叉神経障害でどのような症状が現れるか説明できる

    ・顔面の感覚障害 ・舌の前2/3の温痛覚・触覚障害 • 咀嚼筋筋力低下 •角膜反射消失

  • 14

    舌の運動,温痛覚,触覚,味覚にどの神経が関与しているか説明できる。

    👍🏻

  • 15

    姿勢に関連する要素を挙げられる

    👍🏻

  • 16

    バランス能力の評価指標を挙げられる。

    心理的安定感 姿勢保持時間 転倒の有無 身体動揺の程度 動作の円滑性 静的・動的アライメント 課題遂行時間 動作遂行範囲

  • 17

    姿勢に関わる反射・反応の責任部位が挙げられる。

    👍🏻

  • 18

    体重心,足圧中心,重心線、支持基底面を説明し、それらの関連性を説明できる

    体重心・・・COMは仙骨のやや前方に位置. 足底から身長の約55%に位置、小児では COMの位置はやや高く、不安定。 足圧中心・・・足底にかかる圧力の中心点. 重心線・・・COMを通る鉛直線.姿勢が保持されている 時(動かない時)にはCOPが重心線上に一 致する(COM とCOPが一直線上に並ぶ) 支持基底面・・・重心線がBOSの中心に近いほど姿勢は 安定。

  • 19

    重心線が通るランドマークを答えられる。

    耳垂 肩峰 大転子 膝関節前部 外果の前方

  • 20

    体重心の位置を計算できる

    👍🏻

  • 21

    3つの姿勢戦略を説明し、状況に合わせた姿勢戦略についても説明できる

    👍🏻

  • 22

    体重計を2つ用いたバランス検査を説明できる。

    👍🏻

  • 23

    姿勢保持における4つのレベルを説明できる

    因子1:静的姿勢保持 因子2:外乱負荷庇答 因子3:随意運動中のバランス 因子 4:随意運動中のバランス

  • 24

    ロンベルグ試験、マン試験,片脚立位試験をそれぞれ説明できる。

    👍🏻

  • 25

    FRT,TUG, BBSのバランステストを説明できる。

    BBS・・・> Functional Balance Scaleともいう. >14項目の日常的な基本動作(立ち上がり、床か ら物を拾うなど)から構成される。 >各項目0-4点で点数付けされ56点満点。 ▶ 45点以上で実用歩行。 > 37-44点で歩行補助具を使用したほうがよい。 >41-56点で転倒リスクが低い。 > 21-40点で転倒リスクは中等度. ▶ 0-20点で転倒リスク大.

  • 26

    姿勢制に影響を与える感覚系を3つ挙げられる

    ・視覚 ・前庭覚 ・体性感覚(固有感覚)