問題一覧
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問1 初期調整で質量100mg/錠厚2.00mm/硬度35N/打錠圧力10KNに物性を合わせて打錠を行ったところ中期で錠厚1.90mmまで錠剤が薄くなった。打錠初期の物性に合わせる正しい方法を選びなさい。
オ:本圧を緩める
2
問2 錠剤の含量均一性は錠剤個々の(①)や顆粒の(②)に影響を受け、溶出性は(③)や(④)に、安定性は(③)と(⑤)に影響を受ける。
オ:質量バラつき, エ:粒度別含量, ウ:錠剤硬度, イ:崩壊性, ア:水分量
3
問3 撹拌フィードシューは、粉末を撹拌させながら(①)に臼内へ粉末を充填さす構造で、流動性の(②)粉末の一充填には特に効果的である
工:強制的, イ:悪い
4
問4 下図打錠障害の名称について選びなさい。
イ:バインディング, ウ:モットリング, エ:キャッピング, オ:ラミネーション, ア:スティッキング
5
問5 キャッピングの発生原因として誤っているものを以下から2つ選びなさい。
ア:圧縮時間が長い, エ:回転盤回転数が遅い
6
問6 連続運転中、エッジ部にわずかに突起のある錠剤が複数発見された。 考えられる要因は次のうちどれか、下記から選びなさい。
イ:杵欠けが発生している
7
問7 回転数が増大するほど圧縮時間が(①)されるため、錠剤硬度は(②)する。 圧縮時間が(①)し空気の逃げが遅れるため低打圧でも(③)が発生する。
オ:短縮, エ:減少, イ:キャッピング
8
問8 キャッピングやラミネーションが発生した場合の対処方法として不適切なものを以下から2つ選びなさい
イ:回転盤回転数を上げる, オ:粉体の結合力を下げる方向に、清沢剤含有量や水分量を調節する
9
問9 自動運転中、前もって設定された時間が経過すると下杵(①)、上杵(②)にそれぞれ給油される。
ア:頭部及び胴部, ウ:頭部のみ
10
問10 臼の締め付けは必ずトルクレンチを( )に設定して行う。これ以上の大きな力で締め付けると回転盤のひび割れ等のトラブルにつながる可能性がある。
ウ:18N•m
11
問11 打錠圧CV値が普段よりバラつく場合に確認すべき箇所として不適当なものを選びなさい。
エ:AWCの排除設定値が誤っていないか
12
問12 打錠性の良い顆粒として、流動層造粒された軟質な顆粒は流動性が(①)、(②)で(③)硬度の錠剤を製造できる。
エ:良く, ア:低打圧, イ:高い
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問13 打錠圧を17kNから22kNに上げて打錠する際の注意点として誤っているものを選びなさい。
ウ:圧縮力が大きくなるため、スティッキングが発生する恐れがある。
14
問14 口腔内崩壊錠を打錠している際の説明で誤っている説明を選びなさい。
イ:錠剤物性の優先は錠厚である。
15
問15 杵の面深さが深くなると同じ硬度を得るためには圧縮圧力が(①)なり、スミ角平面のようなエッジが尖っているものは硬度が(②)なる。
イ:大きく, ア:弱く
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問16 錠剤質量は分量レールの高さ位置を上下させ、上下駆動させたレール上を走る(①)の高さ位置により決まる。充填深さの確認は(②)により行う。
イ:下杵, エ:ポテンションメータ
17
問17 押出し造粒の場合、含量均一性は(①)、重量変動は(②)なる。 また、粒子が(③)ので(④)打錠圧が必要になる。
力:良く , オ:大きく, ウ:硬い, キ:高い
18
問18 AWC制御とは、(①)を一定にして粉末を成形したとき、成形品の質量と(②)の間には、(③ )関係が成り立つ原理を基にした制御方式である。
エ:圧縮厚み , オ:成形圧力, ウ:比例
19
問19 制御をかけずに打錠機を連続運転すると、打錠圧力が徐々に上昇する。 これは機械本体の(①)などにより、杵・ロールが(②)するためである。
イ:発熱, エ:膨張
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問20 錠剤取出しレールの調整の説明文について、適切な答えを選びなさい。 下杵面が回転盤面より(①)程度出た状態が最良である。下杵面の出が(②)ると取出しダンパー下面に傷をつける。出が(③)ると錠剤欠けが発生する事がある。
ア:0.1~0.2, エ:出過ぎ, ウ:不足す
21
問21 スティッキングが発生する原因として、考えられるものを以下から2つ選びなさい。
ア:粉体の水分量が高い, ウ:粉体の粒度分布が狭く、粒度が小さい
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問22 キャッピングを防止するために打錠圧をさげた。その時に発生するデメリットを2つ選びなさい。
ア:スティッキング , エ:硬度低下