問題一覧
1
視覚系において環境や照明が異なっても同じ色に見える現象
色の恒常性
2
人の有限の情報システムであり、ある側面へ集中する機能、情報を取捨選択する機能、情報の存在に気づく機能がある
注意
3
視覚世界を構成する手がかり3つ
奥行知覚、物体の知覚、色の知覚
4
元の感覚器情報に近い形で情報をごく短時間記憶するシステム
感覚記憶
5
限られた情報を短時間保持すること
短期記憶
6
比較的永続的でほぼ無限の貯蔵庫
長期記憶
7
情報をあるまとまりにすること
チャンク
8
覚えるために意図的な努力を必要とする記憶。
顕在記憶
9
体験の時間、場所、その時の自己感覚が含まれる
エピソード記憶
10
身の回りや世の中のことについての一般知識としての記憶
意味記憶
11
手がかりが与えられれば思い出す記憶
展望記憶
12
潜在記憶の多くで、自動車の運転など、動作としての記憶
手続き記憶
13
記銘時と想起時にダイナミックな記憶の再構築が生じる。事実と想像を明確に分けることは不可能とされる。
記憶の構築主義モデル
14
事実ではない記憶
偽記憶
15
人は矛盾する認知を同時に抱えた場合、不快感を感じるため、これを解消するために自身の態度や行動を変更する。(理由の後付け)
認知的不協和理論
16
意思決定操作の手段。環境入力が乏しい場合、人は新奇なものをなんでも積極的に取り入れる。
感覚遮断
17
集団意思決定において個人よりも劣る決定がなされること。
集団的浅慮
18
集団決定が間違っていると判明しても、決定に欠けた労力やプライドなどから決定を正当化し抜け出せなくなること
心理的拘泥現象
19
集団的浅慮や心理的拘泥などが働き、個人の決定に劣る決定がなされる
集団意思決定の弱み
20
情報を保持できる長さと保持できる情報量がら異なる3つの貯蔵庫が連結されている
記憶の貯蔵庫モデル
21
他者の努力をあてにして最小の努力だけで集団の成果の恩恵を受けようとする
フリーライダー効果
22
医療において患者の価値観を優先するコミュニケーションと根拠に基づいた医療で快適な患者ケアに向けて意思決定すること
共有意思決定
23
ヒトの脳が1番大きいわけではないが人は多くの神経細胞を持っている
ヒトの脳の大きさ
24
ブローカー領域の損傷が起こす発話失語
ブローカー失語
25
顔の認識のみができない状態
相貌失認
26
受傷したした時点を起点にして以後新しくエピソード記憶をすることができなくなってしまう障害
前向性健忘
27
MRI装置を使ってごく弱い電磁場を当て脳機能を可視化する方法
機能的磁気共鳴画法
28
生きているヒトの脳活動の可視化
脳機能イメージング
29
他社が多くいる場合、援助行動が抑制される
傍観者効果
30
他者の行動、意見、態度から判断し、間違った結論を出すこと
多元的無知
31
特定の集団や社会の中で生活することで形成される集団特有の性格
社会的性格
32
集団が持つ社会的圧力に対して個人の意見や行動が特定の意見や行動に集約されること
同調行動
33
他者の判断を有用だと考えて、自分の行動に取り入れること
情報的影響
34
他者から好かれるため、嫌われないため集団の暗黙のルールから逸脱しないようにすること
規範的影響
35
集団のメンバーの中で共有されている、行動や判断をする際の基準やルール
集団規範
36
同調しやすい状況
全員一致、多数派が3〜4人、公的な反応を求められる、個人と集団の結びつきが強い
37
破壊的カルト集団など反社会的な集団において集団に取り込むために個人の心理状況を意図的に支配すること
マインド・コントロール
38
全く知らないヒトの顔写真を見せると、呈示回数が多い写真ほど好感度が高くなった
単純接触効果
39
右半球頭頂葉の損傷により物体の片側が認識できなくなる
半側空間無視
40
発症以前の、過去の出来事に関する記憶を思い出すことの障害
逆行性健忘
41
暴力的に思考を変えること。マインドコントロールとは違い、強制的で暴力的。
洗脳
42
マインドコントロールを解く方法
対等なコミュニケーションをとること
43
支配から自分を守る10の方法
常に誠実でなくてもよい
44
自分の意見や価値観に一致する情報ばかりを集めてそれらに反する情報を無視するバイアス
確証バイアス
45
似たもの同士が繋がる閉じた情報空間
エコーチェンバー
46
ユーザの個人情報を学習したアルゴリズムによって、その人に興味関心がありそうな情報ばかりがやってくるような情報環境
フィルターバブル
47
ヒトの自我状態(エゴ)を5つのタイプに分類し、それを図表化(グラム)する手続きをとる心理検査
エゴグラム
48
性格をいくつかのタイプに分ける理論
性格の類型論
49
様々な特性(内向的、外交的)の量的な違いによって性格を理解しようとする理論
性格の特性論
50
ヒトの性格を外交性、勤勉性、知性、情緒安定性、協調性によって分類する手法
ビック・ファイブ理論
51
あいまいな刺激を見せた時の情報処理過程が被験者ごとに異なり、その反応に出力される。
投影法
52
心理検査で測定すべき対象を、正しく安定して測っているのか
信頼性
53
心理検査で測定すべき対象をただしくとらえているか
妥当性
54
投影法の一つで、絵画や文章の欠落を被験者が補うことで性格を測る
文章完成法テスト
55
一般の人が日頃抱いている、ヒトの性格についての漠然としたステレオタイプによって、人は他人の性格を判断する
暗黙のパーソナリティ理論
56
人間は外集団に対しては偏見を持つ傾向がある
外集団に対する偏見
57
日常の様々な状況に応じた性格の変化
モード性格
58
ヒトは自分の行動とその行動が起こった状況などを観察することによって自分の性格を推論するという理論
自己知覚理論
59
連続殺人が起きた場合に犯行の状況や被害者の状況から犯人はどのような人物であるか推定する
プロファイリング
60
秩序型は計画的犯行でら被害者を操作し証拠を残さない一方、無秩序型は偶発性で自制心がない犯行
秩序型・無秩序型連続殺人
61
女性による連続殺人で、経済的な目的から資産家と結婚し殺害し、資産を奪ったり投資家でない人に保険金をかけて殺害する
黒い未亡人連続殺人
62
わざと患者の状態を悪化させ、回復させることでやりがいを感じたりエスカレートし殺害したりする
死の天使型連続殺人
63
自分の子供をわざと病気になるように仕組み、懸命に看病する親としての姿を演じて注目を集める虚偽性障害
代理によるミュンヒハウゼン症候群
64
思考の癖を修正する
認知行動療法
65
思い込み、レッテル貼り、白黒思考、べき思考、自己批判、深読み、先読みがある
自動思考
66
心理療法の3大アプローチ
認知的行動アプローチ
67
最悪のシナリオ最良のシナリオから現実的なシナリオを見つけていく
シナリオ法
68
ストーカーの分類
拒絶型
69
犯行現場をタイプわけし、そのような犯行を行う可能性のある犯人像をリストアップ。秩序型と無秩序型犯人の累計は完全ではないという欠点あり。
FBI方式プロファイリング
70
連続殺人における過去のデータを空間的にマッピングする手法。近接した点ほど犯人が同時に取りやすい行動。
リバプール式プロファイリング
71
連続犯の犯行地点を地図上にプロットして最も離れた点を結ぶ円を描くと円の中に犯人の拠点がある
カンターの円仮説
72
養育者から子供に与えられる虐待のこと
児童虐待
73
子供の体に殴る蹴るなど直接的な暴力を振るうこと
身体的虐待
74
子供に十分な栄養、衣服、住居、医療を与えないこと
ネグレクト
75
言葉による脅し、無視、兄弟間での差別的扱い、子供の目の前で家族に対して暴力をふるう
心理的虐待
76
子供への性行為、性的行為を見せる
性的虐待
77
児童虐待の防止等に関する法律第6条に規定された、国民は児童虐待を受けたと思われる自動を発見したものは、福祉事務所または児童相談所に通告しなければならない
児童虐待の通報の義務
78
虐待が原因で愛着形成が阻害されることが原因。5歳未満に発症。対人場面で適切な行動ができず、過度に警戒したり極度に両価的な本能を発揮する抑制型と、愛着が拡張し、知らない人にも過度に馴れ馴れしい脱抑制型がある。
反応性愛着障害
79
児童虐待への対応のポイント
虐待の原因と結果を勘違いしない
80
コラム法とも呼ばれる。認知行動療法の一つでネガティブな認知をより望ましい形(適応的思考)に変化させ、実際の行動を変化させるアプローチ
認知再構成法