問題一覧
1
54-1 関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)で正しいのはどれか。2つ選べ。
1.肩外転、4.股内転
2
54-2 32歳の女性。下痢症状の後に四肢の脱力が出現したGuillain-Barre症候群で、入院2週間後のGuillain-Barre障害スコアが5(人工呼吸管理)であった。グラフは表の3項目の合計点と歩行の関係を示す。この患者が発症6ヶ月後に歩行不可能な確率はどれか。
3.60%
3
54-3 この検査方法はどれか
3.SLRテスト
4
54-4 この検査で陽性となるのはどれか。
5.ハムストリングス損傷
5
54-5 関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)で誤っているのはどれか
5.母指掌側外転
6
54-6 56歳の男性。発症時に明らかな運動麻痺はないが、歩くとすぐによろけて物につかまっていないと立っていられなくなり、頭部CT検査で脳出血と診断された。頭部CT画像(別冊No.1①~⑤)を別に示す。この患者の頭部CT画像として最も可能性が高いのはどれか。
1.①
7
54-7 正中神経を手首と肘部で電気刺激した運動神経伝導検査の波形を示す。 この運動神経伝導検査から考えられる病態はどれか。 ただし、手首と肘部の刺激部位間の距離は175mmである。（正常範囲：振幅3. 5mV以上、運動神経伝導速度48m/s以上）
5.脱髄
8
54-8 3歳の男児。脳性麻痺による右片麻痺。背臥位から図のように起き上がる。 影響する反射はどれか。
5.非対称性緊張性頸反射
9
54-9 水中での立位姿勢を図に示す。体重の約50%が免荷されるのはどれか。
4.4
10
54-10 65歳の男性。視床出血による左片麻痺。救急搬送され保存的治療が行われた。発症後3日より脳卒中ケアユニットでの理学療法を開始。このとき覚醒しておらず、大きな声で呼びかけたが開眼しなかったため、胸骨部に痛み刺激を加えたところ、刺激を加えている手を払いのけようとする動きがみられた。 この患者のJCS<Japan Coma Scale>での意識障害の評価で正しいのはどれか。
4.Ⅲ-100
11
54-11 45歳の男性。会社の事務員として働いていたが、自転車運転中に自動車にはねられ、びまん性軸索損傷を受傷した。身体機能に問題がなかったため、1か月後に以前と同じ部署である庶務に復職した。仕事を依頼されたことや仕事の方法は覚えているが、何から手をつければ良いのか優先順位がつけられず、周囲の同僚から仕事を促されてしまう状況である。 考えられるのはどれか。
5.遂行機能障害
12
54-12 70歳の男性。脳梗塞による右片麻痺。Brunnstrom法のステージは上肢Ⅱ、下肢Ⅲ。下肢の随意運動は共同運動がわずかに認められる程度である。歩行はT字杖にて室内は自立している。 ADL指導で正しいのはどれか。２つ選べ。
1.ベット上で起き上がる、3.シャツを着る
13
54-13 82歳の女性。転倒して右股関節痛を訴えた。エックス線写真を別に示す。 疑うべき疾患はどれか。
3.大腿骨近位部骨折
14
54-14 閉鎖している動脈はどれか。
2.右中大脳動脈
15
54-15 この患者に生じやすい症状はどれか。
4.病態失認
16
54-16 42歳の男性。スキーの滑走中に転倒し、腕神経叢の図を示す部位を損傷した。前腕外側（橈側）と手の掌側の母指から環指に感覚鈍麻がある。 筋力低下をきたす筋はどれか。2つ選べ。
1.円回内筋、5.上腕二頭筋
17
54-18 図に示す肺痰体位に対応する肺区域で正しいのはどれか。2つ選べ。
3.上-下葉区(S6)、5.後肺底区(S10)
18
54-19 78歳の男性。慢性閉塞性肺疾患の急性増悪により人工呼吸器管理中である。意識レベルJCS<Japan Coma Scale>Ⅱ-20、体温37. 5℃、呼吸数は26回/分、努力性呼吸を認める。 二次的合併症の予防目的で行う理学療法で適切でないのはどれか。
5.徒手的抵抗運動
19
54-20 図を示す姿勢のうち、労働災害予防を目的とした動作指導で適切な作業姿勢はどれか。
5.5
20
54-21 治療についてのインフォームドコンセントで適切なのはどれか。
2.患者の同意内容は文書で保存する
21
54-22 SOAPで正しいのはどれか。
4.問題志向型診療記録として記載する
22
54-23 固定負荷にて行う運動負荷試験はどれか。
4.マスターシングルテスト
23
54-24 関節可動域測定法（日本整形外科会、日本リハビリテーション医学会基準による）で足部の内返しを測定する。基本軸と移動軸の組み合わせで正しいのはどれか。
1.下腿軸への垂直線－足底面
24
54-25 関節可動域が正常な患者に対し、Danielsらの徒手筋力テストの段階5の検査で、軽度屈曲位で抵抗を加えるのはどれ
2.肘関節伸展
25
54-26 検査結果を表に示す。6か月前と比べてバランス機能の低下を示すのはどれか。
1.1
26
54-27 認知症の原因になりにくい疾患はどれか。
4.甲状腺機能亢進症
27
54-28 歩行周期で立脚相直前から活動し、踵接地時に大きな活動を示す下肢の筋はどれか。2つ選べ。
2.前脛骨筋、3.大腿四頭筋
28
54-29 内反足に対する最も適切な靴の補正はどれか。
5.外側ソールウェッジ
29
54-30 関節リウマチにおいて、余暇、仕事、身の回りのことの3つの要素から機能状態の程度を示す指標はどれ
5.Steinbrockerのclass分類
30
54-31 尺骨骨幹部骨折と橈骨小頭の脱臼を生じるのはどれか。
4.Monteggia骨折
31
54-32 疲労骨折が最も多いのはどれか。
5.腰椎
32
54-33 上腕二頭筋腱炎で陽性所見を呈する検査はどれか。
5.Yergasonテスト
33
54-34 脳卒中片麻痺患者に用いられる検査法で正しいのはどれか。2つ選べ。
4. NIHSSは意識状態の評価を含む、5. SIASは非麻痺側機能の評価を含む
34
54-35 Parkinson病に対する包括的な評価指標であるUPDRSの評価項目でないのはどれか。
1.感覚
35
54-36 GMFMで正しいのはどれか。
4. 健常5歳児であれば達成可能な項目で構成される
36
54-37 NYHA分類で正しいのはどれか。
2.自覚症状により重症度を分類する
37
54-38 成人に対する一次救命処置で正しいのはどれか
1.胸骨圧迫は1分間に100~120回のテンポで行う
38
54-39 筋力増強トレーニングの効果で正しいのはどれか。
4.等運動性運動ではトレーニングに用いた運動速度付近で大きな効果が得られる
39
54-40 超音波療法で正しいのはどれか。
1.強度は0.5~2.5W/cm²が推奨される、3.照射される超音波は小さな導子ほど拡散する
40
54-41 大腿義足装着者の異常歩行と原因の組み合わせで正しいのはどれか。
3.義足膝の不安定－膝関節伸展筋力低下
41
54-42 軽い運動から激しい運動へと運動強度を徐々に増加させるときの正常な循環応答で正しいのはどれか。
3.運動強度が増加しても動脈血酸素含量はほぼ一定である
42
54-43 腹圧性尿失禁に対する筋力増強練習の対象で最も優先すべき筋群はどれか。
3.骨盤底筋群
43
54-44 小児でVolkmann拘縮を起こしやすいのはどれか。
1.上腕骨顆上骨折
44
54-45 偽関節を生じやすいのはどれか。2つ選べ。
1.手の舟状骨骨折、4.大腿骨頸部骨折
45
54-46 脊髄損傷による対麻痺患者に対して立位・歩行練習を行う目的として誤っているのはどれか。
3.異常疼痛の抑制
46
54-47 アテトーゼ型脳性麻痺に残存しやすい原始反射はどれか。
5.対称性緊張性頸反射
47
54-48 閉塞性動脈硬化症で正しいのはどれか。
5.好発部位は大腿動脈から膝窩動脈である
48
54-49 廃用症候群で正しいのはどれか。
2.二次性サルコペニアを認める
49
54-50 身体的フレイルの特徴で正しいのはどれか。2つ選べ。
1.疲労感が増す、3動作が緩慢になる
50
54-51 頸椎で正しいのはどれか。2つ選べ。
1.環椎に椎体はない、5.第7頸椎の棘突起先端は二分しない
51
54-52 脳神経と支配筋の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
2.三叉神経－咬筋、3.顔面神経－広頸筋
52
54-53 脳の解剖で誤っているのはどれか。
3.中小脳脚は中脳と小脳を連絡する
53
54-54 第7胸椎の高さの水平断で最も腹側にあるのはどれか。
2.右心室
54
54-55 消化器の解剖で正しいのはどれか。
3.食道は3か所の狭窄部をもつ
55
54-57 腎臓で誤っているのはどれか。
3.Henle係蹄は小葉間静脈につながる
56
54-59 ホルモンの産生で正しいのはどれか。
5.バソプレシンは視床下部で産生される
57
54-60 末梢神経と体表からの触知部位との組合せで正しいのはどれか。
3.尺骨神経－肘頭と上腕骨内側上顆の間
58
54-61 遺伝情報伝達で正しいのはどれか。
3.核の中のすべてのDNAの塩基配列をゲノムという
59
54-62 骨格筋の筋収縮で正しいのはどれか。
4.ミオシン頭部の角度が戻るときにATPの加水分解が起こる
60
54-63 左上肢の感覚と伝導路が通る部位との組合せで正しいのはどれか。
5.痛覚－右脊髄側索
61
54-64 交感神経の機能で正しいのはどれか。
4.水晶体の厚さを減少させる
62
54-65心筋の再分極に最も影響するのはどれか。
2.K+電流
63
54-66 末梢神経への酸素供給を増やすのはどれか。
1.pHの低下
64
54-67 摂食嚥下の咽頭期に生じる現象で正しいのはどれか。
3.喉頭蓋反射
65
54-68 集合管における尿の濃縮に関わるホルモンはどれか。
5.アルドステロン
66
54-69 代謝で誤っているのはどれか。
5.代謝当量<MET>は安静臥位時の代謝量を基準とした運動強度である
67
54-70 肩甲骨を胸郭に押し付ける作用のある筋はどれか。
3.前鋸筋
68
54-71 膝蓋骨で正しいのはどれか。
3. 膝関節伸筋の作用効率を高めている
69
54-72 膝関節の運動で正しいのはどれか。
5. 大腿骨の脛骨上の転がり運動は外側顆部の方が内側顆部より大きい
70
54-73 腰椎への負荷が大きい順に並んでいるのはどれか。（解答 ２つ）
3. B>A>C、4. B>C>A
71
54-74 努力性呼気時に働く筋はどれか。2つ選べ。
1.腹直筋、4.内肋間筋
72
54-75 病原体と腫瘍発生との組み合わせで誤っているのはどれか。
1. A型肝炎ウイルス－肝細胞癌
73
54-76 神経原性ショックの特徴はどれか。
2.徐脈
74
54-77 肺気量で正しいのはどれか。2つ選べ。
3. 最大吸気量=1回換気量+予備吸気量、4. 残気量=全肺気量－肺活量
75
54-78正しい組合せはどれか。
4.C.Rogers－来談者中心療法
76
54-79 ライフステージにおける成人期後期（50～60歳ころ）の特徴で適切なのはどれか。
4. 経験の蓄積により判断力は向上を続けるが記憶力は低下を示す
77
54-80 交通事故により下肢を骨折したが、リハビリテーションの回数が少ないことで、治療者に強い不満をぶつけてしまった。その後「先生は私を嫌っている」と考える防衛機制はどれか。
2.投影
78
54-81 ある患者の心理検査の一部を示す。この検査法はどれか。
2.SCT
79
54-82 ASIAの評価法における脊髄の髄節とそのkey muscleの組み合わせはどれか。
3.T1－小指外転筋
80
54-83 絞扼性神経障害における障害部位と症候の組合せで正しいのはどれか。
5.腓骨頭－下垂足
81
54-84 失行の検査でないのはどれか。
3.日常物品の名前を答えてもらう
82
54-85 性染色体異常で発症するのはどれか。2つ選べ。
3. Turner症候群、5. Kleinfelter症候群
83
54-86 改訂日本版デンバー式発達スクリーニング検査<JDDST-R>の個人-社会領域で最も早く可能になるのはどれか。
5.ビスケットを自分で食べる
84
54-87 帯状疱疹で正しいのはどれか。
4.アロディニアを伴う
85
54-88 骨折の名称と部位との組み合わせで正しいのはどれか。
4. Malgaigne骨折－骨盤
86
54-89 脳血管障害に対して行われる検査で、誤っているのはどれか。
3. 陳旧性梗塞の検索にMRIの拡散強調像が用いられる
87
54-90 Parkinson病でみられないのはどれか。
2.運動失調
88
54-91 下肢の末梢神経伝導検査で複数の神経に運動神経伝導速度低下を認めた。最も考えられる疾患はどれか。
5. Guillain-Barré症候群
89
54-92 慢性閉塞性肺疾患患者に推奨されないのはどれか。
1.低脂肪食
90
54-93 細菌の産生する毒素が症状の原因となるのはどれか。（※不適切問題：解答３つ）
1. 赤痢菌、3. ボツリヌス菌、5. 腸管出血性大腸菌
91
54-94 熱傷で正しいのはどれか。
4. 深達性Ⅱ度熱傷では疼痛がみられる
92
54-95 リハビリテーション医療における安全管理・推進のためのガイドライン2006に基づく、積極的なリハビリテーションを実施しない場合はどれか。
1. 安静時脈拍130/分
93
54-96 うつ病に起こりやすい思考障害はどれか。
3.思考停止
94
54-97 アルコール離脱せん妄で正しいのはどれか。
4. 飲酒停止後72～96時間に多くみられる
95
54-98 夢に関連する睡眠障害が見られるのはどれか。
3.レム睡眠行動障害
96
54-99 神経性無食欲症で正しいのはどれか。2つ選べ。
3. 病識を持たないことが多い、5. ボディーイメージのゆがみがある
97
54-100 パニック障害の薬物療法で用いられるのはどれか。
1.抗うつ薬