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競争戦略論Ⅱ
  • tpkニッカ

  • 問題数 22 • 1/21/2024

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    問題一覧

  • 1

    企業が多角化する動機について説明しなさい。

    ①既存事業の停滞 ②リスク分散 ③範囲の経済 ④未利用資源の有効活用

  • 2

    PPM分析について説明しなさい。

    市場成長率とマーケットシェアを基に事業・製品、サービスを分類し、経営資源の投資配分を決定する方法。花形、金のなる木、問題児、負け犬の4つに分類される。

  • 3

    多角化で陥りがちな間違いについて説明しなさい。

    ①新規事業の有効性の過大評価 ②必要な資源の入手の怠慢 ③自社資源の移転可能性の過大評価

  • 4

    ゴシャールの提言した海外展開の3つの目的について説明しなさい。

    ①事業の効率化 ②柔軟な対応 ③学習とイノベーション

  • 5

    企業が海外において直面する“外国企業であるための 不利”について具体的な例を示しながら説明しなさい。

    ①本社との距離的な隔たりによる不利(例:高い旅費・物流費) ②外国での経験や知識の少なさによる不利(例:ビジネス習慣や消費者の特性に関する知識不足) ③外国でのビジネス環境による不利(例:政府による外国企業への対応不足) ④本国でのビジネス環境による不利 (例:政府による貿易の制限)

  • 6

    「輸出販売」「海外子会社」「海外生産」という3つのエントリーモードについて説明しなさい。

    輸出販売:海外での役割が少なく、初期投資のコストは低いが、運用コストが高い。経験があまり蓄積されない。 海外子会社:海外での役割が多く、初期投資のコストが高いが、運用コストは低い。経験が蓄積される。 海外生産:海外での役割が非常に多く、初期投資のコストが非常に高いが、運用コストは非常に低い。経験が蓄積される。

  • 7

    内部化理論について説明しなさい。

    国際ビジネスにおいて、企業が市場の不完全性に対応するために行う、特定の活動や業務を自社内で実施する理論。

  • 8

    新興国市場におけるターゲット分類について説明し、また先進国企業による各ターゲットへのアプローチについて説明しなさい。

    新興国市場のターゲット分類: 富裕層、中間層、貧困層(BOP)の3つに分類される。 先進国企業は、富裕層には高品質・高価格の製品を、中間層にはやや安価な製品を広範に、貧困層には非常に簡易で安価な製品を大量に提供する。

  • 9

    海外子会社設置の3パターン(グリーンフィールド、合弁企業、グローバルM&A)について各々の特徴を説明しなさい。

    ①グリーンフィールド:自らの手で新たな子会社を海外に設立する。完全なコントロールが可能だが、市場開拓に時間がかかる。 ②合弁企業:既存の海外企業と資金を出し合い、新たな企業を設立。パートナー企業の資源を利用できるが、戦略的統一や役割分担の調整が難しい。 ③グローバルM&A:既存の海外企業を買収して子会社化。買収した企業の資源を活用できるが、高額であり、政治的・心理的な反発のリスクがある。

  • 10

    グローバルM&Aの失敗要因について説明しなさい。(3つの不足)

    ①経営資源や文化、財務状況に関する調査不足 ②シナジー効果に関する具体的な方針不足 ③買収後のコミュニケーション不足

  • 11

    ローカル適応について事例を踏まえて説明しなさい(さらに、そのメリットおよびデメリットを述べなさい)。

    事例:マクドナルドはインドでは牛肉や豚肉を使わないメニューを提供し、インドの宗教や文化に配慮した商品を展開している。 メリット:現地の需要に合わせて製品やサービスを提供できる。 デメリット:コストが高くなる傾向がある。

  • 12

    グローバル統合について事例を踏まえて説明しなさい(さらに、そのメリットおよびデメリットを述べなさい)。

    事例:GAPは世界中で基本的に同じ製品を販売している。 メリット:コスト削減が可能。グローバルブランディングにも効果的。 デメリット:ローカルな需要に対応しにくい。

  • 13

    トランスナショナルについて事例を交えて説明しなさい。

    事例:サントリーは中国市場で、中国独自の製品を展開しつつ、ウーロン茶のような高品質な製品を日本と同様に販売している。 特徴:グローバル統合とローカル適応を両立させるアプローチ。企業はグローバルでの一貫性を保ちつつ、各市場の特性に適応する製品やサービスを提供する。

  • 14

    センター・オブ・エクセレンスについて説明しなさい。

    「戦略的に重要な役割を持つ海外子会社」を指す。例えば多くの IT企業はアメリカのシリコンバレーに研究拠点を持つ。

  • 15

    本社と子会社の関係はどのような要素によって影響されるか説明しなさい。

    ①本社によるグローバル戦略の方向性 ②海外子会社設立の経緯 ③海外子会社の業績 ④本社と海外子会社の物理的/文化的な距離 ⑤調整役/海外子会社トップの能力

  • 16

    海外子会社の類型について説明しなさい。

    戦略的重要性と競争力に基づいて以下の4つに分類される。 ①戦略的リーダー:重要なロケーションにあり、競争力が高い。 ②ブラックホール:重要なロケーションにあるが、競争力が低い。 ③貢献者:重要ではないロケーションにあり、競争力が高い。 ④実行者:重要ではないロケーションで、競争力が低く、基本的なオペレーションに従事する。

  • 17

    生産拠点決定の要素について説明しなさい。

    ①労働市場と技術力 ②現地政府、法制度、インフラ ③現地の社会、文化、気候 ④製品市場 ⑤原産国効果

  • 18

    トヨタマザー工場システムについて説明しなさい。

    日本国内の「マザー工場」と呼ばれる生産拠点が高度な生産技術とノウハウを海外の「子工場」に伝授するシステム。国内の高品質な生産基準を世界中の工場で統一している。

  • 19

    産業の空洞化について説明しなさい。

    製造業などの高付加価値産業が国外に移転し、その結果、国内の産業基盤が弱体化する現象。

  • 20

    海外市場からの撤退の意思決定要素について説明しなさい。(3つ)

    ①海外子会社のパフォーマンスや将来性 ②海外子会社と本社や他の海外子会社との関連性 ③本社による全社的な戦略変更

  • 21

    撤退障壁について説明しなさい。

    ①転用できない資産 ②撤退のコスト ③戦略から生じる障壁 ④情報の障壁 ⑤経営者の感情障壁 ⑥政府と社会の障壁

  • 22

    企業の内なる国際化について説明しなさい。

    個人や組織が異文化に対して国際的な経験を積みながら理解と適応を深めること。他企業が簡単には真似できない重要な資産。