問題一覧
1
血小板のADP P2Y12受容体の遮断により、血小板凝集抑制作用を示すのはどれか。1つ選べ。
チカグレロル
2
血小板に作用する薬物に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
チクロピジンは、ADP P2Y12受容体を遮断することでアデニル酸シクラーゼ活性を増強し、cAMPを増加させる。, シロスタゾールは、ホスホジエステラーゼⅢを阻害し、cAMPを増加させる。
3
ジピリダモールに関する記述のうち、正しいのらどれか。2つ選べ。
ホスホジエステラーゼⅢ及びⅤを阻害する。, アデノシントランスポーターを阻害することで、血中アデノシン濃度を増加させる。
4
血小板膜のアラキドン酸と置換することで、トロンボキサンA2産生を抑制する薬物はどれか。1つ選べ,
イコサペンタエン酸
5
抗血小板薬として用いられる際のアスピリンに関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。
肝臓で代謝されると薬効が増強する。
6
サルポグレラートによる血小板凝集抑制の作用機序はどれか。1つ選べ。
セロトニン5-HT2受容体遮断
7
シロスタゾールによる血小板凝集抑制の作用機序はどれか。1つ選べ。
ホスホジエステラーゼⅢ阻害
8
血小板は核をもつか。
もたない
9
ADPの受容体は?
Giタンパク共役型
10
PGI2の受容体は?
Gsタンパク共役型
11
アデノシンの受容体は?
Gsタンパク共役型
12
セロトニン5-HTの受容体は?
Gqタンパク共役型
13
トロンボキサンA2の受容体は?
Gqタンパク共役型
14
血小板凝集作用を抑制する要因を3つ選べ。
cAMPの上昇, TXA2産生の抑制, 血小板内遊離カルシウムイオン濃度の低下
15
血小板凝集因子を4つ選べ。
トロンボキサンA2, セロトニン, ADP(アデノシンニリン酸), ホスホジエステラーゼ
16
血管内皮細胞に多い酵素は?
プロスタグランジンI2合成酵素
17
血小板に多い酵素は?
トロンボキサンA2合成酵素
18
抗血小板薬で、n-3系 多価不飽和脂肪酸は?
イコサペンタエン酸(EPA)
19
抗血小板薬で、トロンボキサンA2合成酵素阻害薬は?
オザグレル
20
アラキドン酸からPGG2に変換する酵素は?
シクロオキシゲナーゼ(COX)
21
COX阻害により抗血小板作用を表す薬は?
低容量アスピリン
22
COXタンパク質の活性部位にあるセリン残基を( 1 )することで、COX-1およびCOX-2を( 2 )に阻害する。
アセチル化、不可逆的
23
血小板はCOX-( 1 )のみをもっており、アスピリンはその阻害により( 2 )産生を抑制する。
1、トロンボキサンA2
24
セロトニン5-HT2受容体拮抗によって、抗血小板作用を表す薬は?
サルポグレラート
25
プロスタノイドIP受容体を刺激して、ACを活性化し、血小板内のcAMP濃度を高めて強めて抗血小板作用を示す薬物は?
ベラプロスト
26
ベラプロストは、動脈血管平滑筋のIP受容体にも作用し、動脈血管( 1 )作用、平滑筋増殖( 2 )作用ももつ。
拡張、抑制
27
ホスホジエステラーゼⅢの選択的阻害により抗血小板作用を示す薬物は?
シロスタゾール
28
アデノシントランスポーターの阻害を介した血中アデノシン濃度増加作用により、間接的に血小板のcAMP濃度を上昇させる薬物は?二つ選べ。
シロスタゾール, ジピリダモール
29
PDEⅢやPDEⅤの阻害により、抗血小板作用を示す薬物は?
ジピリダモール
30
ジピリダモールの抗血小板作用を示す機序 ①( 1 )や( 2 )を阻害して、cAMPおよびcGMP上昇作用 ②( 3 )の阻害を介した血中アデノシン濃度増加作用 ③血管内皮細胞における( 4 )産生の増加
PDEⅢ、PDEⅤ、アデノシントランスポーター、PGI2
31
ADP受容体遮断によって、抗血小板作用を示す薬物を全て選べ。
チクロピジン, プラスグレル, クロピドグレル, チカグレロル
32
P2Y12受容体を不可逆的に阻害する薬物を全て選べ
チクロピジン, クロピドグレル, プラスグレル
33
P2Y12受容体に直接的、かつ可逆的に作用し、血小板活性を阻害する薬は?
チカグレロル
34
チカグレロルは、ADP結合部位と( 1 )部位に結合し、血小板P2Y12受容体のシグナル伝達を阻害する。
異なる
35
P2Y12の受容体はどれか。
Giタンパク質共役型
36
チクロピジン、クロピドグレル、プラスグレルは、血小板内( 1 )濃度の上昇も抑制することで、ADPだけでなく各種生理活性物質による凝集反応を抑制する。
カルシウムイオン
37
クロピドグレルは、薬物代謝酵素CYP( 1 )の遺伝子多型により、その活性が低いと効果は( 2 )する。
2C19、減弱