問題一覧
1
なんの苦労も努力もしないで、思いがけない幸運を手にすること
棚からぼた餅
2
何かをしていると、思いがけない災難や幸運に出会うことがあるということ。
犬も歩けば棒に当たる
3
秋は爽やかで、気候の良い季節であることを表す言葉
天高く馬肥ゆる秋
4
自分の周りのせまい考え方にとらわれて、広い立場で物事を考えることが出来ないこと。
井の中の蛙(かわず)大海を知らず
5
1度上手くいったからといって、いつも同じ方法で成功するとは限らないということ。
柳の下にいつもどじょうはいない
6
相手が好意を持って接してくれれば、こちらもそれを受け入れる用意があるということ。
魚心あれば水心
7
わずかな努力や元手で大もうけすること。
海老で鯛を釣る。
8
人の好き嫌いはさまざまであること。
蓼(たで)食う虫も好き好き
9
自分の能力をわきまえず、むやみに優れた人の真似をして失敗すること。
鵜の真似をする烏
10
目当てのものを、熱心に探し求める目つきのたとえ。
鵜の目鷹の目(うのめたかの目)
11
用心に用心を重ね、慎重に行動すること。
石橋を叩いて渡る
12
何かをしようとするとき、思いがけず都合の良いことが起こること。
渡りに船
13
焼石に○○
焼石に水
14
夏の暑さは秋の彼岸ごろにすずしくなり、冬の寒さは春の彼岸ごろにやわらぐということ。
暑さも寒さも彼岸まで
15
成功したからといって、気をゆるめてはいけないという教え。
勝って兜(かぶと)の緒(お)を閉めよ
16
月日が経つのは、非常にはやいということのたとえ。
光陰矢のごとし
17
追い詰められて、あとには引けない状態の中で全力をつくそうとすること。
背水の陣
18
上手くいかないことも、何度も繰り返しているうちに、まぐれて成功する場合があるということ。
数うっちゃ当たる
19
とても勢力が強く、負けることが無い様子。
向かう所敵無し
20
対義 ▶︎ 下手の横好き
好きこそ物の上手なれ
21
対義 ▶︎ 好きこそ物の上手なれ
下手の横好き
22
対義 ▶︎ 濡れる先の傘
転ばぬ先の杖
23
灯台下暗し
(とうだいもとくらし)
24
覆水盆(ふくすいぼん)に○○○
覆水盆に返らず
25
昔とった○○
昔取った杵柄(きねづか)
26
中途半端でやくにたたないことのたとえ。
帯に短したすきに長し
27
優れていたり、目立ったりする人は、邪魔をされたり、にくまらたりするということのたとえ。
出る杭(くい)は打たれる
28
思いがけないことが起こったり、冗談で言ったことが本当になったりすることのたとえ。
ひょうたんから駒(こま)
29
よいことは、気が変わったり、邪魔が入ったりする前に、早くやったほうがよいということ。
善は急げ
30
類義 : 待てば海路の日和あり
石の上にも三年
31
どんなに小さくて弱いものにでも、意地があるということ。1寸は約3センチメートル。五分はその半分。
1寸の虫にも五分の魂
32
まったく種類の違うふたつの仕事を、一人でやること
二足の草鞋(わらじ)を履く
33
一人では良い知恵が浮かばないが、3人集まって相談すれば、良い知恵がでるということ。
三人寄れば文殊の知恵
34
世間の噂話はそんなに長くは続かないということ
人の噂も七十五日
35
多少の差はあっても、大きなちがいはないこと
五十歩百歩(ごじっぽひゃっぽ)
36
嫌なことでも、知らなければ穏やかでいられるということ。
知らぬが仏
37
悪事や欠点を1部だけ隠して、すべて隠しているつもりでいること
頭隠して尻隠さず
38
苦しいことや辛いこと、また、その時に受けた恩は過ぎてしまえば忘れてしまうものだということ
喉元過ぎれば熱さを忘れる
39
追い詰められると、どんなに頼りないものにでも頼ろうとしてしまうこと
溺れる者は藁(わら)をもつかむ
40
調和がとれないことや、筋が通らず不自然なこと
木に竹を接ぐ(つぐ)
41
方法が間違っているため、目的が達成出来ないこと。木に登って、魚をとろうとすることのたとえ。
木に縁(よ)ってうを求む
42
どれもこれも同じくらいで、優れたものがないこと
どんぐりの背比べ
43
今さえ良ければ、あとはどうなってもかまわないということ
後は野となれ山となれ
44
悪いことや、もめごとがあった後はかえって良い結果が生じるということ
雨降って地固まる
45
とるに足らないものであっても、ないよりはいいということ。枯れ木であっても、山に味わいをそえていることからのたとえ
枯れ木も山のにぎわい
46
苦労して学問にはげんだ成果のたとえ。昔中国に、夏は蛍の光で冬は雪あかりで勉強したという人がいたことから生まれた言葉。
蛍雪の功(けいせつのこう)
47
地震などの自然災害は、人がその恐ろしさを忘れた頃に起こるので注意しなさいという教え
天災(てんさい)は忘れた頃にやって来る
48
どんなに難しい本でも何度も読み返すことで、自然に意味がわかるようになるということ
読書百編五十自ずから通ず(読書ひゃっぺん いおのずから つうず)
49
どんな大きなことでも、まずは手近な小さいことから始まること。一里は約4キロメートル。
千里の道も一歩より始まる
50
人には立派なことを言っても、自分ではなかなか実行していないこと
医者の不養生(ふようじょう)
51
その道の名人は、道具が良くても悪くても問題にしないということ
弘法筆を選ばず(こうぼうふで)
52
指図する人が多いと、物事がうまくまとまらず、目的とは違った方へ進んでしまうということ
先導多くして船山に上る(のぼる)
53
英雄が2人いると、必ず勢力争いが起こり、どちらかが倒れるのでそろってさかえることはできないということ
両雄並び立たず(りょうゆう並び)
54
どんなにためになる事でも、限度をこえれば、かえって悪い結果となること
薬もすぎれば毒となる
55
思いのこもった目は、口で言うのと同じくらい、感情が伝わるものだということ
目は口ほどに物を言う
56
少しの油断や不注意などから、思いがけない大事件が起こること。
蟻(あり)の穴から堤(つつみ)もくずれる
57
まだ手に入れてないものをあてにして、あれこれと気楽な計画を立てること
捕らぬ狸(たぬき)の皮算用(かわざんよう)
58
よその地方や家に行った時は、そこの習慣に合わせて生活した方がよいということ
郷(ごう)に入っては郷に従え
59
何事もやりすぎるのは、足りないことと同じくらいよくないことであるという教え
過ぎたるのは なお及ばざるがごとし
60
権力や勢力のある相手には、逆らわず従っている方が得だということ
長いものには巻かれろ
61
旅に出ると知り合いがいないので、恥ずかしい行いを平気てましてしまうということ。
旅の恥はかき捨て
62
過去のことをよく学んで、そこから新しい知識を得ること。
故き(ふるき)を温ねて(たずねて)新しきを知る
63
人の噂は防ぎようがないということ
人の口に戸は立てられぬ