問題一覧
1
ストレス学説で3つの段階(警告反応期、抵抗期、疲期)を提唱したのは( )である
ハンス・セリエ
2
賞や報酬を与えない手続きを( )という。そうすることにより、反応(行動)は減少
消去
3
( )は雑音の中でも自分の名前や自分が求める情報は聞き取れる効果
カクテルパーティー効果
4
年齢に基づく知的能力は、精神年齢と名付けられ、さまざまな段階年齢を測定できる心理テストとして作られたのが、( )式知能テストという
ビネー
5
「ゆうべは眠れましたか?」というような、YesかNoかで答えられる質問は、( )という
閉じられた質問
6
2次元の網膜像から3次元の知覚が可能となる現象の説明の1つとして( )がある
両眼視差
7
「インフォームド・コンセント」における内容で、誤っているものを1つ、選んでください
心理療法の時間の長さをその都度自由に選べることについて合意する
8
幼児期前期の発達課題は、排泄の自律や歩行などの生理的・心理的自律である。排泄の自律には、排泄物を体内に溜め込んでおいたあとに意志を持って排出することが必要であるが、こうした自律性が達成されないと、几帳面でなんでも溜め込んでおく倹約家となったり、融通がきかず、意地をはり通す性格になるとしている。フロイトは、これが( )であるとした
肛門愛性格
9
心理的援助における段階の組み合わせで、誤っているものを2つ選びなさい
援助目標の設定:具体的な目標設定は本人の負担となる為、設定しない, アセスメントと相談:「面接」はアセスメント方法としては使用しない
10
レヴィンらは、リーダーの行動様式を3つに分類している。( )のリーダーは、集団目標に対するメンバーの参加意欲を高め。不公平感や不満の発生を抑制する傾向があるとしている。
民主型
11
クライアントのメッセージに注意を傾け、理解しようとして聴くことを( )という。
傾聴
12
宿題が出される(刺激)→宿題を行う→(反応)→褒められる(結果)→うれしくてまた行う、、、というように事象の間の相関関係のことを( )という
随伴性
13
( )は、身体各部位を顔の大きさ、長さ、狭さ、骨の太さ、皮膚の厚さ、硬さ、張り、弾力など、200以上の項目にわたって細かく、客観的かつ厳密に測定し、これを元に体質の類型を判定した
クレッチマー
14
失敗や成功の原因を4つのタイプで理由付けする(帰属する)ことを提唱したのは、( )である
ワイナー
15
「バーンアウト」について正しいものを、下記の選択肢から一つ、選んでください
情緒的消耗感は増加する
16
認知症の疾患名とその症状の組み合わせで誤っているものを1つ選びなさい
アルツハイマー型認知症 ー パーキンソン症状
17
( )とは、日本で最もよく用いられていた性格検査の1つである。12の性格特性について、各10項目を厳選して因子分析して、8つの性格因子を見いだし、さらに因子分析を重ねて情緒安定性と社会適応性の2大因子を抽出した。
YG性格検査
18
ストレスのシステム理齢で、「一次評価」と「二次評価」の存在を表わしたのは、( )である
ラザルスとフォークマン
19
心理職で、「個別面接による心理療法を主」として行うのは( )である
臨床心理士
20
何かの営利や獲得をめざしたものではなく、行動することそのものが目標となるような動機を( )という
内発的動機
21
集団内には、各成員が共有する標準的な考え方や行動の仕方がある。これは、( )と呼ばれる
集団規範
22
( )は、動機を生命の維持に不可欠な生理的動機と精神的・情緒的な社会的動機の2つに分類した。
マレー
23
似たような体験が何度も繰り返すことによって、体験に関する記憶が知識としてまとめられることを( )という
スクリプト化
24
「相談関係における倫理」で誤っているものを1つ、選んでください。
陽性転移は、セラピストが患者に好意をもつことである
25
賞や報酬を与えることにより、できなかったことをできるようにするなどの学習を成立させる手続きを( )という
正の強化
26
ある人の行動を見ると、「なぜ、そのようにするのか」と考え、理由や原因を推測する。これを、( )という
帰属
27
フロイトが創始した「心の内側(無意識)」などにアプローチする心理的援助の代表的なものを、1つ選びなさい
精神分析療法
28
( )は効き目のある薬を服用していると思い込むことによって病気が良くなる効果
プラセボ効果
29
エビングハウスの実験では、記憶とその再生率を調べることで、( )を導き出した
忘却曲線
30
複数の、互いに相いれない動機が、等しい強さで同時に存在している状態を( )という。選択に迷って動機が満足されないと、緊張や反応を引き起こす
コンフリクト
31
( )は、性(=生)のエネルギーである。リビドーの発達を考える。愛情の対象との関係の持ち方や欲求の解消の仕方は、通常は発達段階に応じて高次化され、年齢ごとの発達課題が未発達のまま成長すると性格に偏りが生じる可能性があるとした
フロイト
32
( )は、あまり強くは無いが、比較的長く続く心的作用のことを指す。ただし価値は含まれていない。明確な刺激対象をもたなかったり、身体的状態や環境的条件によって影響されたりすることも多い
気分
33
創造性とは、独創的であってしかも有用な結果を生み出す知的能力のことをいう。知能テストのはかるものは、1つの正解をめざす(①)思考であるが創造性は、さまざまなユニークな正解を目指す(②)思考に関係している。
収束的, 拡散的
34
キャッテルが唱えた、高齢者が「過去の学習経験から得た判断力や習慣」を( )という
結晶性知能
35
欲求不満となったときに、「他人のせいにする」といった行動は( )という
投射
36
マズローの説において下位から最も高次の欲求は、自己存在の意味と自己の完成を追求する欲求、つまりは( )である
自己実現の欲求
37
( )は、テーラーによって開発された尺度。慢性的な不安傾向を測定するための質問紙検査で、対象者がもともと持っている性格傾向としての不安のなりやすさである特性不安を測定するもの。不安の程度を5段階で評定する
顕在性不安検査(MAS)
38
パフォーマンスとストレスレベルには逆U字の関係があり、パフォーマンスはストレスレベルが高くなるに従って向上するものの、ストレスが最適なレベルを越えて高くなりすぎると再び低下するという法則を提唱したのは( )である。
ヤーキースとドットソン
39
( )は、情動が主観的な心理的側面を持つと同時に、行動的側面と機能的側面をもつと考えた。彼は全ての動物に共通する8つの機能を検討し、それに結びつく8つの言語情緒の関係(情緒の円環)を導いた。さらに彼は、情緒の立体構造モデルを提唱した
プルスチック
40
( )は、「怒り」「恐れ」「喜び」「悲しみ」などのように、急激に生じ、そして消失する、強い心理過程のことをさす。自律神経系の興奮による発汗や表情の変化などの生理的変化や、身体的表出を伴うことも多い。
情緒
41
明るいところから暗い場所に移動したとき、暗さに目が慣れることを( )という
暗順応
42
( )は1つが良いと、何もかもよく評価してしまう効果
ハロー効果
43
集団が形成され,成員の相互作用が進むと、各成員は集団内に自分の役割や地位をもつようになる。ある役割をもつ成員はほかの成員に一定の行動をさせる強い力をもつこともある。このような力のことを( )という
社会的勢力
44
( )は、感情の基本的次元として、「快ー不快」「興奮ー鎮静」「緊張ー弛緩(解放)」という感情3方向説を唱えた。あまり強くはないが、比較的長く続く心的作用のことを指す。ただし価値は含まれていない。明確な刺激対象を持たなかったり、身体的状態や環境的条件によって影響されたりすることも多い
ヴント
45
( )式知能テストは、年齢別の平均からのズレの程度によって標準得点に換算しており、偏差知能指数と呼ばれる。IQの平均値は100となり、85~115の間に約68%が、70~130の間に約95%の人がおさまる計算になる。
ウェクスラー
46
学習性無気力の特徴について、正しいものを下記の選択肢の中から一つ、選んでください
認知的連合の欠如
47
人づきあいの仕方,すなわち対人関係の力も練習して身につけることができる多くのスキルからなりたっていると考え,他者との円滑な対人関係を築くためのさまざまな技能を( )という。
社会的スキル
48
目標への到達が阻止され、動機の満足が妨害された状態を( )という
フラストレーション
49
近くにあるものや閉じているものは、まとまった形として知覚されやすい現象を説明する法則を( )の法則という
プレグナンツ
50
不安定な対人関係が特徴である。相手を絶賛などして過剰な(①)を向けていた相手への期待が少しでも損なわれると、手のひらを返したように、いきなり責めたてて悪口をいう(②)など安定した人間関係を作ることができない。
理想化, 脱価値化
51
感覚器官に対応して感覚を生じさせる刺激(感覚内容)を( )とよぶ
適刺激
52
( )は人は周りに期待されると、期待通りの行動をしやすくなる効果
ピグマリオン効果
53
( )は1つが悪いと、何もかも悪く評価してしまう効果
ホーンズ効果
54
自分が老人だと思うかの意識を( )という
老性自覚
55
マズローの説において下位から4番目の欲求は、人から認められたい、褒められたいというような( )である
自尊・賞賛の欲求
56
網膜上の刺激が変化しても、対象のさまざまな特徴の知覚は比較的一定に保たれる傾向がある現象を( )という
知覚の恒常性
57
神経症的人格構造をもつC群には回避性人格障害、依存性人格障害( )である
強迫性人格障害
58
記憶の二重貯蔵モデルでは、全ての記憶は感覚記憶に蓄えられ、その次に( )に送られてから、さらに繰り返しによって長期記憶に送られる
短期記憶
59
学習性無気力を提唱したのは( )である。
セリグマン
60
自殺の原因として最も多いのは、( )である
健康問題
61
( )は、情緒は身体的変化の近くによって生じるという、末梢起源説を唱えた。外界の刺激を感じると、反射的に筋肉や内蔵に生理的が生じ、それを知覚したのが情緒であるという
ジェームスーランゲ
62
ストレスに対処するのに必要な要因として、誤っているものを一つ、下記の選択肢 の中から選んでください。
厳格な責任感
63
( )は、アメリカの心理学者エリック・バーン博士が創始した「交流分析」という人間関係の心理学理論に基づいて作られた性格診断テストである。マズローの説において下位から4番目の欲求は、人から認められたい、褒められたいというような( )である
エゴグラム
64
刺激の変化や2つの刺激の違いを感知できるか否かの境目を( )という
弁別閾
65
餌と同時にベルが鳴る状況を繰り返した犬は、ベルが鳴るだけで唾液が分泌されるようになる条件付けを( )という
レスポンデント条件付け
66
欲求不満となったときに、「気持ち切り替えて、別のもので紛らわせる」といった行動は( )という
代償
67
生まれ持った(①)に、親のしつけ・学校教育・仲間との交流を通じて学習化したものが(②)である。さらに、道徳的・倫理的な経験から学んでさまざまな場面での「仮面」を使い分けていくことで(③)が形成されていく
気質, 性格, 人格
68
鈴木さんは、自分の近くに他人が集まってきて(中間刺激)、その後、騒がしくなってきて「うるさい」という刺激(嫌悪刺激)を感じ、耳栓をする対処した。そうすると静かになってよかった、という経験をした。次の機会に鈴木さんは、また自分のまわりに他人が集まってきたとき(中間刺激)に、うるさくなっていないのに耳栓をし始めた。このようなことを( )という
回避学習
69
人とのかかわりを良好に保つためには、まず相手のことを正確に知る必要がある。他者に関するさまざまな情報から、他者の性格や能力、考え方を推測するはたらきを( )という。
対人認知
70
「共感的理解」、「無条件の肯定的配慮」、「純枠性」などを心がけた心理的援助の代表的なものとしているものを1つ選びなさい
来談者中心療法
71
( )とは、沸き起こる感情を抱えきれなかったり処理が上手くできないため、欲求不満の耐性が低く、衝動的で自己破壊的な行動を取ることを指す。無気力や寂しさを紛らわすために飲酒、無謀な運転、過食、嘔吐、性依存などがみられることもある。
行動化
72
認知行動アプローチで行われるものはどれか。一つ選んでください。
ソクラテス質問法
73
キャッテルが唱えた、高齢者が「新しい場面へに適応したりするために必要な知能」を( )という
流動性知能
74
( )は、情緒に知的・美的などの文化的・社会的価値が含まれており、持続的である。学習を通じて獲得される高次なものでもある。
情操
75
シーヒィは成人中期における世代の「満足感」に対立するものとして、( )を挙げた
脱錯覚
76
「これから自分がしなければならないことをわすれずにする」という場合にも、私たちは記憶を使っている。こうした記憶を( )という
展望記憶
77
統計でみる死亡原因(2014)で、25歳~34歳で最も多いものは、( )となっている。
自殺
78
ネズミがレバーを押すことで餌が出てくることを学び、報酬に対する行動が学習され、強化されることを発見したのは( )である
スキナー
79
( )は、広い意味では「快」「不快」「嫌い」などの主観的な意識減少に対する包括的な概念で、総称する表現として用いられる。狭い意味では、強さや身体への表出が小さく、「快ー不快」の次元に還元できるものを指すとも言われている
感情
80
感知できる最小の刺激量を( )という
刺激閾
81
形の近くにおいて、相対的に大きな面積を占め、背景となる部分を( )という
地
82
( )は、合理的機能が、「思考型」「感情型」のどちらに向かうかということとの、組み合わせによって8種類の性格類型が想定されるとした
ユング
83
エリクソンの発達段階における、成人前期の達成課題を示したものを1つ選びなさい
親密性⇔孤立
84
成人期の心理的問題として、授業内で指摘したものを1つ選んでください。
バーンアウト
85
五感はそれぞれ異なった感覚体験だが、それぞれの感覚内容を( )とよぶ
モダリティ
86
自分の乗っている列車は止まっているのに、隣の列車が動き始めたのを窓から眺めていると、自分の列車のほうが動いたように感じる現象を( )という
誘導運動
87
目標が私たちの外側にあり、それを得るために行動を起こすような動機を意味する動機を( )という
外発的動機
88
レビンソンの分類した、成人中期の第3期における、「50歳の過渡期」の時期に、子供が成長して家を出ていった後などに親に起こりうることとして該当するものを1つ選びなさい
空の巣症候群
89
( )とは、人が自身の中で矛盾する認知を同時に抱えた状態、またその時に覚える不快感を表す社会心理学用語。アメリカの心理学者、レオン・フェスティンガーによって提唱された。人はこれを解消するために、自身の態度や行動を変更すると考えられている。
認知的不協和
90
後期高齢者について、正しいものを1つ選びなさい
年齢が75歳以上の人である
91
関与しながらの観察を唱えたのは( )である
サリヴァン
92
記憶は覚え込む段階の( )、覚えた内容を貯蔵しておく「保持」、思い出す段階の「想起(再生)」といった過程からなる
記銘
93
( )は、さまざまな欲求は独立して存在するのではなく、階層をなしていると考えた。人間の欲求は5種類に分かれており、最も切実で優先権を持った低次元の欲求が満たされて初めて、次の段階の欲求へ向かうということ。これを欲求の5段階説(欲求階層説)という
マズロー
94
リーダーシップ行動は、集団の目標や課題の達成に関係するものと人間関係の維持に関係するものの2つに分けることもできる。三陽ニ不二は,P機能(performance:課題送行能力),M 機能(maintenance:集団維持能力)と命名し。両機能の組み合わせによって4つの類型を考えている。これを( )という
PM理論
95
リーダーシップ・スタイルと集団状況との関連でリーダーシップの効果性を明らか にしようとするのが、フィードラーの( )である。
条件即応モデル
96
( )は、6つの主観的気分を測定する心理検査であり、マックネアらによって開発された。この主観的気分とは、受験者がおかれた条件により変化する一時的な気分・感情状態を意味している。
気分プロフィール検査(POMS)
97
家族特に母親から「見捨てられる」ことへの不安から、気に入られるようにいい子になろうと努めしがみつく。母親に依存したい気持ちを満たすため、母親の期待に応えようとたくさん努力をする。これを、( )という
見捨てられ不安
98
境界性人格構造をもつB群には反社会性人格障害、境界性人格障害、演技性人格障害、( )がある
自己愛性人格障害
99
集団がまとまりをもって存続していくためには、成員を集団に引きとめておく力が必要である。このような力の総体を( )という
集団凝集性
100
( )は、表情を用いた従来の情動研究を再検討した結果、情動には相互に近いものと遠いものがあるという関係を見いだし、6つのカテゴリー(種類)を導いた
ウッドワース