問題一覧
1
ミエログラフィ終了後の体位で正しいのはどれか
3
2
髄膜炎に見られる身体所見はどれか
ケルニッヒ徴候
3
もやもや病で正しいのはどれか。2つ選べ
病変はくも膜下腔にある, 進行性の脳血管閉塞症である
4
58歳男性。会社役員。妻と子供との三人暮らし。出勤途中の電車内で意識消失し、けいれん発作を起こして搬送された。検査の結果、脳腫瘍の疑いで入院した。 半年後、残像腫瘍の増大により意識レベルが低下し、うとうとしていることが多くなった。医師から妻に余命2、3週と説明された。妻は毎日面会に来ている。看護師に「話しかけても答えないし、何もしてあげられないのが辛い」と涙ぐんで話した。 看護師の対応で最も適切なのはどれか
そばにいてあげるだけでもいいんですよ
5
62歳男性。妻との二人暮らし。55歳から高血圧で内服治療中。朝の散歩を日課としていたが、2日前から歩行時に右下肢がもつれる感じがあった。今朝の散歩時、立位が取れない状態になったため、妻に伴われて救急外来を受診した。頭部CTで左硬膜下血腫が脳実質wp圧迫しており、緊急手術目的で入院した。入院時意識清明。体温36.7℃、呼吸数16回/分、脈拍66回/分、血圧140/70mmHg、SpO2 97%。瞳孔両側2mm、対光反射は正常。頭痛と嘔吐はなく、全身状態も安定していた。 左穿頭血腫洗浄ドレナージ術が施行され帰棟した。術直後の観察では、意識は刺激しなくても覚醒しているが、いまひとつはっきりしない状態である。頭痛と嘔吐はない。体温36.7℃、呼吸数20回/分、脈拍82回/分、血圧190/90mmHg。SpO2 99%。硬膜下ドレーンから少量の排液が見られる。 術直後のアセスメントで正しいのはどれか。
血圧を下げる必要がある
6
転移性能腫瘍の患者。脳の環状断面の模式図を示す。意識はあるが、図の矢印の方向に圧がかかり始めている。この時点で最も起こりやすいのはどれか。
呼吸異常
7
Aさん(58歳男性、会社員)は妻(55歳)と二人暮らし。5年前から高血圧症、脂質異常症を指摘され、降圧薬を内服していた。自宅で左半身に脱力感が出現し、救急車で搬送された。救急外来でCT及びMRI検査を行った結果、右中大脳動脈領域に脳梗塞の所見が認められた。入院時はGCS E3V4M5、体温36.8℃、呼吸数16/分、脈拍66/分(不整)、血圧160/85mmHg、HbA1c5.8%、心電図では、RR感覚は不正で心拍数100/分であった。入院後、血栓溶解療法を受け、二日後からリハビリテーションが開始された。1週間後には回復期リハビリテーション病棟へ転棟した。 入院から3週間が経過し、リハビリテーションによってADLは改善しているが、夜間は眠れず、食欲も低下している。Aさんは「なかなか良くならない。何もできなくなってしまった」と話している。 現在のAさんへの声掛けで、最も正しいのはどれか。
なかなか良くならないと感じているのですね
8
パーキンソン病の症状について正しいのはどれか
腕を振らずに歩く
9
脳幹に含まれる部位はどれか
延髄
10
A さん(59 歳、女性)は、午前 2 時ころにバットで殴られたような激しい頭痛を自覚し、嘔吐した。午前 4 時、A さんは、頭 痛を我慢できなくなったために、家族に付き添われて救急搬送され、緊急入院した。入院時、ジャパン・コーマ・スケール< JCS>I-1、四肢の麻痺を認めない。 開頭術後24時間が経過した。JCS1-2。体温37.5℃、脈拍88/分、血圧138/84mmHg、SpO2 98%。能室ドレナージが行われている。 Aさんへの看護で適切なのはどれか。
起き上がらないように説明する
11
Aさん(55歳男性)は筋萎縮性側索硬化症(ALS)で、経口摂取と経管栄養を併用し、在宅療養ずることになった。 Aさんと家族介護者への指導内容で適切なのはどれか
経口摂取中は頸部前屈位とする
12
右ききの健常成人のブローカ言語中枢はどれか
4
13
65歳男性、数日前から軽い頭痛があり来院した。若い頃から飲酒の習慣がある。1ヶ月前に酔って転倒し頭を打ったという。高血圧の既往はない。最も考えられる疾患はどれか。
慢性硬膜下血腫
14
交通事故によって脊髄損傷で入院した下肢に麻痺のある英人男性。職場復帰に向けて、看護師が患者に説明する内容で適切なのはどれか。2つ選べ
車椅子には体圧分散マットを使用する, 職場の担当者に自分の病気について伝える
15
上位運動ニューロン徴候および下位運動ニューロン徴候の有無について表に示す。筋萎縮性側索硬化症(ALS)において正しいのはどれか
a
16
Aさん(38歳女性、会社員)は夫と2人暮らし。通勤中に突然の頭痛を訴えて倒れ、救急搬送された。入院後に行った頭部CT検査及び頭部MRI検査で、脳腫瘍と診断された。Aさんは脳腫瘍摘出のために開頭手術を受けた。 脳腫瘍摘出手術の結果、膠芽腫と診断され、Aさんは放射線療法と抗癌薬内服による化学療法を行うことになった。放射線療法を開始して1週間後、Aさんが頭皮の痒みを訴えたため、副腎皮質ステロイド軟膏が処方された。 Aさんへの説明として適切なのはどれか
軟膏は放射線照射前に拭き取ってください
17
腰髄レベルの脊髄損傷による排便障害で正しいのはどれか
外肛門括約筋を収縮できない
18
声帯の運動や緊張度を調節する神経を分岐するのはどれか
迷走神経
19
頭部CTを別に示す。出血部位について正しいのはどれか
硬膜外腔
20
頭部CTで倫理的思考を制御する領域はどれか
A 前頭葉
21
重症筋無力症で正しいのはどれか
自己免疫疾患である
22
小脳の機能はどれか
随意運動の抑制
23
多発性硬化症で正しいのはどれか。2つ選べ
脱髄病変が多発する, MRIは病変の検出に有用である
24
Aさん(60歳 男性)は、転倒してから第5頚椎レベルの脊髄を損傷した。肩を上げることはできるが、上肢はわずかに指先を動かせる程度である。呼吸数22回/分、脈拍86回/分、血圧100/70mmHg、SpO2 97%であった。Aさんは「息がしずらい」と言っている。 2つ選べ
無気肺を起こしやすい, 腹式呼吸を行っている
25
閉眼に関与する神経はどれか
顔面神経
26
外傷性脳損傷によって軽度記憶障害のある患者への認知リハビリテーションで適切なのはどれか
暗記の練習の時はメモを取る
27
神経伝達物質と効果器の組み合わせで正しいのはどれか
アドレナリンー血管
28
脳血管造影を行う患者の看護について適切なのはどれか
穿刺部抹消側の動脈の拍動を確認する
29
脊髄で正しいのはどれか
脊柱管内にある
30
54歳女性。激しい頭痛と嘔吐の後、意識を消失したため搬入された。呼吸数12回/分、不規則。脈拍50回/分。血圧210/120mmHg。瞳孔不同が見られる。考えられるのはどれか。
脳ヘルニア
31
Aさん(52歳女性)自宅で突然激しい頭痛と悪心が出現し、自力で救急車を要請し、搬送された。JCSⅠ−2で頭痛を訴えており、発汗著明であった。瞳孔径は両側3.0mm。上下肢の麻痺はない。Aさんは頭部CTでくも膜下出血と診断され、ICUに入室した。入室時のバイタルサインは体温36.8℃、呼吸数24/分、脈拍92/分、血圧156/98mmHg、SpO2 95%であった。 手術後14日、頭部CTで右大脳半球に小範囲の脳梗塞が認められた。Aさんは、左上肢の挙上はできるが維持は困難であり、左膝の屈曲はできるが左下肢の挙上は困難である。意識は清明であるが、Aさんは左片麻痺があるため動こうとしない。 Aさんへの看護で最も適切なのはどれか
ADLの自立どをアセスメントする
32
A さん(59 歳、女性)は、午前 2 時ころにバットで殴られたような激しい頭痛を自覚し、嘔吐した。午前 4 時、A さんは、頭 痛を我慢できなくなったために、家族に付き添われて救急搬送され、緊急入院した。入院時、ジャパン・コーマ・スケール< JCS>I-1、四肢の麻痺を認めない。 Aさんはくも膜下出血と診断された。 再出血を防ぐためのケアで適切なのはどれか。
病室を薄暗くする
33
交感神経の作用はどれか。2つ選べ
散瞳, 精神性発汗
34
脳出血で最も頻度の高い出血部位はどれか
被殻
35
神経伝達物質でカテコールアミンはどれか
ドパミン
36
血栓が存在することによって脳塞栓症を引き起こす可能性があるのはどれか
左心房
37
頭蓋内圧亢進を助長するのはどれか
便秘
38
Aさん(52歳男性)自営業。既往歴に特筆すべきことはない。屋根を補修するためにはしごを登っていたところ、足を滑らせて転倒し、頭部を打撲した。救急車で病院に搬送され、頭部CTで、右前頭葉と側頭葉の脳内血腫を認めた。 緊急で開頭血腫除去術が行われ、硬膜外にドレーンが挿入された。術後は ICU に入室した。ICU 入室 6 時間後の A さんの状態 は、血圧 138/76mmHg、脈拍 82/分、体温 37.4°C。呼びかけに対して容易に開眼し、簡単な指示に応じることができるように なった。しかし、その後 2 時間で意識レベルが術前のレベルまで進行性に低下した。血圧 156/68mmHg、脈拍 67/分、体温 37.8°C、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉96%(酸素吸入 3L/分)。 この時のAさんへの看護で適切なのはどれか。
上半身を30度程度挙上する
39
26歳男性。オートバイの転倒事故で第6頚椎レベルの頸髄損傷と診断された。入院児の患者の状況で正しいのはどれか。
排尿障害が起こる。
40
パーキンソン病の症状で正しいのはどれか
動作が緩慢である
41
ギラン・バレー症候群で正しいのはどれか
抗ガングリオシド抗体が出現する
42
視床下部の機能で正しいのはどれか
摂食行動の調節, 飲水行動の調節
43
重症筋無力症について正しいのはどれか。
特徴的な症状は眼瞼下垂である。
44
末梢神経とその作用の組み合わせで正しいのはどれか
腓骨神経ー足の背屈
45
三叉神経を求心路として起こるのはどれか
舜目反射
46
体温の恒常性を保つ中枢はどれか
視床下部
47
58歳男性。会社役員。妻と子供との三人暮らし。出勤途中の電車内で意識消失し、けいれん発作を起こして搬送された。検査の結果、脳腫瘍の疑いで入院した。 検査の結果、神経膠腫と診断された。腫瘍摘出後、放射線療法が開始された。照射部位周辺の発赤が見られ「頭が痒い」と訴えている。 頭皮のケアで適切なのはどれか。
ぬるま湯で洗い流す
48
副交感神経系の作用はどれか。2つ選べ
瞳孔の収縮, 唾液分泌の促進
49
Aさん(38歳女性、会社員)は夫と2人暮らし。通勤中に突然の頭痛を訴えて倒れ、救急搬送された。入院後に行った頭部CT検査及び頭部MRI検査で、脳腫瘍と診断された。Aさんは脳腫瘍摘出のために開頭手術を受けた。 放射線療法と化学療法が開始されて10日が経過した。Aさんはガーデニングの趣味があり、庭が気になるため週末の外泊を希望し、主治医から許可が出た。 外泊にあたりAさんへの説明として適切なのはどれか。2つ選べ
ガーデニングの時は手袋をしてください, 性交渉の時はコンドームを使用してください
50
副交感神経を含む脳神経はどれか。2つ選べ
動眼神経, 迷走神経
51
脳ヘルニアの症状はどれか
チェーンストークス呼吸
52
Aさん(58歳男性、会社員)は妻(55歳)と二人暮らし。5年前から高血圧症、脂質異常症を指摘され、降圧薬を内服していた。自宅で左半身に脱力感が出現し、救急車で搬送された。救急外来でCT及びMRI検査を行った結果、右中大脳動脈領域に脳梗塞の所見が認められた。入院時はGCS E3V4M5、体温36.8℃、呼吸数16/分、脈拍66/分(不整)、血圧160/85mmHg、HbA1c5.8%、心電図では、RR感覚は不正で心拍数100/分であった。入院後、血栓溶解療法を受け、二日後からリハビリテーションが開始された。1週間後には回復期リハビリテーション病棟へ転棟した。 Aさんの脳梗塞の原因で考えられるのはどれか。2つ選べ。
高血圧症, 心房細動
53
運動神経の神経伝達物質はどれか
アセチルコリン
54
Aさん(52歳女性)自宅で突然激しい頭痛と悪心が出現し、自力で救急車を要請し、搬送された。JCSⅠ−2で頭痛を訴えており、発汗著明であった。瞳孔径は両側3.0mm。上下肢の麻痺はない。Aさんは頭部CTでくも膜下出血と診断され、ICUに入室した。入室時のバイタルサインは体温36.8℃、呼吸数24/分、脈拍92/分、血圧156/98mmHg、SpO2 95%であった。 Aさんは濃血管造影で右中大脳動脈に動脈瘤が確認され、脳血管愛治療(コイル塞栓術)が実施された。その後、Aさんは意識清明で問題なく経過していたが、手術後6日目から刺激に対する反応が鈍くなり、閉眼していることが多くなった。意識レベルはJCSⅡ−10。左上肢はバレー徴候陽性を示した。 Aさんに生じていることとして最も考えられるのはどれか。
脳血管攣縮
55
Aさん(70歳男性)妻(74歳)と2人で暮らしている。Aさんがトイレに入ったまま戻って来ないので妻が見にいくと、トイレで倒れていた。妻が発見直後に救急車を要請した。救急隊からの情報ではJCSⅡ−20で右片麻痺があり、バイタルサインは体温36.5℃、呼吸数16/分、脈拍108/分、血圧200/120mmHg、SpO2 96%であった。 救急救命センター到着時に観察する項目で最も優先するのはどれか。
意識レベル
56
脳梗塞を最も早期に検出できる画像検査はどれか
磁気共鳴画像MRI
57
咀嚼運動に関わる脳神経はどれか
三叉神経
58
副交感神経を含む脳神経はどれか。2つ選べ
動眼神経, 迷走神経
59
48歳男性。職場での会議中にこれまで経験したことのない頭痛に襲われ、頭を抱えるように椅子に座り込んだ。さらに、猛烈な吐き気により嘔吐した。病院に到着後、CT検査が行われた。 検査後、緊急手術が予定され術前準備が開始された。妻が「だいぶ吐いた様ですし、夫は綺麗好きなので入浴はできませんか」と看護師に尋ねた。清潔援助の方法で適切なのはどれか。
ベッド上に臥床した全身清拭
60
アセチルコリンで収縮するのはどれか。2つ選べ
排尿筋, 腓腹筋
61
小脳機能のフィジカルアセスメントで把握するのはどれか
平衡感覚
62
前頭葉の障害に伴う症状で正しいのはどれか。2つ選べ
人格の変化, 自発性の欠乏
63
Aさん(38歳女性、会社員)は夫と2人暮らし。通勤中に突然の頭痛を訴えて倒れ、救急搬送された。入院後に行った頭部CT検査及び頭部MRI検査で、脳腫瘍と診断された。Aさんは脳腫瘍摘出のために開頭手術を受けた。 帰室後の看護として適切なのはどれか
ベッドの頭側を挙上する
64
62歳男性。妻との二人暮らし。55歳から高血圧で内服治療中。朝の散歩を日課としていたが、2日前から歩行時に右下肢がもつれる感じがあった。今朝の散歩時、立位が取れない状態になったため、妻に伴われて救急外来を受診した。頭部CTで左硬膜下血腫が脳実質wp圧迫しており、緊急手術目的で入院した。入院時意識清明。体温36.7℃、呼吸数16回/分、脈拍66回/分、血圧140/70mmHg、SpO2 97%。瞳孔両側2mm、対光反射は正常。頭痛と嘔吐はなく、全身状態も安定していた。 医師から手術が必要と説明を受けた妻は、「右足がもつれただけで、緊急手術になると聞いて頭が真っ白になり、医師からの説明も何も聞こえませんでした」と看護師に話す。 妻への説明で最も適切なのはどれか。
手術をすれば、状態が改善する可能性があります
65
副交感神経の作用はどれか。2つ選べ
縮瞳, 心拍数減少
66
交感神経系の緊張で弛緩するのはどれか
気管支平滑筋
67
Aさん(52歳男性)自営業。既往歴に特筆すべきことはない。屋根を補修するためにはしごを登っていたところ、足を滑らせて転倒し、頭部を打撲した。救急車で病院に搬送され、頭部CTで、右前頭葉と側頭葉の脳内血腫を認めた。 緊急で開頭血腫除去術が行われ、硬膜外にドレーンが挿入された。術後はICUに入室した。ICU入室6時間後のAさんの状態は、血圧138/76mmHg、脈拍82/分、体温37.4℃。呼びかけに対して容易に開眼し、簡単な指示に応じることができるようになった。しかしその後2時間で意識レベルが術前のレベルまで進行性に低下した。血圧156/68mmHg、脈拍67/分、体温37.8℃、SpO2 96%(酸素吸入 3L/分)この状態から考えられるAさんの状態として適切なのはどれか。
術後頭蓋内出血
68
脳神経とその機能の組み合わせで正しいのはどれか
舌下神経ー舌の運動
69
小脳の機能はどれか。2つ選べ
姿勢反射の調節, 随意運動の制御
70
Aさん(52歳女性)自宅で突然激しい頭痛と悪心が出現し、自力で救急車を要請し、搬送された。JCSⅠ−2で頭痛を訴えており、発汗著明であった。瞳孔径は両側3.0mm。上下肢の麻痺はない。Aさんは頭部CTでくも膜下出血と診断され、ICUに入室した。入室時のバイタルサインは体温36.8℃、呼吸数24/分、脈拍92/分、血圧156/98mmHg、SpO2 95%であった。 ICU入室から24時間以内に注意すべきAさんの症状や徴候はどれか。
瞳孔散大
71
48歳男性。職場での会議中にこれまで経験したことのない頭痛に襲われ、頭を抱えるように椅子に座り込んだ。さらに、猛烈な吐き気により嘔吐した。病院に到着後、CT検査が行われた。 中大脳動脈に動脈瘤がありクリッピング手術が行われたが、患部が深く手術時間が長引いた。術後意識は回復したが、錯誤が多くコミュニケーションが成立しなかった。 この男性の失語症はどれか。
ウェルニッケ失語
72
髄膜炎の症状はどれか。2つ選べ
嘔吐, 項部交直
73
活動電位について正しいのはどれか
脱分極が閾値以上に達すると発生する
74
開頭術を受けた患者の看護で適切なのはどれか
髄膜炎症状の観察を行う
75
Aさん(58歳男性、会社員)は妻(55歳)と二人暮らし。5年前から高血圧症、脂質異常症を指摘され、降圧薬を内服していた。自宅で左半身に脱力感が出現し、救急車で搬送された。救急外来でCT及びMRI検査を行った結果、右中大脳動脈領域に脳梗塞の所見が認められた。入院時はGCS E3V4M5、体温36.8℃、呼吸数16/分、脈拍66/分(不整)、血圧160/85mmHg、HbA1c5.8%、心電図では、RR感覚は不正で心拍数100/分であった。入院後、血栓溶解療法を受け、二日後からリハビリテーションが開始された。1週間後には回復期リハビリテーション病棟へ転棟した。 転棟から6週が経過し、退院に向けて多職種チームでカンファレンスを開催することになった。Aさんは、外来でのリハビリテーションを継続しながら元の職場への復帰を希望している。 Aさんの退院前のカンファレンスで適切なのはどれか
Aさんのリハビリテーションの内容はチームで評価する
76
A さん(65 歳、男性、会社員)は、午後 2 時、会議の最中に急に発語しづらくなり、右上下肢に力が入らなくなったため、同 僚に連れられて救急外来を受診した。既往歴に特記すべきことはない。来院時、ジャパン・コーマ・スケール〈JCS〉I-3、瞳 孔径は両側 2.0mm。呼吸数 18/分、脈拍 60〜80/分、不整で、血圧 176/100mmHg。右上下肢に麻痺がある。午後 4 時、A さん の頭部 CT の所見で特に異常は認められなかったが、MRI の所見では左側頭葉に虚血性の病変が認められた。 Aさんは心原性の脳梗塞と診断され、入院後に治療が開始された。入院5日、意識レベルがJCSⅡ−30まで低下した。頭部CTで出血性梗塞と脳浮腫とが認められ、気管内挿管、人工呼吸器管理を行い、マンニトールを投与してしばらく経過をみることになった。 この時点の看護で適切なのはどれか。2つ選べ
瞳孔不同の有無を観察する, クッシング現象に注意する
77
胸腺腫に合併する疾患で多く見られるのはどれか
重症筋無力症
78
Aさん(52歳男性)自営業。既往歴に特筆すべきことはない。屋根を補修するためにはしごを登っていたところ、足を滑らせて転倒し、頭部を打撲した。救急車で病院に搬送され、頭部CTで、右前頭葉と側頭葉の脳内血腫を認めた。 入院時、Aさんは痛み刺激に対しても開眼することはなく、払いのけるような動作をするのみで、左上下肢の動きが右上下肢に比べて弱かった。 JCSによる評価はどれか
Ⅲ−100
79
ウェルニッケ失語の特徴で正しいのはどれか
話す言葉は意味不明である
80
頭蓋内圧亢進の代償期にある患者に見られるバイタルサインの特徴はどれか。
脈圧の増大
81
運動神経の刺激の伝達経路を図に示す。ギラン・バレー症候群で主に障害される部位はどれか。
イ
82
Aさん(70歳男性)妻(74歳)と2人で暮らしている。Aさんがトイレに入ったまま戻って来ないので妻が見にいくと、トイレで倒れていた。妻が発見直後に救急車を要請した。救急隊からの情報ではJCSⅡ−20で右片麻痺があり、バイタルサインは体温36.5℃、呼吸数16/分、脈拍108/分、血圧200/120mmHg、SpO2 96%であった。 入院から4週が経過し、病状が安定して意識が回復した。Aさんは後遺症として運動性失語が残り、言葉がうまく発せられないため涙ぐむことがあった。妻は面会後「夫が話す言葉が分からず、どう接すれば良いか分からない」と戸惑っていた。 妻に対する対応で最も適切なのはどれか。
看護師も同席してAさんとお話ししましょう
83
48歳男性。職場での会議中にこれまで経験したことのない頭痛に襲われ、頭を抱えるように椅子に座り込んだ。さらに、猛烈な吐き気により嘔吐した。病院に到着後、CT検査が行われた。 来院時の症状、徴候として出現する可能性があるのはどれか
項部硬直
84
筋と支配神経の組み合わせで正しいのはどれか
上腕三頭筋ー橈骨神経
85
Aさん(58歳男性、会社員)は妻(55歳)と二人暮らし。5年前から高血圧症、脂質異常症を指摘され、降圧薬を内服していた。自宅で左半身に脱力感が出現し、救急車で搬送された。救急外来でCT及びMRI検査を行った結果、右中大脳動脈領域に脳梗塞の所見が認められた。入院時はGCS E3V4M5、体温36.8℃、呼吸数16/分、脈拍66/分(不整)、血圧160/85mmHg、HbA1c5.8%、心電図では、RR感覚は不正で心拍数100/分であった。入院後、血栓溶解療法を受け、二日後からリハビリテーションが開始された。1週間後には回復期リハビリテーション病棟へ転棟した。 転棟から6週が経過し、退院に向けて多職種チームでカンファレンスを開催することになった。Aさんは、外来でのリハビリテーションを継続しながら元の職場への復帰を希望している。 Aさんの退院前のカンファレンスで適切なのはどれか
Aさんのリハビリテーションの内容はチームで評価する
86
副交感神経の作用はどれか。2つ選べ
心拍数の低下, 消化液の分泌亢進
87
交感神経の興奮によって起こる眼の反応はどれか
散瞳
88
Aさん(80歳 男性)は、脳梗塞の治療のため入院した。Aさんは多弁であり「メガネをとってください」のことを「めとねをとってください」などと話す様子が観察される。Aさんの症状で正しいのはどれか。
錯誤
89
細菌性髄膜炎の症状はどれか
羞明
90
58歳男性。会社役員。妻と子供との三人暮らし。出勤途中の電車内で意識消失し、けいれん発作を起こして搬送された。検査の結果、脳腫瘍の疑いで入院した。 入院後、頭痛と嘔吐があり、頭蓋内圧亢進症状が認められた。 起こりやすいのはどれか。
徐脈
91
62歳男性。妻との二人暮らし。55歳から高血圧で内服治療中。朝の散歩を日課としていたが、2日前から歩行時に右下肢がもつれる感じがあった。今朝の散歩時、立位が取れない状態になったため、妻に伴われて救急外来を受診した。頭部CTで左硬膜下血腫が脳実質wp圧迫しており、緊急手術目的で入院した。入院時意識清明。体温36.7℃、呼吸数16回/分、脈拍66回/分、血圧140/70mmHg、SpO2 97%。瞳孔両側2mm、対光反射は正常。頭痛と嘔吐はなく、全身状態も安定していた。 手術開始が2時間後と決まった。意識状態に変化はない。 手術が開始されるまでに最も出現しやすい症状はどれか。
頭痛
92
A さん(65 歳、男性、会社員)は、午後 2 時、会議の最中に急に発語しづらくなり、右上下肢に力が入らなくなったため、同 僚に連れられて救急外来を受診した。既往歴に特記すべきことはない。来院時、ジャパン・コーマ・スケール〈JCS〉I-3、瞳 孔径は両側 2.0mm。呼吸数 18/分、脈拍 60〜80/分、不整で、血圧 176/100mmHg。右上下肢に麻痺がある。午後 4 時、A さん の頭部 CT の所見で特に異常は認められなかったが、MRI の所見では左側頭葉に虚血性の病変が認められた。 Aさんは心原性の脳梗塞と診断され、入院後に治療が開始された。入院後 5 日、意識レベルがジャパン・コーマ・スケール 〈JCS〉II-30 まで低下した。頭部 CT で出血性梗塞と脳浮腫とが認められ、気管内挿管・人工呼吸器管理を行い、マンニトー ルを投与してしばらく経過をみることになった。 減圧開頭術後2週、気管内チューブは抜管され、意識レベルはJCSⅡ−10である。右上下肢の麻痺と運動性失語とが認められ、発語は少ない。聞き手は右手である。 Aさんとのコミュニケーションの方法で最も適切なのはどれか
イラストを用いる
93
疾患と確定診断のために用いられる検査との組み合わせで最も適切なのはどれか
脳炎ー脳脊髄液検査
94
見当識障害の評価として適切なのはどれか
今日は何月何日ですか
95
脳神経とその障害による症状と組み合わせで正しいのはどれか
舌下神経ー舌の偏位