問題一覧
1
発育のしかたは単調ではなく、身長や体重などが急に発育する時期( )が一生の内で2度あります。
発育急進期
2
第2発育急進期は( )にあたり、多くの場合、女子が男子より早く始まります。
思春期
3
骨や筋肉、肺や心臓などの多くの( )は思春期に急速に発育、発達します。
器官
4
発育、発達の始まる時期や程度には( )があります。
個人差
5
思春期における望ましい発育、発達のためには、それを妨げるような生活行動を避け、運動や食事、休養などの調和のとれた( )な生活を送ることが基本です。
健康的
6
私たちが生きていくのに必要な酸素を体内に取り込み、体の中でできた二酸化炭素を体外へ出す呼吸の働きをしているのが、鼻、のど(気管)、気管支、肺などの( )です。
呼吸器
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呼吸数は、成長とともに減っていきます。これは、肺胞の数が増えたり、肺全体が大きく発育したりして、1回の呼吸で体内に取り込める空気の量( )が多くなるためです。
肺活量
8
全身の細胞に酸素や栄養素を送り、細胞から出された二酸化炭素や老廃物を回収する血液循環の働きをしているのが、心臓や動脈、静脈、毛細血管などの( )です。
循環器
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( )も成長とともに減っていきます。これは、心臓が発育して収縮する力が強くなるなど心臓の働きが発達し、一度に心臓から送り出せる排出量が増えるためです。
心拍数
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呼吸器や循環器の働きが急速に発達する思春期に、ジョギングや水泳など( )な運動を継続しておこなうと、より多くの空気や血液を循環させるために、肺や心臓の発育、発達が促進されます。
持久的
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思春期になると、脳の下垂体から( )が分泌されるようになり、その刺激によって性腺(男子は精巣、女子は卵巣)の働きが活発になります。
性腺刺激ホルモン
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性腺の働きが活発になることによって、精巣からは( 1 )、卵巣からは( 2 )が分泌されるようになります
男性ホルモン, 女性ホルモン
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女子では、ホルモンの働きによって卵巣の中で( 1 )が一定の間隔で成熟し、やがて成熟した( 1 )が卵巣の外に出されます。これを( 2 )といいます。
卵子, 排卵
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卵子の成熟と排卵にあわせて、子宮内膜は充血して厚くなり、( )を育てるのに適した状態をつくります。これは女性ホルモンの作用によるものです。
受精卵
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受精が起こらなければ、子宮内膜は血液などとともにはがれ落ち、体の外に出されます。これが( )です。
月経
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月経は約25日から38日の周期で起こります。初めての月経を( )といい、その時期には個人差があります。
初経
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子宮, 卵管, 卵巣, 卵子, ぼうこう, 腟, 直腸
18
男子ではホルモンの働きによって精巣で( )がつくられるようになります。
精子
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精子と精のうや前立腺から出る分泌液とが混ざったものが( )です。
精液
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精液が尿道を通り体の外へ放出されることを( )といいます。
射精
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射精は心身の性的な興奮や刺激によって起こります。初めての射精を( )といい、起こる時期には個人差があります。
精通
22
膣内に放出された精子は、子宮を通り卵管をめざします。このとき、排卵された卵子が卵管へと運ばれてきていて、卵子の周辺にたどりつくことができた精子が卵子の中に入ると( )が成立します。
受精
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受精卵は細胞分裂を繰り返しながら子宮へと運ばれ、子宮内膜に着いて深く根を下ろし、発育を始めます。これを( 1 )といい、( 2 )の始まりです。( 2 )すると排卵が起こらなくなり、月経が止まります。
着床, 妊娠
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ぼうこう, 精のう, 前立腺, 精管, 陰茎, 精巣上体, 精巣, 尿道
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思春期になると、生殖の働きの発達とともに、( 1 )が高まったり、強い( 2 )が起こったりします。
異性への関心, 性的欲求
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性意識の変化は、大人に近づく思春期の自然な心のあらわれの1つですが、その早さや遅さ、感じ方には( )や個人差があります。
性差
27
性への関心の高まりとともに、友人や先輩などを通して、性についての情報に接する機会が増えます。しかし、それらの( )には正しいものもあれば、事実がゆがめられていたり、誤っていたりするものもあります。
性情報
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インターネットや雑誌などの情報の中には、人がもつ性への興味、関心を利用して過激な表現でお金もうけをしようとしたり、自分の性的欲求を満たすために利用しようとしたりするものもあります。そのため、( )を受けたり、犯罪に巻き込まれたりすることもあります。
性にかかわる被害
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性について適切に対処するためには、身のまわりにある性情報が正しいかどうかを判断し、起こる結果を予測したうえで( )をもって行動を選択する必要があります。 そのためには、保健所や教育相談センターなどの信頼できる情報源から必要な情報を得たり、医師などの専門家に相談することも有効です。
理性
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心には知的機能、情意機能などさまざまな働きがあり、それらは( )で営まれ、( )とともに発達します。
脳
31
さまざまな刺激を受けて、脳では( )が発達していきます。
神経回路
32
脳の動きの1つに、ことばを使う、記憶する、考える、理解する、判断するといった( )があります。
知的機能
33
脳の動きの1つに、うれしさや悲しさといった感情や思いなどの( )があります。
情意機能
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( )が発達するということは、より多くのことばを覚えたり、使えるようになったりするだけではありません。それらのことばによって、より複雑なことがらを考える、推理する、それを他人に説明する、といったことまで含まれます。( )は日常生活や学習で活用することによって、さらに発達がうながされます。
知的機能
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身近な人たちといっしょに喜んだり悲しんだりする経験(感情の共有)や、読書や映画鑑賞で感動した経験は、その人の感情をより豊かなものにします。 また、目標に向かって努力することで得られる達成感や充実感は、自信をもたらし、やり遂げようとする意欲が発達していきます。 こうした( )は、人や社会との豊かなかかわりや、努力してものごとに取り組む中で、少しずつ発達します。
情意機能
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中学生の時期は、これまでよりも生活の場や行動範囲が広がり、さまざまな経験やいろいろな人とのかかわりが増えます。 それにともない、主体性や協調性、責任感など、社会の中で生きていくために必要な態度や行動のしかたが身についていきます。これを( )といい、心の働きの一つになります。
社会性
37
身だしなみを整える、その場にふさわしい行動をするといったことなども、( )の一部です
社会性
38
小さいころは、家族をはじめ、周囲の人にいろいろなことをやってもらう依存の状態があたりまえでした。 思春期になると、しだいに自分のことは自分でするようになり、( )の傾向が強まります。同時に、それまで親や周囲の大人のいうとおりにしてきたことに疑問を持ったり、反発したりするようになります。
自立
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( 1 )を身につけていくことと、独立した個人として( 2 )していくこととは深く関係します。 ( 2 )とは、1人で判断、決定し、実行することではないからです。周囲の人に相談してアドバイスをもらったり、ときには頼ったりするなど、社会の適切にかかわりながら主体的に考え行動することが、本当の( 2 )なのです。
社会性, 自立
40
思春期に入り、興味、関心や行動範囲が広がっていくと、自分にはどういった可能性があるのか、どうありたいか、どうあるべきかなど、自分という人間についての理解( )を深めていきます。その際、理想の自分と現実の自分との隔たりに悩むこともありますが、それは( )が深まる過程でだれもが経験することです。
自己認識
41
思春期には、ほかの人と自分を比較したり、自分のおこないを振り返ったりすることで、自分自身を( 1 )に見つめられるようになってきます。 同時に、いろいろな人の見方や考え方にふれることで、それぞれの違いなどを、理解できるようになります。そうしたことを通して、自分なりにものごとを考え、判断し、行動するための基準のようなもの( 2 )が、少しずつ自分自身の中に形づくられていきます。こうした過程を( 3 )といいます。
客観的, 価値観, 自己形成
42
私たちは、何かが欲しい、何かをしてみたい、誰かに何かをしてあげたいと思うことがあります。こうした心の働きを( )と言います。 ( )も、脳で営まれる心の働きの1つで、行動の原動力となっています。また( )には様々な種類があります。
欲求
43
人間が生物として生きていくためになくてはならない欲求を、( )といいます。(個体の生命維持と生殖にかかわる欲求)
生理的欲求
44
自分の優れたところを認めてもらいたい 集団に受け入れられたい 親や大人への依存から自立したい 他人の愛情を得たい などの欲求のことをなんというか
心理社会的欲求
45
欲求の充足に向けて、私たちは努力したり挑戦したりします。そうした努力は、( 1 )や( 2 )にもつながります。欲求は私たちの成長に必要不可欠なものです。
自己形成, 自己実現
46
欲求が充たされない場合、いらいらしたり、落ち着かなくなったりすることがあります。この状態を( 1 )といいます。また、いくつかの欲求が同時に起こったとき、どちらを選択するか悩む場合( 2 )もあります。
欲求不満, 葛藤
47
( )の例として、「宿題をしたくないけれど、でも先生に怒られるのもいやだ。」というものがある。
葛藤
48
不安で気持ちが沈んでいるときに、( 1 )をすると、重い気分が解放されてさわやかな気持ちになります。いっぽう、大勢の人の前で発表しなければならないときに、緊張で( 2 )が速くなり、手のひらや腋の下に( 3 )をかいたり、口が渇いたりすることがあります。
軽い運動, 脈拍, 汗
49
心と体は密接にかかわりあっています。これは脳と体の諸器官が( 1 )や( 2 )を通して影響しあっているからです。そのため、自分の意思とは関係なく、心の働きが体の変化としてあらわれ、逆に体に生じたことが心の反応としてあらわれます。このように心と体が影響しあうことを( 3 )といいます。
自律神経, ホルモン, 心身相関
50
まわりからさまざまな刺激を受けて、心や体に負担がかかった状態を( )といいます。
ストレス
51
適度な( )は、心の成長にとって有意義なものです。しかし、( )が大きすぎたり、長く続いたりすると、心身に望ましくない影響をおよぼすことがあります。自分の( )に気づき、適切に対処する必要があります。
ストレス
52
ストレスにはさまざまな対処のしかたがありますが、 もっとも確かな方法は、ストレスの原因( 1 )を克服、あるいは回避することです。医師やスクールカウンセラーなどの専門家に( 2 )することや、読書や音楽、スポーツなどで( 3 )をすること、( 4 )ことも対処法の1つです。
ストレッサー, 相談, 気分転換, 受けとめ方を見直す
53
入浴や体ほぐしの運動などによる( 1 )もストレスへの対処として効果が期待できます。また、ふだんから( 2 )(適切な睡眠や休養など)を送ることは、心身をストレスから守ることにもつながります。
リラクセーション, 規則正しい生活
54
けがは、日常生活での事故や交通事故などによって起こります。事故は死亡につながることもあり、中学生では( 1 )による死亡がもっとも多く、それに( 2 )などが続きます。学校生活で起こるけがの多くは、運動部の活動や体育の授業など( 3 )に発生しています。
交通事故, 水の事故, 運動中
55
事故の原因には、( 1 )と( 2 )があります。( 1 )には、「あわてていた」というような心身の状態や、「規則を守らない」といった行動の仕方があります。( 2 )には「風が強かった」といった気象条件や「窓ガラスが割れていた」のような施設や設備の状態などがあります。
人的要因, 環境要因
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事故の原因となる 危険(人的要因や環境要因)に早く気づき、それらを避けたり、取り除いたりすること、すなわち、( 1 )・( 2 )の能力を身につけることが、けがの防止につながります。( 1 )・( 2 )の能力は、知識を身につけるとともに、事故の体験や事故を起こしそうになった体験を生かすことで高めることができます。
危険予測, 危険回避
57
地震は、建物の倒壊、家具の転倒、 ガラスの落下などの( 1 )を引き起こし、重大なけがの原因となります。さらに、地震にともなって津波、土砂崩れ、地割れ、火災などの( 2 )が発生し、大きな被害をもたらすこともあります。
一次災害, 二次災害
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日本では( )もしばしば発生します。たとえば、台風などによって集中豪雨が起こると、洪水や土砂崩れが発生することがあります。また落雷が起きたり竜巻によって建物が破壊されたりすることもあります。ときには噴火による噴石や火山ガスによって火山災害が発生しています。
気象災害
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( 1 )が発表されたり地震のゆれを感じたりしたら、急いで近くの転倒物や落下物などから身を守ります。ゆれがおさまったあと、いまいる場所が危険であれば、より安全な避難場所へ避難します。また、海や河川の近くにいるときに( 2 )が発表されたら、できるだけ早く高台や高いビルの上の階へ避難し、警報が解除されるまで避難を続けます。
緊急地震速報, 津波警報
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自然災害の発生前や発生時に、正確な( )を得ることが、自他の命を救うことにつながります。
災害情報
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だれかがけがや病気で苦しんでいたり、また倒れていたりしたとき、そこに居あわせた人が、救急隊員や医療機関に引きわたすまでの間おこなう一時的な手当のことを( )といいます。
応急手当
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応急手当には次のような意義があります。 ・けがや病気の悪化を防ぐ。 ・苦痛や不安をやわらげる。 ・その後の( )を高め、回復を早める。 とくに、命にかかわるような重い症状の場合であれば、応急手当をおこなうことで命が助かる可能性が確実に高くなります。
治療効果
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実際にけがや病気の人( 1 )を目の前にしたとき最初にすべきことは、( 1 )の周囲が安全かどうかの確認です。目を開ける、返事をする、体を動かそうとするなどの反応がなければ、命があぶないと判断し、すぐに大声で人を呼びます。集まった人に指示を出し、役割分担を明確にして、( 2 )を呼んだり、( 3 )を持ってきたりするように頼みます。
傷病者, 救急車, AED
64
傷病者が大出血しているときには、まず( )などによる止血を優先させます。
直接圧迫法
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傷病者に反応がないという状態は、すでに肺(呼吸)と心臓(拍動)が止まっているか、これから止まる可能性が高いことを意味しています。そのままにすれば酸素を含んだ血液が脳にいかなくなり、重大なダメージをおよぼします。そこで、肺と心臓の働きを回復させたり、維持したりするための( )を実施しなければなりません。居あわせた人がただちに( )をおこなうことで、命が救われる可能性が格段に高まります。
心肺蘇生法
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呼吸がない、もしくはわからない場合は、( 1 )を最優先します。外から力を加えることによって人工的に( 2 )をうながすためです。 そのあとAEDがあればすぐに装着します。心臓停止は多くの場合、心臓がけいれんして血液を送り出せなくなったときに起こります。AEDは電気ショックを与えることでけいれん(心室細動)を取り除き(除細動)、心臓を正常な状態にもどすのに有効なのです。
胸骨圧迫, 血液循環
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可能であれば、胸骨圧迫とともに( 1 )と( 2 )もおこないます。傷病者の肺に酸素を届けるためには、まず酸素の通り道である気道の確保をする必要があります。次に、呼気(息)を相手の肺に吹きこみます。呼気の中にも酸素が含まれているため、肺に酸素を送り届けることができます。
気道確保, 人工呼吸
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しゃくり上げるような途切れ途切れの呼吸を( )といいます。
死戦期呼吸