問題一覧
1
酸素同位体比について最も正しい文章を選べ
深海性の底生有孔虫化石殻中の酸素同位体比は氷期に高く、間氷期に低い
2
最大海氾濫面に関連した最も適当な文章を選べ
陸棚環境では、堆積物はこの面に向かって一般に上方に細粒化する
3
化石について正しい説明文を1つ選べ
貝殻の印象だけが泥岩についているものも化石である
4
八尾ー門丿沢動物群の特徴種ではないものを選べ
カネハラカガミ
5
浮遊性有孔虫化石の生層序帯であるN.8の年代はどれか、最適なものを選べ
約1600万年前
6
個体発生は系統発生を繰り返すという反復論を唱えた人は誰か
ヘッケル
7
ケイ酸塩の硬組織を持つ化石が最も溶解しやすい場所は次のどれか
SCDよりも深い場所
8
生層準に関して述べている文章はどれか、最適なものを選べ
生層序学的特性が大きく明確に変化する境界面
9
ある特定の1種が層序学的・地理的に産出する範囲を示す生層序帯はどれか、最適なものを選べ
タクソン区画帯
10
ラグ化石層を構成する化石群集はどれが一番適当か
誘導化石群集
11
浅い海の環境でトップラップ型化石群集が保存されにくい理由はどれか
形成されてもその後の海水準の低下により侵食されて残らない
12
時間平均化について説明した最も適当な文章を1つ選べ
生息域内において、ある程度の時間幅に生息していた群集を時間平均化群集という
13
完新世において熱帯や亜熱帯の二枚貝の分布域が最も北上したのはいつか選べ
縄文時代前期
14
古第三紀の地質学的イベントではないものはどれか
北極氷床の形成
15
新生代の地層から産出しない化石はどれか
ベレロフォン
16
遺伝的浮動について最も適切な説明文を1つ選べ
遺伝子頻度がびん首効果のような偶然の出来事により変化することである
17
生痕化石がなぜ古環境の指標としてふさわしいのか、最適な文章を選べ
生痕化石は原則現地生であるため
18
化石密集層の形成に関する生物学的要因について、最も適当な文章を選べ
機会的種は密集層を形成しやすい
19
炭素同位体比について最も正しい文章を選べ
一般に表層水に生息する浮遊性有孔虫殻の炭素同位体比は生物生産性が高い時は非常に大きくなる
20
タフォノミーに関して正しい文章はどれか
タフォノミーは化石になるまでの過程を研究する分野である
21
恐竜について正しい説明文を1つ選べ
頭蓋骨の目の後ろに孔が2つ空いている
22
ケイ酸塩の硬組織をもつ微化石は何か
放散虫
23
化石床について説明した最も適当な文章を1つ選べ
異地性群集が多く、同じ層理面の化石を含まない層とは堆積時期に時間差がない
24
侵食面に関する最も適当な文章を選べ
侵食面が形成される場所では、吹き分けや洗掘が起きている
25
中新世の地球について、最も適当なものを選べ
パナマ海峡が開いていた
26
中生代の地層から産出しない化石はどれか
イズモノアシタ
27
急速埋没した地層中では、しばしば反転した二枚貝化石が見られる。この場合二枚貝の前の部分はどちらを向いているか
上
28
微化石について正しい説明文を1つ選べ
原生生物の有孔虫や放散虫と異なり、貝形虫は甲殻類の仲間である
29
総合説について最も適切な説明文を1つ選べ
集団遺伝学の理論などを入れ、ダーウィンの進化論をもとに発展させた進化論である
30
アンモナイトはどの分類群に所属するか
軟体動物
31
コンデンス化石層のうち、海進期に形成されるものはオンラップ型ともう1つは何か
バックラップ型
32
深海性底生有孔虫化石の酸素同位体比について最も適当なものを選べ
約300-250万年前に氷期における酸素同位体比が以前よりも増加し始めた
33
系統的種概念について最も適切な文章はどれか
種は同じ起源を持つ最も小さな単系統のことである
34
隔離説や異所的種分化について最も適切な説明文を1つ選べ
隔離された小集団では、突然変異体が急速に広まり、元の大集団と異なる種が形成されるという理論
35
授業資料のクラスター分析の課題の解答はどれか選べ
3.75
36
異時性進化についての文章で正しいものを選べ
個体発生のある器官の発生が促進や遅滞することによって進化すること
37
古第三紀に含まれない時代はどれか
更新世
38
良い示準化石の条件として最適なものを選べ
どんな環境でも生息する種
39
導入化石群集について説明した最も適当な文章を1つ選べ
新しい地層から古い地層にもたらされた化石群集
40
断続平衡説における生物進化の要因ではないものを選べ
獲得形質の遺伝
41
良い示相化石の条件として最適なものを選べ
生存期間が長い種
42
底生動物を英語で何と呼ぶか
ベントス
43
ネオラマルギズムに関連した最も適切な説明文を1つ選べ
定向進化説とは生物体の原動力により、ある一定の方向に進化が進むというものである
44
祖先に対して、発達速度が減少することによって起こる幼形進化はどれか
ネオトニー(幼形成熟)
45
下記のうち、最も良い示準化石はどれか
筆石
46
化石密集層の形成に関する環境要因について、最も適当な文章を選べ
赤潮が起きると生物は死滅しやすい
47
間隔帯のうち、2種の初産出層準によって定義される生層序帯はどれか、最適なものを選べ
最下限産出帯
48
古生代の地層から産出しない化石はどれか
モノチス
49
前期中新世の日本の貝類化石動物群として最も適当なものはどれか
明世動物群
50
鮮新世後期から更新世前期にかけて日本周辺で繁栄した動物群について最も適当な文章を選べ
この時代、西南日本太平洋側には掛川動物群、日本海側に大桑一万願寺動物群が繁栄した
51
学名について正しい文章を1つ選べ
学名の命名に関しては、動物と植物で別々の規約がある
52
弱い水の流れが東から西に流れている場所では、キリガイダマシのような細長い巻貝の殻の先端はどちらを向きやすいか
東
53
センサス群集について説明した最も適当な文章を1つ選べ
生体群集がそのまま化石群集になったものをセンサス群集という
54
中立説について最も適切な説明文を1つ選べ
生存に有利でも不利でもない中立な突然変異が偶然に集団に広まるという理論である
55
古環境を復元する時の化石群集について最適な文章を選べ
異地性化石群集を用いるとしばしば堆積物の起源がわかる
56
化石密集層の形成に関する堆積学的要因について、最も適当な文章を選べ
海底土石流や乱泥流が起きる場所では急速に生物遺骸が埋没されやすい
57
示準化石として重要な浮遊性微化石を含む分類群はどれか、最適なものを選べ
放散虫
58
現生アナログ法について最も正しい文章を選べ
現生アナログ法は化石群集の示す古環境を類似する現生群集の生息環境に対応させる方法である
59
古生物学の原理とされる斉一説を最初に提唱した人は誰か
ハットン
60
布志名動物群について間違っている文章はどれか
布志名動物群の構成種は、島根県浜田市の畳ヶ浦の地層から典型的に産出する
61
ラマルクが唱えた進化論について、最も適切な文章はどれか
個体が獲得した形質は次世代に遺伝する
62
約15MaからMMCTに関連した文章について間違っているものはどれか
MMCTでは深海性底生有孔虫化石の酸素同位体比は、年代が若くなるにつれ徐々に小さくなった
63
ダーウィンの進化論のうち、自然選択の考えに最も影響を与えたとされるものはどれか
マルサスの人口論
64
海側に前進しながら堆積する作用を何というか
プログラデーション
65
ダーウィンの進化論について最も適切な文章はどれか
生物は多産であり、生存競争により、有利な個体が共存する
66
生物が密集して多くいる場所で、突然急速埋没が起きた場合に最も形成されやすい化石群集はどれか
センサス化石群集
67
貝形虫のMg/Ca比について最も正しい文章を選べ
Mg/Ca比は塩分変動が激しい場所では古水温のプロキシとして使えない
68
断続平衡説について最も適切な説明文を選べ
進化的変化は短い時間に起こり、長い変化しない時期があるという説
69
有孔虫のCd/Ca比について最も正しい文章を選べ
Cd/Ca比は栄養塩の量と特に良い相関を持つ
70
中新生で最も温暖だったのはいつ頃か、最も適当なものを選べ
約1600万年前